がんじがらめの契約と狂愛〜聖女になれなかった異邦者の唯一〜

く〜いっ

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24 媚薬

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「その余裕な感じ、イライラするわ。ねぇ~え、あなたたち、この女を抱きつぶしちゃいなさいよ」

 キャティの提案に、朦朧としていた頭が、一気に冴えた。いやよ……なにを言っているの?

「勘弁してくださいキャティ様。こんな小汚いガキ、抱く気になれませんよ。俺はあなたがいい」
「あっらぁ~、ふふふ。でも、いちおう異世界人よ、強大な魔力を持っているかも知れないじゃない?」

 甘えたようなキャティの声。提案を拒否した男は、彼女の胸をやわやわと揉みながら拗ねたようにつぶやく。

「修練館がよいの下男たち、誰も魔力が高まった奴、いなかったですよ。抱き損になるじゃないですか」
「それにボロボロで臭いし、汚いしな。抱いたら病気になりそうだ!」
「違いない!」

 バカにしたような大笑いが室内に響く。

「ふふんっ。いいこと思いついちゃった。香をもっと焚いて」

 キャティが、サイドテーブルに置かれたガラスの小瓶を手に取った。あれはこの部屋に初めてきたときも置いてあった、謎の小瓶。

「ふふふ……ククッ……ふふ」

 私の髪をつかんで、上を向かせたキャティは、顎を押さえ口を開かせる。とろろ~っ……と、口のなかに小瓶の中身を流しこんだ。暴力をふるわれた私の体は重く、キャティの手を振り払うことはできなかった。体が万全でも、身体強化している彼女たちに勝てはしないけれど……

「ふふふっ、楽しみね~。その澄ました聖女面がどう歪むかしら? ――ほら、もっとリオに香を嗅がせて!」

 甘い匂いが強くなる。頭が重い。体の痛みが薄れていった……? 感覚が鈍くなった?

「!」強烈な刺激がお腹のなかで暴れた――

「ひぃやああぁぁぁ――! なに? やめて……んっ」

 全身の毛穴が開いたかのように汗が吹きだす。下半身から水気が垂れる感覚がする――やだ、私、漏らした? なに? これ……全身をくすぐられているような、もどかしい感覚に生理的な涙があふれ、未知の感覚に身悶えする。――無意識に両足をこすりあわせた。

「ダメ、ダメ! ちゃーんと見せてくれなくちゃ!」

 見せる……? なにを? キャティが足を修道服のスカートのなかにいれ、下着越しに秘部を踏んだ。

「ああああぁぁぁ――――――――――!」強烈な刺激に、目の前が真っ白になる。

「やっ、なに? 怖い! なに?」
「苦しいリオ? その苦しみから救ってあげようか?」

 キャティが、にちゃにちゃと、私の密口を踏みもてあそぶ。

「あああっ……やぁ……踏まない……でぇ! 強くしないで……あっあっ」

 声に艶がまじってきて、混乱する。必死で抵抗したいが、体に力がはいらない。

「やぁぁぁ……」

 私の痴態に、男たちも興味を持ったのか? 近づいてくる……

「これはねぇ~……媚薬よ。あははははっ!」キャティが、嬉しそうに笑っている。
「――媚……薬……」
「香だけでも効果はあるんだけれど、小瓶これを使うと、処女でも感じさせることができる優れもの! 高いのよ~使ってあげたんだから、感謝しなさい」

 体中を何かが這いまわるような、そんな感覚がたえず襲ってくる。ぬかるんだ密口から密がこぷり、こぷり……と、溢れでて、その刺激で密壷が蠢きだした。

「んんん……あああ……」耐えられない……おかしくなっちゃう……

「その刺激から解放される方法があるのよ」

 キャティの言葉に希望を見つけ、すがりつくように見上げた。

「イケばいいわ」
「行く?」――何処に?
「そう、達すればいいってこと。絶頂すればいいだけよ! あははははっ!」

 キャティの高笑いが響く。

「で~も、誰も手伝わないわよ。自分で自分を慰めてイッちゃいなさい! あははははっ!」

 目の前が真っ暗になった。苦しい……解放されたい……でも、自分で達する? できない。そんなのできないよぅ~助けて……アラン様……

 彼の姿を思った瞬間。密壷がまだ知らない彼を求めて蠢動し、愛液をごぷり……っと、溢れださせる。――無意識だったのかも知れない。――胸と密口に向けて、ふるえる手がのびた……

 ――どこからか? ――女の高笑いが聞こえる――なれない手を夢中で動かす私に……笑い声の主が誰だったのか? 理解する思考は残っていなかった。
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