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3章 学園生活
襲撃→撃退3
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本っ当にすみませんでしたぁー!
___________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
すべての魔物を倒し、ゆっくりしてると、
「おい、そこにいる奴ら。いるのはわかってんだ、出てこいよ。」
すると、4人の魔人が姿を現した。
「フン、バレていたか。」
「まあそんなわかりやすい気配出してればな。」
アクアはわからず、ティアでさえ感知するのがギリギリの気配を「わかりやすい」とのたまう蓮。
「で?お前らは魔族、または魔人っていう奴らか?」
そう聞くと、魔人たちは少し驚くような仕草を見せた。
「ほう、我々を知ってるのか。お前は召喚された異世界の勇者だと聞かされていたが?」
(聞かされていた?どこからか情報が漏れている?)
「へえ、お前たちも俺らを知ってるのか。そんなに黒眼黒髪って目立つのかね?」
「お前との雑談に付き合っている暇はない。お前の強さは異常だと聞いているからな。」
「そうか、時間がないからとっとと終わらせてもらうぜ!」
蓮の姿が消えた。
「「「「っ!!!」」」」
そう思った瞬間には、4人は全員吹き飛ばされていた。
「ん?全員生きてるのか?まあまあ硬いね、あんたら。」
そう言いながら、魔法を組み立てていく。
「ほい、『炎の矢』!」
放たれた40本の矢が1人当たり10本、コンマ1秒の時間差で翔んでいく。
「クッ!」
魔人たちは必死に避けるが、
「ぐああああぁぁっ!!」
1人の魔人が矢を避けきれずに命中し、残りの矢を全て受けた。
「………臭いな………………」
魔神の肉が焼ける匂いに思わず顔をしかめる蓮。
「キサマァァァァァァァッッ!!」
仲間を馬鹿にされたと思って激怒する魔人。
「ああ、別に死者を蔑ろにしたわけじゃない、ただ単に匂いがキツかっただけだ。」
あっけらかんとした答えにより怒りを募らせる魔人。
「殺シテヤル!」
「…………殺れるなら殺ってみろよ。」
「死ねぇぇぇぇぇっ!」
全力で突撃してくる魔人に対して蓮は、
「死なねぇよ、そんな簡単に果てるわけにはいかないんだ。」
振るってきた拳を片手で掴み、もう片方の手で頭に一撃入れてから全力で投げた。
気を失った魔人が吹き飛んで、木にぶつかって止まる。もうすでに気を失っていた。
意識を失った魔人には目もくれず、蓮は無表情で残りの魔人たちを睥睨する。
(これ程か、神越者とは………!)
魔人たちの心の中は絶望に支配された。
まだ1分と経っていないのだ、それなのにこの状況。
「さて。お前らだが、俺に殺されてその命を無駄に散らすか情けなく魔人の国?に帰って俺のことを報告するか、どっちがいい?」
「…………俺たちが生きて帰れるというように聞こえるのだが……」
「その通りだ。嫌なら殺してもいいが?」
それを聞いた魔人の男は、慌てて答える。
「す、すまない。私たちを見逃してくれるだろうか?」
「わかったが……なんでそこまで物分かりが良いのに俺たちに攻撃を仕掛けてきたんだ?」
「それが……私たちにもわからないんだ。魔王様の命令は絶対でな。」
「そうか。じゃあその魔王様に伝言を、『次俺の仲間に手を出したら…………』」
そこで蓮は『威圧』を発動。
「『…その日がお前と全魔人の命日だ』と言っておいてくれ、頼んだ。」
「了解した。必ずあなたの意志は魔王様に伝えよう。」
「そうか、じゃあとっとと行け。」
蓮がそう言うと、魔人は一体の遺体と一人の気絶者を抱えて足早に去っていった。
「取り敢えず俺のところは終わりかな…………ん?」
森の奥から緑色を放つ小さい何かが飛んできた。
【あなたがティアの主?】
「ああ、そうだが……
【良かった、この子をお願い】
「ん?ああ……………ってティア!?」
蓮は虚空から出現した少女に見覚えがあり、思わず大声を上げた。
【意識を失ってるだけだから時期に目を覚ますわ】
「そうか、あんたがティアを保護してくれたんだよな?ありがとう。」
【お礼を言う必要はなないわ、私はこの子を助けたいと思ったから助けただけなの。】
「わかった。それで、あんたは一体何なんだ?」
蓮は気になって尋ねた。
【私は風の精霊イリアよ。】
「そうか、なんで俺にはイリアが見えるんだ?」
【あら、あまり驚かないのね。大抵の人間は精霊を見ると取り乱すのに。】
「ああ、俺はこの世界の人間じゃないからな。常識には疎いんだ。でも、予想はできるぞ。」
【へぇ、言ってみて?】
「あくまでも予想だが………あんたたちは昔からエルフたちと親密な関係を保ってきた精霊、じゃないか?
加えて言えば、あんたはその中でも結構上の立場で、ティアとは特に仲良くしていた…………と思う。」
それを聞いた風の精霊イリアは目を見開いた。
【驚いたわ、ほとんど合ってるわ。というか全部正解ね……………ま、まあそこまで理解してるなら話は早いわ。ティアが起きる前に話させてもらうわね。】
そう言うとイリアは蓮の顔の前まで来ると、頭を下げた。
【レン、と呼ばせてもらうわ。今のティアの体に起きていることは知ってる?】
「ティアに?何が起きてるんだ?」
【実はあの子………………呪いにかかってるのよ。】
「呪い?」
【ええ、生まれながらにして持っている呪いよ。】
「もしかして、ティアが捨てられたのって………………」
【その通りよ、あなたには心配させたくなくて言わなかったようだけど。】
「………………ティアの家族は?」
【もちろんティアを守ろうとしたよ。でも、その呪いはエルフに忌み嫌われる呪いなの。】
「つまり………………周りのエルフどもにやられたって事か。」
【勘違いしないでね、レン。エルフが皆そんなひどい人達ばかりじゃないから。】
「ああ、わかってる。それで?その呪いを解くにはどうしたら良いんだ?」
【そのためには………………】
蓮は息をのんでその答えを待った。
【そのためにはレン、学生になって!】
………………は?
___________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
改めまして、遅くなって申し訳ありません。言い訳はしません、全て私が悪いです。
できればまだ付き合っていただけたらと思います。
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すべての魔物を倒し、ゆっくりしてると、
「おい、そこにいる奴ら。いるのはわかってんだ、出てこいよ。」
すると、4人の魔人が姿を現した。
「フン、バレていたか。」
「まあそんなわかりやすい気配出してればな。」
アクアはわからず、ティアでさえ感知するのがギリギリの気配を「わかりやすい」とのたまう蓮。
「で?お前らは魔族、または魔人っていう奴らか?」
そう聞くと、魔人たちは少し驚くような仕草を見せた。
「ほう、我々を知ってるのか。お前は召喚された異世界の勇者だと聞かされていたが?」
(聞かされていた?どこからか情報が漏れている?)
「へえ、お前たちも俺らを知ってるのか。そんなに黒眼黒髪って目立つのかね?」
「お前との雑談に付き合っている暇はない。お前の強さは異常だと聞いているからな。」
「そうか、時間がないからとっとと終わらせてもらうぜ!」
蓮の姿が消えた。
「「「「っ!!!」」」」
そう思った瞬間には、4人は全員吹き飛ばされていた。
「ん?全員生きてるのか?まあまあ硬いね、あんたら。」
そう言いながら、魔法を組み立てていく。
「ほい、『炎の矢』!」
放たれた40本の矢が1人当たり10本、コンマ1秒の時間差で翔んでいく。
「クッ!」
魔人たちは必死に避けるが、
「ぐああああぁぁっ!!」
1人の魔人が矢を避けきれずに命中し、残りの矢を全て受けた。
「………臭いな………………」
魔神の肉が焼ける匂いに思わず顔をしかめる蓮。
「キサマァァァァァァァッッ!!」
仲間を馬鹿にされたと思って激怒する魔人。
「ああ、別に死者を蔑ろにしたわけじゃない、ただ単に匂いがキツかっただけだ。」
あっけらかんとした答えにより怒りを募らせる魔人。
「殺シテヤル!」
「…………殺れるなら殺ってみろよ。」
「死ねぇぇぇぇぇっ!」
全力で突撃してくる魔人に対して蓮は、
「死なねぇよ、そんな簡単に果てるわけにはいかないんだ。」
振るってきた拳を片手で掴み、もう片方の手で頭に一撃入れてから全力で投げた。
気を失った魔人が吹き飛んで、木にぶつかって止まる。もうすでに気を失っていた。
意識を失った魔人には目もくれず、蓮は無表情で残りの魔人たちを睥睨する。
(これ程か、神越者とは………!)
魔人たちの心の中は絶望に支配された。
まだ1分と経っていないのだ、それなのにこの状況。
「さて。お前らだが、俺に殺されてその命を無駄に散らすか情けなく魔人の国?に帰って俺のことを報告するか、どっちがいい?」
「…………俺たちが生きて帰れるというように聞こえるのだが……」
「その通りだ。嫌なら殺してもいいが?」
それを聞いた魔人の男は、慌てて答える。
「す、すまない。私たちを見逃してくれるだろうか?」
「わかったが……なんでそこまで物分かりが良いのに俺たちに攻撃を仕掛けてきたんだ?」
「それが……私たちにもわからないんだ。魔王様の命令は絶対でな。」
「そうか。じゃあその魔王様に伝言を、『次俺の仲間に手を出したら…………』」
そこで蓮は『威圧』を発動。
「『…その日がお前と全魔人の命日だ』と言っておいてくれ、頼んだ。」
「了解した。必ずあなたの意志は魔王様に伝えよう。」
「そうか、じゃあとっとと行け。」
蓮がそう言うと、魔人は一体の遺体と一人の気絶者を抱えて足早に去っていった。
「取り敢えず俺のところは終わりかな…………ん?」
森の奥から緑色を放つ小さい何かが飛んできた。
【あなたがティアの主?】
「ああ、そうだが……
【良かった、この子をお願い】
「ん?ああ……………ってティア!?」
蓮は虚空から出現した少女に見覚えがあり、思わず大声を上げた。
【意識を失ってるだけだから時期に目を覚ますわ】
「そうか、あんたがティアを保護してくれたんだよな?ありがとう。」
【お礼を言う必要はなないわ、私はこの子を助けたいと思ったから助けただけなの。】
「わかった。それで、あんたは一体何なんだ?」
蓮は気になって尋ねた。
【私は風の精霊イリアよ。】
「そうか、なんで俺にはイリアが見えるんだ?」
【あら、あまり驚かないのね。大抵の人間は精霊を見ると取り乱すのに。】
「ああ、俺はこの世界の人間じゃないからな。常識には疎いんだ。でも、予想はできるぞ。」
【へぇ、言ってみて?】
「あくまでも予想だが………あんたたちは昔からエルフたちと親密な関係を保ってきた精霊、じゃないか?
加えて言えば、あんたはその中でも結構上の立場で、ティアとは特に仲良くしていた…………と思う。」
それを聞いた風の精霊イリアは目を見開いた。
【驚いたわ、ほとんど合ってるわ。というか全部正解ね……………ま、まあそこまで理解してるなら話は早いわ。ティアが起きる前に話させてもらうわね。】
そう言うとイリアは蓮の顔の前まで来ると、頭を下げた。
【レン、と呼ばせてもらうわ。今のティアの体に起きていることは知ってる?】
「ティアに?何が起きてるんだ?」
【実はあの子………………呪いにかかってるのよ。】
「呪い?」
【ええ、生まれながらにして持っている呪いよ。】
「もしかして、ティアが捨てられたのって………………」
【その通りよ、あなたには心配させたくなくて言わなかったようだけど。】
「………………ティアの家族は?」
【もちろんティアを守ろうとしたよ。でも、その呪いはエルフに忌み嫌われる呪いなの。】
「つまり………………周りのエルフどもにやられたって事か。」
【勘違いしないでね、レン。エルフが皆そんなひどい人達ばかりじゃないから。】
「ああ、わかってる。それで?その呪いを解くにはどうしたら良いんだ?」
【そのためには………………】
蓮は息をのんでその答えを待った。
【そのためにはレン、学生になって!】
………………は?
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改めまして、遅くなって申し訳ありません。言い訳はしません、全て私が悪いです。
できればまだ付き合っていただけたらと思います。
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