ホスト科のお世話係になりました

西羽咲 花月

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告白

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昨日は大きなミスをしてしまったけれど、今日は気を取り直して頑張るぞ!
そう思って朝から部室の掃除をしているとめずらしくノック音が聞こえてきた。
「はい」

と、ドアへ向けて返事をすると、入ってきたのは侑介だった。
「侑介くん、風邪は大丈夫なの!?」
昨日結構つらそうだったから、侑介は休むかも知れないと思っていたところだった。

私はホウキを壁に立て掛けて侑介に駆け寄った。
「おかげ様で良くなったよ。昨日はハチミツレモンをありがとう」
「そっかよかったぁ! あれ、美味しいでしょう? 私が風邪ひいたときによくお母さんが作ってくれるの」

そう言いながら今日はなんとなく侑介の様子がいつもと違うことに気がついた。
いつもはもっとはしゃいで、私の顔を見るなり抱きついてくるのに。
もしかしたら病み上がりだから遠慮しているのかな?
そう思っていると、侑介がカバンからなにかを取り出して差し出してきた。
「これ、昨日のお礼を持ってきた」

それは蒼い包装紙に包まれていて、中身はわからない。
だけどサイズ的にはハンカチだろうという予想がついた。
「あ、侑介くんいけないんだぁ。部室のもの勝手にお世話係にあげようとしてる?」
クスクス笑いながらそれを受け取る。

部室にあったものだとしても、その気持ちは嬉しいけどね。
「これはそうじゃなくて」
慌てている侑介を見て首を傾げる。

だってこれは部室に常備されているハンカチのプレゼントでしょう?
見た目もそっくりだし、持った感じも柔らかいし。
そう思って小首をかしげて侑介を見つめる。
すると侑介は顔を真っ赤にして顔をそむけてしまった。

「別に、なんでもない」

「え? なになに? 気になるんだけど」
気になって食い下がって質問するけれど、侑介はなにも答えずに部室を出ていってしまったのだった。
ハンカチとともに残された私はますますわからなくて、ずっと首を傾げていたのだった。

☆☆☆

教室へ戻ってから侑介からの贈り物を確認すると、やっぱりハンカチだった
白色の生地に黄色のひまわりが刺繍されたもので、見ているだけで元気が出る。
「それ可愛いね!」

自分の席でハンカチを見つめていると百恵が近づいてきた。
「うん。もらいものなの」
「へぇ! その相手センスいいね。それって駅前の百貨店でしか売ってないやつだと思うよ。季節限定品で見たことある」
「え、そうなんだ?」

てっきり近所でまとめ買いしているものだと思っていたので、予想外だ。
侑介はわざわざ限定品を私のために買ってくれたとか?
そこまで考えて左右に首をふる。

ハチミツレモンを作った程度でそこまでしてくれるとは思えない。
昨日あれだけ大きな勘違いをした後なんだから、気をつけなくちゃ。
私は自分の妄想をかき消してハンカチをスカートのポケットにしまったのだった。

☆☆☆

給食を終えて部室へ向かうと、今日も何件かの予約電話がかかってきた。
今日の放課後も全員出払うみたいだ。
「本当に、すごい人気だなぁ」
それなのに自分はホスト科の存在を知らなかったんだから、ちょっと信じられない。

ホスト科に連絡してくる子たちは大小あれど悩みを抱えた子たちなんだろう。
昨日のマリアちゃんについて言えば、彼氏との初めてのデート服に悩んで侑介に相談するために約束を取り付けたのだと、後から知った。
彼氏のために一生懸命になっているマリアちゃんは、悔しいけれど可愛いと思う。

昨日の出来事を反芻しながら花瓶の水換えをして戻ってくると、仕事を終えた大が戻ってきていた。
ソファに深く腰をかけて目を閉じている。
もしかして眠っているのかな?

起さないようにそっと花瓶をもとの場所へ戻したとき「はぁあああっ」と大きなため息が聞こえてきて振り向いた。
見ると大が両手で顔を覆って盛大なため息を吐き出し続けている。
肺の中にある酸素すべてを吐き出してしまったかと思うほど長い溜息の後、ようやく「なにかあったの?」と、聞くことができた。

大は両手で顔を覆ったまま「告白された」と、短く答えた。
「えぇ!? 告白!?」
他人事だというのに心臓がドクンッと跳ねて体が熱くなるのを感じる。
まだ告白されたことも、告白したこともない私の妄想が一気に膨らんでいく。

「い、今されたの? どこで? 相手は誰?」
好奇心から次々と質問してしまう。
すると大は指の隙間から私を見てまたため息を吐いた。
あまり嬉しそうじゃないところを見ると、大の好みのタイプじゃなかったのかも。

だけどせっかく自分を好きになってくれた相手を、そう簡単にないがしろにはできないだろうなぁ。
「ホスト科のお客さんだ」
「え……」
その一言で一気に現実へ引き戻された。

告白してきた相手はホスト科のお客さん。
つまり、恋愛はタブーだ。

私はなんと声をかければいいかわからずに黙り込んでしまった。
「告白はその場で断ってきたけど、その子泣いてた」
大が両手を顔からはずしたが、その顔はかなり辛そうだった。

お客さんを幸せにするはずが、不幸にしてしまったと思っているのかもしれない。
「で、でも。相手だってホストは恋愛禁止だって知ってたんだよね?」

「もちろんだ。だけど勘違いさせちまった。オレのやり方が悪かったからだ」
「そんな……」
誰かを幸せにしたくて頑張っているのに、そんな風に自分を責めないでほしかった。
ふと思いついて私はもう1度ハチミツレモンを作り始めた。

昨日の放課後これを一番よく飲んでくれたのは大だったから。
今日は風邪人はいないから、冷たい水をグラス注いで作った。
「はい」

「あぁ……サンキュ」
大はグラスを受け取ったものの、昨日みたいに豪快な飲みっぷりは見せなかった。
相当落ち込んでいるみたいで、ソファに座ってうなだれてしまっている。
こんなときにお世話係はなにができるだろう。

さっきまで電話対応していた私は手帳を開いて大に見せた。
「放課後もちゃんと大に指名が入ってるよ。みんな、大のことを必要としてるんだよ」
「わかってる」

それでも表情は暗いままだ。
たくさんもお客さんを相手にしていても、ちゃんとひとりひとりに向き合っているからこそ、ここまで苦しむんだと思う。
「私がお客さんなら、大の元気な顔が見たいな」
大はメンバーの中でも一番笑顔が似合う男の子だ。

ちょっと声が大きくて、ぐんぐん引っ張っていってくれそうなタイプ。
そんな大が落ち込んでいたら、こっちまで暗い気持ちになってきてしまう。
「そうだ。今私をお客さんだと思って接してみてよ!」

私はそう言うと大の隣に座った。
こうして隣同士で座ると、大の体がどれほど大きいかよくわかる。

侑介みたいに抱きしめられたら、きっと私の体は大の腕にすっぽりと包み込まれてしまうだろう。
「お客さんって……」
大の顔が心なしか赤くなっている。
でもきっと気のせいだろう。
「お客さんの前でそんな顔をするの?」

「あ、いや」
ブンブンと左右に首を振って、白い歯をのぞかせて笑う大。
いつもの太陽みたいな笑顔だ。

「お客さんには悩みがあるの。例えばテスト結果がよくなくて落ち込んでるとか」
「勉強ができないのはオレも同じだよ。大丈夫、テストが悪くても君の魅力的なところは沢山あるんだからさ」
ホストとお客さんという設定で会話をしていると、こんなにもスラスラ言葉が出てくるみたいだ。

「ありがとう大くん。大くんにも沢山の魅力があるよ? 明るい笑顔に元気な声を聞いているだけで、私まで元気になれる。だからひとつのミスで落ち込まないでね」
昨日大きなミスをしてしまった自分がなにを言っているんだと言われそうだけれど、大の表情は明るくなった。

「それ、本当に?」
と、目を大きく見開いて質問してくる。
「本当だよ。ホストとお客さんっていう設定じゃなくても、私はそう思ってる」
だから元気を出してと続けようとしたが、その前に太い両腕が私の背中に回されていた。

そのまま引き寄せられて、抱きしめられていた。
思っていた通り大の腕の中では私の体がすっぽりと包み込まれてしまう。
そして侑介よりも随分男っぽい熱っぽさが伝わってきた。

「ありがとう愛美! オレ、なんだか元気出てきたよ!」
耳元で大きな声を出されてちょっとだけ顔をしかめる。
でも大が元気になったのならよかった。
「ね、ちょっともう、離して?」

さすがに苦しくなってきて大から離れようとした、そのときだった。
ガチャッと音がしてドアが開いたのだ。

それとほぼ同時に「わぁ!!」と、侑介の驚いた声が聞こえてくる。
大と同時に振り向くとドアの前に立つ侑介、尋、そして汰斗の姿があった。
「おぉ、みんなおかえり!」
すっかり元気を取り戻して爽やかな挨拶をする大は、3人が興味津々な顔つきでこちらを見ていることに全然気がついていなかったのだった。

☆☆☆

「放課後の予約は全部キャンセルしてくれ」
事情を説明し終えたタイミングで汰斗がそう言ってきた。

「キャンセルって、どうして?」
「今日の放課後は大を慰める会を開くことにする」
突然の提案に大も驚いている。

「汰斗、オレはもう平気だ。愛美が慰めてくれたからな」
そう言うと、なぜか汰斗は苛立ったように大を睨みつけた。
「大のためだけじゃない。お世話係に負担がかからないように、みんなが相談しやすい空間を作りたいんだ」
「それって、私のため?」
すると汰斗はコクンと頷いた。

「そもそもお世話係はホストの相談役じゃない。君の仕事が増えてしまうだけだろう」
「そんなの気にしてないよ?」

「ダメだ」
なぜか怒っているような汰斗の態度に私は口をつぐんだ。
納得できないけれど、汰斗が予約のキャンセルをしろと言うのなら、それに従うしかない。
渋々電話対応をしていると、尋が近づいてきた。
「汰斗はヤキモチを焼いてるんですよ」

こそっと教えられたことに「まさか」と笑う。
侑介は私と大を見てあからさまに嫉妬していたけれど、汰斗が同じようにヤキモチを焼いているとは思えなかった。
表情だって、相変わらず冷たさを残していたし。
「汰斗はきっと私に呆れたんだと思う。部室であんなことして」

「いいえ。愛美ちゃんはよくやってくれています。ホストのみんなはもう愛美ちゃんにメロメロですから」
「な、なに言ってるんですか」
尋の言葉に思わず顔がカッと熱くなってしまう。
お世辞や冗談にしても言い過ぎだ。


こんなカッコイイ人たちが私にメロメロだなんて。
「愛美ちゃんがいなくなったら僕も含めてみんな悲しみます。どうか、やめないでくださいね」
「も、もちろんだよ」
お世話係を辞める気なんてない。
それどころか一ヶ月間でみんなから呆れられてしまわないかということの方が、心配だった。
「その調子です」

尋はそう言ってクスッと笑うと、ソファへ戻っていったのだった。

☆☆☆

放課後の仕事はすべてキャンセルしたものの、お世話係の私も含めて全員で大を励ます会を開くことになった。
お世話係の私は一足先に部室へ行って準備するつもりだったけれど、尋と侑介にいつもよりゆっくり来るように言われてしまった。
こういうときこそお世話係の力が発揮できるはずなのに、ちょっと拍子抜けしてしまった。
「お、愛美ちゃんも今来たのか」

部室の前まで来たところで、ドアの前に大が立っているのが見えた。
「うん。ゆっくり来てねって言われたから、本当にその通りにきちゃった」
そう言って左胸にネームをつける。

このネームも随分しっくりくるようになったと思う。
「じゃ、行こうか」
大がドアを開けると、まず目に飛び込んで来たのは豪華な飾り付けだった。
折り紙で作った輪をいくつもつなげて、それを天井からフリルみたいにぶら下げている。
部屋の奥には風船が浮かんでいるし、テーブルの上にはお菓子やジュースが並んでいた。

「ふたりともいらっしゃい」
尋が頭に三角の派手な帽子を乗っけて言った。
「愛美ちゃん! こっちこっち!」

と、ふわふわの首飾りをいくつもつけた侑介が私の手を引いて、ソファへと誘導してくれた。
私の隣には大が座った。
「みんなすごい派手だな!」

大が楽しそうにみんなを見回す。
そんな中部屋の奥で最後の飾り付けをしていた汰斗が振り向いた。
その顔には付け髭と分厚いフレームの伊達メガネがかけらていて、見た瞬間「ぷっ」と吹き出してしまった。

あのクールな汰斗がこんなに妙な格好をして出迎えてくれるとは思っていなかった。

「ぶはははっ! 汰斗その顔なんだよ! かなりおかしいぞ!」
と、大も大笑いだ。
その笑い声はみんなにも伝染していき、気がつけば部室内は大きな笑い声に包まれていた。
「こんなに笑ったのは久しぶりだよ」
笑いすぎて滲んできた涙を指先で拭って深呼吸をする。

笑いすぎて酸欠になってしまいそうだった。
「オレもだ」
大も笑いすぎてお腹を押さえている。
みんなに笑われた汰斗が不機嫌になっていないだろうかと視線を向けると、本人は満足そうな表情でソファに座って腕組みをしていた。
みんなを笑わあせて元気にするために、自分から用意したみたいだ。

「それじゃ改めて、大を励ます会アーンド愛美ちゃん毎日ありがとう会を開始します!」
侑介の言葉に私は「え?」と聞き返す。
大を励ます会じゃなかったの?
「愛美ちゃんはわけもわからずここにきたのに、毎日ボクたちのために色々してくれて、本当に感謝してるんだ。だから、この機会に一緒にお礼する会を開こうと思ったんだ」

侑介の説明を聞いて胸の奥がジンッと熱くなるのを感じる。
みんながそこまで私のことを考えてくれていたんなんて、知らなかった。
さっきとは違う意味で涙が出てきて、それも指先でぬぐった。

「みんな……ありがとう」
涙で震える声で言うと、汰斗がクラッカーを鳴らした。

「さぁ、みんな飲んで食べて。今日は仕事のことは忘れて楽しもう」
「おぉー!」
私達は全員で天井へ向けて拳を突き上げ、同意したのだった。

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