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1章。強くてニューゲーム
9話。魔王グリゼルダを配下にする
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「くぅうあああああッ! 良かったですねグリゼルダ様! これで、か弱き魔族は救われます!」
「うむ! われら魔族は、人間に殺されると経験値と金(ゴールド)になる定め。ずっと悪逆非道な人間どもに狩られて、イジメられてきたのじゃ!」
グリゼルダが何やら涙目で、両拳をプルプル震わせていた。
「じゃが! こんなにも強い魔王様が現れてくれたのなら、もう安心じゃ! カイ様、わらわと【従魔の契約】を結んではくれまいか? 父上の名にかけて、必ずやお役に立って見せようぞ!」
サーシャが感涙にむせび、グリゼルダが真剣な表情で、わけのわからない要求してきた。
「あっ、いや魔剣を使えたのは、別に俺が魔王だからじゃなくて、スキル効果なんだが……」
「なぬ? 【魔剣召喚】のスキルは【魔王】のクラスを得た者にしか使えぬぞ。カイ様が魔王様であることの何よりの証拠ではないか?」
魔王とは【魔王】のクラスを授かった魔族のことだ。
人間はクラスを獲得して超常の力を得るが、それは一部の魔族も同じだった。
闇属性クラス──【暗黒の紋章】持ちが魔族に近いと偏見を持たれているのは、一部の上位魔族、魔王軍の幹部クラスに、【暗黒の紋章】を持った者がいるからだ。
彼らは闇属性クラスを授かっていた。
「なにより、聖剣を破壊するほどの絶大なる闇の力! わらわは痺れてしまったのじゃ!」
グリゼルダは子供のように、目をキラキラさせていた。
「はい、勇者を倒し聖剣を破壊する──これほどの偉業、歴代魔王様のどなたも達成されたことがありせん。カイ様はまさに史上最強の魔王と呼ぶにふさわしいお方です。グリゼルダ様と同じく、このサーシャも忠誠を誓います!」
「うむ! 本来なら、わらわが魔王になりたかったのじゃが……新たな魔王が現れたら、忠誠を尽くせが父上の遺言。魔王カイ様、我が忠誠を受け取っていただきたいのじゃ!」
俺は突然のことに、戸惑ってしまう。
いや、考えてみれば好都合か?
魔族の協力を得たいと言っても、俺は人間だ。
【暗黒の紋章】持ちは、人間からも魔族からも除け者扱いされる。
だが、魔王となってしまえば、魔族に受け入れてもらうのはたやすい。
コレットも俺の肩書きやクラスを気にすることはないだろう。
問題は俺が真の魔王ではないことだが……本来の魔王であるグリゼルダを従属させてしまえば、問題ないハズだ。
それに俺が魔王になれば、それこそオースティン侯爵家の名声は地に落ちる。復讐としても悪くなかった。
「聞きたいんだけど、【従魔の契約】というのは、なんだ?」
「……? 魔王様のスキルのひとつじゃ。【従魔の契約】を結んだ者は、魔王様よりクラスを与えられて強化される代わりに、魔王様に対して絶対の忠誠を誓う、というモノじゃ。もし反逆を企てたりしたら、命を失うのじゃが……」
グリゼルダは、若干、訝しそうな顔をした。
俺が【従魔の契約】のスキルを持っていれば、当然、その内容について知っていなければ、おかしいだろう。
魔王のフリをするなら、ちょっと失敗だったな。
だが問題ない。
スキルであるなら【黒魔術師(ダーク・スター)】のクラス特性で、修得可能なハズだ。
さそっくステータスボードを確認してみると、最上位に『【従魔の契約】。修得に必要な【イヴィル・ポイント】3000』と表示されていた。
さっき見た時は『????』と表示されていたスキル項目だ。
解説テキストによると、『勇者の聖剣を破壊することが解放条件』と書かれていた。
他にもいくつか『????』となっている特殊なスキル項目があり、修得するには解放条件を満たさなければならないようだ。
……なになに、『解放条件。聖女の大結界を破壊すること』だって?
特殊なスキルを修得するための条件は、相当に厳しいな。
とりあえず【従魔の契約】の詳細を確認してみる。
『スキル【従魔の契約】で、配下となった者に与えられるクラス一覧。
【四天王】。全ステータス、2倍アップ。スキルを3つまで貸し与えられます。4人にしか付与できません。
【魔将軍】。全ステータス、1.5倍アップ。スキルを2つまで貸し与えられます。8人にしか付与できません。
【魔王軍の幹部】。攻撃力、1.2倍アップ。スキルを1つ貸し与えられます。16人にしか付与できません。
双方の合意によって従魔の契約が結ばれ、クラスが与えられます。
クラスの付け替え、契約破棄によるクラスの剥奪も可能です。
主に反逆しようとした者には、死がもたらされます』
そうか、なるほど。四天王や魔王軍の幹部が異常に強かったのは、この【従魔の契約】スキルのおかげか。
【四天王】については、全ステータス2倍アップと破格の恩恵が受けられるクラスだ。さらには、スキルを3つまで貸し与えることができるらしい。
これはさっそく試してみなくちゃな。
「カイ様、どうか、わらわの忠誠を受け取って欲しいのじゃ。わらわに栄光なる【四天王】のクラスを! 悪逆非道なる人間どもから、か弱き魔族を守れる力を与えて欲しいのじゃ!」
グリゼルダが俺の前にひざまずく。
従魔の契約を結び、クラスを付与するためには、双方の合意が必要のようだ。
ステータスボードの解説テキストによると、相手が契約を求めてきたら、「許す」と告げ、与えたいクラスを宣告すれば良いらしい。
「許す。グリゼルダに、【四天王】のクラスを与える」
こんな感じか……?
すると、グリゼルダの身体が輝き、その右手に【暗黒の紋章】が刻まれた。
「おおっ!? 素晴らしい力なのじゃ、カイ様の絶大なる力の一部がわらわの中に! わらわはカイ様の誉れ高き四天王となったのじゃ!」
グリゼルダは歓喜に身を震わせる。
「おめでとうございます。グリゼルダ様!」
「うむ! カイ様、サーシャとも契約を結んではくれまいか?」
「えっ!? 私のような下級魔族が、誉れ高き魔王様の直属の配下になるなど、恐れ多いです!」
サーシャは慌てた様子で、両手を振るう。
「そうだな。サーシャには【魔将軍】のクラスを授けたいと思う。受け取ってくれるか?」
「ま、魔将軍……!?」
サーシャは雷に打たれたように驚愕した。
今は少しでも戦力を強化したい。もったいつける必要はまったくないと思う。
できれば、サーシャにも【四天王】のクラスを授けたいところだが、グリゼルダと同格にしてしまうのは、ふたりの主従関係にヒビを入れかねないので避けた。
「良いではないかサーシャよ。【魔将軍】とは戦闘能力が高い者ばかりが選ばれるのではない。おぬしのような忠義者にこそふさわしいと、わらわは思うぞ。歴代四天王の中には、虚栄心から他の四天王といがみ合って、魔王軍を自滅に追い込むような愚か者もおったからな。その点、おぬしなら安心じゃ!」
「は、はい、グリゼルダ様。そのようにおっしゃっていただけるとは、光栄の至りです!」
サーシャは俺にうやうやしく頭を下げる。
「カイ様、捨て駒として、この命。お役に立たせていただきとう存じます。例え、勇者パーティに敗れることがあっても、敵の弱点のひとつやふたつ暴いてご覧に入れます」
「俺はサーシャを捨て駒にするつもりはない。自分を卑下しないでくれ」
「うむ。わらわらたちは、勇者を打倒するという前代未聞の偉業を成されたカイ様の配下なのじゃ。サーシャも、まだまだ強くなるじゃろう。カイ様と共に新しき魔族の世界を築こうぞ!」
グリゼルダに肩を叩かれ、サーシャも吹っ切れたようだ。
「は、はい! グリゼルダ様! カイ様、どうか私に栄光なる【魔将軍】のクラスを。絶対の忠誠をカイ様に捧げます!」
「許す。サーシャに、【魔将軍】のクラスを与える」
サーシャにも【暗黒の紋章】が刻まれ、俺たちの間に主従の絆が生まれた。
こうして俺は、魔王としての第一歩を踏みしめたのだ。
「うむ! われら魔族は、人間に殺されると経験値と金(ゴールド)になる定め。ずっと悪逆非道な人間どもに狩られて、イジメられてきたのじゃ!」
グリゼルダが何やら涙目で、両拳をプルプル震わせていた。
「じゃが! こんなにも強い魔王様が現れてくれたのなら、もう安心じゃ! カイ様、わらわと【従魔の契約】を結んではくれまいか? 父上の名にかけて、必ずやお役に立って見せようぞ!」
サーシャが感涙にむせび、グリゼルダが真剣な表情で、わけのわからない要求してきた。
「あっ、いや魔剣を使えたのは、別に俺が魔王だからじゃなくて、スキル効果なんだが……」
「なぬ? 【魔剣召喚】のスキルは【魔王】のクラスを得た者にしか使えぬぞ。カイ様が魔王様であることの何よりの証拠ではないか?」
魔王とは【魔王】のクラスを授かった魔族のことだ。
人間はクラスを獲得して超常の力を得るが、それは一部の魔族も同じだった。
闇属性クラス──【暗黒の紋章】持ちが魔族に近いと偏見を持たれているのは、一部の上位魔族、魔王軍の幹部クラスに、【暗黒の紋章】を持った者がいるからだ。
彼らは闇属性クラスを授かっていた。
「なにより、聖剣を破壊するほどの絶大なる闇の力! わらわは痺れてしまったのじゃ!」
グリゼルダは子供のように、目をキラキラさせていた。
「はい、勇者を倒し聖剣を破壊する──これほどの偉業、歴代魔王様のどなたも達成されたことがありせん。カイ様はまさに史上最強の魔王と呼ぶにふさわしいお方です。グリゼルダ様と同じく、このサーシャも忠誠を誓います!」
「うむ! 本来なら、わらわが魔王になりたかったのじゃが……新たな魔王が現れたら、忠誠を尽くせが父上の遺言。魔王カイ様、我が忠誠を受け取っていただきたいのじゃ!」
俺は突然のことに、戸惑ってしまう。
いや、考えてみれば好都合か?
魔族の協力を得たいと言っても、俺は人間だ。
【暗黒の紋章】持ちは、人間からも魔族からも除け者扱いされる。
だが、魔王となってしまえば、魔族に受け入れてもらうのはたやすい。
コレットも俺の肩書きやクラスを気にすることはないだろう。
問題は俺が真の魔王ではないことだが……本来の魔王であるグリゼルダを従属させてしまえば、問題ないハズだ。
それに俺が魔王になれば、それこそオースティン侯爵家の名声は地に落ちる。復讐としても悪くなかった。
「聞きたいんだけど、【従魔の契約】というのは、なんだ?」
「……? 魔王様のスキルのひとつじゃ。【従魔の契約】を結んだ者は、魔王様よりクラスを与えられて強化される代わりに、魔王様に対して絶対の忠誠を誓う、というモノじゃ。もし反逆を企てたりしたら、命を失うのじゃが……」
グリゼルダは、若干、訝しそうな顔をした。
俺が【従魔の契約】のスキルを持っていれば、当然、その内容について知っていなければ、おかしいだろう。
魔王のフリをするなら、ちょっと失敗だったな。
だが問題ない。
スキルであるなら【黒魔術師(ダーク・スター)】のクラス特性で、修得可能なハズだ。
さそっくステータスボードを確認してみると、最上位に『【従魔の契約】。修得に必要な【イヴィル・ポイント】3000』と表示されていた。
さっき見た時は『????』と表示されていたスキル項目だ。
解説テキストによると、『勇者の聖剣を破壊することが解放条件』と書かれていた。
他にもいくつか『????』となっている特殊なスキル項目があり、修得するには解放条件を満たさなければならないようだ。
……なになに、『解放条件。聖女の大結界を破壊すること』だって?
特殊なスキルを修得するための条件は、相当に厳しいな。
とりあえず【従魔の契約】の詳細を確認してみる。
『スキル【従魔の契約】で、配下となった者に与えられるクラス一覧。
【四天王】。全ステータス、2倍アップ。スキルを3つまで貸し与えられます。4人にしか付与できません。
【魔将軍】。全ステータス、1.5倍アップ。スキルを2つまで貸し与えられます。8人にしか付与できません。
【魔王軍の幹部】。攻撃力、1.2倍アップ。スキルを1つ貸し与えられます。16人にしか付与できません。
双方の合意によって従魔の契約が結ばれ、クラスが与えられます。
クラスの付け替え、契約破棄によるクラスの剥奪も可能です。
主に反逆しようとした者には、死がもたらされます』
そうか、なるほど。四天王や魔王軍の幹部が異常に強かったのは、この【従魔の契約】スキルのおかげか。
【四天王】については、全ステータス2倍アップと破格の恩恵が受けられるクラスだ。さらには、スキルを3つまで貸し与えることができるらしい。
これはさっそく試してみなくちゃな。
「カイ様、どうか、わらわの忠誠を受け取って欲しいのじゃ。わらわに栄光なる【四天王】のクラスを! 悪逆非道なる人間どもから、か弱き魔族を守れる力を与えて欲しいのじゃ!」
グリゼルダが俺の前にひざまずく。
従魔の契約を結び、クラスを付与するためには、双方の合意が必要のようだ。
ステータスボードの解説テキストによると、相手が契約を求めてきたら、「許す」と告げ、与えたいクラスを宣告すれば良いらしい。
「許す。グリゼルダに、【四天王】のクラスを与える」
こんな感じか……?
すると、グリゼルダの身体が輝き、その右手に【暗黒の紋章】が刻まれた。
「おおっ!? 素晴らしい力なのじゃ、カイ様の絶大なる力の一部がわらわの中に! わらわはカイ様の誉れ高き四天王となったのじゃ!」
グリゼルダは歓喜に身を震わせる。
「おめでとうございます。グリゼルダ様!」
「うむ! カイ様、サーシャとも契約を結んではくれまいか?」
「えっ!? 私のような下級魔族が、誉れ高き魔王様の直属の配下になるなど、恐れ多いです!」
サーシャは慌てた様子で、両手を振るう。
「そうだな。サーシャには【魔将軍】のクラスを授けたいと思う。受け取ってくれるか?」
「ま、魔将軍……!?」
サーシャは雷に打たれたように驚愕した。
今は少しでも戦力を強化したい。もったいつける必要はまったくないと思う。
できれば、サーシャにも【四天王】のクラスを授けたいところだが、グリゼルダと同格にしてしまうのは、ふたりの主従関係にヒビを入れかねないので避けた。
「良いではないかサーシャよ。【魔将軍】とは戦闘能力が高い者ばかりが選ばれるのではない。おぬしのような忠義者にこそふさわしいと、わらわは思うぞ。歴代四天王の中には、虚栄心から他の四天王といがみ合って、魔王軍を自滅に追い込むような愚か者もおったからな。その点、おぬしなら安心じゃ!」
「は、はい、グリゼルダ様。そのようにおっしゃっていただけるとは、光栄の至りです!」
サーシャは俺にうやうやしく頭を下げる。
「カイ様、捨て駒として、この命。お役に立たせていただきとう存じます。例え、勇者パーティに敗れることがあっても、敵の弱点のひとつやふたつ暴いてご覧に入れます」
「俺はサーシャを捨て駒にするつもりはない。自分を卑下しないでくれ」
「うむ。わらわらたちは、勇者を打倒するという前代未聞の偉業を成されたカイ様の配下なのじゃ。サーシャも、まだまだ強くなるじゃろう。カイ様と共に新しき魔族の世界を築こうぞ!」
グリゼルダに肩を叩かれ、サーシャも吹っ切れたようだ。
「は、はい! グリゼルダ様! カイ様、どうか私に栄光なる【魔将軍】のクラスを。絶対の忠誠をカイ様に捧げます!」
「許す。サーシャに、【魔将軍】のクラスを与える」
サーシャにも【暗黒の紋章】が刻まれ、俺たちの間に主従の絆が生まれた。
こうして俺は、魔王としての第一歩を踏みしめたのだ。
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