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冷酷無残な国 (閑話・留紗の気持ち)
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僕は紗国王の従弟です。
王位継承権はありませんよ。
国王にお嫁様が来たのでお二人の寿命が大変長くなるそうです、僕が寿命を全うしても、まだまだ先までお二人の命は永遠かのように続くのだそうです。
僕は国王になるために教育されてきましたが、その時から教育の内容が変わり、父と同じく宰相になるためのお勉強になって、振る舞いも変えるよう言われました。
父のことは尊敬しているので、父の跡を継げることは大変うれしく思います。
だから、精一杯頑張るのです。
でも今、まだ僕は子供です。
誰も僕を頼ってはくれません。
でも、薫様は違いました。
見た目がお綺麗でほっそりして身長も女性ほどしかないので、少し見ただけでは少女か少年にも見える薫様は、誰にでも分け隔てなく丁寧に接してくださいます。
なんと侍女達の名前まで憶え、ちゃんと名を呼び家族のように接しているのです。
そして、幼い僕にも色々と教えてくださいと言ってくれるのです。
紗国ではこれはどのように言いますか?
紗国ではこういうものはございますか?
日本ではこのようなものがありましたが、こちらでもありますか?
僕はエッヘン!って薫様にご教授するのです。
きっとその時の僕はかっこよく決まっていると思いますよ。
そんな姿を杷流にも見せてあげたいと思うのです。
きっとこれが男心というものです!
薫様はいつも笑顔で「かわいい」といって頭を撫でてくださいます。
大好きな薫様、いつも本当に穏やかでお優しくて、兄様を元気にしてくださった紗国の大事なお嫁様。
薫様が阿羅国に誘拐されたと聞いて、僕は全身から血の気が引く思いがしました。
僕がお迎えした大事な兄上のお嫁様が、あんな野蛮な国に攫われてしまうなんて……
僕はへなへなとソファーに座り込み、壁を見上げました。
そこには薫様が書いてくださった見事な書があるのです。
この書を初めて見たとき心が震えました、そして意味を聞いたとき、目から涙がこぼれました。
薫様は自分で望んでこちらに来たわけでもないのに、それを静かに受け入れ、ここを故郷だとそう思っておいででした。
ご立派なお考えに僕は感銘を受けました、そしてなにより、その詩の美しさ悲しさに圧倒されてしまいました。
僕は侍女に急いでその巻物を取るようお願いして、執務室へ向かいました。
あ、その侍女は九合という名前なのですよ、僕は薫様に倣い、皆の名前を覚えたりきちんと礼をしたり敬語で話すことを心がけるようになっているのです。
兄様にこれを見せて差し上げるため、執務室に護衛の佐栁を連れて急ぎました。
城の中はざわざわとしていて、戦の準備に追われているのがわかります。
僕は邪魔にならないように廊下の端っこを一生懸命歩きます。
長い廊下の突き当り、執務室が見えてきました。
そこに立つ護衛に僕が来たことを伝えてほしいと頼みました。
護衛は一瞬困った顔をしました。
こんな時に子供が出てきては足手まといなのでしょう。
でも、これは大事な用件なのですよ。
「どうしたのだ留紗……」
いつも完璧に美しい兄様は少しやつれて見えました、市井のおでかけした服装のまま、執務室で話をしていたようです。
傍にいるのは、さきほど紗国の参謀となられた涼鱗様、そしてその婚約者のカジャル様と、そして、あれ?
「え?僑先生?」
「おや、留紗様、こんにちは」
いまは挨拶している時じゃないと思うんだけど、全く緊張していないかのような陽気な雰囲気で丸い目を更に丸くして僕に笑みをくれた。
僑先生は僕の主治医として魔力過多で苦しんだ時もずっとお世話をしてくださった優秀なお医者様です……が。
何やら装束が怪しいのです。
上から下まで真っ黒けっけです。
そして自慢?なのかわかりませんが、いつものモジャモジャ頭も一つにきつめに結んでいて、キリッとしています。
なんだか男前に見えなくもありません。
「どうして先生がこちらへ?そしてその装束は……えと」
涼鱗王子がかがんで僕と目線を合わせてくれました。
蘭紗様と双璧をなすお美しい方です。
赤い瞳が柔らかくて綺麗です。
さらりと長い白い髪が靡き、ふんわりと良い香りもします。
「僑は、跳光の家の次男なんだ、この度の戦に軍医兼通信係として一緒に行くことになったんだよ、おや、何を持ってきたのかな?」
涼鱗様は美しい白魚のような手で僕の持つ書に触れられました。
「これを、兄様にお見せしようと」
「我に?」
「はい、薫様よりいただいた書なのです、これをどうしてもご出陣の前に見ていただきたくて」
兄様は「ん?」と言いながらそれを受け取り、丁寧にテーブルの上に広げました。
そして僕を腕に抱き上げてくれました。
間近で見る兄様は睫毛が長くて本当にきれいなお顔です。
「これは……すばらしいですなあ!」
「美しい!薫ってこんなに書に才能があったの?」
「ああ、研究所のノートもそれは美しく書かれていたじゃないか、だけどこれは桁違いだ」
「我は名の書しか見たことなかったな……しかしこれは、素晴らしいな」
皆さんが唸りました。
そうでしょう?!
薫様の書は天下一品なのですよ!
「薫様自作の詩?でございましょうか?」
僑先生が首をひねります。
紗国では漢字だけで作る詩は一般的ではありません。
良いでしょう、僕がその説明をいたしましょうね。
「これは、日本のお隣の国のとても有名な詩だそうです。薫様はこれを今の自分と重ねたとおっしゃいました」
3人の大人たちはじっと書を眺めていましたが、やがて僕を見ました。
「意味は、
『寝台で月の光を見ていると
まるで地に降りた霜のようだ
顔を挙げて山の上の月をながめるが
気づくと頭を垂れて故郷を思っている』
だそうです。
ここに出てくる故郷は、日本ではありません、この紗国に馴染んできて、故郷だと思い始めたという気持ちを表したかったと薫様はおっしゃって」
3人が息を飲むのがわかりました。
兄様が僕を抱く手に力を籠めます。
「今まさに、この心境であろうな。薫は」
その兄様の言葉に私たちは頷きました。
「薫はここを故郷だと感じてくれていたのだな」
兄様の少し震える声に涼鱗様は背中に手を添えます。
カジャル様は悲しい顔で窓の外を見ました。
「早く助けてあげてください、僕は子供なのでお役に立てませんが、ここで皆様を待っています」
泣きそうな僕をぎゅっと抱きしめてくれた兄様の暖かさに目を閉じました。
前は魔力が安定せずいつも冷たい体をしていたのに、薫様の影響でこんなに温かい体になっているのですね。
「ありがとう留紗、これを見て力が出たよ」
我慢していたのにこぼれてしまった涙は薫様を心配してなのか、目の前の兄様が心配だからなのか良くわかりませんでした。
僕の頭はぐちゃぐちゃになってしまったようです。
早く事が解決し、また皆で笑い合いたい、僕はそう願いました。
薫様、早く帰ってきてくださいね。
王位継承権はありませんよ。
国王にお嫁様が来たのでお二人の寿命が大変長くなるそうです、僕が寿命を全うしても、まだまだ先までお二人の命は永遠かのように続くのだそうです。
僕は国王になるために教育されてきましたが、その時から教育の内容が変わり、父と同じく宰相になるためのお勉強になって、振る舞いも変えるよう言われました。
父のことは尊敬しているので、父の跡を継げることは大変うれしく思います。
だから、精一杯頑張るのです。
でも今、まだ僕は子供です。
誰も僕を頼ってはくれません。
でも、薫様は違いました。
見た目がお綺麗でほっそりして身長も女性ほどしかないので、少し見ただけでは少女か少年にも見える薫様は、誰にでも分け隔てなく丁寧に接してくださいます。
なんと侍女達の名前まで憶え、ちゃんと名を呼び家族のように接しているのです。
そして、幼い僕にも色々と教えてくださいと言ってくれるのです。
紗国ではこれはどのように言いますか?
紗国ではこういうものはございますか?
日本ではこのようなものがありましたが、こちらでもありますか?
僕はエッヘン!って薫様にご教授するのです。
きっとその時の僕はかっこよく決まっていると思いますよ。
そんな姿を杷流にも見せてあげたいと思うのです。
きっとこれが男心というものです!
薫様はいつも笑顔で「かわいい」といって頭を撫でてくださいます。
大好きな薫様、いつも本当に穏やかでお優しくて、兄様を元気にしてくださった紗国の大事なお嫁様。
薫様が阿羅国に誘拐されたと聞いて、僕は全身から血の気が引く思いがしました。
僕がお迎えした大事な兄上のお嫁様が、あんな野蛮な国に攫われてしまうなんて……
僕はへなへなとソファーに座り込み、壁を見上げました。
そこには薫様が書いてくださった見事な書があるのです。
この書を初めて見たとき心が震えました、そして意味を聞いたとき、目から涙がこぼれました。
薫様は自分で望んでこちらに来たわけでもないのに、それを静かに受け入れ、ここを故郷だとそう思っておいででした。
ご立派なお考えに僕は感銘を受けました、そしてなにより、その詩の美しさ悲しさに圧倒されてしまいました。
僕は侍女に急いでその巻物を取るようお願いして、執務室へ向かいました。
あ、その侍女は九合という名前なのですよ、僕は薫様に倣い、皆の名前を覚えたりきちんと礼をしたり敬語で話すことを心がけるようになっているのです。
兄様にこれを見せて差し上げるため、執務室に護衛の佐栁を連れて急ぎました。
城の中はざわざわとしていて、戦の準備に追われているのがわかります。
僕は邪魔にならないように廊下の端っこを一生懸命歩きます。
長い廊下の突き当り、執務室が見えてきました。
そこに立つ護衛に僕が来たことを伝えてほしいと頼みました。
護衛は一瞬困った顔をしました。
こんな時に子供が出てきては足手まといなのでしょう。
でも、これは大事な用件なのですよ。
「どうしたのだ留紗……」
いつも完璧に美しい兄様は少しやつれて見えました、市井のおでかけした服装のまま、執務室で話をしていたようです。
傍にいるのは、さきほど紗国の参謀となられた涼鱗様、そしてその婚約者のカジャル様と、そして、あれ?
「え?僑先生?」
「おや、留紗様、こんにちは」
いまは挨拶している時じゃないと思うんだけど、全く緊張していないかのような陽気な雰囲気で丸い目を更に丸くして僕に笑みをくれた。
僑先生は僕の主治医として魔力過多で苦しんだ時もずっとお世話をしてくださった優秀なお医者様です……が。
何やら装束が怪しいのです。
上から下まで真っ黒けっけです。
そして自慢?なのかわかりませんが、いつものモジャモジャ頭も一つにきつめに結んでいて、キリッとしています。
なんだか男前に見えなくもありません。
「どうして先生がこちらへ?そしてその装束は……えと」
涼鱗王子がかがんで僕と目線を合わせてくれました。
蘭紗様と双璧をなすお美しい方です。
赤い瞳が柔らかくて綺麗です。
さらりと長い白い髪が靡き、ふんわりと良い香りもします。
「僑は、跳光の家の次男なんだ、この度の戦に軍医兼通信係として一緒に行くことになったんだよ、おや、何を持ってきたのかな?」
涼鱗様は美しい白魚のような手で僕の持つ書に触れられました。
「これを、兄様にお見せしようと」
「我に?」
「はい、薫様よりいただいた書なのです、これをどうしてもご出陣の前に見ていただきたくて」
兄様は「ん?」と言いながらそれを受け取り、丁寧にテーブルの上に広げました。
そして僕を腕に抱き上げてくれました。
間近で見る兄様は睫毛が長くて本当にきれいなお顔です。
「これは……すばらしいですなあ!」
「美しい!薫ってこんなに書に才能があったの?」
「ああ、研究所のノートもそれは美しく書かれていたじゃないか、だけどこれは桁違いだ」
「我は名の書しか見たことなかったな……しかしこれは、素晴らしいな」
皆さんが唸りました。
そうでしょう?!
薫様の書は天下一品なのですよ!
「薫様自作の詩?でございましょうか?」
僑先生が首をひねります。
紗国では漢字だけで作る詩は一般的ではありません。
良いでしょう、僕がその説明をいたしましょうね。
「これは、日本のお隣の国のとても有名な詩だそうです。薫様はこれを今の自分と重ねたとおっしゃいました」
3人の大人たちはじっと書を眺めていましたが、やがて僕を見ました。
「意味は、
『寝台で月の光を見ていると
まるで地に降りた霜のようだ
顔を挙げて山の上の月をながめるが
気づくと頭を垂れて故郷を思っている』
だそうです。
ここに出てくる故郷は、日本ではありません、この紗国に馴染んできて、故郷だと思い始めたという気持ちを表したかったと薫様はおっしゃって」
3人が息を飲むのがわかりました。
兄様が僕を抱く手に力を籠めます。
「今まさに、この心境であろうな。薫は」
その兄様の言葉に私たちは頷きました。
「薫はここを故郷だと感じてくれていたのだな」
兄様の少し震える声に涼鱗様は背中に手を添えます。
カジャル様は悲しい顔で窓の外を見ました。
「早く助けてあげてください、僕は子供なのでお役に立てませんが、ここで皆様を待っています」
泣きそうな僕をぎゅっと抱きしめてくれた兄様の暖かさに目を閉じました。
前は魔力が安定せずいつも冷たい体をしていたのに、薫様の影響でこんなに温かい体になっているのですね。
「ありがとう留紗、これを見て力が出たよ」
我慢していたのにこぼれてしまった涙は薫様を心配してなのか、目の前の兄様が心配だからなのか良くわかりませんでした。
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