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赤い目1 カジャル視点
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少し時間が遡り、カジャルが救出された時からその後のカジャル視点です。
◆
涼鱗が獣化して大蛇になった日、俺は久しぶりに涼鱗のあの目を見た。
闇夜に赤く光るあの目だ。
アオアイに留学中、まだ12歳だったころだ。
実戦訓練中に担当魔術師の先生とはぐれ、洞窟で迷子になった俺らの班は、魔物に襲われた。
その時、涼鱗は先頭に立ち、スッと大蛇になったのだ、何の躊躇もなく。
そして尾の一振りで魔物を壁に吹っ飛ばし、全身から出した冷気の塊を魔物にぶち当て魔物を一瞬で凍らせた。
魔物はひとたまりもなかった。
そのあと必死の形相で駆け付けた魔術師の先生は焦っていたが、魔物が凍っているのを見てプっと噴き出し、そして涼鱗に恭しく自分のマントをかけた。
……まるで戴冠式かのように。
普通は王子ともあろうものが気軽に人前で獣化してはならないと、しつこく教えられる。
獣化を解くと全裸になってしまうからだ。
しかし、そんな常識をいちいち気にするヤツではない。
あいつはとにかく今に向き合う。
変わり者だしヘラヘラしてるし、王子らしくないと揶揄されることも多い。
「第4王子だから許されるんだよ、いてもいなくていいからね」とペろっと舌を出してなんでもないように装って、飄々と生きている。
……本気でそう思っているわけではないだろうに。
大蛇の目は赤く、ボゥと、ろうそくの炎のように灯っていて……じとりと絡みついてくるかのような湿気を孕んでいる。
ぞくっとするような美しさだ。
あの目を見ていたら、どうぞ食べてくださいとこの身を投げ出してしまいたくなる。
涼鱗が小屋を締め上げた時、俺を縛りあげ抱えたケナは俺に問うた。
「お前、あいつを知ってるだろう?あきらかにお前を助けに来ているぞ、何者だ、知ってるのなら言え」
「……」
他の奴らは地鳴りだ!と騒いでいたが、このケナという男だけは的確に涼鱗の気配を感じ取っていたのだ。
俺は当然、小屋がぎりぎりと締め付けられる少し前から涼鱗の気配を感じていた。
しかし、呪縛を掛けられて声も出せないし、まあ、こんなやつに涼鱗の名前を告げる気もなかった。
「クソ……この気配はなんなんだ!」
涼鱗が爆音と共に屋根を吹っ飛ばした瞬間、男は俺を肩に乗せスルリと小屋を飛び出した。身体強化をし、さらに何らかの速度の出る魔術も使って男は逃げた。
直後、強い雨が体を叩きつけてくる。
初めから思っていたがこの男の魔術は素晴らしい。
敵をほめるのは嫌だが……使われていると気づかないうちにかけられたいくつかの魔術を考えてみても、普通ならもうちょっと予備動作が必要だし、こんなさりげなく呼吸するかのように使えるものではない。
男はこの森を熟知しているかのように木々をすり抜け、涼鱗を巻こうとするが、あいつにそんなのは通じない。
あの大蛇はまっすぐにただ進むだけだ。
森の木々はなぎ倒され踏み潰され、吹き飛ばれて、森に大きな道が開けていくかのようだった。
「っ……」
ふいに男の右手から魔法陣が組み立てられようとするのが見えた。
これは……この男がこれを出すということは……転移か!
俺は未だ動けない体をもどかしく感じながらも何とかこいつから離れようと焦った。
その刹那、ドンと大きな音と共に横倒しにされ、俺は吹っ飛んだ。
ずさりと地に落ち、雨でぬかるんだ泥に半身が埋まり、口の中にまで泥が入る。
全身に強烈な痛みが走る。
しかし、その瞬間体が動き、男の魔術が切れたのがわかった。
ハッとして首だけで振り返ると、男は大蛇のとぐろの中で呻いていた。
何発も火球を打っている。
ああ、涼鱗に火はダメだ……どうせ効かないし……怒らせるだけなんだよなあ
そのうち男は失神した……ように見えた。
いや、失神だよな?え?殺したの?
俺は一瞬焦ったが、なんだか全てがどうでも良くなって、目を瞑りため息をついた。
ああもう、散々だ……
かっこわりーな俺……
パシン!
いきなり頬を叩かれた。
「……っ痛えよ涼鱗」
「気づいていたの?」
「……お前まさか獣化するなんて……なんでそこまで……」
「私だとわかってた?」
「見てたし、すぐわかったよ、気配で」
一瞬黙った涼鱗はその後頬を上気させ嬉しそうに笑った。
「……カジャル生きていてくれてよかった」
「……ああ、最高にかっこ悪いが生きてるよ……」
「カッコイイとか悪いとか今関係あるの?」
「てか、お前全裸……」
獣化したんだから、見るまでもなく全裸だけど、子供の時と同じで全くそれを恥じることなく堂々としている。
「ん」
ん。じゃねーよ。
おまえ王子だろうが……
上空から蘭紗様の気配がしてきた。
捕縛したやつらを魔力の綱で結んでいる。
蘭紗様に見せられる姿じゃないよな!
もう穴があったら入りたいよ……
蘭紗様は涼鱗に着物を投げて衣服を整えさせて後始末を暗殺部隊に命じた。
俺は蘭紗様に合わせる顔がなくて、目を瞑ってやり過ごした。
どうせ体中の痛みでろくに動けないんだから……
あぁ……ひたすら惨めだ……
俺は、涼鱗にされるがまま子供のように抱かれて城に戻り、待機していた医者に見せられた。
一緒に手当を受ける涼鱗を横目で見ると、体中に擦り傷とあの男の放った火球で腰に軽いやけどがあるようだった。
医者が魔力でそこを冷やし、そしてさらにしゅわしゅわと皮膚の再構成を行っているのが見えた。
傷跡もなく治りそうでなによりだ。
俺の方は骨を折られてはいるが、まっすぐにポキンと折られているので楽だと言いつつ、医者はすぐさまスルっと魔力で骨を接いでくれた。
痛みは残るし体内の魔力の様子も不安定なので1週間ほどの安静を告げられた。
その後血相を変えて乱入してきた父親と涼鱗が話し合った結果、なぜだか俺は涼鱗付けで謹慎ということになった。
「サヌ羅殿……本人も反省しているようだし、それにやつらを焙り出せたし悪いことばかりじゃない、だから、そのような顔をするな」
涼鱗のその言葉に父は涙していたが。
……まあ確かに、捕まったのが俺で良かったかもとは少し思った。
狙いはお嫁様で、あいつらはもう結界のすぐそばまで迫ってきていたんだ。
誰が俺の代わりになってもおかしくなかったんだ。
「まぁあれだ、謹慎がすめばどこへでも自由に動けるのだ、実家に一時帰宅することもできるし、よければサヌ羅殿が奥方を連れ研究所に寄られてもよいのだよ?私もカジャルも待っているゆえな」
涼鱗は優しい声で父に声をかけ落ち着かせ、治療の邪魔をしてはいけないと下がらせた。
◆
研究所に来てから、俺はひたすら涼鱗に世話を焼かれた。
「だから……風呂は一人で入れると言ったが、聞こえないのか?」
「聞こえてるけどね心配なんだよ、いいじゃない、今更なんなの?恥ずかしいとか?ねえ、そうなの?」
「ち、ちがう!」
調子が狂うのだ……この男は本当に質が悪い。
「……うおっ」
気が付けばまた横抱きに抱かれていた。
「ちょ、ちょっとまて、歩けるから!」
「ダメだ、まだ痛みで動きが滑らかではないのだ。風呂場は滑るしこけたりしたらどうする?継いだばかりの骨は脆いんだ、またもやパリンだよ!」
フハハと笑いながら話す涼鱗が俺は怖い、ほんとに怖い。
そのまま俺に掛け湯をして割と広めに作ってある研究所の湯船に2人で入った。
「んー!気持ちいいね、どう?カジャル」
「まあな、てかおろしてくれない?」
涼鱗の膝の上から脱出しようとすると腕の力を強められた。
「嫌だよカジャル」
「は?」
見つめてくる涼鱗の濡れたような瞳は、あの大蛇の時のように赤く、絡めとられるようなじっとりしたまなざしだ。
俺は思わず息をのんで、見つめ返した。
涼鱗はフっと微笑んで、俺の頬に手を添えて首を傾げた。
「ほんとうによかった、カジャル。生きていてくれて」
「……」
「ふと起きて、隣にいなくてどれだけ焦ったかわかる?」
俺は何も言えなくて、うつむいた。
「……俺を探してくれて感謝してる。 だが涼鱗……もう危ないことはするな。お前の肌が傷つくのは見たくない」
「ふーん、私のお肌を気にしてくれるの?別に君の為ならどんな傷が付いても平気だけどねえ」
「ダメだよ、俺みたいなのと違う、お前は特別なんだ、王子なんだし」
「んじゃ、私が王子だから心配なの?」
「ち……っちが」
「少しは私が大事?」
「……そりゃ、まあ」
涼鱗は少し寂しそうにでも安心したように微笑んだ。
「じゃあそれでいいよ、だからもうここにずっといてよ」
◆
涼鱗が獣化して大蛇になった日、俺は久しぶりに涼鱗のあの目を見た。
闇夜に赤く光るあの目だ。
アオアイに留学中、まだ12歳だったころだ。
実戦訓練中に担当魔術師の先生とはぐれ、洞窟で迷子になった俺らの班は、魔物に襲われた。
その時、涼鱗は先頭に立ち、スッと大蛇になったのだ、何の躊躇もなく。
そして尾の一振りで魔物を壁に吹っ飛ばし、全身から出した冷気の塊を魔物にぶち当て魔物を一瞬で凍らせた。
魔物はひとたまりもなかった。
そのあと必死の形相で駆け付けた魔術師の先生は焦っていたが、魔物が凍っているのを見てプっと噴き出し、そして涼鱗に恭しく自分のマントをかけた。
……まるで戴冠式かのように。
普通は王子ともあろうものが気軽に人前で獣化してはならないと、しつこく教えられる。
獣化を解くと全裸になってしまうからだ。
しかし、そんな常識をいちいち気にするヤツではない。
あいつはとにかく今に向き合う。
変わり者だしヘラヘラしてるし、王子らしくないと揶揄されることも多い。
「第4王子だから許されるんだよ、いてもいなくていいからね」とペろっと舌を出してなんでもないように装って、飄々と生きている。
……本気でそう思っているわけではないだろうに。
大蛇の目は赤く、ボゥと、ろうそくの炎のように灯っていて……じとりと絡みついてくるかのような湿気を孕んでいる。
ぞくっとするような美しさだ。
あの目を見ていたら、どうぞ食べてくださいとこの身を投げ出してしまいたくなる。
涼鱗が小屋を締め上げた時、俺を縛りあげ抱えたケナは俺に問うた。
「お前、あいつを知ってるだろう?あきらかにお前を助けに来ているぞ、何者だ、知ってるのなら言え」
「……」
他の奴らは地鳴りだ!と騒いでいたが、このケナという男だけは的確に涼鱗の気配を感じ取っていたのだ。
俺は当然、小屋がぎりぎりと締め付けられる少し前から涼鱗の気配を感じていた。
しかし、呪縛を掛けられて声も出せないし、まあ、こんなやつに涼鱗の名前を告げる気もなかった。
「クソ……この気配はなんなんだ!」
涼鱗が爆音と共に屋根を吹っ飛ばした瞬間、男は俺を肩に乗せスルリと小屋を飛び出した。身体強化をし、さらに何らかの速度の出る魔術も使って男は逃げた。
直後、強い雨が体を叩きつけてくる。
初めから思っていたがこの男の魔術は素晴らしい。
敵をほめるのは嫌だが……使われていると気づかないうちにかけられたいくつかの魔術を考えてみても、普通ならもうちょっと予備動作が必要だし、こんなさりげなく呼吸するかのように使えるものではない。
男はこの森を熟知しているかのように木々をすり抜け、涼鱗を巻こうとするが、あいつにそんなのは通じない。
あの大蛇はまっすぐにただ進むだけだ。
森の木々はなぎ倒され踏み潰され、吹き飛ばれて、森に大きな道が開けていくかのようだった。
「っ……」
ふいに男の右手から魔法陣が組み立てられようとするのが見えた。
これは……この男がこれを出すということは……転移か!
俺は未だ動けない体をもどかしく感じながらも何とかこいつから離れようと焦った。
その刹那、ドンと大きな音と共に横倒しにされ、俺は吹っ飛んだ。
ずさりと地に落ち、雨でぬかるんだ泥に半身が埋まり、口の中にまで泥が入る。
全身に強烈な痛みが走る。
しかし、その瞬間体が動き、男の魔術が切れたのがわかった。
ハッとして首だけで振り返ると、男は大蛇のとぐろの中で呻いていた。
何発も火球を打っている。
ああ、涼鱗に火はダメだ……どうせ効かないし……怒らせるだけなんだよなあ
そのうち男は失神した……ように見えた。
いや、失神だよな?え?殺したの?
俺は一瞬焦ったが、なんだか全てがどうでも良くなって、目を瞑りため息をついた。
ああもう、散々だ……
かっこわりーな俺……
パシン!
いきなり頬を叩かれた。
「……っ痛えよ涼鱗」
「気づいていたの?」
「……お前まさか獣化するなんて……なんでそこまで……」
「私だとわかってた?」
「見てたし、すぐわかったよ、気配で」
一瞬黙った涼鱗はその後頬を上気させ嬉しそうに笑った。
「……カジャル生きていてくれてよかった」
「……ああ、最高にかっこ悪いが生きてるよ……」
「カッコイイとか悪いとか今関係あるの?」
「てか、お前全裸……」
獣化したんだから、見るまでもなく全裸だけど、子供の時と同じで全くそれを恥じることなく堂々としている。
「ん」
ん。じゃねーよ。
おまえ王子だろうが……
上空から蘭紗様の気配がしてきた。
捕縛したやつらを魔力の綱で結んでいる。
蘭紗様に見せられる姿じゃないよな!
もう穴があったら入りたいよ……
蘭紗様は涼鱗に着物を投げて衣服を整えさせて後始末を暗殺部隊に命じた。
俺は蘭紗様に合わせる顔がなくて、目を瞑ってやり過ごした。
どうせ体中の痛みでろくに動けないんだから……
あぁ……ひたすら惨めだ……
俺は、涼鱗にされるがまま子供のように抱かれて城に戻り、待機していた医者に見せられた。
一緒に手当を受ける涼鱗を横目で見ると、体中に擦り傷とあの男の放った火球で腰に軽いやけどがあるようだった。
医者が魔力でそこを冷やし、そしてさらにしゅわしゅわと皮膚の再構成を行っているのが見えた。
傷跡もなく治りそうでなによりだ。
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涼鱗のその言葉に父は涙していたが。
……まあ確かに、捕まったのが俺で良かったかもとは少し思った。
狙いはお嫁様で、あいつらはもう結界のすぐそばまで迫ってきていたんだ。
誰が俺の代わりになってもおかしくなかったんだ。
「まぁあれだ、謹慎がすめばどこへでも自由に動けるのだ、実家に一時帰宅することもできるし、よければサヌ羅殿が奥方を連れ研究所に寄られてもよいのだよ?私もカジャルも待っているゆえな」
涼鱗は優しい声で父に声をかけ落ち着かせ、治療の邪魔をしてはいけないと下がらせた。
◆
研究所に来てから、俺はひたすら涼鱗に世話を焼かれた。
「だから……風呂は一人で入れると言ったが、聞こえないのか?」
「聞こえてるけどね心配なんだよ、いいじゃない、今更なんなの?恥ずかしいとか?ねえ、そうなの?」
「ち、ちがう!」
調子が狂うのだ……この男は本当に質が悪い。
「……うおっ」
気が付けばまた横抱きに抱かれていた。
「ちょ、ちょっとまて、歩けるから!」
「ダメだ、まだ痛みで動きが滑らかではないのだ。風呂場は滑るしこけたりしたらどうする?継いだばかりの骨は脆いんだ、またもやパリンだよ!」
フハハと笑いながら話す涼鱗が俺は怖い、ほんとに怖い。
そのまま俺に掛け湯をして割と広めに作ってある研究所の湯船に2人で入った。
「んー!気持ちいいね、どう?カジャル」
「まあな、てかおろしてくれない?」
涼鱗の膝の上から脱出しようとすると腕の力を強められた。
「嫌だよカジャル」
「は?」
見つめてくる涼鱗の濡れたような瞳は、あの大蛇の時のように赤く、絡めとられるようなじっとりしたまなざしだ。
俺は思わず息をのんで、見つめ返した。
涼鱗はフっと微笑んで、俺の頬に手を添えて首を傾げた。
「ほんとうによかった、カジャル。生きていてくれて」
「……」
「ふと起きて、隣にいなくてどれだけ焦ったかわかる?」
俺は何も言えなくて、うつむいた。
「……俺を探してくれて感謝してる。 だが涼鱗……もう危ないことはするな。お前の肌が傷つくのは見たくない」
「ふーん、私のお肌を気にしてくれるの?別に君の為ならどんな傷が付いても平気だけどねえ」
「ダメだよ、俺みたいなのと違う、お前は特別なんだ、王子なんだし」
「んじゃ、私が王子だから心配なの?」
「ち……っちが」
「少しは私が大事?」
「……そりゃ、まあ」
涼鱗は少し寂しそうにでも安心したように微笑んだ。
「じゃあそれでいいよ、だからもうここにずっといてよ」
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