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夢2
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大好きな白樺の木の林が見えた。
祖父の別荘がある北海道の庭だ。
僕と妹は体が弱かったので、夏はここでお世話になることが多かった。
東京と違って空気が澄んでいて、僕はここが大好きだった。
幼い頃は北海道に来ても熱で動けなかった。
開け放たれた窓からそよそと心地よい風を顔に感じて、草と土の匂いに興味を惹かれていても、早く外に出たいと願うばかりの日々だった。
「薫ちゃん、今日はお外に出れそうかしらね?」
穏やかで優しい祖母がお手伝いさんと共に部屋に入ってきて、ふくよかで柔らかなあったかい手で額を触ってくれた。
額をどうして触るのか聞いたら、お熱を測ってるのよと笑ってくれた。
母は、代議士の父を支えることと心臓の弱い妹の心配ばかりで、僕のことはあまり顧みてくれなかったような気がする。
大きくなった今考えてみると、母には母の思いがあって決してそれは僕が邪魔だったとか、そういうことではなかったと理解もできるけど。
僕は、常に愛に渇望していたように思う。
「あら、お熱下がったじゃない。じゃあ、お散歩してみましょうね」
祖母は優しい笑顔で小さな僕を抱き上げてくれて、それはそれは大切そうに扱ってくれた。
この北海道の思い出の中にまだ妹はいない。
ちょうど母のおなかにいたからだ。
一人っ子で迎える最後の夏だったんだね。
「どこへ行ってみましょうか?」
「ぼくね、木が見たいの」
「あら、木?」
「うん、その窓からいつも見えるんだけど、ぼく、まだ触ったことないの」
「ふふ、なるほどね、じゃあ薫ちゃんのはじめての冒険はそこのお庭ね」
僕が笑うと祖母もお手伝いさんも嬉しそうにしてくれた。
庭に出ると、そよそよした風が部屋にいるよりももっとたくさん感じられて、すごくうれしくなった、その風の匂いが心地よくて目を瞑ってくんくんした。
「薫さんのお靴、お持ちしてますよ」
「そうね、まだふらつかないかしら?どう?立てそう?」
「だいじょうぶだよ、ぼくお靴はくよ」
祖母のお膝の上で、僕は久しぶりに靴を履いて地面に降りた。
ゆっくりと足を動かしたら、嬉しくなった。
「ほらね!」
僕は祖母に笑顔でエヘンとして白樺に走り寄った。
でも、久しぶりに歩いたせいもあったのか、足を取られ転んでしまった。
「うわ!」
「薫ちゃん!」
「薫さん!」
2人が駆け寄ってきたけど、立ち上がるのも忘れて僕の目はあるものに釘づけになったんだ。
「……おばあさま、ちいさな犬さんが寝ていますよ」
「あらまあ」
祖母は私を助け起こすとパジャマに付いた土をぱんぱんしながら僕の指さす方を見た。
「狐の子供ね、どうしてこんなところで……のん気な子ね、ふふ」
「きつねさんなの?! わあかわいい!」
祖母は僕の手を引っ張った。
「ダメよ薫さん、狐さんはお病気を持っているかもしれないの、触ってはダメ」
「どうしても?」
「そうですよ、でもここから見守るのは良いですよ」
「ふふ、ふわふわですね、あのしっぽさんぽわぽわです、お耳もかわいいですね」
「本当ね、かわいいわ、薫ちゃんみたいよ」
祖母は僕の頭を撫でてくれた。
夕方には祖父も趣味の畑作業から帰ってきて、僕の「きつねさんのお話し」を飽きずにずっと笑顔で聞いてくれた。
僕は勝手に、ずっと孤独だと思い込んでいたけれど……
こんな風に素敵な人たちが傍にいてくれたんだな……
……花のいい香りがしてくる。
僕はこの香りが大好きだ。
いつか嗅いだことのあるこの花は……えっとなんていう花だったかな。
くすぐったくなるような、あったかくなるような、そしてとっても愛おしいその香り。
閉じていた瞼をゆっくりと開ける。
……目の前に僕が恋しているきれいな人が静かに微笑んでいた。
いつの間にかベッドに寝かされていた僕の傍に、艶めかしく横たわっている。
え?いつから?
「蘭紗様」
「薫、良く寝ていたようだ。お腹はすいていないか?」
「……いつの間に寝ちゃってたんだろう? ごめんなさい、みなさん大変なのに、起きて待っていようって思ったんですけど」
「可愛いことを言う……気にすることはない。疲れていたんだ」
蘭紗様はそっと僕を抱き寄せ、柔らかく抱きしめてくれた。
僕は蘭紗様の香りとぬくもりに包まれて、くらりとした。
ゆっくりと頭を撫でてくれる手の感触で気が遠くなる。
「みなさんは大丈夫でしたか?お怪我は?」
「厳密にいえば怪我をした者はいるが、大丈夫だ、あと曲者はみな捕えた」
「ああ、よかった」
蘭紗様はしばらく僕の髪の毛で遊ぶように撫でたり指で梳いたりしてくれてたけど、ふと手を止めて、じっと僕の顔を見つめてきた。
「薫、この度のことは我にとって怖い出来事であった。そなたをお披露目の場に出してもいないし、婚儀もまだだが……瑞兆が国中に表れ、国民どころか外国にまで我が国の『お嫁様』が渡ってきたことをもはや知っているのだ。……その当たり前の事実に、我は情けなくも恐れをなした」
「え?」
「怖いのだ、そなたがカジャルのように連れ去られる危険性を、肌に感じてしまった」
「……それは……ですが僕は城から出ませんし、まさか連れ去られるなど」
蘭紗様はもう一度僕を僕をぎゅっと抱きしめた。
「そうなのだが……一生この城の中ということはない、そのうち外交で国外に出ることもあろうし、そしてこの城は我の結界で護られているとはいえ、完璧ではないこともあるだろう。もうすでにこの城のどこかに間者が忍び込んでいるやもしれぬ」
「……蘭紗様、あのね、聞いてくれますか? 僕が好きな人のことです。僕が好きになった人はすごいんですよ? 絶大な魔力を持っていて、他の人ができないことができるんです!そして世界一強くて美しくてかっこいいんです!」
「それは……我のことなのか?」
「はい、僕はそんな人に守られているんです。僕は不安なんて感じませんよ……僕がこちらに来た理由は、あなたに会うためです、他の人に連れ去られるためじゃなんかじゃありません……ね?」
蘭紗様は少し驚いた顔をしてそれから同時に悲しそうな顔になって、切なそうに笑った。
「ああ、そうだな……そなたは我に会いに来た。我もそなたに会うためにずっと待っていた。2人を分かつ運命などありようもない。そうだな」
「そうですよ、だから不安なんていりません。ね?」
「今宵から、寝所を一緒にせぬか?離れて寝ている間が心配だし、なによりも我はそなたといつも共にいたいと思うのだ」
僕はクスっと笑った。
「はい、今僕も同じことを思っていましたよ」
2人は同時にふふっと笑って抱きしめ合った。
ふんわりと花の匂いがした、大好きなこの香り、ずっと包まれていたい。
あぁ蘭紗様、大好きです。
祖父の別荘がある北海道の庭だ。
僕と妹は体が弱かったので、夏はここでお世話になることが多かった。
東京と違って空気が澄んでいて、僕はここが大好きだった。
幼い頃は北海道に来ても熱で動けなかった。
開け放たれた窓からそよそと心地よい風を顔に感じて、草と土の匂いに興味を惹かれていても、早く外に出たいと願うばかりの日々だった。
「薫ちゃん、今日はお外に出れそうかしらね?」
穏やかで優しい祖母がお手伝いさんと共に部屋に入ってきて、ふくよかで柔らかなあったかい手で額を触ってくれた。
額をどうして触るのか聞いたら、お熱を測ってるのよと笑ってくれた。
母は、代議士の父を支えることと心臓の弱い妹の心配ばかりで、僕のことはあまり顧みてくれなかったような気がする。
大きくなった今考えてみると、母には母の思いがあって決してそれは僕が邪魔だったとか、そういうことではなかったと理解もできるけど。
僕は、常に愛に渇望していたように思う。
「あら、お熱下がったじゃない。じゃあ、お散歩してみましょうね」
祖母は優しい笑顔で小さな僕を抱き上げてくれて、それはそれは大切そうに扱ってくれた。
この北海道の思い出の中にまだ妹はいない。
ちょうど母のおなかにいたからだ。
一人っ子で迎える最後の夏だったんだね。
「どこへ行ってみましょうか?」
「ぼくね、木が見たいの」
「あら、木?」
「うん、その窓からいつも見えるんだけど、ぼく、まだ触ったことないの」
「ふふ、なるほどね、じゃあ薫ちゃんのはじめての冒険はそこのお庭ね」
僕が笑うと祖母もお手伝いさんも嬉しそうにしてくれた。
庭に出ると、そよそよした風が部屋にいるよりももっとたくさん感じられて、すごくうれしくなった、その風の匂いが心地よくて目を瞑ってくんくんした。
「薫さんのお靴、お持ちしてますよ」
「そうね、まだふらつかないかしら?どう?立てそう?」
「だいじょうぶだよ、ぼくお靴はくよ」
祖母のお膝の上で、僕は久しぶりに靴を履いて地面に降りた。
ゆっくりと足を動かしたら、嬉しくなった。
「ほらね!」
僕は祖母に笑顔でエヘンとして白樺に走り寄った。
でも、久しぶりに歩いたせいもあったのか、足を取られ転んでしまった。
「うわ!」
「薫ちゃん!」
「薫さん!」
2人が駆け寄ってきたけど、立ち上がるのも忘れて僕の目はあるものに釘づけになったんだ。
「……おばあさま、ちいさな犬さんが寝ていますよ」
「あらまあ」
祖母は私を助け起こすとパジャマに付いた土をぱんぱんしながら僕の指さす方を見た。
「狐の子供ね、どうしてこんなところで……のん気な子ね、ふふ」
「きつねさんなの?! わあかわいい!」
祖母は僕の手を引っ張った。
「ダメよ薫さん、狐さんはお病気を持っているかもしれないの、触ってはダメ」
「どうしても?」
「そうですよ、でもここから見守るのは良いですよ」
「ふふ、ふわふわですね、あのしっぽさんぽわぽわです、お耳もかわいいですね」
「本当ね、かわいいわ、薫ちゃんみたいよ」
祖母は僕の頭を撫でてくれた。
夕方には祖父も趣味の畑作業から帰ってきて、僕の「きつねさんのお話し」を飽きずにずっと笑顔で聞いてくれた。
僕は勝手に、ずっと孤独だと思い込んでいたけれど……
こんな風に素敵な人たちが傍にいてくれたんだな……
……花のいい香りがしてくる。
僕はこの香りが大好きだ。
いつか嗅いだことのあるこの花は……えっとなんていう花だったかな。
くすぐったくなるような、あったかくなるような、そしてとっても愛おしいその香り。
閉じていた瞼をゆっくりと開ける。
……目の前に僕が恋しているきれいな人が静かに微笑んでいた。
いつの間にかベッドに寝かされていた僕の傍に、艶めかしく横たわっている。
え?いつから?
「蘭紗様」
「薫、良く寝ていたようだ。お腹はすいていないか?」
「……いつの間に寝ちゃってたんだろう? ごめんなさい、みなさん大変なのに、起きて待っていようって思ったんですけど」
「可愛いことを言う……気にすることはない。疲れていたんだ」
蘭紗様はそっと僕を抱き寄せ、柔らかく抱きしめてくれた。
僕は蘭紗様の香りとぬくもりに包まれて、くらりとした。
ゆっくりと頭を撫でてくれる手の感触で気が遠くなる。
「みなさんは大丈夫でしたか?お怪我は?」
「厳密にいえば怪我をした者はいるが、大丈夫だ、あと曲者はみな捕えた」
「ああ、よかった」
蘭紗様はしばらく僕の髪の毛で遊ぶように撫でたり指で梳いたりしてくれてたけど、ふと手を止めて、じっと僕の顔を見つめてきた。
「薫、この度のことは我にとって怖い出来事であった。そなたをお披露目の場に出してもいないし、婚儀もまだだが……瑞兆が国中に表れ、国民どころか外国にまで我が国の『お嫁様』が渡ってきたことをもはや知っているのだ。……その当たり前の事実に、我は情けなくも恐れをなした」
「え?」
「怖いのだ、そなたがカジャルのように連れ去られる危険性を、肌に感じてしまった」
「……それは……ですが僕は城から出ませんし、まさか連れ去られるなど」
蘭紗様はもう一度僕を僕をぎゅっと抱きしめた。
「そうなのだが……一生この城の中ということはない、そのうち外交で国外に出ることもあろうし、そしてこの城は我の結界で護られているとはいえ、完璧ではないこともあるだろう。もうすでにこの城のどこかに間者が忍び込んでいるやもしれぬ」
「……蘭紗様、あのね、聞いてくれますか? 僕が好きな人のことです。僕が好きになった人はすごいんですよ? 絶大な魔力を持っていて、他の人ができないことができるんです!そして世界一強くて美しくてかっこいいんです!」
「それは……我のことなのか?」
「はい、僕はそんな人に守られているんです。僕は不安なんて感じませんよ……僕がこちらに来た理由は、あなたに会うためです、他の人に連れ去られるためじゃなんかじゃありません……ね?」
蘭紗様は少し驚いた顔をしてそれから同時に悲しそうな顔になって、切なそうに笑った。
「ああ、そうだな……そなたは我に会いに来た。我もそなたに会うためにずっと待っていた。2人を分かつ運命などありようもない。そうだな」
「そうですよ、だから不安なんていりません。ね?」
「今宵から、寝所を一緒にせぬか?離れて寝ている間が心配だし、なによりも我はそなたといつも共にいたいと思うのだ」
僕はクスっと笑った。
「はい、今僕も同じことを思っていましたよ」
2人は同時にふふっと笑って抱きしめ合った。
ふんわりと花の匂いがした、大好きなこの香り、ずっと包まれていたい。
あぁ蘭紗様、大好きです。
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