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第13話 バッチくて掴めないよぉ!
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変態騎士団長と赤パンツは兵士たちが王宮に入ってくるのを見ると、お互いに顔を見合わせて頷いた。
「赤パンツよ。避けられぬ戦いのようだな」
「うむ。しかし、あの兵士たちは私の可愛い兵士たち。戦っても良いものだろうか……」
赤パンツは自分の兵士たちを想って気持ちに迷いが生じた。
しかし、兵士たちは容赦なく三階の部屋へなだれ込んできた。
そして兵士たちは隊列を作ると、屈強な兵士長が兵士をかき分けて前に出て、赤パンツに言った。
「あ、王様ちっすちっす。あっと、えっとー、さっき、まじ偉い人が王様たち捕まえろってゆってて、おれわぁ、とりあえず捕まえないとヤバいってゆうかぁ」
それを聞いた前国王の赤パンツは、なんだかとっても残念な気持ちになった。
しかし赤パンツは「彼は悪くない。育った環境とお友達が悪かっただけ」と心に言い聞かせ、なんとエクスカリバーを変態騎士団長へ向けた。
それを見た変態騎士団長は少しだけ筋肉をピクリとさせると赤パンツに尋ねた。
「赤パンツよ、それは一体どういう真似だ」
「変態騎士団長よ、勘違いするな。お主にエクスカリバーの力を分け与えよう。これは私からの忠誠の証だ!」
赤パンツはそう言うと聖剣エクスカリバーを七色に光らせ、変態騎士団長のち〇こケースの先を叩いた。
ティィィィン♪
すると、ち〇こケースは聖剣エクスカリバーの力を受け取って七色に光りを放ち、変態騎士団長に変態パワーを一気に注ぎ込んだ。
ドクッ! ドクドクドクドクッ!!
「おぉぉぉおおぉぉお!」
変態騎士団長は膨大な量の変態パワーを受け取ると、体中の穴という穴から七色の光を放った。
そして七色に光りを放ちながら筋肉を膨張させると、その七色の光は「安らかなる変態」の力を振りまいて辺りを優しく包み込んだ。
パァァアアアアア……
その光に照らされた石壁の隙間からは新緑が芽吹いて色とりどりの花を咲かせ、床からはつる植物が緑の絨毯を織りなした。
そして小鳥たちは歓喜して囀り、光り輝く蝶たちは絵画のように舞い踊った。
しかしその時、遅れて階段を上がってきた代行官が大声をあげた。
「おい! その変なジ◯リっぽい光に騙されるな! あいつら捕まえないと、お給料あげないよっ!」
ガシャッ!!
すると兵士たちは一斉に我に返って隊列を整えた。
兵士長も我に返り、弓兵たちに指示を出した。
「んとぉ、弓でやっちゃって、とりあえず」
それを聞いた弓兵は一斉に弓を引き、変態騎士団長と赤パンツに向かって矢を放った。
ヒュッ!
ヒュッヒュッヒュッ!
ヒュッヒュッ!
「ひょうぉおぉおおお!」
それに反応した赤パンツは気合の声と共に、蝶が舞うかのごとく美しいステップで回転しながら剣を振り、全ての矢を叩き落とした。
その横で変態騎士団長はゆっくりと代行官へ向かって歩き出すと、フルプレートで完全装備をした騎士たちが即座に道を塞いだ。
矢を全て落とした赤パンツは、それを見て剣を突き出して走り出し、フルプレートの騎士たちの元へと突撃した。
「でやぁぁぁああ!」
ガシャン!!
赤パンツは騎士たちに一撃を食らわせて行く手を阻むと、その背後から変態騎士団長が勢いよく飛び込んで赤パンツの肩に手をついた。
そして荒々しい前転とび前方伸身宙返りひねりで空へと飛び出すと、一気にフルプレートの騎士たちを飛び越えて背後に着地した。
「ぬぅおぉおおおお!」
ガシッ!
そして、ひとりの騎士の背後から恐ろしい速さで股間を掴み上げると、そのまま持ち上げて残りの騎士へ投げ捨てた。
「ぎゃぁぁああ!」
ガシャン!
それを見た他の兵士たちは恐れながらも駆け寄って来たが、赤パンツが剣を構えると、警戒して動けなくなった。
「好機!!」
変態騎士団長はそう叫ぶと、どこからともなく一輪の薔薇を取り出して口にくわえた。
「オーレ!!!」
そして足の爪先をピーンと伸ばして筋肉をムキムキさせると、高速なフラメンコで有名なブレリアのリズムで踊りだした。
タツツタツツタンタンタン、タツツタツツタンタンタン……
「いよぉぉぉおおお!!!」
すると、どこからともなく情熱的なフラメンコ・ギターの音色が聞こえてきて、変態騎士団長は華麗なステップで兵士たちへと飛び出した。
「いやっはぁ!」
そして激しいステップと共に兵士たちを絡め取ると、情熱的に、なおかつ流れるように兵士たちの股間を握り潰していった。
ゴキッ!
「あっ!」
ゴキッ!
「うっほい!」
ゴキッ!
「はうっ!」
変態騎士団長の右手は時に荒々しく、時に弄ぶように、そして大きさにあわせてツーフィンガー、スリーフィンガー、はたまた手のひら全体を使い分けながら高速に兵士たちの股間を掴み上げていった。
ゴキッ!
「あべし!」
ゴキッ!
「ひでぶ!」
ゴキッ!
「たわ……、ば」
ジャジャジャジャン!!
そしてフラメンコ・ギターのフィナーレと共に兵士たちを壊滅させると、代行官の目の前でポーズを決め、右手をゴキゴキし始めた。
「ひぃぃいい!」
それを見た代行官は、なんと恐怖のあまり失禁してしまった。
失禁した代行官を見た変態騎士団長は、突然頭をかかえてしゃがみこんでしまった。
「ああああ! なんだよぉ。それじゃバッチくて股間を掴めないよぉ!!」
変態騎士団長は苦悶の表情で悶絶すると、その横を赤パンツが通り過ぎて言った。
「では、このわたくしが。ひょうぉおぉおおお!」
ドスッ!
「おうっふ!」
赤パンツは力強く左腕を代行官の股間に突っ込むと、そのまま代行官ごと一気に掴み上げた。
そしてそのまま空高く代行官を持ち上げると、代行官は白目を向いて泡を吹きながら両手足ダラリとさせ、気を失った。
「赤パンツよ。避けられぬ戦いのようだな」
「うむ。しかし、あの兵士たちは私の可愛い兵士たち。戦っても良いものだろうか……」
赤パンツは自分の兵士たちを想って気持ちに迷いが生じた。
しかし、兵士たちは容赦なく三階の部屋へなだれ込んできた。
そして兵士たちは隊列を作ると、屈強な兵士長が兵士をかき分けて前に出て、赤パンツに言った。
「あ、王様ちっすちっす。あっと、えっとー、さっき、まじ偉い人が王様たち捕まえろってゆってて、おれわぁ、とりあえず捕まえないとヤバいってゆうかぁ」
それを聞いた前国王の赤パンツは、なんだかとっても残念な気持ちになった。
しかし赤パンツは「彼は悪くない。育った環境とお友達が悪かっただけ」と心に言い聞かせ、なんとエクスカリバーを変態騎士団長へ向けた。
それを見た変態騎士団長は少しだけ筋肉をピクリとさせると赤パンツに尋ねた。
「赤パンツよ、それは一体どういう真似だ」
「変態騎士団長よ、勘違いするな。お主にエクスカリバーの力を分け与えよう。これは私からの忠誠の証だ!」
赤パンツはそう言うと聖剣エクスカリバーを七色に光らせ、変態騎士団長のち〇こケースの先を叩いた。
ティィィィン♪
すると、ち〇こケースは聖剣エクスカリバーの力を受け取って七色に光りを放ち、変態騎士団長に変態パワーを一気に注ぎ込んだ。
ドクッ! ドクドクドクドクッ!!
「おぉぉぉおおぉぉお!」
変態騎士団長は膨大な量の変態パワーを受け取ると、体中の穴という穴から七色の光を放った。
そして七色に光りを放ちながら筋肉を膨張させると、その七色の光は「安らかなる変態」の力を振りまいて辺りを優しく包み込んだ。
パァァアアアアア……
その光に照らされた石壁の隙間からは新緑が芽吹いて色とりどりの花を咲かせ、床からはつる植物が緑の絨毯を織りなした。
そして小鳥たちは歓喜して囀り、光り輝く蝶たちは絵画のように舞い踊った。
しかしその時、遅れて階段を上がってきた代行官が大声をあげた。
「おい! その変なジ◯リっぽい光に騙されるな! あいつら捕まえないと、お給料あげないよっ!」
ガシャッ!!
すると兵士たちは一斉に我に返って隊列を整えた。
兵士長も我に返り、弓兵たちに指示を出した。
「んとぉ、弓でやっちゃって、とりあえず」
それを聞いた弓兵は一斉に弓を引き、変態騎士団長と赤パンツに向かって矢を放った。
ヒュッ!
ヒュッヒュッヒュッ!
ヒュッヒュッ!
「ひょうぉおぉおおお!」
それに反応した赤パンツは気合の声と共に、蝶が舞うかのごとく美しいステップで回転しながら剣を振り、全ての矢を叩き落とした。
その横で変態騎士団長はゆっくりと代行官へ向かって歩き出すと、フルプレートで完全装備をした騎士たちが即座に道を塞いだ。
矢を全て落とした赤パンツは、それを見て剣を突き出して走り出し、フルプレートの騎士たちの元へと突撃した。
「でやぁぁぁああ!」
ガシャン!!
赤パンツは騎士たちに一撃を食らわせて行く手を阻むと、その背後から変態騎士団長が勢いよく飛び込んで赤パンツの肩に手をついた。
そして荒々しい前転とび前方伸身宙返りひねりで空へと飛び出すと、一気にフルプレートの騎士たちを飛び越えて背後に着地した。
「ぬぅおぉおおおお!」
ガシッ!
そして、ひとりの騎士の背後から恐ろしい速さで股間を掴み上げると、そのまま持ち上げて残りの騎士へ投げ捨てた。
「ぎゃぁぁああ!」
ガシャン!
それを見た他の兵士たちは恐れながらも駆け寄って来たが、赤パンツが剣を構えると、警戒して動けなくなった。
「好機!!」
変態騎士団長はそう叫ぶと、どこからともなく一輪の薔薇を取り出して口にくわえた。
「オーレ!!!」
そして足の爪先をピーンと伸ばして筋肉をムキムキさせると、高速なフラメンコで有名なブレリアのリズムで踊りだした。
タツツタツツタンタンタン、タツツタツツタンタンタン……
「いよぉぉぉおおお!!!」
すると、どこからともなく情熱的なフラメンコ・ギターの音色が聞こえてきて、変態騎士団長は華麗なステップで兵士たちへと飛び出した。
「いやっはぁ!」
そして激しいステップと共に兵士たちを絡め取ると、情熱的に、なおかつ流れるように兵士たちの股間を握り潰していった。
ゴキッ!
「あっ!」
ゴキッ!
「うっほい!」
ゴキッ!
「はうっ!」
変態騎士団長の右手は時に荒々しく、時に弄ぶように、そして大きさにあわせてツーフィンガー、スリーフィンガー、はたまた手のひら全体を使い分けながら高速に兵士たちの股間を掴み上げていった。
ゴキッ!
「あべし!」
ゴキッ!
「ひでぶ!」
ゴキッ!
「たわ……、ば」
ジャジャジャジャン!!
そしてフラメンコ・ギターのフィナーレと共に兵士たちを壊滅させると、代行官の目の前でポーズを決め、右手をゴキゴキし始めた。
「ひぃぃいい!」
それを見た代行官は、なんと恐怖のあまり失禁してしまった。
失禁した代行官を見た変態騎士団長は、突然頭をかかえてしゃがみこんでしまった。
「ああああ! なんだよぉ。それじゃバッチくて股間を掴めないよぉ!!」
変態騎士団長は苦悶の表情で悶絶すると、その横を赤パンツが通り過ぎて言った。
「では、このわたくしが。ひょうぉおぉおおお!」
ドスッ!
「おうっふ!」
赤パンツは力強く左腕を代行官の股間に突っ込むと、そのまま代行官ごと一気に掴み上げた。
そしてそのまま空高く代行官を持ち上げると、代行官は白目を向いて泡を吹きながら両手足ダラリとさせ、気を失った。
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