41 / 317
おねだり1
しおりを挟む
その夜はいつも通り一人で夕食かと思い込んで食堂に行ったら、蘭紗様が笑顔で待っていてくれた。
「え?……蘭紗様!」
「驚かせたかな?」
「驚きますよお!」
僕は嬉しくなって思わず蘭紗様に駆け寄った。
蘭紗様も嬉しそうにそんな僕を抱きしめてくれて、おでこにチュッてキスしてくれたよ。
「叔父上が、仕事を手伝ってくれているのだ、薫が言ってくれたようだな、ありがとう」
「そんな、余計なことを言ってしまったかも?と少し悩んでいたんですが……」
「悩むことはない」
「でも、人事に関して権利があるわけでもないのに、よく考えたら差し出がましかったと」
蘭紗様はおや?という顔をして僕を覗き込んできた。
「それは違う、この国の権力で言えば薫は我の次だ、これだと思う者を召し抱えるのは当然のことだ、それが国政のことであってもだよ……それに、我は叔父上のことは思い違いをしていたようだ、叔父上は我の父に傾倒していたので我のことを軽視するきらいがあったが、それもこれも留紗を想う親心ゆえだったのかもと気づいたのだよ」
「留紗の王位継承のことでしょうか?」
「ああ、そうだな……だが、それも無くなり、今となってはすっかり憑き物が落ちたような様子だしな」
蘭紗様はククっと笑うと僕を席に座らせてくれた。
スマートな紳士なのです!
「ええ、喜紗さんは真面目で勉強家で優秀な方ですよ、そして優しい父親です」
「そうだな……王族の優劣は魔力の大きさで測るものだと思っていたが、叔父上のような存在が我を支えていくのだ、魔力だけで測れるものではないな」
「はい、そう思います」
僕はなんだか安心してにっこり笑った。
見るとおずおずと料理長が手を揉みながら隅にいたので「どうぞ」と笑顔で示すと、ほっとしたようにコホンと咳払いをした。
「本日のお夕食の主菜ですが、薫様のご希望により雉の薬草焼きと、夏野菜と白魚の煮込みがございますので、どちらでもお選びくださいませ」
「僕、両方お願いします!おいしそう!」
「我もそうしよう」
料理長は嬉しそうに厨房へ戻っていった。
僕は前菜のカルパッチョに目が釘付けだ!
ん。間違いない、ハーブがキレイにならんだ上に美しく盛り付けられたお刺身、その上に岩塩とオイルが掛かっている……これはカルパッチョ!
「嬉しそうだな、薫」
「僕この、カルパッチョが大好物で!」
「なるほど……薫は生魚が好きなのだな」
「はい!」
日本人ですからね!
運ばれてきたメインもとってもボリュームがあって、おいしくって。
蘭紗様と楽しくおしゃべりして笑ってそしておいしくいただいた。
料理長の笑顔も幸せそうだったよ。
「薫、今夜は久しぶりにゆっくりできそうなのだ、露天風呂に入ろう」
「いいですね!」
お部屋に帰る途中の長い廊下で、僕は嬉しい誘いを聞いた。
即お返事したけど、なんだかちょっと顔が赤くなる。
んーと、ドキドキしたからです。
「食後すぐというわけにもいかないしな」
「あ、でしたら、見に行きたいところが」
「どこだ?」
「作り始めたプールですよ!」
「プール……そうだったな、もう建設が進んでいるだろうな」
「そうですよ!楽しみで……いろいろと僕の要望を取り入れてくれたんですよ」
「ほう、それは楽しみだ」
蘭紗様は、ふと廊下から空を見上げて、僕の手を引いた。
「きれいな夕焼けだな、このまま飛ぶか」
「え?」
ふわりと空に浮かんで、そこから僕たちの居住区の60階が見渡せる上空までスイーっと上がる。
見ると護衛たちも全く遅れず、すぐ後ろにピタリと付いている、蘭紗様の無茶ぶりになれてるんだろうなあとクスリとする。
「ほう……なるほどあれだな……まだ木が植わっていないようだが、行ってみよう」
僕たちは手を繋いだまま工事中のプールに飛んでいく。
「わあ、すごい結構広い!」
「あれぐらいないと、すぐに泳ぎ着いてしまうからな」
蘭紗様はいたずらっぽく笑った。
「薫は泳ぎが達者だし、湖でも平気だったじゃないか」
「あれは! 蘭紗様いきなり水に潜るんだから! 鼻に水が入って痛かったんですからね!」
蘭紗様が口を開けて笑った。
こんな風に笑ってくれると僕も楽しいよ!
「降りてみようか」
「そうですね」
僕はまたもや薫様に抱っこされて着地しました。
19才男子のプライドとか……なんかもうそういうのは忘れました……
「ほら、こっちに」
僕たちは手を繋いだまま、植える予定の木が置いてある場所を越えて、水の入ってないプールを見た。
「これ、コンクリートですよね」
そういえば古代ローマにもコンクリートがあったはず。
「そうだ、この技術は何代目かのお嫁様がもたらしたとか、聞いたぞ」
「そうでしょうね……」
そう聞くと、僕のお嫁様研究家としての血が騒ぎます!
「えと、予定ではこのコンクリートの上に石を張って、石造りにして自然の景観を模倣してくれると建設課の人が」
「なるほど……それはいいな。そしてその木を周りに植え込むのだな」
蘭紗様が指さしたところには苗木が所狭しと置かれていた。
うっすらと光って見えるのは、きっと保存魔法だろうと思う。
「はい、足元にはお花を植えてもらいます」
「その案は薫が?」
「元々考案された絵図があったので、その中から選んだんですよ、それから細かいところは僕のお願いを聞いてもらっています」
「細かいところとは?」
「例えば、木の種類とか、お花の種類です」
「……この木は幹が白いのだな」
蘭紗様は苗木を興味深げに見つめた。
「んと、日本では白樺って言われてて、寒い地方の木なんですよ、こちらでは逆に南の方に似た木があるとのことで、取り寄せてくれたんです。思った通りの木でした」
「ほう……」
蘭紗様は何か考えるように顎に手を当てていたが、やがて空を見て、暮れかけてきたから、このまま歩いて風呂に向かおうと誘われた。
ここから露天風呂には歩いて5分ぐらいの距離になるようだ。
上空から見るとちょうど隣り合わせのようになっていた。
「ここ、できあがったら、涼鱗王子とカジャルさんも呼んで4人で遊びません?」
「ふ、喜ぶだろうな」
蘭紗様が挑戦的な顔になったので、これは何か競争を考えているに違いないとおかしくなった。
「あ、そうだ。2人の名前で思い出した!」
「なんだ?」
「明日なんですけどね」
「明日?」
何かあったかな?と思案顔の蘭紗様に耳打ちした。
蘭紗様は膝を折って僕の高さに合わせてくれる。
「おまつり、いきたいんです。涼鱗王子たちに誘われました」
蘭紗様は目を丸くした。
「祭りだと」
「そうです、ダメでしょうか?」
「いや……まさか城下町の祭りに行きたがるとは」
蘭紗様は少し困った様子だった。
僕は不安になってきて、蘭紗様の腕を引っ張った。
「ダメですか?」
「ん……我と薫が同時に城下町となるとこれは……警備がな」
あぁそうか……
僕は狙われてるんだった。
「……ですか、残念です」
蘭紗様はしょんぼりした僕の頭に手を置いて、くしゃくしゃっと髪を触った。
「まあ、考えよう。だが……長居はできぬぞ?」
「え!……あ、はい!!」
あぁ、良かった!これでみんなで行ける!
そうだ、スマホを持って行って、写真を撮ろうかな……きっと後で見返してみんなで笑えるね。
僕はにこりと笑って蘭紗様の輝く姿を見上げた。
「え?……蘭紗様!」
「驚かせたかな?」
「驚きますよお!」
僕は嬉しくなって思わず蘭紗様に駆け寄った。
蘭紗様も嬉しそうにそんな僕を抱きしめてくれて、おでこにチュッてキスしてくれたよ。
「叔父上が、仕事を手伝ってくれているのだ、薫が言ってくれたようだな、ありがとう」
「そんな、余計なことを言ってしまったかも?と少し悩んでいたんですが……」
「悩むことはない」
「でも、人事に関して権利があるわけでもないのに、よく考えたら差し出がましかったと」
蘭紗様はおや?という顔をして僕を覗き込んできた。
「それは違う、この国の権力で言えば薫は我の次だ、これだと思う者を召し抱えるのは当然のことだ、それが国政のことであってもだよ……それに、我は叔父上のことは思い違いをしていたようだ、叔父上は我の父に傾倒していたので我のことを軽視するきらいがあったが、それもこれも留紗を想う親心ゆえだったのかもと気づいたのだよ」
「留紗の王位継承のことでしょうか?」
「ああ、そうだな……だが、それも無くなり、今となってはすっかり憑き物が落ちたような様子だしな」
蘭紗様はククっと笑うと僕を席に座らせてくれた。
スマートな紳士なのです!
「ええ、喜紗さんは真面目で勉強家で優秀な方ですよ、そして優しい父親です」
「そうだな……王族の優劣は魔力の大きさで測るものだと思っていたが、叔父上のような存在が我を支えていくのだ、魔力だけで測れるものではないな」
「はい、そう思います」
僕はなんだか安心してにっこり笑った。
見るとおずおずと料理長が手を揉みながら隅にいたので「どうぞ」と笑顔で示すと、ほっとしたようにコホンと咳払いをした。
「本日のお夕食の主菜ですが、薫様のご希望により雉の薬草焼きと、夏野菜と白魚の煮込みがございますので、どちらでもお選びくださいませ」
「僕、両方お願いします!おいしそう!」
「我もそうしよう」
料理長は嬉しそうに厨房へ戻っていった。
僕は前菜のカルパッチョに目が釘付けだ!
ん。間違いない、ハーブがキレイにならんだ上に美しく盛り付けられたお刺身、その上に岩塩とオイルが掛かっている……これはカルパッチョ!
「嬉しそうだな、薫」
「僕この、カルパッチョが大好物で!」
「なるほど……薫は生魚が好きなのだな」
「はい!」
日本人ですからね!
運ばれてきたメインもとってもボリュームがあって、おいしくって。
蘭紗様と楽しくおしゃべりして笑ってそしておいしくいただいた。
料理長の笑顔も幸せそうだったよ。
「薫、今夜は久しぶりにゆっくりできそうなのだ、露天風呂に入ろう」
「いいですね!」
お部屋に帰る途中の長い廊下で、僕は嬉しい誘いを聞いた。
即お返事したけど、なんだかちょっと顔が赤くなる。
んーと、ドキドキしたからです。
「食後すぐというわけにもいかないしな」
「あ、でしたら、見に行きたいところが」
「どこだ?」
「作り始めたプールですよ!」
「プール……そうだったな、もう建設が進んでいるだろうな」
「そうですよ!楽しみで……いろいろと僕の要望を取り入れてくれたんですよ」
「ほう、それは楽しみだ」
蘭紗様は、ふと廊下から空を見上げて、僕の手を引いた。
「きれいな夕焼けだな、このまま飛ぶか」
「え?」
ふわりと空に浮かんで、そこから僕たちの居住区の60階が見渡せる上空までスイーっと上がる。
見ると護衛たちも全く遅れず、すぐ後ろにピタリと付いている、蘭紗様の無茶ぶりになれてるんだろうなあとクスリとする。
「ほう……なるほどあれだな……まだ木が植わっていないようだが、行ってみよう」
僕たちは手を繋いだまま工事中のプールに飛んでいく。
「わあ、すごい結構広い!」
「あれぐらいないと、すぐに泳ぎ着いてしまうからな」
蘭紗様はいたずらっぽく笑った。
「薫は泳ぎが達者だし、湖でも平気だったじゃないか」
「あれは! 蘭紗様いきなり水に潜るんだから! 鼻に水が入って痛かったんですからね!」
蘭紗様が口を開けて笑った。
こんな風に笑ってくれると僕も楽しいよ!
「降りてみようか」
「そうですね」
僕はまたもや薫様に抱っこされて着地しました。
19才男子のプライドとか……なんかもうそういうのは忘れました……
「ほら、こっちに」
僕たちは手を繋いだまま、植える予定の木が置いてある場所を越えて、水の入ってないプールを見た。
「これ、コンクリートですよね」
そういえば古代ローマにもコンクリートがあったはず。
「そうだ、この技術は何代目かのお嫁様がもたらしたとか、聞いたぞ」
「そうでしょうね……」
そう聞くと、僕のお嫁様研究家としての血が騒ぎます!
「えと、予定ではこのコンクリートの上に石を張って、石造りにして自然の景観を模倣してくれると建設課の人が」
「なるほど……それはいいな。そしてその木を周りに植え込むのだな」
蘭紗様が指さしたところには苗木が所狭しと置かれていた。
うっすらと光って見えるのは、きっと保存魔法だろうと思う。
「はい、足元にはお花を植えてもらいます」
「その案は薫が?」
「元々考案された絵図があったので、その中から選んだんですよ、それから細かいところは僕のお願いを聞いてもらっています」
「細かいところとは?」
「例えば、木の種類とか、お花の種類です」
「……この木は幹が白いのだな」
蘭紗様は苗木を興味深げに見つめた。
「んと、日本では白樺って言われてて、寒い地方の木なんですよ、こちらでは逆に南の方に似た木があるとのことで、取り寄せてくれたんです。思った通りの木でした」
「ほう……」
蘭紗様は何か考えるように顎に手を当てていたが、やがて空を見て、暮れかけてきたから、このまま歩いて風呂に向かおうと誘われた。
ここから露天風呂には歩いて5分ぐらいの距離になるようだ。
上空から見るとちょうど隣り合わせのようになっていた。
「ここ、できあがったら、涼鱗王子とカジャルさんも呼んで4人で遊びません?」
「ふ、喜ぶだろうな」
蘭紗様が挑戦的な顔になったので、これは何か競争を考えているに違いないとおかしくなった。
「あ、そうだ。2人の名前で思い出した!」
「なんだ?」
「明日なんですけどね」
「明日?」
何かあったかな?と思案顔の蘭紗様に耳打ちした。
蘭紗様は膝を折って僕の高さに合わせてくれる。
「おまつり、いきたいんです。涼鱗王子たちに誘われました」
蘭紗様は目を丸くした。
「祭りだと」
「そうです、ダメでしょうか?」
「いや……まさか城下町の祭りに行きたがるとは」
蘭紗様は少し困った様子だった。
僕は不安になってきて、蘭紗様の腕を引っ張った。
「ダメですか?」
「ん……我と薫が同時に城下町となるとこれは……警備がな」
あぁそうか……
僕は狙われてるんだった。
「……ですか、残念です」
蘭紗様はしょんぼりした僕の頭に手を置いて、くしゃくしゃっと髪を触った。
「まあ、考えよう。だが……長居はできぬぞ?」
「え!……あ、はい!!」
あぁ、良かった!これでみんなで行ける!
そうだ、スマホを持って行って、写真を撮ろうかな……きっと後で見返してみんなで笑えるね。
僕はにこりと笑って蘭紗様の輝く姿を見上げた。
17
あなたにおすすめの小説
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
助けたドS皇子がヤンデレになって俺を追いかけてきます!
夜刀神さつき
BL
医者である内藤 賢吾は、過労死した。しかし、死んだことに気がつかないまま異世界転生する。転生先で、急性虫垂炎のセドリック皇子を見つけた彼は、手術をしたくてたまらなくなる。「彼を解剖させてください」と告げ、周囲をドン引きさせる。その後、賢吾はセドリックを手術して助ける。命を助けられたセドリックは、賢吾に惹かれていく。賢吾は、セドリックの告白を断るが、セドリックは、諦めの悪いヤンデレ腹黒男だった。セドリックは、賢吾に助ける代わりに何でも言うことを聞くという約束をする。しかし、賢吾は約束を破り逃げ出し……。ほとんどコメディです。 ヤンデレ腹黒ドS皇子×頭のおかしい主人公
あなたの隣で初めての恋を知る
彩矢
BL
5歳のときバス事故で両親を失った四季。足に大怪我を負い車椅子での生活を余儀なくされる。しらさぎが丘養護施設で育ち、高校卒業後、施設を出て一人暮らしをはじめる。
その日暮らしの苦しい生活でも決して明るさを失わない四季。
そんなある日、突然の雷雨に身の危険を感じ、雨宿りするためにあるマンションの駐車場に避難する四季。そこで、運命の出会いをすることに。
一回りも年上の彼に一目惚れされ溺愛される四季。
初めての恋に戸惑いつつも四季は、やがて彼を愛するようになる。
表紙絵は絵師のkaworineさんに描いていただきました。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる