145 / 317
霊獣
しおりを挟む
「では……翠は、2年前に孤児院に捨てられていたというのは……そこに出現したということなんでしょうか?人から生まれたのではないのですかね?」
僕は聞きたいことがありすぎて空回りする頭で必死に言葉を紡いだ。
「そこなのです……昔から今まで、まざりの子が出たという噂や、実際に接したものは多いものの、それを産んだという女性を見たもの、また名乗り出たものは誰もいないのです」
「しかしそれは、まざりの子が霊獣だと知らない者とすれば、今の常識からすれば隠すのも当然では」
ラージ先生はそう言ってから、小さな声で「言葉が過ぎました」と消え入るように言った。
「いえ、ラージ先生のおっしゃることはわかります。しかし、それにしても……母というものはたとえ我が子が不具であれども一生懸命育てるものです。まあ、生活が許せば……となるでしょうがね。それに、まざりの子はみな見目が整い小さく可愛い。そんな愛らしい存在を母が捨てられるでしょうか?」
「では……クーちゃんのように空間からふと湧き出たってことですか?」
僑先生は真剣な表情で僕たち3人を交互に見た。
「それはわかりません。……この文献の存在を実は16の時に見つけていたのですが……この書にも『霊獣の姿を取る時の条件がわからない』と書いてありましたし、弟の波成も霊獣になりそうもないので、これは中途半端な研究だとして、忘れ去っておりました、夢物語にすぎないと思ったんです」
そこまで話して僑先生は小さな椅子にへたりと座ってもじゃもじゃ頭をぽりぽり掻いた。
「ですが、私の目は節穴でした。ちゃんと書いてあったのに……王の誕生、即位、お嫁様が渡った時と。ならば誰のための霊獣かと推測すればよかったんです。私がこの本を読んだ時、先代はまだ生きておいででした。ならば推測のもとに父に頼み込み、波成を先代の前に上がらせることができたかもと思うんですよ……そうすれば、波成は霊獣となり、長生きできたのに」
「「え?」」
僕と蘭紗様は同時に聞き返した。
今、長生きと……
「そうなんですよ、霊獣として獣化できた栄は、真湖紗王がなくなるその日まで、護衛として片腕ながら武勲を上げていたのです。まさに守護ですね……つまり130年ほど生きた計算になります」
僕の心臓がうるさく鳴った。
膝の上で落ち着いていた子鹿姿の翠は黄緑色の瞳でじっと見つめてくれた。
この子は、蘭紗様を守るために……この地に来た……そして、長生きできる?
「……真湖紗王は……お嫁様を探す執念でもって150才まで生きた方とされています……しかし本当は、会えなかったにしろ阿羅彦との魂の繋がりが確かにあって、そばにいるほどではないもののお嫁様による恩恵があり、普通の紗国人の常識を越えての長寿となったと考えるべきでしょう……その真湖紗王を見守っていた栄もまた、王と同じだけの寿命を得たのです、王を守るために」
「では……蘭紗様と同じだけ……この子は生きてくれるんですか?」
僕は涙が出るのを抑えられなかった。
膝の上に乗っていた子鹿は、スーっと元の翠の姿に戻った。
そして僕を見つめて笑顔になった。
蘭紗様は静かに僕と翠を抱きしめてくれた。
「僕、きりん?なの?」
皆が一斉に吹き出した。
泣き笑いになった僕を不思議そうに見つめる翠を抱きしめた。
柔らかくて小さくてかわいい僕の息子。
君は、蘭紗様の霊獣だったんだね。
僕は翠を見つけることができて本当に良かった。
「ですが今回は……鳳凰のおかげも大きいですよね。はじめは体を新しいものに取り替えキレイに傷を治し、そしてさきほどは霊獣に獣化するのを促して助けました。鳳凰は薫様の守護としてあるので、麒麟の翠紗様とは対となるのでしょう」
「……翠紗、そなたは……我の子でもあり、我の霊獣でもあるのだな。一目見た時から特別な思いを抱いたのも当然だったということか……」
「おうさま……僕、れいじゅう?」
「そうだ。そなたは誇り高い霊獣の麒麟だ。もちろん我の大切な子でもあるのはこれまで通りだ、安心していいからな。そして、美しい獣化だったぞ。まさかこの目で麒麟を見るとは」
「ええ、本当に……神々しい变化でありました」
ラージ先生は嬉しそうに両手を合わせて満面の笑みだ。
「翠はかわいいよ、世界一かわいいんだからね」
僕は涙でぐしゃぐしゃになりながら翠を抱きしめて蘭紗様の胸の中でホッとした。
とにかく心配事がなくなって、心の底から安心することができたのだ。
「その……我の誕生の折、つまり21年前にもまざりの子がいたはずだ、そして薫が来たのが今年だから……今年にもまざりの子がどこかに生まれたのでは……その子らを探さねばならぬのでは……」
皆がハッとなるが、僑先生はゆっくりと話してくれた。
「いえ、それはないでしょう。3度の節目の時が現れる時ですが……この世に王のための霊獣がそう幾つも出現はしないはず。おそらく……蘭紗様がお誕生の際に降りられた霊獣はすでに亡くなっているから、次の機会である即位の際に、翠紗様がお越しになられたと考えるべきです。……薫様のお渡りの際にはなかったと考えるべきです、なぜなら翠紗様が生きておられたからです」
「……なるほど」
「とにかく、わけのわからないものとして長らく虐げられてきた存在なので、なかなか命を繋げられなかったのでしょうし、元々人として生活するには体が弱いので短命ですからね……しかし、翠紗様は違います。きちんと霊獣として覚醒なさいました。もう憂いはございませんよ」
蘭紗様は長い髪をさらりとさせて頭を振った。
「……なんと罪深いことをしてきたのであろうか……天が遣わしてくださった霊獣を、国中が虐げていたなどと……」
「しかしこれを機に変わっていけると、私は信じておりますよ」
「私もそう思います。薫様のような慈愛に満ちた方がいらしたから、翠紗様は蘭紗様のもとへ来ることができたのです。これは奇跡です……」
ラージ先生と僑先生が頷きあっていた。
「僕は……こういうことが二度と起きないように、働きかけをしてほしいと思います。蘭紗様」
「うむ、そうだな」
蘭紗様のやさしい眼差しにうっとりしてしまう。
僕たちは家族として、手を取り合って一緒に生きていけるんだね。
これ以上の幸せはないって、本当に思った。
でも、その影で苦しむ人がいるとするならば、なるべく僕の力の及ぶところで精一杯努力していかなくてはとも、思ったんだ。
僕は聞きたいことがありすぎて空回りする頭で必死に言葉を紡いだ。
「そこなのです……昔から今まで、まざりの子が出たという噂や、実際に接したものは多いものの、それを産んだという女性を見たもの、また名乗り出たものは誰もいないのです」
「しかしそれは、まざりの子が霊獣だと知らない者とすれば、今の常識からすれば隠すのも当然では」
ラージ先生はそう言ってから、小さな声で「言葉が過ぎました」と消え入るように言った。
「いえ、ラージ先生のおっしゃることはわかります。しかし、それにしても……母というものはたとえ我が子が不具であれども一生懸命育てるものです。まあ、生活が許せば……となるでしょうがね。それに、まざりの子はみな見目が整い小さく可愛い。そんな愛らしい存在を母が捨てられるでしょうか?」
「では……クーちゃんのように空間からふと湧き出たってことですか?」
僑先生は真剣な表情で僕たち3人を交互に見た。
「それはわかりません。……この文献の存在を実は16の時に見つけていたのですが……この書にも『霊獣の姿を取る時の条件がわからない』と書いてありましたし、弟の波成も霊獣になりそうもないので、これは中途半端な研究だとして、忘れ去っておりました、夢物語にすぎないと思ったんです」
そこまで話して僑先生は小さな椅子にへたりと座ってもじゃもじゃ頭をぽりぽり掻いた。
「ですが、私の目は節穴でした。ちゃんと書いてあったのに……王の誕生、即位、お嫁様が渡った時と。ならば誰のための霊獣かと推測すればよかったんです。私がこの本を読んだ時、先代はまだ生きておいででした。ならば推測のもとに父に頼み込み、波成を先代の前に上がらせることができたかもと思うんですよ……そうすれば、波成は霊獣となり、長生きできたのに」
「「え?」」
僕と蘭紗様は同時に聞き返した。
今、長生きと……
「そうなんですよ、霊獣として獣化できた栄は、真湖紗王がなくなるその日まで、護衛として片腕ながら武勲を上げていたのです。まさに守護ですね……つまり130年ほど生きた計算になります」
僕の心臓がうるさく鳴った。
膝の上で落ち着いていた子鹿姿の翠は黄緑色の瞳でじっと見つめてくれた。
この子は、蘭紗様を守るために……この地に来た……そして、長生きできる?
「……真湖紗王は……お嫁様を探す執念でもって150才まで生きた方とされています……しかし本当は、会えなかったにしろ阿羅彦との魂の繋がりが確かにあって、そばにいるほどではないもののお嫁様による恩恵があり、普通の紗国人の常識を越えての長寿となったと考えるべきでしょう……その真湖紗王を見守っていた栄もまた、王と同じだけの寿命を得たのです、王を守るために」
「では……蘭紗様と同じだけ……この子は生きてくれるんですか?」
僕は涙が出るのを抑えられなかった。
膝の上に乗っていた子鹿は、スーっと元の翠の姿に戻った。
そして僕を見つめて笑顔になった。
蘭紗様は静かに僕と翠を抱きしめてくれた。
「僕、きりん?なの?」
皆が一斉に吹き出した。
泣き笑いになった僕を不思議そうに見つめる翠を抱きしめた。
柔らかくて小さくてかわいい僕の息子。
君は、蘭紗様の霊獣だったんだね。
僕は翠を見つけることができて本当に良かった。
「ですが今回は……鳳凰のおかげも大きいですよね。はじめは体を新しいものに取り替えキレイに傷を治し、そしてさきほどは霊獣に獣化するのを促して助けました。鳳凰は薫様の守護としてあるので、麒麟の翠紗様とは対となるのでしょう」
「……翠紗、そなたは……我の子でもあり、我の霊獣でもあるのだな。一目見た時から特別な思いを抱いたのも当然だったということか……」
「おうさま……僕、れいじゅう?」
「そうだ。そなたは誇り高い霊獣の麒麟だ。もちろん我の大切な子でもあるのはこれまで通りだ、安心していいからな。そして、美しい獣化だったぞ。まさかこの目で麒麟を見るとは」
「ええ、本当に……神々しい变化でありました」
ラージ先生は嬉しそうに両手を合わせて満面の笑みだ。
「翠はかわいいよ、世界一かわいいんだからね」
僕は涙でぐしゃぐしゃになりながら翠を抱きしめて蘭紗様の胸の中でホッとした。
とにかく心配事がなくなって、心の底から安心することができたのだ。
「その……我の誕生の折、つまり21年前にもまざりの子がいたはずだ、そして薫が来たのが今年だから……今年にもまざりの子がどこかに生まれたのでは……その子らを探さねばならぬのでは……」
皆がハッとなるが、僑先生はゆっくりと話してくれた。
「いえ、それはないでしょう。3度の節目の時が現れる時ですが……この世に王のための霊獣がそう幾つも出現はしないはず。おそらく……蘭紗様がお誕生の際に降りられた霊獣はすでに亡くなっているから、次の機会である即位の際に、翠紗様がお越しになられたと考えるべきです。……薫様のお渡りの際にはなかったと考えるべきです、なぜなら翠紗様が生きておられたからです」
「……なるほど」
「とにかく、わけのわからないものとして長らく虐げられてきた存在なので、なかなか命を繋げられなかったのでしょうし、元々人として生活するには体が弱いので短命ですからね……しかし、翠紗様は違います。きちんと霊獣として覚醒なさいました。もう憂いはございませんよ」
蘭紗様は長い髪をさらりとさせて頭を振った。
「……なんと罪深いことをしてきたのであろうか……天が遣わしてくださった霊獣を、国中が虐げていたなどと……」
「しかしこれを機に変わっていけると、私は信じておりますよ」
「私もそう思います。薫様のような慈愛に満ちた方がいらしたから、翠紗様は蘭紗様のもとへ来ることができたのです。これは奇跡です……」
ラージ先生と僑先生が頷きあっていた。
「僕は……こういうことが二度と起きないように、働きかけをしてほしいと思います。蘭紗様」
「うむ、そうだな」
蘭紗様のやさしい眼差しにうっとりしてしまう。
僕たちは家族として、手を取り合って一緒に生きていけるんだね。
これ以上の幸せはないって、本当に思った。
でも、その影で苦しむ人がいるとするならば、なるべく僕の力の及ぶところで精一杯努力していかなくてはとも、思ったんだ。
23
あなたにおすすめの小説
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
助けたドS皇子がヤンデレになって俺を追いかけてきます!
夜刀神さつき
BL
医者である内藤 賢吾は、過労死した。しかし、死んだことに気がつかないまま異世界転生する。転生先で、急性虫垂炎のセドリック皇子を見つけた彼は、手術をしたくてたまらなくなる。「彼を解剖させてください」と告げ、周囲をドン引きさせる。その後、賢吾はセドリックを手術して助ける。命を助けられたセドリックは、賢吾に惹かれていく。賢吾は、セドリックの告白を断るが、セドリックは、諦めの悪いヤンデレ腹黒男だった。セドリックは、賢吾に助ける代わりに何でも言うことを聞くという約束をする。しかし、賢吾は約束を破り逃げ出し……。ほとんどコメディです。 ヤンデレ腹黒ドS皇子×頭のおかしい主人公
あなたの隣で初めての恋を知る
彩矢
BL
5歳のときバス事故で両親を失った四季。足に大怪我を負い車椅子での生活を余儀なくされる。しらさぎが丘養護施設で育ち、高校卒業後、施設を出て一人暮らしをはじめる。
その日暮らしの苦しい生活でも決して明るさを失わない四季。
そんなある日、突然の雷雨に身の危険を感じ、雨宿りするためにあるマンションの駐車場に避難する四季。そこで、運命の出会いをすることに。
一回りも年上の彼に一目惚れされ溺愛される四季。
初めての恋に戸惑いつつも四季は、やがて彼を愛するようになる。
表紙絵は絵師のkaworineさんに描いていただきました。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる