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クリスマスイブ
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清子さんとの仲が修復されると、あっという間に12月24日。
街はイルミネーションで彩られ、そこら中にサンタクロースの格好をしたアルバイトの人たちが立っている。
「もうクリスマスだね」
「そうだな」
息が白く、コートの下の体は少しづつ外気で冷えていく。
けど、すぐると握り合った手だけは、暖かい。
「ねぇ、ケーキ買って行こう?」
実は、今からすぐるの家でクリスマスパーティーが開かれるのだ。
毎年なら、すぐるの誕生日パーティーの時のように何十人と集まってくるらしいが、今年だけは、特別だ。
すぐるが、直接父親にお願いしてくれたのだ。
『今年は、碧と2人きりで祝いたいんだ』と……。
と、いうことで私は今とても幸せな気分だ。
すぐると清子さんと弥生さん。
そんな辛い過去を持っていると知ったから、余計にすぐるのことを愛しいと感じることができるようになっていた。
ただSってだけじゃないんだ。
それにはちゃんと、理由があるんだ。
すぐるはすぐるなりに、頑張って恋愛をしてるんだ。
そうやって考えたら、突然のキスも、突然の交際申し込みも、すべてがかわいく見えてくる。
そして、あのスーパーボールも……。
私は、そっとスカートのポケットの中に手を入れた。
いつも持ち歩いている、すぐるの気持ち。
「碧、早く決めろよ」
私が一人でニヤニヤとしていると、すぐるにせかされた。
目の前には、ガラスケースに入ったケーキ達。
どれもおいしそうで、上に乗っている砂糖菓子が可愛らしい。
けど、やっぱりケーキといえばこれだよね。
私は、一番シンプルなイチゴのショートケーキを選んだ。
特に飾りもないし、誰もが食べた事のある味。
「そんなのでいいのか?」
「いいの。これくらいが丁度なの」
私と、すぐる。
清子さんと、弥生さん。
なんの飾り気もなくて、よくあるものたち。
けど、それが一番食べられていて、色んなものに手を出してみても、結局はこの味へ戻ってくる。
そんな、関係。
「じゃぁ、これな」
すぐるがそう言い、イチゴのショートケーキをホールで買ってくれた。
☆☆☆
すぐるの家は、いつも通りの豪邸だった。
けれど今日は「靴脱いでいいぞ」と、玄関を入ってすぐ、すぐるに言われた。
「え?」
聞き返す私に、すぐるがスリッパに履き替えていく。
「日本なんだから土足ってのはねぇよな」
その言葉に、私はプッと噴出した。
すぐる自身も、この土足の習慣に疑問があったのだと思うと、なんとなくおかしかった。
「おじゃまします」
私はスリッパに履き替えて、この家のどこかにいるであろうすぐるの両親へ向けて声をかける。
「あ、親父たちは海外旅行に行ってるんだ」
「旅行中なの?」
「あぁ。俺が碧と2人でパーティーしたいって言ったら本人たちまで気ぃきかしたんだよ」
「そうなんだ……」
じゃぁ、この大きな家の中私とすぐる2人きり?
トクン。
心臓が、高鳴る。
すぐると出会った秋を思い出した。
誰もいない、保健室。
2人きりの、保健室。
自分たちのキスシーンを思い出し、思わず頬が赤くなる。
……嫌だ私、変な事考えちゃった。
フルフルと頭をふって、頬を冷たい手で冷やす。
なにか期待してるように見えたらどうしよう。
そんなことを思っていると、すぐるの部屋についた。
その扉を開けた瞬間……。
私は目を丸くして立ち止まった。
「入れよ」
すぐるがそう言うが、足が動かない。
「これ……」
部屋の中には、一杯の、バラ――。
よく、ドラマなんかで見るようなバラで埋め尽くされた、部屋。
「すぐる、これって……」
「碧のために用意させた。大丈夫、刺は抜いてあるから」
そう言うすぐるにエスコートされて、おそるおそる部屋の中へ入っていく。
バラの柔らかな香りが、漂ってくる。
「す……ごい」
感激しすぎて、そんなありきたりな言葉しか出てこない。
いいたとえが、何一つ出てこない。
知らず知らずのうちに、嬉し涙がこぼれていた。
「碧?」
「だいじょう……ぶ」
すぐると付き合ってからほんの数ヶ月。
その間に、何度も何度も泣いてきた。
辛くて辛くて、泣いてきた。
でも、今は違う……。
私は、思わずすぐるに抱きついた。
幸せすぎて、嬉すぎて。
「ありがとう」
ありがとう、すぐる。
私のために、こんな素敵なものを用意してくれて。
「碧……」
すぐるがバラを一本取って、それを私の髪にカンザシのようにさしてくれた。。
そして、キスをした……。
やわらかくて、暖かくて、とても幸せな、キス――。
私はもうしばらくすぐるの胸に身を預けていたかったけど、すぐるが私の体を離した。
「これ以上くっついてたら、やべぇ」
「……え?」
「先にパーティーするぞ」
そう言うと、すぐるは音楽を流し始めた。
クリスマスソングだ。
私は嬉しくなって、その音楽に合わせて体を揺らす。
すぐるは歌を口ずさみながら、買ってきたケーキの箱を開けた。
甘いクリームの香りとバラの香り。
混ざり合って、すこしくすぐったい。
「来いよ」
すぐるはベッドの上のバラを片付けて、その上にあぐらをかいて座った。
「ん……」
ベッドの上ということを、なんとなく意識してしまう。
だって、クリスマスだし……。
すぐるは、ベッドの上でケーキを切り分けてくれる。
テーブルの方がいいんじゃないかと思ったけれど、バラの海を泳ぐベッドの船、というのがすごくロマンチックで、何も言わなかった。
「碧、メリークリスマス」
まだ高校生だから、お酒はない。
飲むのはオレンジジュースだけ。
ほろ酔い気分とか、そんなものには無縁のクリスマス。
でも……。
「メリークリスマス。すぐる」
最高の、クリスマス――。
☆☆☆
それから、数時間が経過していた。
いつの間にかクリスマスソングは止まり、ケーキも2人で半分以上食べてお腹が一杯になっていた。
チキンとか他の食べ物も用意してくれていたのだけど、それを食べれるほどの余裕はない。
私は、重たいお腹を抱えてベッドに寝転んだ。
「もう、食べれない!」
「色気のねぇ奴」
すぐるはそう言い、楽しそうに笑った。
「だって……」
異性と付き合った経験もないんだから、色気を求められても困ってしまう。
「碧」
すぐるが、私の隣にねころんだ。
「なに?」
「悪かったな、色々と」
「え……?」
「辛かっただろ」
そう言い、すぐるは寝転んだまま、私を抱きしめた。
そのぬくもりに、安心して目を閉じる。
下手をすると、このまま眠ってしまいそうだ。
「私は、大丈夫だよ?」
「あなたの事、一杯知れて、嬉しかったよ」
「碧……」
すぐるが、私の首筋に顔をうずめた。
くすぐったくて、避けようとしたけど……。
「すぐる!?」
押し当てられる唇に、私は慌てた。
キスマーク、つけられちゃう!!
今までも『罰』としてつけられてきたものが2つある。
だから、3つついたら――!
「すぐる! 私契約違反してないよ!?」
ジタバタを暴れる私を、すぐるが両手で押さえつける。
なんで!?
どうしてこんなことするの!?
「碧、今なんて言った?」
すぐるが顔を離すと、意地悪そうな笑顔を見せた。
「え……?」
「俺のこと、なんて呼んだ?」
すぐるのこと?
『あなたの事、いっぱい知れて、嬉しかったよ』――。
「あぁ!!」
『すぐる』じゃなくて『あなた』って言っちゃったんだ!!
それに気づいて、慌てて「悪気があったワケじゃないの!」と言うが、もう遅い。
首筋にはしっかり3つ目のキスマークが付いている。
つまり……。
「罰だな」
ニヤリ。
すぐるは、王子様みたいな顔で、小悪魔のように笑った……。
街はイルミネーションで彩られ、そこら中にサンタクロースの格好をしたアルバイトの人たちが立っている。
「もうクリスマスだね」
「そうだな」
息が白く、コートの下の体は少しづつ外気で冷えていく。
けど、すぐると握り合った手だけは、暖かい。
「ねぇ、ケーキ買って行こう?」
実は、今からすぐるの家でクリスマスパーティーが開かれるのだ。
毎年なら、すぐるの誕生日パーティーの時のように何十人と集まってくるらしいが、今年だけは、特別だ。
すぐるが、直接父親にお願いしてくれたのだ。
『今年は、碧と2人きりで祝いたいんだ』と……。
と、いうことで私は今とても幸せな気分だ。
すぐると清子さんと弥生さん。
そんな辛い過去を持っていると知ったから、余計にすぐるのことを愛しいと感じることができるようになっていた。
ただSってだけじゃないんだ。
それにはちゃんと、理由があるんだ。
すぐるはすぐるなりに、頑張って恋愛をしてるんだ。
そうやって考えたら、突然のキスも、突然の交際申し込みも、すべてがかわいく見えてくる。
そして、あのスーパーボールも……。
私は、そっとスカートのポケットの中に手を入れた。
いつも持ち歩いている、すぐるの気持ち。
「碧、早く決めろよ」
私が一人でニヤニヤとしていると、すぐるにせかされた。
目の前には、ガラスケースに入ったケーキ達。
どれもおいしそうで、上に乗っている砂糖菓子が可愛らしい。
けど、やっぱりケーキといえばこれだよね。
私は、一番シンプルなイチゴのショートケーキを選んだ。
特に飾りもないし、誰もが食べた事のある味。
「そんなのでいいのか?」
「いいの。これくらいが丁度なの」
私と、すぐる。
清子さんと、弥生さん。
なんの飾り気もなくて、よくあるものたち。
けど、それが一番食べられていて、色んなものに手を出してみても、結局はこの味へ戻ってくる。
そんな、関係。
「じゃぁ、これな」
すぐるがそう言い、イチゴのショートケーキをホールで買ってくれた。
☆☆☆
すぐるの家は、いつも通りの豪邸だった。
けれど今日は「靴脱いでいいぞ」と、玄関を入ってすぐ、すぐるに言われた。
「え?」
聞き返す私に、すぐるがスリッパに履き替えていく。
「日本なんだから土足ってのはねぇよな」
その言葉に、私はプッと噴出した。
すぐる自身も、この土足の習慣に疑問があったのだと思うと、なんとなくおかしかった。
「おじゃまします」
私はスリッパに履き替えて、この家のどこかにいるであろうすぐるの両親へ向けて声をかける。
「あ、親父たちは海外旅行に行ってるんだ」
「旅行中なの?」
「あぁ。俺が碧と2人でパーティーしたいって言ったら本人たちまで気ぃきかしたんだよ」
「そうなんだ……」
じゃぁ、この大きな家の中私とすぐる2人きり?
トクン。
心臓が、高鳴る。
すぐると出会った秋を思い出した。
誰もいない、保健室。
2人きりの、保健室。
自分たちのキスシーンを思い出し、思わず頬が赤くなる。
……嫌だ私、変な事考えちゃった。
フルフルと頭をふって、頬を冷たい手で冷やす。
なにか期待してるように見えたらどうしよう。
そんなことを思っていると、すぐるの部屋についた。
その扉を開けた瞬間……。
私は目を丸くして立ち止まった。
「入れよ」
すぐるがそう言うが、足が動かない。
「これ……」
部屋の中には、一杯の、バラ――。
よく、ドラマなんかで見るようなバラで埋め尽くされた、部屋。
「すぐる、これって……」
「碧のために用意させた。大丈夫、刺は抜いてあるから」
そう言うすぐるにエスコートされて、おそるおそる部屋の中へ入っていく。
バラの柔らかな香りが、漂ってくる。
「す……ごい」
感激しすぎて、そんなありきたりな言葉しか出てこない。
いいたとえが、何一つ出てこない。
知らず知らずのうちに、嬉し涙がこぼれていた。
「碧?」
「だいじょう……ぶ」
すぐると付き合ってからほんの数ヶ月。
その間に、何度も何度も泣いてきた。
辛くて辛くて、泣いてきた。
でも、今は違う……。
私は、思わずすぐるに抱きついた。
幸せすぎて、嬉すぎて。
「ありがとう」
ありがとう、すぐる。
私のために、こんな素敵なものを用意してくれて。
「碧……」
すぐるがバラを一本取って、それを私の髪にカンザシのようにさしてくれた。。
そして、キスをした……。
やわらかくて、暖かくて、とても幸せな、キス――。
私はもうしばらくすぐるの胸に身を預けていたかったけど、すぐるが私の体を離した。
「これ以上くっついてたら、やべぇ」
「……え?」
「先にパーティーするぞ」
そう言うと、すぐるは音楽を流し始めた。
クリスマスソングだ。
私は嬉しくなって、その音楽に合わせて体を揺らす。
すぐるは歌を口ずさみながら、買ってきたケーキの箱を開けた。
甘いクリームの香りとバラの香り。
混ざり合って、すこしくすぐったい。
「来いよ」
すぐるはベッドの上のバラを片付けて、その上にあぐらをかいて座った。
「ん……」
ベッドの上ということを、なんとなく意識してしまう。
だって、クリスマスだし……。
すぐるは、ベッドの上でケーキを切り分けてくれる。
テーブルの方がいいんじゃないかと思ったけれど、バラの海を泳ぐベッドの船、というのがすごくロマンチックで、何も言わなかった。
「碧、メリークリスマス」
まだ高校生だから、お酒はない。
飲むのはオレンジジュースだけ。
ほろ酔い気分とか、そんなものには無縁のクリスマス。
でも……。
「メリークリスマス。すぐる」
最高の、クリスマス――。
☆☆☆
それから、数時間が経過していた。
いつの間にかクリスマスソングは止まり、ケーキも2人で半分以上食べてお腹が一杯になっていた。
チキンとか他の食べ物も用意してくれていたのだけど、それを食べれるほどの余裕はない。
私は、重たいお腹を抱えてベッドに寝転んだ。
「もう、食べれない!」
「色気のねぇ奴」
すぐるはそう言い、楽しそうに笑った。
「だって……」
異性と付き合った経験もないんだから、色気を求められても困ってしまう。
「碧」
すぐるが、私の隣にねころんだ。
「なに?」
「悪かったな、色々と」
「え……?」
「辛かっただろ」
そう言い、すぐるは寝転んだまま、私を抱きしめた。
そのぬくもりに、安心して目を閉じる。
下手をすると、このまま眠ってしまいそうだ。
「私は、大丈夫だよ?」
「あなたの事、一杯知れて、嬉しかったよ」
「碧……」
すぐるが、私の首筋に顔をうずめた。
くすぐったくて、避けようとしたけど……。
「すぐる!?」
押し当てられる唇に、私は慌てた。
キスマーク、つけられちゃう!!
今までも『罰』としてつけられてきたものが2つある。
だから、3つついたら――!
「すぐる! 私契約違反してないよ!?」
ジタバタを暴れる私を、すぐるが両手で押さえつける。
なんで!?
どうしてこんなことするの!?
「碧、今なんて言った?」
すぐるが顔を離すと、意地悪そうな笑顔を見せた。
「え……?」
「俺のこと、なんて呼んだ?」
すぐるのこと?
『あなたの事、いっぱい知れて、嬉しかったよ』――。
「あぁ!!」
『すぐる』じゃなくて『あなた』って言っちゃったんだ!!
それに気づいて、慌てて「悪気があったワケじゃないの!」と言うが、もう遅い。
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