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アオアイの町20 お招き
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正午を少し回ったぐらいから、お昼はわざと抜いて温かいミルク入りの紅茶だけをいただき、準備に入った。
空気がさらさらしているアオアイなのでその必要はないかもしれないけど、僕は一応湯浴みをして、最後に水をバチャっとかぶって汗を止めた。
髪の毛はいつも通りタオルドライを念入りにしてもらってあとはドライヤーよろしく風魔法の達人・真野に乾かしてもらう。
そしてそのまま着替えとヘアメイク。
んと……芸能人かな……
「薫様……ラハームのお茶会ですし王妃様主催ですので、準正装になります、少し苦しいかもしれませんが」
「苦しくないから大丈夫だよ、多少暑くてもどうせ馬車移動だしね、馬車も迎賓館も適温にしてくれているんだからね」
侍女達は僕の体調を気遣いながら正式な装束を着せてくれる。
一番下にものすごく薄い真っ白の着物、そこから5枚重ねるのが夏の準正装なのだ。
夏の着物なのですべて紗だが、流石にそこまで重ねると着ている方は汗ばむ。
見ているだけならば、透けている素材が重ねられている様は涼しそうに見え、とても美しいのだが。
帯を締められるとキュッと体も心も引き締まる思いだ。
そして更にその上から袴を穿き、肩に金色の肩掛けをする。
髪の毛もきちんと結い上げられ、後には付け毛で長いポニーテールを付けられた。
そして頭の上には簡易であるが小さな冠をつける。
小さく繊細なそれは付けているのがわからないぐらい軽いので、助かる。
化粧は……遠慮した。
「クーちゃん、お呼ばれしてるからここで静かに待っててね暗くなる前には帰ってくるからね!」
小鳥姿のクーちゃんがクルクル鳴いて甘えてくるので、羽毛をすりすりしながら話しかけて納得してもらった。
きちんと宿り木に止まってお見送りしてくれた。
用意が整って背筋の伸びる思いで静かに廊下を歩いて馬車に向かうと、先に到着していたカジャルさんがすでに溜息をつきながら待っていた。
「俺、お腹いたくなってきた」
「えええ……」
「もう帰りたい」
「どこへですか」
僕はそんなカジャルさんの背中を押して先に馬車に押し込み、僕も従者の手を借りて馬車に乗る。
座って落ち着いて見たら、カジャルさんも僕と同じような準正装で、5枚重ね着をしている、流石に冠はないけど。
「王妃様のことはお母様とお呼びすべきなんだろうが……」
「そりゃね、義理の息子なんだから、カジャルさん」
「……呼べる気がしない……で、クーちゃんは置いてきたんだな、賢明だ」
僕は思わず吹き出した。
気の毒だけどこういうのは嫁あるあるなんだろうなあと……
僕と蘭紗様には無縁だけど。
「あちらの王妃様もお優しそうな方でしたよ?」
「ああ、それはもう淑やかな、優しい方だ」
「なら何も心配いらないじゃないですか、一度お会いしてるんだし」
カジャルさんも頷いて馬車の外を見ながら車窓を2人で楽しんだ。
ラハーム国の館は同じ区域にあったので間もなくついて、後続の馬車から従者たちが出て着た後、扉が開けられた。
カジャルさん、僕の順番で降りる。
「ようこそおいでくださいました」
使用人を後に従えて、きれいな礼で出迎えてくださったのは、ラハーム国王妃と王女様だ。
ラハーム国の王族は現在男子が多く、王女は彼女一人らしい。
可愛らしい12歳ぐらいの少女がきれいなドレスを纏って美しい礼をしている。
涼鱗さんの一番下の妹だ。
「お招きに預かり、ありがとうございます」
「ふふ……固苦しいことはよろしいのよ、どうぞお入りになって」
すらりと細く背の高い王妃は滑るように優雅に歩き、僕たちを招き入れてくださる。
「カジャル、あなたは私の息子でもあるのですからね、どうぞ遠慮せずに、ね」
カジャルさんは一瞬カチっと止まったが意外に柔らかい笑顔を浮かべ、うまく対応した。
嫁姑……などという言葉が思い出される。
でも、一緒に暮らすわけじゃないし女同士でもないから割と楽なんじゃないのかな……
なんてね!
「カジャル義兄様、涼鱗お兄様もまだお戻りじゃないでしょう?」
「霧香様、そうですね、もしやラハーム国王陛下もでございましょうか?」
「ええ、まだお戻りじゃないわ、いつものことですけれど」
「ふふ、殿方らは会議の後はいつも大抵勝負事をなさるから」
王妃は妖艶に微笑む。
殿方……んと、僕とカジャルさんも男のつもりなんだけどな……
「勝負事……とおっしゃいますと」
「ラルカというカードでの賭け事でございますわ、ご存じないのですか?」
「ああ……そうだったのか……なぜみんな言ってくれなかった……」
カジャルさんはボソボソと小さな声で言った。
「ラルカ?」
僕が小さな声でカジャルさんに問うと、目を細めて「後でな」と言って頷いた。
「しかし王らが集まって賭け事ですか……」
「ええ……かけるものが壮大なのでいつも後で困るのはご自分なのに、男とは愚かな生き物ですわ」
「壮大……」
「ええ、いつぞやは我らの離宮が賭けの対象にされてそれを取られましてね……」
「私の大好きな離宮が使えなくなりましたの。というかそこは私のお部屋がございましたのに」
「山一つというのもございましたわね」
「ええ、あれは未だにシャオリー様のものなのでしょう?我が国の一部分だけ他所の国というんですからね、わけがわかりません」
「まあ民が住んでいるわけではないし……そこだけはきちんと考えているんでしょうけど」
「男性というのはよくわかりませんわ」
「本当にそのとおりですね、霧香」
話を聞いていてめまいを感じたのは僕だけではないはずだ。
相槌を適当に、しかし顔は深刻そうに装ってみたが、心を見透かされていそうで怖い。
ラルカって賭け事なんだね……
でも、自国の山や宮殿の一部を賭けるとか……なんなのそれ……
「お義母様、シャオリー様とは妖精王の?ですか?」
「ええ、そのとおりよカジャル、あなたはお会いしたことあるかしら」
「まだでございます、一度我らが学園におりました頃にアオアイにいらしたのですが、その時ちょうど我が王が亡くなったとの報せで帰国していたのですよ」
「ああ、あの頃だったのね……ですが先代も不幸な最後でしたが……あの時の蘭紗様はさすがでしたわね、慌てず騒がずきちんと対応なさって……帝王学とは何かを蘭紗様を見て思いましたもの」
「……そうですね」
僕は知っている。
蘭紗様が公の場では毅然と振る舞い、しかし自室では苦しみ続けたことをカジャルさんから聞いたことがあるから。
周りには冷たい王だと言われていたことも知っている。
「シャオリー様は年に一度、きちんと山を管理なさりにいらっしゃいますのよ、霧香はそのたびにお招きに預かりますの」
「なんと……」
「シャオリー様とは妖精王ですよね?」
僕はシャオリーという名前に敏感に反応してしまった。
妖精!
見てみたい!
「ええ、とてもとてもお美しいお姿ですの、霧香の憧れですわ」
霧香様は丁寧に指を揃え、お上品にティーカップを持って口に運ぶ。
蛇族の王族は皆上品で美しくて、近寄りがたいぐらいに高貴だ。
こんなに幼くてもちゃんと女性の品格を見せつけてくる。
対して僕はちんちくりんだなと思わざるを得ない……
「それで頼みがございますの」
「ああ、バイオリンのことですね?」
「はい、ぜひあの音を近くで拝聴したいわ」
「ええ、ここにも微かに音色が響いてまいりましたわよ山に反響しておりましたわ……しかし、あの狼藉王子にも困ったものですわね、あの子は本当にいい話を聞かないわ」
王妃様は少し顔をしかめて嫌そうにサスラス王子を評価する。
「年を重ねるだけでなんの知恵もつけていないのだわ」
どこの世界でも思春期の少女は辛辣である。
「……そう伺っておりましたので、お持ちしておりますよ、どのような曲がお好みでしょうか?」
「そうね、楽しげな音楽もよろしいけど、美しく静かな調べも良いわね……」
「霧香が言うことはお気になさらず、得意な曲でよろしいのよ」
「わかりました」
僕は立ち上がり、仙からバイオリンケースを受け取り、中から取り出し松脂を塗り調弦をする。
その美しく響く音に、早くも反応して小さな手を口にあてて目を見開く霧香様がかわいらしい。
よく見ると目元が涼鱗さんに似ているなと思った。
「では……静かな小曲を……」
僕は目を瞑り、情景を思い浮かべ手を滑らせる。
一気に盛り上がる序章から、静かに流れるような調べが続き、そしてしっとりと空を鳳凰が舞うような……
一気に弾いて視線を王妃様と霧香様に戻して……しばし固まる僕。
テーブルの上に、クーちゃんがいた。
……んと、小鳥の姿じゃなくて、原寸大鳳凰の方で……
おーまいごっと
空気がさらさらしているアオアイなのでその必要はないかもしれないけど、僕は一応湯浴みをして、最後に水をバチャっとかぶって汗を止めた。
髪の毛はいつも通りタオルドライを念入りにしてもらってあとはドライヤーよろしく風魔法の達人・真野に乾かしてもらう。
そしてそのまま着替えとヘアメイク。
んと……芸能人かな……
「薫様……ラハームのお茶会ですし王妃様主催ですので、準正装になります、少し苦しいかもしれませんが」
「苦しくないから大丈夫だよ、多少暑くてもどうせ馬車移動だしね、馬車も迎賓館も適温にしてくれているんだからね」
侍女達は僕の体調を気遣いながら正式な装束を着せてくれる。
一番下にものすごく薄い真っ白の着物、そこから5枚重ねるのが夏の準正装なのだ。
夏の着物なのですべて紗だが、流石にそこまで重ねると着ている方は汗ばむ。
見ているだけならば、透けている素材が重ねられている様は涼しそうに見え、とても美しいのだが。
帯を締められるとキュッと体も心も引き締まる思いだ。
そして更にその上から袴を穿き、肩に金色の肩掛けをする。
髪の毛もきちんと結い上げられ、後には付け毛で長いポニーテールを付けられた。
そして頭の上には簡易であるが小さな冠をつける。
小さく繊細なそれは付けているのがわからないぐらい軽いので、助かる。
化粧は……遠慮した。
「クーちゃん、お呼ばれしてるからここで静かに待っててね暗くなる前には帰ってくるからね!」
小鳥姿のクーちゃんがクルクル鳴いて甘えてくるので、羽毛をすりすりしながら話しかけて納得してもらった。
きちんと宿り木に止まってお見送りしてくれた。
用意が整って背筋の伸びる思いで静かに廊下を歩いて馬車に向かうと、先に到着していたカジャルさんがすでに溜息をつきながら待っていた。
「俺、お腹いたくなってきた」
「えええ……」
「もう帰りたい」
「どこへですか」
僕はそんなカジャルさんの背中を押して先に馬車に押し込み、僕も従者の手を借りて馬車に乗る。
座って落ち着いて見たら、カジャルさんも僕と同じような準正装で、5枚重ね着をしている、流石に冠はないけど。
「王妃様のことはお母様とお呼びすべきなんだろうが……」
「そりゃね、義理の息子なんだから、カジャルさん」
「……呼べる気がしない……で、クーちゃんは置いてきたんだな、賢明だ」
僕は思わず吹き出した。
気の毒だけどこういうのは嫁あるあるなんだろうなあと……
僕と蘭紗様には無縁だけど。
「あちらの王妃様もお優しそうな方でしたよ?」
「ああ、それはもう淑やかな、優しい方だ」
「なら何も心配いらないじゃないですか、一度お会いしてるんだし」
カジャルさんも頷いて馬車の外を見ながら車窓を2人で楽しんだ。
ラハーム国の館は同じ区域にあったので間もなくついて、後続の馬車から従者たちが出て着た後、扉が開けられた。
カジャルさん、僕の順番で降りる。
「ようこそおいでくださいました」
使用人を後に従えて、きれいな礼で出迎えてくださったのは、ラハーム国王妃と王女様だ。
ラハーム国の王族は現在男子が多く、王女は彼女一人らしい。
可愛らしい12歳ぐらいの少女がきれいなドレスを纏って美しい礼をしている。
涼鱗さんの一番下の妹だ。
「お招きに預かり、ありがとうございます」
「ふふ……固苦しいことはよろしいのよ、どうぞお入りになって」
すらりと細く背の高い王妃は滑るように優雅に歩き、僕たちを招き入れてくださる。
「カジャル、あなたは私の息子でもあるのですからね、どうぞ遠慮せずに、ね」
カジャルさんは一瞬カチっと止まったが意外に柔らかい笑顔を浮かべ、うまく対応した。
嫁姑……などという言葉が思い出される。
でも、一緒に暮らすわけじゃないし女同士でもないから割と楽なんじゃないのかな……
なんてね!
「カジャル義兄様、涼鱗お兄様もまだお戻りじゃないでしょう?」
「霧香様、そうですね、もしやラハーム国王陛下もでございましょうか?」
「ええ、まだお戻りじゃないわ、いつものことですけれど」
「ふふ、殿方らは会議の後はいつも大抵勝負事をなさるから」
王妃は妖艶に微笑む。
殿方……んと、僕とカジャルさんも男のつもりなんだけどな……
「勝負事……とおっしゃいますと」
「ラルカというカードでの賭け事でございますわ、ご存じないのですか?」
「ああ……そうだったのか……なぜみんな言ってくれなかった……」
カジャルさんはボソボソと小さな声で言った。
「ラルカ?」
僕が小さな声でカジャルさんに問うと、目を細めて「後でな」と言って頷いた。
「しかし王らが集まって賭け事ですか……」
「ええ……かけるものが壮大なのでいつも後で困るのはご自分なのに、男とは愚かな生き物ですわ」
「壮大……」
「ええ、いつぞやは我らの離宮が賭けの対象にされてそれを取られましてね……」
「私の大好きな離宮が使えなくなりましたの。というかそこは私のお部屋がございましたのに」
「山一つというのもございましたわね」
「ええ、あれは未だにシャオリー様のものなのでしょう?我が国の一部分だけ他所の国というんですからね、わけがわかりません」
「まあ民が住んでいるわけではないし……そこだけはきちんと考えているんでしょうけど」
「男性というのはよくわかりませんわ」
「本当にそのとおりですね、霧香」
話を聞いていてめまいを感じたのは僕だけではないはずだ。
相槌を適当に、しかし顔は深刻そうに装ってみたが、心を見透かされていそうで怖い。
ラルカって賭け事なんだね……
でも、自国の山や宮殿の一部を賭けるとか……なんなのそれ……
「お義母様、シャオリー様とは妖精王の?ですか?」
「ええ、そのとおりよカジャル、あなたはお会いしたことあるかしら」
「まだでございます、一度我らが学園におりました頃にアオアイにいらしたのですが、その時ちょうど我が王が亡くなったとの報せで帰国していたのですよ」
「ああ、あの頃だったのね……ですが先代も不幸な最後でしたが……あの時の蘭紗様はさすがでしたわね、慌てず騒がずきちんと対応なさって……帝王学とは何かを蘭紗様を見て思いましたもの」
「……そうですね」
僕は知っている。
蘭紗様が公の場では毅然と振る舞い、しかし自室では苦しみ続けたことをカジャルさんから聞いたことがあるから。
周りには冷たい王だと言われていたことも知っている。
「シャオリー様は年に一度、きちんと山を管理なさりにいらっしゃいますのよ、霧香はそのたびにお招きに預かりますの」
「なんと……」
「シャオリー様とは妖精王ですよね?」
僕はシャオリーという名前に敏感に反応してしまった。
妖精!
見てみたい!
「ええ、とてもとてもお美しいお姿ですの、霧香の憧れですわ」
霧香様は丁寧に指を揃え、お上品にティーカップを持って口に運ぶ。
蛇族の王族は皆上品で美しくて、近寄りがたいぐらいに高貴だ。
こんなに幼くてもちゃんと女性の品格を見せつけてくる。
対して僕はちんちくりんだなと思わざるを得ない……
「それで頼みがございますの」
「ああ、バイオリンのことですね?」
「はい、ぜひあの音を近くで拝聴したいわ」
「ええ、ここにも微かに音色が響いてまいりましたわよ山に反響しておりましたわ……しかし、あの狼藉王子にも困ったものですわね、あの子は本当にいい話を聞かないわ」
王妃様は少し顔をしかめて嫌そうにサスラス王子を評価する。
「年を重ねるだけでなんの知恵もつけていないのだわ」
どこの世界でも思春期の少女は辛辣である。
「……そう伺っておりましたので、お持ちしておりますよ、どのような曲がお好みでしょうか?」
「そうね、楽しげな音楽もよろしいけど、美しく静かな調べも良いわね……」
「霧香が言うことはお気になさらず、得意な曲でよろしいのよ」
「わかりました」
僕は立ち上がり、仙からバイオリンケースを受け取り、中から取り出し松脂を塗り調弦をする。
その美しく響く音に、早くも反応して小さな手を口にあてて目を見開く霧香様がかわいらしい。
よく見ると目元が涼鱗さんに似ているなと思った。
「では……静かな小曲を……」
僕は目を瞑り、情景を思い浮かべ手を滑らせる。
一気に盛り上がる序章から、静かに流れるような調べが続き、そしてしっとりと空を鳳凰が舞うような……
一気に弾いて視線を王妃様と霧香様に戻して……しばし固まる僕。
テーブルの上に、クーちゃんがいた。
……んと、小鳥の姿じゃなくて、原寸大鳳凰の方で……
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