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清子さんの素顔
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ファミリーレストランの中、チューッとストローでオレンジジュースを吸い上げる、誠先輩。
誠先輩の隣には、メロンクリームソーダを飲む、律。
そんな中、私はまたため息を吐き出した。
制服のポケットからあのスーパーボールを取り出して、蛍光灯の明かりに当ててみる。
クッキリと浮かび上がるハートのマーク。
すぐるのハートは、今ここにあるの?
本当に、私のところにあるの?
「そっか、イイナズケって弥生さんの事だったんだぁ」
「うん……」
昨日の出来事を、事細かに話し終えたところだった。
私は、写真の中の弥生さんを思い出す。
14歳の頃の写真、ということになると思うけど、とても小柄で可愛らしい人だった。
「そこまで聞いて、どうしたワケ?」
誠先輩が、聞いてくる。
「なんか、頭の中が真っ白になっちゃって……。すぐるが何か話してたような気がするんですけど、覚えてなくて」
シュンと落ち込む私。
もしかしたら、大切なことを話していたかもしれないのに。
「まぁ、それだけでも聞けたなら、よかったじゃん」
「そうかなぁ……」
でも、それじゃぁ清子さんからのイヤガラセの意味がまだわからない。
清子さんは、やっぱりすぐるの事が好きなのかな?
だから、イイナズケだった弥生さんの名前を使ったとか?
「う~ん……わかんないよ!」
いろんな仮説が浮かんでは消え、浮かんでは消え。
結局、答えはどこにもない。
そんな私を見て、誠先輩がストローから口を離した。
「碧ちゃん、俺が言ったこと忘れた?」
「え……?」
首をかしげる。
なんのこと?
「『北河はかわいそうな子なんだ』って、前に言ったよね?」
あ……。
そういえば、そんな話を聞いた覚えがある。
たしか……。
「大切な人が、亡くなったって話しですよね?」
「そう」
誠先輩は、真剣な表情でうなずいた。
「碧ちゃんも、結局は嘘だったけど、大切な人を失う悲しさを経験したよね」
私は、すぐるの事を思い出す。
真っ白なベッドの上で、静かに目を閉じていたすぐる。
あの瞳が、本当にもう二度と開かなかったとしたら……。
私は、強く頭を振ってその考えをかき消した。
そんなこと、考えたくない。
考えられない。
「……悲しいとか辛いとか、そんな思い、通り越しちゃいます。全部奪われてしまったような……そんな、絶望感……」
「それを、北河は経験してるんだよ」
優しい口調で、子供をなだめるかのように誠先輩はそう言った。
けれど、私にはわからない。
そのことと、イヤガラセと、一体何の関係があるのか。
「後は、碧ちゃんが自分で直接北河に聞いてみるんだな」
え!?
私が直接!?
「む……無理ですよ!」
ブンブンと首を振る私に、律もうなずく。
何が原因でイヤガラセをされているのか、確かに知りたいと思う。
けど、それを直接聞くには、勇気がいる。
「どうして?」
なのに、誠先輩はキョトンとした顔でそんなことを言った。
「だって……」
「最初、イヤガラセをやったのはお前かって、北河に直接聞いたのは碧ちゃんだろう?」
「そう……だけど……」
あのときは、聞けるようなスチュエーションだった。
でも、今は状況が違う。
私が俯いていると、誠先輩がポンッと軽く頭を叩いてきた。
「碧ちゃん、あいつの事でもちゃんと成長してると思うよ?」
「北河からのイヤガラセも、負けずに頑張ってる。
イイナズケの話しだって、聞いてるときは痛くて痛くて仕方がなかっただろう? それを乗り越えてきたんだから、自分に自信持たなきゃ」
誠先輩……。
優しい言葉に、泣きそうになる。
「……私、頑張ります」
清子さんに、ちゃんと聞かなきゃ。
そう思うと、私は勢いよく立ち上がった。
善は急げ。
それに、今すぐじゃないとまたウジウジしてしまいそうで嫌だった。
「行ってきます!」
私はそう言い、律と誠先輩に大きく手を振り、ファミリーレストランを出た……。
☆☆☆
部活動に熱心な清子さんが、まだ学校に残っていることは最初からわかっていた。
私は、迷わず清子さんが所属している美術部へ向かった。
扉の前で立ち止まり、呼吸を整える。
部室の中からは時折楽しそうな笑い声が聞こえてきて、その中に清子さんの声も混じっていることがわかる。
行くよ!!
自分自身に気合を入れて、扉を開けた……。
私が扉を開けた瞬間、今まで騒いでいた生徒たちがスッと静かになった。
みんなの視線が、私に注がれている。
顧問の教師の姿がないことだけが、救いだった。
「失礼します」
少し大きな声でそう言い、足を踏み入れた。
『よそ者が来た』というあからさまな空気の変化に足が重くなるのを感じる。
「清子さん、ちょっといい?」
私が話しかけると、清子さんはキャンバスから目を離し、「なに?」と、顔を上げた。
「話しがあるの」
握り締めたこぶしに、汗がにじむ。
「いいわよ」
清子さんは一旦部員の面々の顔を見てから、そう頷いた。
☆☆☆
部室から出ると、ホッと安堵のため息を吐き出した。
息が詰まるかと思った。
「話しって、なに?」
「聞かなくても、あなたならわかるでしょ?」
睨みつけるように、キツイ視線を清子さんへ送る。
容姿頭脳スタイル。
すべてにおいて勝てる部分はない。
けど、負けてはいけない相手だ。
すると、清子さんが私の右手を取った。
「ここじゃ話せないわ」
そう言うと、私を引っ張って歩き出す。
「ちょっと、どこにいくのよ!」
仕方なく付いて歩きながらも、清子さんのペースに飲まれないように必死になる。
でも、硬く握られた手は簡単に振り解くことはできなかった。
そして……連れてこられた先は、女子トイレ。
私は咄嗟に掃除用のホースが蛇口につながれたままになっていることを確認した。
何かあれば、蛇口を一杯にひねって水をかけてやる。
そう心に決めて、清子さんを見る。
しかし……。
「入って」
清子さんは、個室を指差して言った。
「え……?」
私は、身構える。
今度は何をするつもりなの?
そう思いながらも、個室に閉じ込められて上から水をかけられる自分を想像する。
「早く」
全く動こうとしない私を、清子さんが無理やり個室へ押し込んだ。
嫌だ!!
抵抗しようとした、その時。
清子さんは、自分も一緒に個室へ入り、鍵をかけたのだ。
え……?
なに?
想像していたことと違う展開に、私はキョトンとする。
そんな私を見て、清子さんは満足そうに微笑んだ。
「なんなの?」
さっきまでは負けちゃいけないと思っていたのに、今では完全に清子さんのペースの飲まれてしまっている。
その、次の瞬間。
清子さんが……私に、抱きついてきたのだ。
細くてやわらかくて、丸みのある、女の子の体。
「わかる……?」
え……?
「私の鼓動、碧さんにも伝わってるでしょう?」
トクン。
トクン。
トクン。
規則正しい、メトロノーム。
「清子……さん?」
「あなた、私にイヤガラセをされる理由を『すぐると付き合っているから』だって、思ってるでしょう」
……違うの?
清子さんの腕が、私の背中をなでる。
その、男性的ななで方に、一瞬身震いした。
「碧さん、私の事をどこまで知ってるの?」
「え……?」
「すぐるや滝野先輩から、少しは聞いてるんでしょう?」
「……大切な人を失ったって……それだけです」
それと、イヤガラセは関係ないと思っていた。
しかし、清子さんはクスクスと笑い、「それだけ知ってれば、十分よ」と言った。
「どういう意味よ……。ちゃんと教えてよ」
「碧さん、あなたまだわからないの? 本当に、鈍感ね」
そう言うと、清子さんはいきなり私の唇にキスをしてきた。
一瞬目を見開き、それから無意識のうちに清子さんを突き飛ばす。
清子さんは後ろの扉に背中を撃ちつけ、顔をしかめた。
なに……?
なに?
なに?
なんなの!?
頭の中が、パニックになる。
今の出来事が理解できず、涙が出た。
「私の大切な人っていうのはね……」
清子さんが、まっすぐに私を見つめる。
「弥生のことよ」
誠先輩の隣には、メロンクリームソーダを飲む、律。
そんな中、私はまたため息を吐き出した。
制服のポケットからあのスーパーボールを取り出して、蛍光灯の明かりに当ててみる。
クッキリと浮かび上がるハートのマーク。
すぐるのハートは、今ここにあるの?
本当に、私のところにあるの?
「そっか、イイナズケって弥生さんの事だったんだぁ」
「うん……」
昨日の出来事を、事細かに話し終えたところだった。
私は、写真の中の弥生さんを思い出す。
14歳の頃の写真、ということになると思うけど、とても小柄で可愛らしい人だった。
「そこまで聞いて、どうしたワケ?」
誠先輩が、聞いてくる。
「なんか、頭の中が真っ白になっちゃって……。すぐるが何か話してたような気がするんですけど、覚えてなくて」
シュンと落ち込む私。
もしかしたら、大切なことを話していたかもしれないのに。
「まぁ、それだけでも聞けたなら、よかったじゃん」
「そうかなぁ……」
でも、それじゃぁ清子さんからのイヤガラセの意味がまだわからない。
清子さんは、やっぱりすぐるの事が好きなのかな?
だから、イイナズケだった弥生さんの名前を使ったとか?
「う~ん……わかんないよ!」
いろんな仮説が浮かんでは消え、浮かんでは消え。
結局、答えはどこにもない。
そんな私を見て、誠先輩がストローから口を離した。
「碧ちゃん、俺が言ったこと忘れた?」
「え……?」
首をかしげる。
なんのこと?
「『北河はかわいそうな子なんだ』って、前に言ったよね?」
あ……。
そういえば、そんな話を聞いた覚えがある。
たしか……。
「大切な人が、亡くなったって話しですよね?」
「そう」
誠先輩は、真剣な表情でうなずいた。
「碧ちゃんも、結局は嘘だったけど、大切な人を失う悲しさを経験したよね」
私は、すぐるの事を思い出す。
真っ白なベッドの上で、静かに目を閉じていたすぐる。
あの瞳が、本当にもう二度と開かなかったとしたら……。
私は、強く頭を振ってその考えをかき消した。
そんなこと、考えたくない。
考えられない。
「……悲しいとか辛いとか、そんな思い、通り越しちゃいます。全部奪われてしまったような……そんな、絶望感……」
「それを、北河は経験してるんだよ」
優しい口調で、子供をなだめるかのように誠先輩はそう言った。
けれど、私にはわからない。
そのことと、イヤガラセと、一体何の関係があるのか。
「後は、碧ちゃんが自分で直接北河に聞いてみるんだな」
え!?
私が直接!?
「む……無理ですよ!」
ブンブンと首を振る私に、律もうなずく。
何が原因でイヤガラセをされているのか、確かに知りたいと思う。
けど、それを直接聞くには、勇気がいる。
「どうして?」
なのに、誠先輩はキョトンとした顔でそんなことを言った。
「だって……」
「最初、イヤガラセをやったのはお前かって、北河に直接聞いたのは碧ちゃんだろう?」
「そう……だけど……」
あのときは、聞けるようなスチュエーションだった。
でも、今は状況が違う。
私が俯いていると、誠先輩がポンッと軽く頭を叩いてきた。
「碧ちゃん、あいつの事でもちゃんと成長してると思うよ?」
「北河からのイヤガラセも、負けずに頑張ってる。
イイナズケの話しだって、聞いてるときは痛くて痛くて仕方がなかっただろう? それを乗り越えてきたんだから、自分に自信持たなきゃ」
誠先輩……。
優しい言葉に、泣きそうになる。
「……私、頑張ります」
清子さんに、ちゃんと聞かなきゃ。
そう思うと、私は勢いよく立ち上がった。
善は急げ。
それに、今すぐじゃないとまたウジウジしてしまいそうで嫌だった。
「行ってきます!」
私はそう言い、律と誠先輩に大きく手を振り、ファミリーレストランを出た……。
☆☆☆
部活動に熱心な清子さんが、まだ学校に残っていることは最初からわかっていた。
私は、迷わず清子さんが所属している美術部へ向かった。
扉の前で立ち止まり、呼吸を整える。
部室の中からは時折楽しそうな笑い声が聞こえてきて、その中に清子さんの声も混じっていることがわかる。
行くよ!!
自分自身に気合を入れて、扉を開けた……。
私が扉を開けた瞬間、今まで騒いでいた生徒たちがスッと静かになった。
みんなの視線が、私に注がれている。
顧問の教師の姿がないことだけが、救いだった。
「失礼します」
少し大きな声でそう言い、足を踏み入れた。
『よそ者が来た』というあからさまな空気の変化に足が重くなるのを感じる。
「清子さん、ちょっといい?」
私が話しかけると、清子さんはキャンバスから目を離し、「なに?」と、顔を上げた。
「話しがあるの」
握り締めたこぶしに、汗がにじむ。
「いいわよ」
清子さんは一旦部員の面々の顔を見てから、そう頷いた。
☆☆☆
部室から出ると、ホッと安堵のため息を吐き出した。
息が詰まるかと思った。
「話しって、なに?」
「聞かなくても、あなたならわかるでしょ?」
睨みつけるように、キツイ視線を清子さんへ送る。
容姿頭脳スタイル。
すべてにおいて勝てる部分はない。
けど、負けてはいけない相手だ。
すると、清子さんが私の右手を取った。
「ここじゃ話せないわ」
そう言うと、私を引っ張って歩き出す。
「ちょっと、どこにいくのよ!」
仕方なく付いて歩きながらも、清子さんのペースに飲まれないように必死になる。
でも、硬く握られた手は簡単に振り解くことはできなかった。
そして……連れてこられた先は、女子トイレ。
私は咄嗟に掃除用のホースが蛇口につながれたままになっていることを確認した。
何かあれば、蛇口を一杯にひねって水をかけてやる。
そう心に決めて、清子さんを見る。
しかし……。
「入って」
清子さんは、個室を指差して言った。
「え……?」
私は、身構える。
今度は何をするつもりなの?
そう思いながらも、個室に閉じ込められて上から水をかけられる自分を想像する。
「早く」
全く動こうとしない私を、清子さんが無理やり個室へ押し込んだ。
嫌だ!!
抵抗しようとした、その時。
清子さんは、自分も一緒に個室へ入り、鍵をかけたのだ。
え……?
なに?
想像していたことと違う展開に、私はキョトンとする。
そんな私を見て、清子さんは満足そうに微笑んだ。
「なんなの?」
さっきまでは負けちゃいけないと思っていたのに、今では完全に清子さんのペースの飲まれてしまっている。
その、次の瞬間。
清子さんが……私に、抱きついてきたのだ。
細くてやわらかくて、丸みのある、女の子の体。
「わかる……?」
え……?
「私の鼓動、碧さんにも伝わってるでしょう?」
トクン。
トクン。
トクン。
規則正しい、メトロノーム。
「清子……さん?」
「あなた、私にイヤガラセをされる理由を『すぐると付き合っているから』だって、思ってるでしょう」
……違うの?
清子さんの腕が、私の背中をなでる。
その、男性的ななで方に、一瞬身震いした。
「碧さん、私の事をどこまで知ってるの?」
「え……?」
「すぐるや滝野先輩から、少しは聞いてるんでしょう?」
「……大切な人を失ったって……それだけです」
それと、イヤガラセは関係ないと思っていた。
しかし、清子さんはクスクスと笑い、「それだけ知ってれば、十分よ」と言った。
「どういう意味よ……。ちゃんと教えてよ」
「碧さん、あなたまだわからないの? 本当に、鈍感ね」
そう言うと、清子さんはいきなり私の唇にキスをしてきた。
一瞬目を見開き、それから無意識のうちに清子さんを突き飛ばす。
清子さんは後ろの扉に背中を撃ちつけ、顔をしかめた。
なに……?
なに?
なに?
なんなの!?
頭の中が、パニックになる。
今の出来事が理解できず、涙が出た。
「私の大切な人っていうのはね……」
清子さんが、まっすぐに私を見つめる。
「弥生のことよ」
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