5 / 10
5.叔父、下準備に入る(2)
しおりを挟むそして片方の手が俺の尻に触れ、指先がするすると肌を滑らせるように移動していく。あまりのくすぐったさに身をよじるが、晃は「じっとして」と言うだけで止めてくれる気配はない。ついに触れてはいけない所まで到達しそうになり、俺は思わず悲鳴をあげた。
「ひぃい!?ほ、本当にやるのか!?もうちょっと後一分でもいいから待ってまだ心の準備が出来てないから!!」
「無理。ちゃんと腰上げて」
晃はたしなめるように俺の尻をぺちぺちと叩いてきた。
「やめろぉぉぉ!分かったから人の尻を叩くんじゃねえ!!」
何が悲しくて俺は甥っ子に尻を見られなきゃいけないんだ……。四つん這いになって尻を突き出す間抜けな光景を晃は笑って見ているんだろうか。どこで育て方を間違えたんだ?やっぱり俺がニートだから晃も歪んでしまったんだろうか?いやでも俺はそんな変なことを教えた覚えもないし、晃は義兄さんにそっくりだから義兄さんのせいに違いない。そうだ絶対俺のせいなんかじゃないはずだ!
そんなことを心の中で叫んでいると何かが尻の穴に触れた。
「な、な!?ちょっ待ってそれ何!?」
「さすがにすぐ挿れるのは僕にも負担がかかるから、先に媚薬入りローションをぶち込んでおこうと思ってね」
なんでそんなもん持ってんだよと俺が口を開く前に尻の中に冷たいローションがぐちゅぐちゅと嫌な音を立てながら勢いよく入れられていく。
「ううぅ気持ち悪い……」
「大丈夫だよ効果が出始めたらすぐ気持ちよくなるはずだから。あ、そうだこっちも付けておかないとね」
カチャカチャと何かを取り出す音が聞こえたかと思えば、突然俺のちんこを鷲掴みにされた。
「ひんっ?!おおおまえどこ触ってんだよ!」
「貞操帯付けてるから動かないで」
大切に箱入り娘のように育て上げた俺の愚息を初めて他人に握られ、動揺するあまり変な声が出てしまう。
それなのに晃は俺を押さえつけながら装着を続けようとする。触れられる度に間抜けな声を出し続ける俺の反応を面白がってかナニを見てかは分からないが、晃が小さい声で可愛いと呟くのが聞こえた。おいどういう意味だ絶対俺のこと馬鹿にしてんだろ。いやそれよりも今はちんこに付けられてるやつをどうにかしてもらわないと。
「だからなんでそんなん持ってんだ!?絶対いらない怖いからやめてくれ……!!」
「優君が勃起しない限り大丈夫だよ。それにオナホになるんだからもう必要ないでしょ」
晃は笑いながらそう言った。信じられない……こいつは正真正銘のサイコパスだ……。
「必要ありありだよ!!そんなん付けられたら俺の人権ないようなもんじゃないか!?」
「え、ないに決まってるじゃん。僕のオナホになった時点で優君は僕のモノになったんだから」
晃はさも当たり前のように答えた。
もうショックで言葉が出てこない。俺ってそんな嫌がらせしたいほど晃に嫌われてたんだな……。そう思うと目頭が熱くなってきた。……後何故か尻の穴も熱くなってきた気がする。もうなんかどうでもいい。そう思った俺は枕に顔を突っ伏して尻だけを上げた状態で晃に差し出した。
「もう好きに使えよ……」
俺の投げやりな反応に晃は機嫌良さそうに笑いながら俺の尻の穴を広げて具合を確認し始めた。恥ずかしさで体がぷるぷると震えてしまう。そんな俺の反応をあえて楽しむかのように晃はぐにぐにと広げては閉じてを繰り返す。俺は恥ずかしさと虚しさで目隠しを涙で湿らせていた。
「そうだね、そろそろ解してもいい頃合いかな」
満足したのか晃はそう言うと、穴の中に指をゆっくりと挿れ始めた。
「ッく……」
「優君痛くない?大丈夫?」
幸い違和感を感じるだけで痛みはなくてほっとした。
それにしてもよくおっさんの穴に指突っ込めるな……。そこまでして嫌がらせしたいのかともはや感心してしまう。
ただ上っ面に気を遣われてる感じを出されるのは腹が立つ。
「なんともないから早くしろ。こんなことして何が楽しいんだよ……お前がそんな変態野郎だとは思わなかったよ」
「ふーんそういうこと言っちゃうんだ。じゃあ優君が止めてって言ってももう止めないからね」
わざと煽るように言ったのが効いたのか、晃は先程までの笑いを含む話し方から一転して無機質なものに変わった。
その変化に多少怯えつつも、痛みもなくただ嫌な時間が続くだけの状況にこんなもんかと思いながら時間が過ぎるのを待つ。
しかし晃の指が中のしこりのような部分を掠めた瞬間電撃が走るような感覚に襲われた。
「んひッ!?やめ、そこやめろ……!」
突然の衝撃に晃から尻を離そうとするが抱き寄せるように固められてしまっているから逃げることもできない。
「ここだね、優君の気持ちいい所」
晃はそこを重点的にぐにぐにと触り始める。
目隠しをしているせいか、刺激に敏感になってびりびりするような感覚が身体中を駆け巡る。
「ふッ、ん……ッ」
枕に口を押し付けて声を必死でおさえようとするけれど、それでも漏れ出てしまう。
「ふふっ頑張って声我慢してるの可愛い。そんなに気持ちいい?」
からかうような口調で話しながら、中のしこりにわざと触れるか触れないかぐらいの所を動かしたり、コリコリと転がすように弄んでいる。おまけにローションのせいか中がむず痒いような感覚に襲われて余計に晃の指の動きに反応してしまいそうになる。
「気持ち、いいわけないだろ……っ!」
ふっ……ふっ……と荒い息を吐きながら精一杯の虚勢を張る。
「本当に?まぁ人にひどいこと言っときながら自分はケツの穴で感じる変態だなんて認めたくないよね。それじゃあ遠慮なくやらせてもらうね」
そう言うといきなり指が三本にまで増やされて、中でばらばらとかき混ぜながら穴の中を拡げるように動かし始めた。しかも先程までとは打って変わって的確に弱い所を狙っているせいで腰がびくびくと跳ねてしまう。
「んぉ゛ッぁあ゛ッ……!や゛めッ、やめてくれ……!」
刺激に耐えられずに足をばたつかせて逃げようとするがほとんど意味を成さない。抵抗すればするほど執拗に中を掻き回されて思うように力が出ないのだ。このままだと身体がおかしくなってしまう。
そう思った時、いきなり中に挿れられていた指が一気に抜かれた。
「っほぉ゛お゛ッ……!?」
思わずでかい声が漏れてしまったがそんなこといちいち気にしてられない。ぜぇ……ぜぇ……と乱れる呼吸を整えることに必死で日頃の運動不足をこれほどまでに後悔したことはなかった。
終わった、のか……?一気に脱力した俺はたまらずばたりと倒れ込んだ。
「うーん反応は上々だけど僕の指だけだとまだ挿れるのは不安だなー」
ぼんやりと晃が何やら思い悩んでいるような声が聞こえてきた。そうだな……不安だよな。それならもうやめておこう……。喋る気力のない俺は心の中で語りかけた。
けれどそんな俺の願いも虚しく、晃は恐ろしい提案をしてきた。
「ねえねえ優君はこっちの柔らかめのノーマルディルドと前立腺もしっかり刺激できる電動ディルドどっちがいいと思う?」
なんでそんなイキイキしてるんだよ……一緒にゲームしてた時もそんなに楽しそうにはしてなかった気がするぞ……。それよりも久しぶりの激しい運動のせいか眠気がやばくなってきた。あぁこのまま眠ったら気持ちいいだろうな。
俺は目隠しされているのを良いことに目を閉じて微睡み始めた。
「おれはどっちのディルドも泉に落としてません……」
「んー分かったどっちもだね」
そんなん言ってねえよ……。
俺は遠のく意識の中で尻にディルドが当てられるのを感じたのだった。
10
あなたにおすすめの小説
美しき父親の誘惑に、今宵も息子は抗えない
すいかちゃん
BL
大学生の数馬には、人には言えない秘密があった。それは、実の父親から身体の関係を強いられている事だ。次第に心まで父親に取り込まれそうになった数馬は、彼女を作り父親との関係にピリオドを打とうとする。だが、父の誘惑は止まる事はなかった。
実の親子による禁断の関係です。
おすすめのマッサージ屋を紹介したら後輩の様子がおかしい件
ひきこ
BL
名ばかり管理職で疲労困憊の山口は、偶然見つけたマッサージ店で、長年諦めていたどうやっても改善しない体調不良が改善した。
せっかくなので後輩を連れて行ったらどうやら様子がおかしくて、もう行くなって言ってくる。
クールだったはずがいつのまにか世話焼いてしまう年下敬語後輩Dom ×
(自分が世話を焼いてるつもりの)脳筋系天然先輩Sub がわちゃわちゃする話。
『加減を知らない初心者Domがグイグイ懐いてくる』と同じ世界で地続きのお話です。
(全く別の話なのでどちらも単体で読んでいただけます)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/21582922/922916390
サブタイトルに◆がついているものは後輩視点です。
同人誌版と同じ表紙に差し替えました。
表紙イラスト:浴槽つぼカルビ様(X@shabuuma11 )ありがとうございます!
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
またのご利用をお待ちしています。
あらき奏多
BL
職場の同僚にすすめられた、とあるマッサージ店。
緊張しつつもゴッドハンドで全身とろとろに癒され、初めての感覚に下半身が誤作動してしまい……?!
・マッサージ師×客
・年下敬語攻め
・男前土木作業員受け
・ノリ軽め
※年齢順イメージ
九重≒達也>坂田(店長)≫四ノ宮
【登場人物】
▼坂田 祐介(さかた ゆうすけ) 攻
・マッサージ店の店長
・爽やかイケメン
・優しくて低めのセクシーボイス
・良識はある人
▼杉村 達也(すぎむら たつや) 受
・土木作業員
・敏感体質
・快楽に流されやすい。すぐ喘ぐ
・性格も見た目も男前
【登場人物(第二弾の人たち)】
▼四ノ宮 葵(しのみや あおい) 攻
・マッサージ店の施術者のひとり。
・店では年齢は下から二番目。経歴は店長の次に長い。敏腕。
・顔と名前だけ中性的。愛想は人並み。
・自覚済隠れS。仕事とプライベートは区別してる。はずだった。
▼九重 柚葉(ここのえ ゆずは) 受
・愛称『ココ』『ココさん』『ココちゃん』
・名前だけ可愛い。性格は可愛くない。見た目も別に可愛くない。
・理性が強め。隠れコミュ障。
・無自覚ドM。乱れるときは乱れる
作品はすべて個人サイト(http://lyze.jp/nyanko03/)からの転載です。
徐々に移動していきたいと思いますが、作品数は個人サイトが一番多いです。
よろしくお願いいたします。
「レジ袋はご利用になりますか?」
すずかけあおい
BL
仕事帰りに寄る、いつものコンビニで五十嵐 歩(いがらし あゆむ)はイヤホンをつけたまま会計をしてしまい、「――――?」なにかを聞かれたけれどきちんと聞き取れず。
「レジ袋はご利用になりますか?」だと思い、「はい」と答えたら、実際はそれは可愛い女性店員からの告白。
でも、ネームプレートを見たら『横山 天志(よこやま たかし)』…店員は男性でした。
天志は歩に「俺だけのネコになってください」と言って…。
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる