146 / 317
それぞれの思い 涼鱗視点
しおりを挟む
柔らかな日差しが舞い降りてきて、目が覚めた。
横に短い茶色の髪の愛しい人が静かな寝息を立てている。
短い耳も同じ色でとても可愛い。
可愛いというと怒るんだけどね。
私は静かに身を起こし、愛する妻の寝顔を見ながら今日の段取りを考える。
昨日は目まぐるしい日だった。
ヴァヴェルの先代王の王弟殿下から、阿羅彦とお嫁様についてのことが聞けた。
これは大きい。
今までどうして、彼らから話を聞いてみようと思ったことがなかったのか悔やまれるほどだ。
考えてみたらわかるのに。
彼らの寿命は長く果てしない。
先代王だって亡くなった理由は寿命ではないのだ。
……確か、龍族独特の病気だった気がする。
つまり彼らは歴史の生き証人なのだ。
だが、私は頭の中にその選択肢はなかった。
それはおそらく自分の苦手意識からだろうが……
というか私は龍族が苦手だ。
蛇族の私達と龍族はおそらく太古の昔は同じ種だったと思うのだが……どう考えてもあちらが上位種なのだ。
劣等感を感じるのにこれ以上のことはないだろう。
「ふう……」
私は小さく溜息をつく。
その話の後、アイデンがアオアイ王国にいる阿羅国の悪玉たちに事情を聞くために、背にカゴを乗せその中に跳光家の家長を入れて飛び立った。
あんな力技、目の前で見せられたら……降参だと手をあげるしかない。
これからは意地を張らず彼らに頼れるところは頼ることにしたいと、さすがに思った。
それに、私はアイデン以外の龍族と会ったことがなかったのだけど、王弟殿下の威厳の前では私などいかに小さい存在かと思い知るのにちょうどよかったと言える。
私もまだまだ若いのだ。
老齢の彼らに会えること自体が素晴らしい体験なのだと考えねば……
しかしその後、直前に元気な姿を見たのに翠紗が倒れたとの一報で肝が冷えた。
あの時の薫は物も言わずに走り庭に出るやいなや飛翔し、近衛を慌てさせていた。
防御壁も張らずに飛ばせたことを後からきっと叱責されるに違いない……気の毒だ。
それから翠紗が「蘭紗の即位に現れた瑞兆」であり、「霊獣の麒麟」であったとことが知らされた。
これには呆然とするしかない。
紗国という国はどこまで奥深いのか。
こういう伝説や神話の世界のことを、いともたやすく本当の事ですよと目の前に突き出してこようとは……
カジャルの近くにいて、この国のことを研究したい……そう思って国を出た私だが。
それはおそらく正解だった。
こんな面白い国、ほかのどこを探してもないだろう?
そしてなにより薫だ。
彼が来てからすべてが順調に回りだした。
そう思えてならない。
実際、そうなのだろう。
神が何を思って魂を半分にし違う世界で育つのを待って再会させるのか……その真意はわからないが……
薫がこの世界で育った人ではないからこその考え方が、今や世の中を動かしている。
カジャルも言っていたが……
孤児院に赴いたとしても、それは視察なのだからサラッと確認して院長と話して終わりであっただろうし、そこに問題点を感じることもなかったのではないか。
それは赴くのが王族や貴族なので、下々の暮らしを理解していないからだ。
何が普通なのかわからないと、おかしな事にも気づけないだろう。
だが、薫はそれをきちんと把握していたし、直感だったとはいえ、中の視察まで行いきちんと問題点をあぶり出した。
その上、葬り去られようとしていた「蘭紗の即位に現れた瑞兆」を助け出して連れ帰った。
これはきっと偶然ではないのだ。
彼ら3人に鳳凰を添えて、それが完璧な紗国の王のあり方としたら。
今までの、短命であったり魔力がうまく制御できずに霧散するしかなかった歴代の王を、悲しく思う。
彼らにも、瑞兆の霊獣が3度訪れていたはずだが、知らなかったゆえに気づけずそれに会うことは叶わず。
お嫁様は阿羅彦の国に攫われてしまって会えずじまい。
彼らの無念さを思うと、神は一体何を試しているのか?と、考えずにいられない。
しかし、今私らが目にしている蘭紗と薫と翠紗と鳳凰の姿こそが完全な紗国の王のあるべき姿だとすると。
今回はじめてこのように完成したのでは?とも思う。
同時に、真湖紗王のことも興味深いのだ。
彼はかなり昔の人物だが、愚王として世界中で有名だ。
戯曲家が題材にするほどに。
その真湖紗王は、実は愚王などでは無かったかもしれない。
そう思えてくるのだ。
実際、この地に降り立ったお嫁様の気配を察し、探していた。
そのお嫁様である阿羅彦は当時、(これはおそらくだが)淫魔に捕らわれている最中であった……それにあの森の中にいたとすれば、それはもう、探すのは不可能であっただろうと思う。
そして麒麟である「栄」にきちんと会えていたのが驚愕だ。
王がまざりの子を近くに寄せるなど、奇跡であっただろう。
たまたま森の民がその子を見つけ保護したからこその、出会いだ。
だが、麒麟であったとわかった後も、栄が自分の瑞兆としてこの地に降りたのだということまでは、わかっていなかったと思うが……
真湖紗王の視線はあくまで自分のお嫁様に向いており、その他のことを疎かにしすぎたのだろう。
だからこその「愚王」の悪名であったのだ。
国を傾かせたということは事実なのだから。
「ん……」
カジャルが寝返りをうって私の手を探している。
「……カジャル」
私はカジャルに口付けをしてやわらかい唇を吸い上げた。
「おはようカジャル、もう朝だよ」
「ん……もう?」
眠そうに半目で窓を見やる君はいつまでも少年みたいだね。
最近また鍛錬をはじめて少し精悍になった頬を撫でる。
なんのために鍛えているのか不思議だ。
扉がノックされ、侍女の声がした。
「涼鱗様、蘭紗様から本日の昼食をご一緒にとお誘いがございました。ヴァヴェルの前王弟殿下とご一緒だそうです」
「ああ、わかった行くと返事をしておいてくれ。それから朝食の用意を」
「かしこまりました」
カジャルがあくびをしながら起き上がり、私に腕を巻きつけて頭を胸にぎゅっと押し付けてきた。
朝はいつもこうだ……
獅子族の習性なのだろうか……
かわいいねぇ。
「そんなふうに甘えられると、君をベッドに縫い付けたくなるんだけどねえ」
「え……朝からなんだよ……」
「朝でも昼でもいいじゃないの」
「よくねえよ、起きるぞ」
言葉ばかり威勢が良くて、緩慢な動きで立ち上がったカジャルは寝間着をはらりと脱いで着替えようとする。
王族と暮らしていたにもかかわらず、彼はまるで侍女たちの助けを必要としない。
自分のことは自分でするのだ。
背中の筋肉が動くのが美しい。
細身なのにしっかりと鍛え上げられていて、本当にしなやかでキレイな獅子だね。
「そんなに見るなよ……もう飽きてるだろ、毎日見てるんだから」
「飽きるわけないじゃないの」
「そうか?」
「なら、カジャルはどうなの?私のこと飽きたの?」
カジャルは目を見開いて私を見つめた。
「そんなわけないだろ……お前みたいな綺麗な男はそういない……」
「ふふ……ありがとう」
私はおかしくなって笑いながらカジャルを後ろから抱きしめた。
張りのあるさらりとした肌触りで、心地いい。
「着替えろよ……お腹すかねえの?」
「起き抜けによくそんな食欲があるねえ」
「あるだろ普通……おまえジジイかよ」
「君と一つ違いのはずだけどねえ」
カジャルの憎まれ口がかわいくてついからかってしまう。
「これどうだ?」
カジャルが私の着替えを持ってきた。
一緒に住むようになってからは、私の身の回りのことをカジャルがあれこれするようになった。
元々従者の教育を受けていたカジャルにはお安いご用なのだろうが、私はそれが嬉しくてたまらない。
「うん、いいね。じゃあ着せて」
「はいはい旦那様」
嬉しそうに微笑んで着せてくれるカジャルを愛おしく見つめた。
横に短い茶色の髪の愛しい人が静かな寝息を立てている。
短い耳も同じ色でとても可愛い。
可愛いというと怒るんだけどね。
私は静かに身を起こし、愛する妻の寝顔を見ながら今日の段取りを考える。
昨日は目まぐるしい日だった。
ヴァヴェルの先代王の王弟殿下から、阿羅彦とお嫁様についてのことが聞けた。
これは大きい。
今までどうして、彼らから話を聞いてみようと思ったことがなかったのか悔やまれるほどだ。
考えてみたらわかるのに。
彼らの寿命は長く果てしない。
先代王だって亡くなった理由は寿命ではないのだ。
……確か、龍族独特の病気だった気がする。
つまり彼らは歴史の生き証人なのだ。
だが、私は頭の中にその選択肢はなかった。
それはおそらく自分の苦手意識からだろうが……
というか私は龍族が苦手だ。
蛇族の私達と龍族はおそらく太古の昔は同じ種だったと思うのだが……どう考えてもあちらが上位種なのだ。
劣等感を感じるのにこれ以上のことはないだろう。
「ふう……」
私は小さく溜息をつく。
その話の後、アイデンがアオアイ王国にいる阿羅国の悪玉たちに事情を聞くために、背にカゴを乗せその中に跳光家の家長を入れて飛び立った。
あんな力技、目の前で見せられたら……降参だと手をあげるしかない。
これからは意地を張らず彼らに頼れるところは頼ることにしたいと、さすがに思った。
それに、私はアイデン以外の龍族と会ったことがなかったのだけど、王弟殿下の威厳の前では私などいかに小さい存在かと思い知るのにちょうどよかったと言える。
私もまだまだ若いのだ。
老齢の彼らに会えること自体が素晴らしい体験なのだと考えねば……
しかしその後、直前に元気な姿を見たのに翠紗が倒れたとの一報で肝が冷えた。
あの時の薫は物も言わずに走り庭に出るやいなや飛翔し、近衛を慌てさせていた。
防御壁も張らずに飛ばせたことを後からきっと叱責されるに違いない……気の毒だ。
それから翠紗が「蘭紗の即位に現れた瑞兆」であり、「霊獣の麒麟」であったとことが知らされた。
これには呆然とするしかない。
紗国という国はどこまで奥深いのか。
こういう伝説や神話の世界のことを、いともたやすく本当の事ですよと目の前に突き出してこようとは……
カジャルの近くにいて、この国のことを研究したい……そう思って国を出た私だが。
それはおそらく正解だった。
こんな面白い国、ほかのどこを探してもないだろう?
そしてなにより薫だ。
彼が来てからすべてが順調に回りだした。
そう思えてならない。
実際、そうなのだろう。
神が何を思って魂を半分にし違う世界で育つのを待って再会させるのか……その真意はわからないが……
薫がこの世界で育った人ではないからこその考え方が、今や世の中を動かしている。
カジャルも言っていたが……
孤児院に赴いたとしても、それは視察なのだからサラッと確認して院長と話して終わりであっただろうし、そこに問題点を感じることもなかったのではないか。
それは赴くのが王族や貴族なので、下々の暮らしを理解していないからだ。
何が普通なのかわからないと、おかしな事にも気づけないだろう。
だが、薫はそれをきちんと把握していたし、直感だったとはいえ、中の視察まで行いきちんと問題点をあぶり出した。
その上、葬り去られようとしていた「蘭紗の即位に現れた瑞兆」を助け出して連れ帰った。
これはきっと偶然ではないのだ。
彼ら3人に鳳凰を添えて、それが完璧な紗国の王のあり方としたら。
今までの、短命であったり魔力がうまく制御できずに霧散するしかなかった歴代の王を、悲しく思う。
彼らにも、瑞兆の霊獣が3度訪れていたはずだが、知らなかったゆえに気づけずそれに会うことは叶わず。
お嫁様は阿羅彦の国に攫われてしまって会えずじまい。
彼らの無念さを思うと、神は一体何を試しているのか?と、考えずにいられない。
しかし、今私らが目にしている蘭紗と薫と翠紗と鳳凰の姿こそが完全な紗国の王のあるべき姿だとすると。
今回はじめてこのように完成したのでは?とも思う。
同時に、真湖紗王のことも興味深いのだ。
彼はかなり昔の人物だが、愚王として世界中で有名だ。
戯曲家が題材にするほどに。
その真湖紗王は、実は愚王などでは無かったかもしれない。
そう思えてくるのだ。
実際、この地に降り立ったお嫁様の気配を察し、探していた。
そのお嫁様である阿羅彦は当時、(これはおそらくだが)淫魔に捕らわれている最中であった……それにあの森の中にいたとすれば、それはもう、探すのは不可能であっただろうと思う。
そして麒麟である「栄」にきちんと会えていたのが驚愕だ。
王がまざりの子を近くに寄せるなど、奇跡であっただろう。
たまたま森の民がその子を見つけ保護したからこその、出会いだ。
だが、麒麟であったとわかった後も、栄が自分の瑞兆としてこの地に降りたのだということまでは、わかっていなかったと思うが……
真湖紗王の視線はあくまで自分のお嫁様に向いており、その他のことを疎かにしすぎたのだろう。
だからこその「愚王」の悪名であったのだ。
国を傾かせたということは事実なのだから。
「ん……」
カジャルが寝返りをうって私の手を探している。
「……カジャル」
私はカジャルに口付けをしてやわらかい唇を吸い上げた。
「おはようカジャル、もう朝だよ」
「ん……もう?」
眠そうに半目で窓を見やる君はいつまでも少年みたいだね。
最近また鍛錬をはじめて少し精悍になった頬を撫でる。
なんのために鍛えているのか不思議だ。
扉がノックされ、侍女の声がした。
「涼鱗様、蘭紗様から本日の昼食をご一緒にとお誘いがございました。ヴァヴェルの前王弟殿下とご一緒だそうです」
「ああ、わかった行くと返事をしておいてくれ。それから朝食の用意を」
「かしこまりました」
カジャルがあくびをしながら起き上がり、私に腕を巻きつけて頭を胸にぎゅっと押し付けてきた。
朝はいつもこうだ……
獅子族の習性なのだろうか……
かわいいねぇ。
「そんなふうに甘えられると、君をベッドに縫い付けたくなるんだけどねえ」
「え……朝からなんだよ……」
「朝でも昼でもいいじゃないの」
「よくねえよ、起きるぞ」
言葉ばかり威勢が良くて、緩慢な動きで立ち上がったカジャルは寝間着をはらりと脱いで着替えようとする。
王族と暮らしていたにもかかわらず、彼はまるで侍女たちの助けを必要としない。
自分のことは自分でするのだ。
背中の筋肉が動くのが美しい。
細身なのにしっかりと鍛え上げられていて、本当にしなやかでキレイな獅子だね。
「そんなに見るなよ……もう飽きてるだろ、毎日見てるんだから」
「飽きるわけないじゃないの」
「そうか?」
「なら、カジャルはどうなの?私のこと飽きたの?」
カジャルは目を見開いて私を見つめた。
「そんなわけないだろ……お前みたいな綺麗な男はそういない……」
「ふふ……ありがとう」
私はおかしくなって笑いながらカジャルを後ろから抱きしめた。
張りのあるさらりとした肌触りで、心地いい。
「着替えろよ……お腹すかねえの?」
「起き抜けによくそんな食欲があるねえ」
「あるだろ普通……おまえジジイかよ」
「君と一つ違いのはずだけどねえ」
カジャルの憎まれ口がかわいくてついからかってしまう。
「これどうだ?」
カジャルが私の着替えを持ってきた。
一緒に住むようになってからは、私の身の回りのことをカジャルがあれこれするようになった。
元々従者の教育を受けていたカジャルにはお安いご用なのだろうが、私はそれが嬉しくてたまらない。
「うん、いいね。じゃあ着せて」
「はいはい旦那様」
嬉しそうに微笑んで着せてくれるカジャルを愛おしく見つめた。
16
あなたにおすすめの小説
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
助けたドS皇子がヤンデレになって俺を追いかけてきます!
夜刀神さつき
BL
医者である内藤 賢吾は、過労死した。しかし、死んだことに気がつかないまま異世界転生する。転生先で、急性虫垂炎のセドリック皇子を見つけた彼は、手術をしたくてたまらなくなる。「彼を解剖させてください」と告げ、周囲をドン引きさせる。その後、賢吾はセドリックを手術して助ける。命を助けられたセドリックは、賢吾に惹かれていく。賢吾は、セドリックの告白を断るが、セドリックは、諦めの悪いヤンデレ腹黒男だった。セドリックは、賢吾に助ける代わりに何でも言うことを聞くという約束をする。しかし、賢吾は約束を破り逃げ出し……。ほとんどコメディです。 ヤンデレ腹黒ドS皇子×頭のおかしい主人公
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる