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隠された思い1 蘭紗視点
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強い雨が降っては止んで、そしてまた、しとしとと降り始めたかと思うと急に落雷の激しい音と振動が響き渡り、2日ぶりぐらいに本格的な秋の嵐になった。
特に雷が酷く外に出るのは危ない。
「叔父上……どうか。お気を確かに」
我は喜紗の背中をさすった。
骨がごつごつあたるような痩せた背だ。
元から我や我の父のような高身長でもなければ、筋肉も付いていない。
父とは本当に兄弟なのか?と不思議に思うほど顔も似ていない。
しかし、銀髪の髪に銀色の瞳を持つ知的な風貌の喜紗は確かに王族だ。
この人がどれほど劣等感に苛まれ苦しい人生を歩んできたかは、誰もが知るところだ。
だが、また喜紗がどれほど兄を敬愛していたかもまた皆が知っているだろう。
憧れの眼差しで付き従う喜紗の姿を皆見てきたのだ。
それは我も同じだ。
その愛する兄を助けられたかもしれないという事実を受け止めきれずに項垂れている姿はなんとも哀れだ。
そして、お嫁様をみすみす阿羅人に連れ去られたあげくに、自国に長年隠されていたなど……動揺しないほうがおかしい。
我とて同じ気持ちだが……もう過ぎ去ったことだ……考えすぎるのは良くない。
「わかってはいるのですが……」
我は叔父上の背に手を当てたまま波呂に話の続きを促した。
「……紗国の……はずれにあります南簀川のほとりに小屋があるそうです。その小屋に一応の世話人を置いているそうで、その者は阿羅人と紗国の混血だそうです。その小屋の裏側から通じる道を簀山を登りましたら、頂上付近にお嫁様を閉じ込めている館があるそうです」
「南簀川のほとりだと……なぜそこなのだ……」
南簀川は先日氾濫したばかりだ、近年は落ち着いていたのだが……今回の豪雨は想像を遥かに超えた。
つまりそのほとりにあったということは、小屋も無事では済むまい。
「そこで……帰り道にアイデン王陛下にお願いし、その辺りを旋回していただきました。確かに小屋の跡地のような残骸がございました。先だっての大水に流されたのは明白でありましょう。小屋の世話人が逃げおおせたかどうかはわかりませぬが」
波呂はくやしそうに顔を歪ませる。
「山頂付近も一応見たんだけどねえ……なにしろ木々が鬱蒼としていて館など見えなかったぞ。それと魂の反応も無かったぞ」
一人だけ事態がわかっていないアイデンは、ケーキのおかわりをもらいながら明るい声で話した。
「待てアイデン……魂の反応がなかっただと?」
「ああ、無かった。まあ無数の小さなきらめきがあったがあれは森の小さな生き物たちだと思うよ、人間ならもっとなんていうかこう……とにかく違うんだ」
アイデンはフォークを持ったまま手を動かして空中に形を描いた。
「その……アイデンが見たのは『簀山』に間違いないのか?」
「はい、それは間違いありません、場所は私が熟知しております」
それはそうだ……波呂がこの国の山や川の場所を間違えるわけがない。
では……つまり先日まで生きていた可能性もあるのに、この秋の災害で世話人が亡くなり、そしてお嫁様まで亡くなった可能性があるというのか……
「……陛下……」
力のない小さな声で喜紗が顔を上げた。
苦しそうな表情だ。
「叔父上……できるだけのことは致しましょう。波呂が聞き出した自白に嘘はないでしょう。最近まで生きていらしたことが確定ならばまだ可能性はありますから」
「そう……ですな」
僑が出来上がった薬湯を父の波呂に差し出し、もう一度往診カバンの中を確認している。
「僑……19年間閉じ込められた人というのは……どうなるものだろうか」
「……そうですね……閉じ込められ方にもよるでしょうが……安易に予想をここで口にするのは……」
「そうか……まだ何もわかっておらぬのだしな……せめて、その館がわかれば踏み込めるのだが」
「陛下……恐れながら……跳光の者ならばこれしきの降雨は何の障害にもなりません。ぜひご命令を。もしや、世話人が豪雨に気づきお嫁様を連れ避難したかもしれぬのです。館さえ見つかれば痕跡もあるかもしれません」
「……うむ……」
我は波呂の言葉に頷いてはみたが……この嵐に出動させるのは心配だ。
しかし、先代のお嫁様が生きている可能性が捨てきれない今、どちらを優先させるか……難しい決断だ。
「陛下……よろしければ、兄を隊長としてその他の兄弟、そして従兄弟達と私も一緒に捜索に向かわせていただけませんか?お嫁様は精神的にも体力的にもぎりぎりでございましょう。発見時に医師である私がいることが助けになると思うのです。それから若い者だけで隊を組むことにより、捜索隊の体力面での心配はある程度目減りするかと」
「僑……そなたは……医師だ。我ら王族、そして薫や翠紗にとってそなたはなくてはならぬ人物だ、危険な目にあわせるわけにはいかぬぞ」
「いえ、陛下……僑は我々と同等の動きができます。医師を目指し途中で道が逸れたことは確かですが、きちんと跳光の技を身に付けさせております。それに、我々も独自の薬湯を仕立てる技などはございましても、確かにお嫁様発見時に不安があると言うことは確かでございます。ぜひ僑も加えていただきたく思います」
波呂は静かに燃えるような自信に満ちた瞳を我に向けた。
「そうか……波呂が言うならば信じよう。僑……そなたは無理をするでない。今日は特に、落雷が多いようだ。森は危険になろう。十分に気をつけて捜索隊に加わるように」
「ハッ」
「では、これより跳光家の長男を隊長として、隊を組み、付近の捜索を命ずる」
「ハッ」
◆
「何をどうしたらいいのか……一瞬頭が真っ白になった」
涼鱗が微妙な表情を浮かべ我を見つめた。
会議が終わり、執務室には涼鱗しかいない。
このような弱音を吐ける相手は限られている。
「そりゃそうだろうねえ……まさか紗国に監禁させていただなんてねえ……でも良かったじゃないの。それ自体は酷いことだし言葉もないけど……とにかく捜索に向かう程度には話も進展したわけだし」
我は溜息をついてもう一度書類をめくる。
そこにはアオアイに滞在中に波呂がした尋問の内容があった。
あのアオアイ地下牢は魔力を吸い取る沈滞石で壁も床も天井も覆われている。
その上ご丁寧に手枷足枷の一部にも石は使われ、直接肌に触れさせている。
食事の際の器もすべてそうだ。
異能は魔力が枯渇しても出すことができると言われているが、沈滞石が直接肌に触れていればそれさえも発現しない。
その上沈滞石は人の心を落ち着かせ悪事を考えさせないようにするという効果すらある。
清という阿羅国を牛耳っていた男が、アオアイ地下牢で今何を思うのか、それはわからないが。
僑の尋問をすり抜けた男がここまで話したところを見ると、波呂が無理を通したことはさて置き、アオアイ地下牢という場所がすべてを助けてくれたと言える。
本当にアオアイには頭が上がらない。
「実際意味がわからぬな。なぜお嫁様は紗国に置かれていたのだろうか……」
「それだよねえ……清はなんて言ってるの?」
「阿羅彦からの指示がなく興味を示さなかったために、紗国にいた誘拐部隊がそのままそこに捨て置いたと」
「……ひどいねえ……」
涼鱗も我も溜息しか出ない。
「阿羅彦が興味を示さなかったというのはあれだよねえ、すでに朦朧としていて自我が崩壊寸前だったってことでしょ?」
「そうだろうな……あの最期の時も……薫を近くに感じて、それで心を取り戻したという感じだったからな」
「うむ……だからといって、せっかく奪ったお嫁様をそのまま紗国に隠すなんて……敵サンもやってくれたよね。その頃からこの国を動かしていた大人達はさぞかし胸を痛めることだろうねえ」
「ああ、実際叔父上は倒れる寸前であったからな」
喜紗は顔面蒼白なので自室で休むよう促したのだ。
「しかし、薫はすごいねえ。誰も考えもしなかったのに。この可能性を」
「うむ……薫は目線が我らとは違うからな。見えるものも違うのだろう。軽々と我らの常識を越えていろいろなことを教えてくれる」
「本当に……得難い嫁だねえ」
涼鱗が笑顔になって首を傾げた。
特に雷が酷く外に出るのは危ない。
「叔父上……どうか。お気を確かに」
我は喜紗の背中をさすった。
骨がごつごつあたるような痩せた背だ。
元から我や我の父のような高身長でもなければ、筋肉も付いていない。
父とは本当に兄弟なのか?と不思議に思うほど顔も似ていない。
しかし、銀髪の髪に銀色の瞳を持つ知的な風貌の喜紗は確かに王族だ。
この人がどれほど劣等感に苛まれ苦しい人生を歩んできたかは、誰もが知るところだ。
だが、また喜紗がどれほど兄を敬愛していたかもまた皆が知っているだろう。
憧れの眼差しで付き従う喜紗の姿を皆見てきたのだ。
それは我も同じだ。
その愛する兄を助けられたかもしれないという事実を受け止めきれずに項垂れている姿はなんとも哀れだ。
そして、お嫁様をみすみす阿羅人に連れ去られたあげくに、自国に長年隠されていたなど……動揺しないほうがおかしい。
我とて同じ気持ちだが……もう過ぎ去ったことだ……考えすぎるのは良くない。
「わかってはいるのですが……」
我は叔父上の背に手を当てたまま波呂に話の続きを促した。
「……紗国の……はずれにあります南簀川のほとりに小屋があるそうです。その小屋に一応の世話人を置いているそうで、その者は阿羅人と紗国の混血だそうです。その小屋の裏側から通じる道を簀山を登りましたら、頂上付近にお嫁様を閉じ込めている館があるそうです」
「南簀川のほとりだと……なぜそこなのだ……」
南簀川は先日氾濫したばかりだ、近年は落ち着いていたのだが……今回の豪雨は想像を遥かに超えた。
つまりそのほとりにあったということは、小屋も無事では済むまい。
「そこで……帰り道にアイデン王陛下にお願いし、その辺りを旋回していただきました。確かに小屋の跡地のような残骸がございました。先だっての大水に流されたのは明白でありましょう。小屋の世話人が逃げおおせたかどうかはわかりませぬが」
波呂はくやしそうに顔を歪ませる。
「山頂付近も一応見たんだけどねえ……なにしろ木々が鬱蒼としていて館など見えなかったぞ。それと魂の反応も無かったぞ」
一人だけ事態がわかっていないアイデンは、ケーキのおかわりをもらいながら明るい声で話した。
「待てアイデン……魂の反応がなかっただと?」
「ああ、無かった。まあ無数の小さなきらめきがあったがあれは森の小さな生き物たちだと思うよ、人間ならもっとなんていうかこう……とにかく違うんだ」
アイデンはフォークを持ったまま手を動かして空中に形を描いた。
「その……アイデンが見たのは『簀山』に間違いないのか?」
「はい、それは間違いありません、場所は私が熟知しております」
それはそうだ……波呂がこの国の山や川の場所を間違えるわけがない。
では……つまり先日まで生きていた可能性もあるのに、この秋の災害で世話人が亡くなり、そしてお嫁様まで亡くなった可能性があるというのか……
「……陛下……」
力のない小さな声で喜紗が顔を上げた。
苦しそうな表情だ。
「叔父上……できるだけのことは致しましょう。波呂が聞き出した自白に嘘はないでしょう。最近まで生きていらしたことが確定ならばまだ可能性はありますから」
「そう……ですな」
僑が出来上がった薬湯を父の波呂に差し出し、もう一度往診カバンの中を確認している。
「僑……19年間閉じ込められた人というのは……どうなるものだろうか」
「……そうですね……閉じ込められ方にもよるでしょうが……安易に予想をここで口にするのは……」
「そうか……まだ何もわかっておらぬのだしな……せめて、その館がわかれば踏み込めるのだが」
「陛下……恐れながら……跳光の者ならばこれしきの降雨は何の障害にもなりません。ぜひご命令を。もしや、世話人が豪雨に気づきお嫁様を連れ避難したかもしれぬのです。館さえ見つかれば痕跡もあるかもしれません」
「……うむ……」
我は波呂の言葉に頷いてはみたが……この嵐に出動させるのは心配だ。
しかし、先代のお嫁様が生きている可能性が捨てきれない今、どちらを優先させるか……難しい決断だ。
「陛下……よろしければ、兄を隊長としてその他の兄弟、そして従兄弟達と私も一緒に捜索に向かわせていただけませんか?お嫁様は精神的にも体力的にもぎりぎりでございましょう。発見時に医師である私がいることが助けになると思うのです。それから若い者だけで隊を組むことにより、捜索隊の体力面での心配はある程度目減りするかと」
「僑……そなたは……医師だ。我ら王族、そして薫や翠紗にとってそなたはなくてはならぬ人物だ、危険な目にあわせるわけにはいかぬぞ」
「いえ、陛下……僑は我々と同等の動きができます。医師を目指し途中で道が逸れたことは確かですが、きちんと跳光の技を身に付けさせております。それに、我々も独自の薬湯を仕立てる技などはございましても、確かにお嫁様発見時に不安があると言うことは確かでございます。ぜひ僑も加えていただきたく思います」
波呂は静かに燃えるような自信に満ちた瞳を我に向けた。
「そうか……波呂が言うならば信じよう。僑……そなたは無理をするでない。今日は特に、落雷が多いようだ。森は危険になろう。十分に気をつけて捜索隊に加わるように」
「ハッ」
「では、これより跳光家の長男を隊長として、隊を組み、付近の捜索を命ずる」
「ハッ」
◆
「何をどうしたらいいのか……一瞬頭が真っ白になった」
涼鱗が微妙な表情を浮かべ我を見つめた。
会議が終わり、執務室には涼鱗しかいない。
このような弱音を吐ける相手は限られている。
「そりゃそうだろうねえ……まさか紗国に監禁させていただなんてねえ……でも良かったじゃないの。それ自体は酷いことだし言葉もないけど……とにかく捜索に向かう程度には話も進展したわけだし」
我は溜息をついてもう一度書類をめくる。
そこにはアオアイに滞在中に波呂がした尋問の内容があった。
あのアオアイ地下牢は魔力を吸い取る沈滞石で壁も床も天井も覆われている。
その上ご丁寧に手枷足枷の一部にも石は使われ、直接肌に触れさせている。
食事の際の器もすべてそうだ。
異能は魔力が枯渇しても出すことができると言われているが、沈滞石が直接肌に触れていればそれさえも発現しない。
その上沈滞石は人の心を落ち着かせ悪事を考えさせないようにするという効果すらある。
清という阿羅国を牛耳っていた男が、アオアイ地下牢で今何を思うのか、それはわからないが。
僑の尋問をすり抜けた男がここまで話したところを見ると、波呂が無理を通したことはさて置き、アオアイ地下牢という場所がすべてを助けてくれたと言える。
本当にアオアイには頭が上がらない。
「実際意味がわからぬな。なぜお嫁様は紗国に置かれていたのだろうか……」
「それだよねえ……清はなんて言ってるの?」
「阿羅彦からの指示がなく興味を示さなかったために、紗国にいた誘拐部隊がそのままそこに捨て置いたと」
「……ひどいねえ……」
涼鱗も我も溜息しか出ない。
「阿羅彦が興味を示さなかったというのはあれだよねえ、すでに朦朧としていて自我が崩壊寸前だったってことでしょ?」
「そうだろうな……あの最期の時も……薫を近くに感じて、それで心を取り戻したという感じだったからな」
「うむ……だからといって、せっかく奪ったお嫁様をそのまま紗国に隠すなんて……敵サンもやってくれたよね。その頃からこの国を動かしていた大人達はさぞかし胸を痛めることだろうねえ」
「ああ、実際叔父上は倒れる寸前であったからな」
喜紗は顔面蒼白なので自室で休むよう促したのだ。
「しかし、薫はすごいねえ。誰も考えもしなかったのに。この可能性を」
「うむ……薫は目線が我らとは違うからな。見えるものも違うのだろう。軽々と我らの常識を越えていろいろなことを教えてくれる」
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