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雑兵編
脱獄しようとしたらありえない人数の山賊に絡まれた。
しおりを挟む『いいんですか、タカシさん。ヘンリーさんにあんな……無謀なこと、武器も持ってないんですよ?』
タカシはヘンリーと牢屋で別れたあと、アジト内を文字通り、ズンズンと突き進んでいた。
隠れる気は一切ないらしく、タカシの通った跡には、まるで道しるべのように、返り討ちにあった山賊たちが、無残に転がっていた。
「いんだよ。てか、ルーシーはムカついてないのかよ」
『わたしはいいですよ。まあ、結果として生きてるか死んでるかは微妙ですけど……、てか、一度死んでますけど、こうやって戻ってきましたし。ヘンリーさんはまだ生きてるんですよ?』
「やれやれだよ、まったくもってやれやれだよ。この、お人好し野郎め」
『野郎じゃありません。それに、普通です。今からでもすぐに合流すべきです』
「それはダメだ。せめてあいつには、スジを通させるつもりだ。その代わり、こうやって陽動みたいなこともしてんだろ。あいつが動きやすいように、さ!」
タカシはすばやく振り向くと、持っていた石ころを、弾丸以上の速度で投げつけた。
石ころは隠れていた山賊の額に当たると、パァン! 粉々になってはじけ散った。
無残に頭をふきとばされた山賊は、その場に力なく崩れ落ちた。
「っしゃ! ……馴染んできてるな」
『ちょ、いまのも! 絶対死んでますって! あれ! 頭なくなってるじゃないですか! おえええ……』
「おまえ、バカか? ヤらねえとこっちがヤられるっての、いろんな意味で! こいつらに関しては慈悲もねえよ! それとも何か!? おまえは別にヤられてもいいってのか? この、変態!」
『ち、違いますよ! せめて頭を吹き飛ばさないまでも、なにかあるんじゃないですか? て、意味です!』
「ないですぅ。ぼくは頭を吹き飛ばさないと、死んでしまう病患者なんですぅ」
『聞いたことありませんよ。……そもそもタカシさん、ほんとに鎧とか、自分で取り返すことができないんですか? さっきからその……活躍ぶりを見てると、自分でやっても問題ないように見えるんですけど』
「え? できるよ?」
『いやいや、できるよって……キョトンとした顔をされても……』
「オレがやっちゃ意味ねえだろ」
『だからって……、これは危険すぎますってば。だから、ここはいったん解散して、後日、ご飯を奢ってもらうなりなんなり……』
「おまえの命は一食の飯以下なのか?」
『そ、そういうことを言ってるんじゃないです!』
「まあまあ、心配すんなって。あいつがヘマしたらこの――紋章が消えてわかるからよ」
タカシはそう言って、自分の手のひらをルーシーの前まで持ってきた。
紋章と、タカシは呼称していたが、それはヘンリーの顔をデフォルメしたホログラムのようなものだった。
それは橙色の光を放ち、ときおり、手のひらの上でゆらゆらと、炎のように揺蕩っていた。
『えっと……なんですか? それ?』
「さっき握手したろ? そんとき手にくっつけた魔法だ」
『へぇ、すごいですね。ちなみにどんなことができるんですか?』
「あいつの身に何が起きてるか、大雑把に知ることができる」
「おお! たとえば、どんな感じなんですか?」
「何かしらの危険が起きると、夕焼けのようなオレンジに。生命の危機に陥るレベルだと、薄いオレンジに。あいつの手が胴体から離れたり、生命活動が停止したりしたら濃いオレンジになる仕掛けになってんだ」
『わかりづらい! すっごいわかりづらい! なんですか、なんでオレンジをそこまで酷使するんですか? わっかりづらいですね! いろんな色があるんですから! 有効活用しましょうよ! 赤とか青とか緑とか白とか! なんなんですか? オレンジになにか、恨みでも持ってるんですか? せめて週休二日は必要ですよ! それをなに、フルタイムフルウィークで働かせてるんですか! 過労死しますよ!』
「鎮まれ。なぜ、オレがこんなにも、オレンジに固執するかって? そりゃ、オレの好きな色がオレンジだからだ」
『好きな色!』
「オレンジいいじゃん、オレンジ。なんつーか、こう……食欲を刺激されるっていうか、酸味を取り込みたくなるっていうか……」
『それってただ単に、オレンジ食べたいだけじゃないですか! ……はぁ、なんでそんなものを……』
「保険だよ。もしあいつになんかあったら、オレがおまえの私物を取りに行ってやるからさ」
『そういう問題じゃない気ですけど……』
「まあまあ、いいじゃねえか。生きて持って帰ってきたら、そんときこそ許してやろうぜ」
『あの、だから、わたしはそもそも、そんなの気にしてないんですってば! なにこれ? 話、通じてないの?』
◇
ヘンリーはタカシと別れたあと、タカシの言う通り、アジトの中心部を目指していた。
幸い、ヘンリーはまだ山賊のだれにも会ってはおらず、戦々恐々といった様子ではあるが、少しずつ、着実にアジトの中心部に近づいていた。
「なんでオレがこんな……でも、やるしか、ないよな……。これ以上はさすがに逃げつづけることはできない……、ここらで腹をくくるしか……」
ヘンリーは岐路に差し掛かるたびに、手近にある物陰で、周囲を確認しながら進んでいく。
その額には脂汗が滲んでおり、手は震え、一歩足を踏み出す度に、ザリザリと足元の砂が鳴った。
「あ、あれは……!?」
そんな中、突然、ヘンリーの前方から山賊がふたり、鬼気迫る形相で駆け寄ってきた。
ヘンリーはそれを見るや否や、手近にあった、身を隠せるほどの、大きめの木箱の陰に隠れた。
ヘンリーは息を殺し、山賊が通り過ぎるのを待つ。
そして山賊たちが横を通り過ぎるころ――
ヘンリーの前に突然、蜘蛛が飛び出してきた。
「あひゃあっ!?」
ヘンリーは反射的にクモを避けようと、隠れていた木箱を崩してしまった。
ガラガラと崩れる音がして、山賊は足を止めて、音のした方向へ向かった。
「――て、テメエは! さっき捕まえた……!」
「ひぃっ! ごめんなさい! 牢屋に戻るので殺さないで! お願いします!」
「テメエ、どうやって牢から逃げ出しやがった!?」
「おい、こんなやつにかまってる余裕はない。緊急事態なんだ。放っておけ」
「だけどよ、こいつをここで逃がすってのも……!」
「大丈夫だ。こいつの荷物は全部、この通路の先の宝物庫にしまってある。こいつからは、もうなにも取るもんはない。そいつはすでに用済みだ。放っておけ」
「ちっ、こんなときに……! おい、おまえ、逃げんじゃねえぞ、きちんと牢屋に戻っとけよ! あとでまた外で見かけたら、ブッ殺すからな!」
「あ、はい……」
「あと、このさきの宝物庫には絶対近づくなよ! 絶対だぞ! 約束だ! 指切りげんまんするか?」
「えっと、いえ、結構です」
「そんなこというな。小指を出せ」
山賊はヘンリーに近づいていくと、強引に小指と小指を重ねさせた。
「指切りげんまん、うそついたらこーろす。ゆびきった! じゃあな!」
山賊はそういうと振り返ることなく、宝物庫とは逆の方向に駆け出した。
「友達かよ……。てか、山賊って、バカなやつらの集まりなのか……」
ヘンリーはそう呟くと、いままでとは打って変わって、勇み足で宝物庫を目指し始めた。
「……それにしてもあいつ、あの女の子。自分のことルーシーって言ってたよな……、エストリアの兵士で、ルーシーって言ったら、思い当たるのはひとりしかいないけど……、あいつってあんな性格してたっけ?」
◇
ヘンリーはやがて突き当りまで来ると、そこの壁――目前の宝物庫を仰ぎ見た。
宝物庫の扉は鋼鉄でできており、多少の衝撃では、ビクともしないほど頑丈なつくりになっていた。
「か、鍵が、ない!」
ヘンリーが突然、頭を抱えて狼狽え始めた。
「そうだよ、宝物庫なんだから、鍵くらいあるよな……でも、ここまで来たんだ、やれることはやっておくか……!」
ヘンリーは扉を必死に、押したり引いたり、殴ったり蹴ったり、頭突きをしたりしていたが、傷をつけるどころか、むしろ、自分を傷つけるばかりだった。
やがてヘンリーは、力なくその場に崩れた。
「はぁ、はぁ、いってぇ……っ! ダメだ……俺はもしかして……バカなのかもしれない」
ヘンリーはしばらくその場で、もぞもぞとのたうち回っていたが、やがてピタッとその動きを止めた。
「……そもそも、こんな山賊のアジトに、なんでこんな……、エストリア中央の銀行にありそうな、デカい宝物庫があるんだよ。おかしいだろ……」
◇
一方、そのころのタカシは――
タカシと山賊と戦いが、いよいよ熾烈を極めていた。
武器を持っていない、かつ、派手な魔法をルーシーに禁じられているタカシは、襲い来る敵をただひたすら、石と拳のみで切り抜けていた。
使用しているのは、強化魔法。
したがって、現在のタカシの力は、人間を大きく超えていた。
タカシが触れた個所はまるで、豆腐を千切るように、いとも簡単にもぎ取られていく。
山賊たちは様々な武器で応戦していたが、ひとり、またひとりと、タカシの腕力の前に散っていった。
「クソ! 相手は女で、しかもガキだぞ! なんで捕まえられねえ!」
「足だ! 足を狙え! あの機動力を削げ! 弓ぃ持ってるやつ! 足をつぶせ! おい、聞いてんのか!」
「だめだ! チクショウ! 弓使えるやつは全員あのガキにやられた!」
「弓はそこからへんに転がってんだろ! 手の空いてるやつが使え!」
「だったらおまえが使えよ!」
「チッ! わか――」
山賊のひとりが弓に触れた瞬間、その手首から先が、飛んできた石によって、吹き飛ばされた。
山賊は声にならない悲鳴を上げ、ドボドボと、多量の血が流れ出ている手首を押さえていた。
「あ……っぐ! いってえ! クソ! あの、アマァ……! あいつ、石で、石なんかで、俺の手を……!」
山賊は顔を蒼くし、今度こそ、悲痛なうめき声をあげた。
タカシはその様子に一瞥もくれることなく、手近にいた山賊の首の骨を、裏拳による殴打でへし折った。
あまりにもすばやく、あまりにも綺麗に入ったその裏拳は、被弾者の意識を削ぐことなく、ただ体の機能だけを、バキバキにへし折った。
「ダメだ! あいつ、弓を持った奴から優先して仕留めてきやがる!」
「剣だ! 斧だ! 近接戦闘だ! 物量で押せ! 相手はただのガキだぞ!」
「バカ野郎! 一撃で、この体格差の男の、首を折るバケモノだぞ! 無暗にこっちの数を減らすな! 一撃でいいんだ、毒矢さえ当たれば、あとはどうとでもなる!」
「クソ! なんでこんな……親方たちがいないときに限って……!」
そう山賊が狼狽えている間にも、まるで畑から丁寧にイチゴを摘むように、着実に、山賊数が減らしていった。
ある者は顎を砕かれ、ある者は剣、斧を持っていた腕ごとへし折られた。
躊躇なく山賊を屠る姿は、さながら修羅。
赤髪を振り回しながら暴れ狂うタカシの姿に、山賊側の人間も、次第に戦意を喪失していく。
「ひぃっ! ダメだ! 勝てっこねえ!」
「なんだこのガキ! おかしいぞ!」
「おわ……終わりだ、俺たちゃ、ここで死ぬんだァ!」
「に、逃げろォ!」
なかには、その場から逃亡を試みる者も現れてきた。
「ぐ……ッ、なんなんだあいつは……!」
「こうなったらアレを使え! アレ持って来い!」
「アレっておまえ……いや、そうか……そうだよ。こういう時のためにアレがあるんだ」
山賊のひとりは踵を返すと、ヘンリーのいる宝物庫のほうへ走り去っていった。
◇
宝物庫の扉の前。
ヘンリーはそこで必死に、扉の下の地面を、スコップで掘っていた。
ザク、ザク、ザク。
「くそっ! いくら掘っても、なにも見えない……!」
ヘンリーの顔に疲労の色が見え始めた頃、さきほどの山賊が宝物庫前までやってきた。
「はぁっ……はぁっ、おまえ、ここでなにしてんだ……!」
「え!? あ! ……じ、自分すか?」
「お前以外、誰がいるんだよ」
「えーと……その……」
「いま全員があのガキと戦ってんだ。おまえだけなにやってんだって聞いてんだよ」
「へ? って、ああ……土埃まみれだから、俺を仲間と勘違いしてんのか……」
「どうした? いきなり固まったりして……」
「あ、えっと……そのガキを倒す算段をつけていたところです!」
「そうか……みんな考えてることは一緒だな」
「え?」
「え?」
「ま、まあ……そ、そんなところであります」
「……あります? 変な口調だな、おまえ」
「じょ……」
「じょ……?」
「冗談に決まってんだろ、兄弟! こんなときだからこそ、ジョークが必要なんだよ。オレなりの気遣い的な?」
「はは、なーるほどな。たしかにこんなときだからこそ、ていうのはあるかもしれないな」
「だ、だろ? 感謝しろよな!」
「……なわけねーだろ。所属と名前を言え、クソ野郎」
その山賊の一言にヘンリーの表情が一瞬にしてかたまってしまう。
全身からは滝のような冷や汗を流し、目はザバザバと泳ぎ始めた。
次第にヘンリーの呼吸は震えていき、脚が痙攣を始めた。
「や、やらなきゃやられる……うなれァ! 俺のスコップァァァァ!!」
覚悟を決めたヘンリーは、手に持っていたシャベルを、山賊の頭めがけて、振りかぶった。
「――なーんてな、冗談に決まってんだろ、兄弟!」
「え!? ああ、おう?」
急停止するようにして、ヘンリーが、持っていたスコップを背に隠した。
「オレたちみたいなのが、どこ所属とか、個人の名前をいちいち把握してたりするわけねーよな!」
「お、おうおうおう。まーな?」
「オレからのジョークのお返しってやつだよ。まあ、すぐバレてたみたいだけどな」
「ま、まあな! まだぬるいんだよ! お、おおおオレを見習えってんだよ! ジョークの神様だぞ、オレは!」
「ははは、……だよ、な!」
ブスリ――
山賊は持っていた剣を、ヘンリーの腹部に突き立てた。
「……へ? なにこれ?」
「牢屋戻ってないと殺すって言ったよね? 指切りしたよねぇ!?」
「ぐっ……! おまえ……あんときのやつか……!」
「バカが。顔くらい覚えとけよ」
「フザ……ケんな……! おまえらの顔、全部一緒……じゃねえか……! この、モブ野郎……!」
ヘンリーは吐血をすると、山賊を支えにするようにそのままズルズルと崩れた。
山賊はヘンリーに刺さった剣を抜くことなく、そのまま宝物庫の扉まで近づいていく。
「うぐ、ちく……しょう……! ここで、終わりかよ……」
ヘンリーはそうつぶやくと動かなくなり、そのまぶたを閉じた。
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