32 / 92
青銅編
アマガサキ=シノの正体
しおりを挟む
「さすがです。見事な号令でした」
行軍中、タカシとサキは歩を止めることなく、デフの横にくっついていた。
歩幅が違うため、ふたりは時折とてとてと、追いつくように早歩きになる。
「ああ……、ごめん。ガッカリするかもしれないけど……」
そう言って、デフは懐から紙きれを一枚、取り出して見せた。
紙切れには、さきほどのデフの号令文句が、一言一句違わずに記載されていた。
「これは……?」
「口下手な僕の、最終手段だよ。王様がしたためてくれたんだ」
「なーんだ、ほんとにがっかり」
「こら、サキ!」
「いやいや、いいんだよ。それに、僕たち騎士には言葉なんかいらないからね」
「おお……! いうねぇ、なんかそれっぽいじゃん」
サキはすこし悪戯っぽくデフをからかった。
「そ、そうですよね。男は背中で語ってなんぼの生き物ですからね」
「……ルーちゃん、なんか変なモンでも食った?」
「あ? なにがだよ」
「なんかルーちゃんぽくない。ゴマすりすぎ。そんなにすってたら、ゴマの食感なくなるよ?」
「ウルセーな。オレはより粉に近いほうが好みなんだよ。それに、そのほうが白銀になるのがはやくなるだろうが!」
「ハッハッハ!」
「ど、どうかしましたか?」
「いやいや、すこしおかしくてね」
「なにか……気に障ったことでも?」
「ちがうちがう、そうじゃないんだ」
「えと……?」
「ルーシーさん、キミの実力、じつは決闘場で見させてもらってるんだ」
「そ、そうだったのですね」
「うん。たぶん会場にいなかった聖虹騎士は、ロンガくんとティーマくんぐらいじゃないかな」
「ロンガさんとティーマさん……ですか?」
「うん。ロンガくんは聖虹騎士最強にして、二つ名が撃滅の赤騎士。ティーマくんは魔法も剣も使えて、二つ名は剣魔。水色の騎士なんだ」
「ちなみに、おにーさんの二つ名は?」
「ぼ、僕かい? 僕は……はずかしいけど、不可侵って呼ばれてる……かな」
「なるほど、では今回の戦争にぴったりなのですね」
「そうかな? たしかに、言われてみればそうかもしれないね」
「それで、そのふたりはなんで来なかったの? 仕事?」
「そうだね。ロンガくんは最近ずっと、とある国にいっているんだ。こっちは仕事……というよりも、留学みたいなものかな? 簡単にいえばね」
「もうひとりの……キーマカレーだっけ? そいつも留学なの?」
「ティーマくんは……どうだろう。たぶん、億劫だったとかじゃないかな。彼、風来坊なところあるからね」
「トップクラス騎士が風来坊ですか……大変ですね……」
「実力主義だからね、エストリア騎士団の社会は。とくに聖虹騎士ともなると、命令がない限りはほとんど自由だから」
「でも結局、それがいちばんわかりやすくて、いいのかもしれませんね」
「うん、僕もそう思うよ。……おっと、脱線しちゃったね。話を戻そうか。決闘場でのサキさんもすごかったけど、キミはそれを上回っていた。一枚も二枚も」
「き、恐縮です……」
「そんなキミが、いまさら僕なんかにゴマをすらなくても、いずれ収まるべきところに収まると思うよ。とくに白銀なんて、すぐなんじゃないかな。それに僕はゴマはすらないほうが好みだから」
「ほ、ほんとうですかぁ?」
『タカシさん! 顔ですよ、顔! だらしなくなってます!』
「うん、なんなら僕の立場も危ないくらいだよ。あそこにいた聖虹騎士はなにかしら、あの決闘で感じたんじゃないかな」
「さっきからルーちゃん褒めてばっかでおもしろくなーい」
「何言ってるんだい。ルーシーさんが規格外なら、サキさんは予想外だよ。さすが偉大なご両親の血をひいてるだけはあるよ」
「えへへー、もっとほめてー」
「デフさんもご存じだったのですか?」
「あ、そうか。これは口止めされてるんだっけ」
「おいおい……あんたもか」
◇
軍が出発してからすでにかなりの時間が経った、エストリア王都。
シノが謁見の間にて愚痴をこぼしていた。
「なーんであたしじゃなくてデフっちがでるかなー? ルーシーちゃんも出発したんですよね? あたしも行きたかったんですけどねー」
「まあ、そう気を落とすな。そなたは腐っても、この国にとってお客様なのだからな。万が一にでも、傷つくようなところへは行かせられん」
「腐ってもって……ハァ。それじゃあ、このあたしの肩書に意味はないんじゃないですか? 戦わない聖虹騎士に存在意義は?」
「そう言うな。そなたの実力に関しては、国民のだれもが知っている」
「こんなんじゃ、ロンガくんと交換留学みたいにして、こっちに来た意味ないじゃないですか。あたしは窮屈なトバを飛び出せて、外に行けるチャンスだったから、エストリアに来たのに……こんなんじゃトバにいるのとあんまり変わらないですよ」
「何を言う。そなたもそこそこエストリアを満喫しているではないか」
「たしかに、いろいろと楽しいですけど……お、女の子も可愛いですし……!」
「このようなことはあまり言いたくないが、一国の姫ともあろう者が、いつまでも剣を振り回していては、トバの王も気が気ではないだろう。父上の意思も、多少は汲んでやらなければならないぞ」
「はーい。あーあ、国王は二人になると、いつもそんな話するからツマラナイですよ」
「何を言う。あえてツマラナイ話をして、そなたがここに来ないようにしているのだ。単刀直入に言うと、そなたに構ってる暇はないのだ」
「ぶー」
シノはいたずらっ子が叱られたときのように、頬をぷく―と膨らませた。
それに間髪入れずに、謁見の間の扉がバンと、勢いよく開く。
「王様、すこしお耳に入れたいことが……!」
「どうやら、なにかあったようだな。……あいわかった。さて、そろそろお引き取りいただけますかな? トバ国のシノ姫様?」
「いじわる」
シノはそう言い捨てると、つかつかと謁見の間から出ていった。
◇
「シノおねえちゃん、こんにちは!」
「お、こんにちは。元気だねー、ボク」
「あら、シノちゃんじゃない。ほら、リンゴ、貰っていきなさい」
「あ、おかーさん。いつもありがとうございます。またこんどおかえししますね」
「おう、シノちゃん。今日もきれいだね」
「またまたー。もうそんなので顔赤くしませんからねー?」
エストリア居住区の市場。
シノは特にやることもなく、あてもなくぶらぶらと歩いていた。
道行くエストリア国民が、シノを見かけるたびに、気さくに声をかけている。
シノはそんな声に対し、丁寧にひとりずつ返事をしていた。
「今日もエストリアは平和だなぁ……」
シノはそう呟きながら、手に持っていたリンゴをひと口齧った。
「うーん……リンゴはトバのほうが美味しいかなぁ……って、あれ?」
シノは何かを見つけたのか、小首をかしげる。
その視線の先には、ひとりの男が複数人に詰め寄られていた。
なにか言い合ったのちに、男が強引に路地裏へと連れていかれる。
シノは残っていたリンゴの果肉をすべて齧ると、手近にあったゴミ箱へ放り投げた。
「アヤシイ……」
シノは路地裏の曲がり角まで音を殺して小走りで近づく。
そして背中をピタッとくっつけ、上半身をけぞらせると、通路の様子を窺った。
「あ……っ」
ふたりの男が刃物を取り出しており、それを男に突き付けている。
「ひぃっ! お金は……もってないんです! 殺さないで……!」
男の叫び声。
シノはそれを聞くや否や、そのまま路地裏へ突入した。
「はいはーい、そこまでね」
「……だれだぁ、てめー」
男ふたりが、シノを睨みつける。
しかしシノはそれに構わずにつづけた。
「その人を放しなさい。いまならなにもしないから」
「おい、こいつ、聖虹騎士のシノってやつじゃねえのか?」
「なにっ!? こいつがか?」
「……一応ね」
「……っち、分が悪いか……」
男はそう吐き捨てると、脅していた男の尻を蹴飛ばし、シノに寄越した。
「これでいいだろ? 聖虹騎士様?」
「まあ、いいか……。大丈夫? 怪我はなかった?」
「はい! はい! 助かりました……! それもこれもシノさんのおかげ……っ!?」
シノは脅されていた男の手首をつかむと、そのままひねり上げた。
「……なにこれ? どういうこと?」
「ぐぅっ……!? くそっ……!」
男の手から、ナイフが零れ落ちる。
ナイフは地面に落ちると、カランカランと鳴った。
「いやあ、ビックリしたよ。助けてあげたのに、なぜか殺気むんむんで近づいてくるんだもん。最初はあそこのふたりに向けられたものだと思ってたけど、どうやら違うみたいだね?」
「くそっ! おまえら、出てこい!」
男が号令を発する。
それを合図に、いままで隠れていた者たちがぞろぞろと、路地裏を塞ぐように出てきた。
その数はどんどんと膨らんでいき、そこにいるだけでざっと三十人ほどはいる。
「へぇ……なにが目的――」
「うわああああああああああああ!!」
「いやああああああああああああ!!」
シノが言いかけると、通りから相当数の悲鳴が聞こえてきた。
「なっ!?」
シノは慌てて通りに戻ろうとする。
しかしそこへ、ひとりの男がシノの前にずいっと出てきた。
「よう、残心のシノさん……ッ!!」
「あ、あなたは……ッ!」
「会いたかったぜぇ。この間はよくも俺のアジトに――」
「だれ!?」
行軍中、タカシとサキは歩を止めることなく、デフの横にくっついていた。
歩幅が違うため、ふたりは時折とてとてと、追いつくように早歩きになる。
「ああ……、ごめん。ガッカリするかもしれないけど……」
そう言って、デフは懐から紙きれを一枚、取り出して見せた。
紙切れには、さきほどのデフの号令文句が、一言一句違わずに記載されていた。
「これは……?」
「口下手な僕の、最終手段だよ。王様がしたためてくれたんだ」
「なーんだ、ほんとにがっかり」
「こら、サキ!」
「いやいや、いいんだよ。それに、僕たち騎士には言葉なんかいらないからね」
「おお……! いうねぇ、なんかそれっぽいじゃん」
サキはすこし悪戯っぽくデフをからかった。
「そ、そうですよね。男は背中で語ってなんぼの生き物ですからね」
「……ルーちゃん、なんか変なモンでも食った?」
「あ? なにがだよ」
「なんかルーちゃんぽくない。ゴマすりすぎ。そんなにすってたら、ゴマの食感なくなるよ?」
「ウルセーな。オレはより粉に近いほうが好みなんだよ。それに、そのほうが白銀になるのがはやくなるだろうが!」
「ハッハッハ!」
「ど、どうかしましたか?」
「いやいや、すこしおかしくてね」
「なにか……気に障ったことでも?」
「ちがうちがう、そうじゃないんだ」
「えと……?」
「ルーシーさん、キミの実力、じつは決闘場で見させてもらってるんだ」
「そ、そうだったのですね」
「うん。たぶん会場にいなかった聖虹騎士は、ロンガくんとティーマくんぐらいじゃないかな」
「ロンガさんとティーマさん……ですか?」
「うん。ロンガくんは聖虹騎士最強にして、二つ名が撃滅の赤騎士。ティーマくんは魔法も剣も使えて、二つ名は剣魔。水色の騎士なんだ」
「ちなみに、おにーさんの二つ名は?」
「ぼ、僕かい? 僕は……はずかしいけど、不可侵って呼ばれてる……かな」
「なるほど、では今回の戦争にぴったりなのですね」
「そうかな? たしかに、言われてみればそうかもしれないね」
「それで、そのふたりはなんで来なかったの? 仕事?」
「そうだね。ロンガくんは最近ずっと、とある国にいっているんだ。こっちは仕事……というよりも、留学みたいなものかな? 簡単にいえばね」
「もうひとりの……キーマカレーだっけ? そいつも留学なの?」
「ティーマくんは……どうだろう。たぶん、億劫だったとかじゃないかな。彼、風来坊なところあるからね」
「トップクラス騎士が風来坊ですか……大変ですね……」
「実力主義だからね、エストリア騎士団の社会は。とくに聖虹騎士ともなると、命令がない限りはほとんど自由だから」
「でも結局、それがいちばんわかりやすくて、いいのかもしれませんね」
「うん、僕もそう思うよ。……おっと、脱線しちゃったね。話を戻そうか。決闘場でのサキさんもすごかったけど、キミはそれを上回っていた。一枚も二枚も」
「き、恐縮です……」
「そんなキミが、いまさら僕なんかにゴマをすらなくても、いずれ収まるべきところに収まると思うよ。とくに白銀なんて、すぐなんじゃないかな。それに僕はゴマはすらないほうが好みだから」
「ほ、ほんとうですかぁ?」
『タカシさん! 顔ですよ、顔! だらしなくなってます!』
「うん、なんなら僕の立場も危ないくらいだよ。あそこにいた聖虹騎士はなにかしら、あの決闘で感じたんじゃないかな」
「さっきからルーちゃん褒めてばっかでおもしろくなーい」
「何言ってるんだい。ルーシーさんが規格外なら、サキさんは予想外だよ。さすが偉大なご両親の血をひいてるだけはあるよ」
「えへへー、もっとほめてー」
「デフさんもご存じだったのですか?」
「あ、そうか。これは口止めされてるんだっけ」
「おいおい……あんたもか」
◇
軍が出発してからすでにかなりの時間が経った、エストリア王都。
シノが謁見の間にて愚痴をこぼしていた。
「なーんであたしじゃなくてデフっちがでるかなー? ルーシーちゃんも出発したんですよね? あたしも行きたかったんですけどねー」
「まあ、そう気を落とすな。そなたは腐っても、この国にとってお客様なのだからな。万が一にでも、傷つくようなところへは行かせられん」
「腐ってもって……ハァ。それじゃあ、このあたしの肩書に意味はないんじゃないですか? 戦わない聖虹騎士に存在意義は?」
「そう言うな。そなたの実力に関しては、国民のだれもが知っている」
「こんなんじゃ、ロンガくんと交換留学みたいにして、こっちに来た意味ないじゃないですか。あたしは窮屈なトバを飛び出せて、外に行けるチャンスだったから、エストリアに来たのに……こんなんじゃトバにいるのとあんまり変わらないですよ」
「何を言う。そなたもそこそこエストリアを満喫しているではないか」
「たしかに、いろいろと楽しいですけど……お、女の子も可愛いですし……!」
「このようなことはあまり言いたくないが、一国の姫ともあろう者が、いつまでも剣を振り回していては、トバの王も気が気ではないだろう。父上の意思も、多少は汲んでやらなければならないぞ」
「はーい。あーあ、国王は二人になると、いつもそんな話するからツマラナイですよ」
「何を言う。あえてツマラナイ話をして、そなたがここに来ないようにしているのだ。単刀直入に言うと、そなたに構ってる暇はないのだ」
「ぶー」
シノはいたずらっ子が叱られたときのように、頬をぷく―と膨らませた。
それに間髪入れずに、謁見の間の扉がバンと、勢いよく開く。
「王様、すこしお耳に入れたいことが……!」
「どうやら、なにかあったようだな。……あいわかった。さて、そろそろお引き取りいただけますかな? トバ国のシノ姫様?」
「いじわる」
シノはそう言い捨てると、つかつかと謁見の間から出ていった。
◇
「シノおねえちゃん、こんにちは!」
「お、こんにちは。元気だねー、ボク」
「あら、シノちゃんじゃない。ほら、リンゴ、貰っていきなさい」
「あ、おかーさん。いつもありがとうございます。またこんどおかえししますね」
「おう、シノちゃん。今日もきれいだね」
「またまたー。もうそんなので顔赤くしませんからねー?」
エストリア居住区の市場。
シノは特にやることもなく、あてもなくぶらぶらと歩いていた。
道行くエストリア国民が、シノを見かけるたびに、気さくに声をかけている。
シノはそんな声に対し、丁寧にひとりずつ返事をしていた。
「今日もエストリアは平和だなぁ……」
シノはそう呟きながら、手に持っていたリンゴをひと口齧った。
「うーん……リンゴはトバのほうが美味しいかなぁ……って、あれ?」
シノは何かを見つけたのか、小首をかしげる。
その視線の先には、ひとりの男が複数人に詰め寄られていた。
なにか言い合ったのちに、男が強引に路地裏へと連れていかれる。
シノは残っていたリンゴの果肉をすべて齧ると、手近にあったゴミ箱へ放り投げた。
「アヤシイ……」
シノは路地裏の曲がり角まで音を殺して小走りで近づく。
そして背中をピタッとくっつけ、上半身をけぞらせると、通路の様子を窺った。
「あ……っ」
ふたりの男が刃物を取り出しており、それを男に突き付けている。
「ひぃっ! お金は……もってないんです! 殺さないで……!」
男の叫び声。
シノはそれを聞くや否や、そのまま路地裏へ突入した。
「はいはーい、そこまでね」
「……だれだぁ、てめー」
男ふたりが、シノを睨みつける。
しかしシノはそれに構わずにつづけた。
「その人を放しなさい。いまならなにもしないから」
「おい、こいつ、聖虹騎士のシノってやつじゃねえのか?」
「なにっ!? こいつがか?」
「……一応ね」
「……っち、分が悪いか……」
男はそう吐き捨てると、脅していた男の尻を蹴飛ばし、シノに寄越した。
「これでいいだろ? 聖虹騎士様?」
「まあ、いいか……。大丈夫? 怪我はなかった?」
「はい! はい! 助かりました……! それもこれもシノさんのおかげ……っ!?」
シノは脅されていた男の手首をつかむと、そのままひねり上げた。
「……なにこれ? どういうこと?」
「ぐぅっ……!? くそっ……!」
男の手から、ナイフが零れ落ちる。
ナイフは地面に落ちると、カランカランと鳴った。
「いやあ、ビックリしたよ。助けてあげたのに、なぜか殺気むんむんで近づいてくるんだもん。最初はあそこのふたりに向けられたものだと思ってたけど、どうやら違うみたいだね?」
「くそっ! おまえら、出てこい!」
男が号令を発する。
それを合図に、いままで隠れていた者たちがぞろぞろと、路地裏を塞ぐように出てきた。
その数はどんどんと膨らんでいき、そこにいるだけでざっと三十人ほどはいる。
「へぇ……なにが目的――」
「うわああああああああああああ!!」
「いやああああああああああああ!!」
シノが言いかけると、通りから相当数の悲鳴が聞こえてきた。
「なっ!?」
シノは慌てて通りに戻ろうとする。
しかしそこへ、ひとりの男がシノの前にずいっと出てきた。
「よう、残心のシノさん……ッ!!」
「あ、あなたは……ッ!」
「会いたかったぜぇ。この間はよくも俺のアジトに――」
「だれ!?」
0
あなたにおすすめの小説
魔法使いじゃなくて魔弓使いです
カタナヅキ
ファンタジー
※派手な攻撃魔法で敵を倒すより、矢に魔力を付与して戦う方が燃費が良いです
魔物に両親を殺された少年は森に暮らすエルフに拾われ、彼女に弟子入りして弓の技術を教わった。それから時が経過して少年は付与魔法と呼ばれる古代魔術を覚えると、弓の技術と組み合わせて「魔弓術」という戦術を編み出す。それを知ったエルフは少年に出て行くように伝える。
「お前はもう一人で生きていける。森から出て旅に出ろ」
「ええっ!?」
いきなり森から追い出された少年は当てもない旅に出ることになり、彼は師から教わった弓の技術と自分で覚えた魔法の力を頼りに生きていく。そして彼は外の世界に出て普通の人間の魔法使いの殆どは攻撃魔法で敵を殲滅するのが主流だと知る。
「攻撃魔法は派手で格好いいとは思うけど……無駄に魔力を使いすぎてる気がするな」
攻撃魔法は凄まじい威力を誇る反面に術者に大きな負担を与えるため、それを知ったレノは攻撃魔法よりも矢に魔力を付与して攻撃を行う方が燃費も良くて効率的に倒せる気がした――
荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました
夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。
スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。
ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。
驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。
※カクヨムで先行配信をしています。
神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~
あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。
それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。
彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。
シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。
それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。
すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。
〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟
そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。
同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。
※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる