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港町の古城6
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バイオリンを弾き終わって、しばらく感想を言い合ったり、バイオリンに関することを話し合ったりした。
阿羅国のバイオリン文化は、世界中からの関心が寄せられているという。
僕も参加をお願いされている国際会議のあとの演奏会では、阿羅国のバイオリニストが伝統的な阿羅国の曲を演奏するという。
そんなこと聞いちゃったら、参加しずらいよね……
なんといっても僕はプロじゃなくて、高校生レベルなんだから……
僕は困ったなあと思いながらカゴからフルーツを出して、紅茶を入れた。
甘い柿のようなフルーツで、皮はそのまま食べられるので、少し食べやすい大きさに切り分けた。
紅茶は、僕の大好きな柑橘類の香りがする紅茶だ。
「ありがとう薫……いい香りだ……」
蘭紗様はうっとりと目を閉じて紅茶を飲んだ。
動作がとっても素敵なのだ、様になってる……まあ、紅茶飲んでるだけなんだけど……えへ
「今日は、港の方に行ってみるのも良いな、どこか行きたいところはないか?」
「港いいですね!周辺に市場もあるとか?」
「朝早くから賑わっているよ」
「では行きましょうよ!」
僕は蘭紗様に、雪まつりの時に一緒に着たお揃いの雪華模様の着物と紺の袴を出して、着替えを手伝った。
上からは昨日と同じ薄綿入りのコートを着てもらう。
僕もおそろいのコーデでコートは小豆色の綿入りにした。
胸元から少し見える雪華模様がお揃い感を醸し出していて、うれしい。
「じゃあ、いきましょ」
二人揃って空に飛び立つと、空を飛んでいた鳥が並走してくれた。
僕が喜んで歓声を上げると蘭紗様も楽しげに笑ってくれた。
鳥たちは港近くになると森の方に旋回して帰っていったけど、とっても可愛かった。
「そう言えば、クーちゃん現れませんね」
「鳳凰が出ないということは安心できるということだろう。薫の守護なのだからな」
「そうですね、でもかわいいからたまに見たくなるんですよね」
「クルゥ」
そんな話をしていると突然僕の肩に小鳥の姿になったクーちゃんが現れた。
「うわ!びっくりした」
「ハハッ噂をすればだな……」
「クーちゃん、これから市場を回るんだよ、一緒にいこっか!」
「クルクルゥ」
小鳥の姿でパタパタ羽を動かすのがとってもかわいい。
「あ、あそこですね」
「うむ」
市場が見えてきたので、物陰に降り着物を直して雑踏の中にすっと紛れた。
色んな国の商人が屋台を出していて、そこに買い付けに来た人々が品定めしている。
アオアイのような底抜けの明るさとは違ってどこかみな冷静でなんとなく上品に見える。
並ぶ品々も食材が多い、値段を見ても高級品が多いのがわかった。
大商人らしき人は荷物持ちの使用人を何人も連れてどんどん仕入れていく、それをじっと見ていると蘭紗様は僕の手をぎゅっと握った。
見上げると、ニコッと微笑まれてキュンとなった。
そのまま肩にクーちゃんを乗せて二人で手を繋いでブラブラと歩いて様子を眺めていると、おいしそうな果物商に引き込まれた。
「わあ……ぶどうが多いですね」
「ああ、いらっしゃい!これは紗国ぶどうだよ、お安くするよ、いかがかな?」
「ではいただきます、これを2房と、それからその梨も、それと、リンゴもほしいな」
「あいよ!」
果物商は僕におまけだと言ってリンゴをさらに3つ入れてくれて大きな袋に入れてくれた。
「ありがとう!あとバターはどこかな?」
「乳製品はそこの角にあるよ!またおいでね!」
果物商は最後に蘭紗様を見て一瞬固まったけど、そのまま僕にニッコリ笑ってくれた。
うん、バレたよね、まあいいか。
僕の持つ買った物をひょいと奪って蘭紗様が片腕に乗せた。
クーちゃんが移動してその袋の上にチョコンと止まった。
「荷物で前が見えないだろう?それでは危ないからな」
「ありがとうございます」
僕は蘭紗様のいちいちカッコイイ振る舞いにポヤーとしてしまいそうになった。
こっちの方があぶないよね。
乳製品を売っているお店を見つけ、バターと生クリームを購入してから、あちこち試食したり話したりして歩いていると、今度は布がたくさん置いてある露店を見つけた。
「わぁー!どこの布でしょうか、素晴らしいですね」
「見てみよう」
2人で色とりどりの布を見ていると、中から出てきた太った店主が口をぽかんと開けて蘭紗様を見つめた。
僕はちょっと焦ってわざと大きな声ではなしかけた。
「あの!この布はどこで仕入れたものですか?」
「あぁ、えっと、多くは瀬国です。うちは昔から瀬国の布を仕入れていましてね」
僕はふと店主が頭にターバン巻いていることに気づいた。
「あ……なるほど髪を巻けばバレにくいかな」
思わず出てしまったその言葉に店主はうんうんと頷いてターバン用の細長い布をいくつか出してくれた。
多分僕が言わんとしてることを察してくれたのだろう。
「これなどいかがでしょう?長い御髪を中にいれて、巻き方はご存知ですか?」
「んー、僕ちょっとわからないかも」
「我も知らぬな、そなたが巻いてくれぬか?やり方は覚える」
「わ、わかりました!で、では狭いですがここに座っていただいて」
店主は、焦りながら店の中の小さな椅子に蘭紗様を座らせて美しい光沢の紺色のターバンを巻きはじめた。
巻き終わりに左肩に長く布を垂らしておしゃれな感じだ。
布も、蝶の織物に似ている高級感のあるもので、よく見ると織り柄で縞になっている。
蘭紗様にとても似合った。
「いいですねー。似合う!」
僕の大絶賛に店主も大喜びで満面の笑みだ。
「なるほど、これだと髪が隠れるわけか」
蘭紗様も手で頭を触りながら小さな鏡で確認する。
「ええ、瞳の色は隠せませんが、何より目立つのはその美しい御髪でございますから……ああ、すみません余計なことを……」
店主はシドロモドロだ。
「大丈夫ですよ、ご協力ありがとう。お代は?」
「はい、えとこれは献上させてくださいませ……お会いできて光栄でございました……えと薫様ですよね?」
「あはっ僕もばれてた?」
「ええ、そのような見事な黒髪の美しい方は稀でございますから……」
「でもそれは、お代を払わない理由にはならないよ、あなたも商売なんでしょう?きちんと払わせてくださいな」
「はい、えっと……ありがとうございます」
店主は大きな体を折り曲げて値段を伝えてきたので、蘭紗様は苦笑して店主にお金を渡した。
「店主、ありがとう。古城のことを薫が気に入ったのでまたいつか来る、そのときにはまた寄ることもあろう」
「はい!お待ちしております」
「ん……その、美しい布は」
蘭紗様は表に幾つも出してある小さく折りたたんだ布を指差した。
「はい、これは小さめのサイズで首に巻くのです。防寒にもよろしいのですが、おしゃれとしてお求めになられる方が多ございます」
「なるほど、それもいただこう」
「はい!」
「ああ、包まなくて結構、薫にかけてやってくれ」
「なるほど!ささ、薫様!」
「え!蘭紗様ほんとうに?ありがとうございます」
僕は店主がふんわりと肩に掛けてくれた薄手の布を手に取ってみた。
ちょうど、母や祖母たちが使っていたストールような大きさだ。
肩から掛けるのにちょうどいい感じ。
そして綺麗な友禅染のような絵柄で美しい何種類もの葉が描かれていた。
「これを記念にしよう、そなたへの誕生日の贈り物だ」
「わあ……うれしい」
僕はそれをマフラーのように首に巻いて頬をすりすりしてみた。
「これは、ラハーム王国にしか生息していない妖精ミツバチの巣から取れる糸で織られています。絵付けもラハーム独特のものですよ」
店主も嬉しそうに僕を見ながら頷いている。
「そうですか……素晴らしいですね」
「よく似合う」
軽くてでも暖かくて……
そして心もポカポカになる、そんな贈り物を頂いてしまった。
「ありがとうございます、蘭紗様」
僕の笑顔を嬉しそうに眺める蘭紗様の顔は本当に美しかった。
阿羅国のバイオリン文化は、世界中からの関心が寄せられているという。
僕も参加をお願いされている国際会議のあとの演奏会では、阿羅国のバイオリニストが伝統的な阿羅国の曲を演奏するという。
そんなこと聞いちゃったら、参加しずらいよね……
なんといっても僕はプロじゃなくて、高校生レベルなんだから……
僕は困ったなあと思いながらカゴからフルーツを出して、紅茶を入れた。
甘い柿のようなフルーツで、皮はそのまま食べられるので、少し食べやすい大きさに切り分けた。
紅茶は、僕の大好きな柑橘類の香りがする紅茶だ。
「ありがとう薫……いい香りだ……」
蘭紗様はうっとりと目を閉じて紅茶を飲んだ。
動作がとっても素敵なのだ、様になってる……まあ、紅茶飲んでるだけなんだけど……えへ
「今日は、港の方に行ってみるのも良いな、どこか行きたいところはないか?」
「港いいですね!周辺に市場もあるとか?」
「朝早くから賑わっているよ」
「では行きましょうよ!」
僕は蘭紗様に、雪まつりの時に一緒に着たお揃いの雪華模様の着物と紺の袴を出して、着替えを手伝った。
上からは昨日と同じ薄綿入りのコートを着てもらう。
僕もおそろいのコーデでコートは小豆色の綿入りにした。
胸元から少し見える雪華模様がお揃い感を醸し出していて、うれしい。
「じゃあ、いきましょ」
二人揃って空に飛び立つと、空を飛んでいた鳥が並走してくれた。
僕が喜んで歓声を上げると蘭紗様も楽しげに笑ってくれた。
鳥たちは港近くになると森の方に旋回して帰っていったけど、とっても可愛かった。
「そう言えば、クーちゃん現れませんね」
「鳳凰が出ないということは安心できるということだろう。薫の守護なのだからな」
「そうですね、でもかわいいからたまに見たくなるんですよね」
「クルゥ」
そんな話をしていると突然僕の肩に小鳥の姿になったクーちゃんが現れた。
「うわ!びっくりした」
「ハハッ噂をすればだな……」
「クーちゃん、これから市場を回るんだよ、一緒にいこっか!」
「クルクルゥ」
小鳥の姿でパタパタ羽を動かすのがとってもかわいい。
「あ、あそこですね」
「うむ」
市場が見えてきたので、物陰に降り着物を直して雑踏の中にすっと紛れた。
色んな国の商人が屋台を出していて、そこに買い付けに来た人々が品定めしている。
アオアイのような底抜けの明るさとは違ってどこかみな冷静でなんとなく上品に見える。
並ぶ品々も食材が多い、値段を見ても高級品が多いのがわかった。
大商人らしき人は荷物持ちの使用人を何人も連れてどんどん仕入れていく、それをじっと見ていると蘭紗様は僕の手をぎゅっと握った。
見上げると、ニコッと微笑まれてキュンとなった。
そのまま肩にクーちゃんを乗せて二人で手を繋いでブラブラと歩いて様子を眺めていると、おいしそうな果物商に引き込まれた。
「わあ……ぶどうが多いですね」
「ああ、いらっしゃい!これは紗国ぶどうだよ、お安くするよ、いかがかな?」
「ではいただきます、これを2房と、それからその梨も、それと、リンゴもほしいな」
「あいよ!」
果物商は僕におまけだと言ってリンゴをさらに3つ入れてくれて大きな袋に入れてくれた。
「ありがとう!あとバターはどこかな?」
「乳製品はそこの角にあるよ!またおいでね!」
果物商は最後に蘭紗様を見て一瞬固まったけど、そのまま僕にニッコリ笑ってくれた。
うん、バレたよね、まあいいか。
僕の持つ買った物をひょいと奪って蘭紗様が片腕に乗せた。
クーちゃんが移動してその袋の上にチョコンと止まった。
「荷物で前が見えないだろう?それでは危ないからな」
「ありがとうございます」
僕は蘭紗様のいちいちカッコイイ振る舞いにポヤーとしてしまいそうになった。
こっちの方があぶないよね。
乳製品を売っているお店を見つけ、バターと生クリームを購入してから、あちこち試食したり話したりして歩いていると、今度は布がたくさん置いてある露店を見つけた。
「わぁー!どこの布でしょうか、素晴らしいですね」
「見てみよう」
2人で色とりどりの布を見ていると、中から出てきた太った店主が口をぽかんと開けて蘭紗様を見つめた。
僕はちょっと焦ってわざと大きな声ではなしかけた。
「あの!この布はどこで仕入れたものですか?」
「あぁ、えっと、多くは瀬国です。うちは昔から瀬国の布を仕入れていましてね」
僕はふと店主が頭にターバン巻いていることに気づいた。
「あ……なるほど髪を巻けばバレにくいかな」
思わず出てしまったその言葉に店主はうんうんと頷いてターバン用の細長い布をいくつか出してくれた。
多分僕が言わんとしてることを察してくれたのだろう。
「これなどいかがでしょう?長い御髪を中にいれて、巻き方はご存知ですか?」
「んー、僕ちょっとわからないかも」
「我も知らぬな、そなたが巻いてくれぬか?やり方は覚える」
「わ、わかりました!で、では狭いですがここに座っていただいて」
店主は、焦りながら店の中の小さな椅子に蘭紗様を座らせて美しい光沢の紺色のターバンを巻きはじめた。
巻き終わりに左肩に長く布を垂らしておしゃれな感じだ。
布も、蝶の織物に似ている高級感のあるもので、よく見ると織り柄で縞になっている。
蘭紗様にとても似合った。
「いいですねー。似合う!」
僕の大絶賛に店主も大喜びで満面の笑みだ。
「なるほど、これだと髪が隠れるわけか」
蘭紗様も手で頭を触りながら小さな鏡で確認する。
「ええ、瞳の色は隠せませんが、何より目立つのはその美しい御髪でございますから……ああ、すみません余計なことを……」
店主はシドロモドロだ。
「大丈夫ですよ、ご協力ありがとう。お代は?」
「はい、えとこれは献上させてくださいませ……お会いできて光栄でございました……えと薫様ですよね?」
「あはっ僕もばれてた?」
「ええ、そのような見事な黒髪の美しい方は稀でございますから……」
「でもそれは、お代を払わない理由にはならないよ、あなたも商売なんでしょう?きちんと払わせてくださいな」
「はい、えっと……ありがとうございます」
店主は大きな体を折り曲げて値段を伝えてきたので、蘭紗様は苦笑して店主にお金を渡した。
「店主、ありがとう。古城のことを薫が気に入ったのでまたいつか来る、そのときにはまた寄ることもあろう」
「はい!お待ちしております」
「ん……その、美しい布は」
蘭紗様は表に幾つも出してある小さく折りたたんだ布を指差した。
「はい、これは小さめのサイズで首に巻くのです。防寒にもよろしいのですが、おしゃれとしてお求めになられる方が多ございます」
「なるほど、それもいただこう」
「はい!」
「ああ、包まなくて結構、薫にかけてやってくれ」
「なるほど!ささ、薫様!」
「え!蘭紗様ほんとうに?ありがとうございます」
僕は店主がふんわりと肩に掛けてくれた薄手の布を手に取ってみた。
ちょうど、母や祖母たちが使っていたストールような大きさだ。
肩から掛けるのにちょうどいい感じ。
そして綺麗な友禅染のような絵柄で美しい何種類もの葉が描かれていた。
「これを記念にしよう、そなたへの誕生日の贈り物だ」
「わあ……うれしい」
僕はそれをマフラーのように首に巻いて頬をすりすりしてみた。
「これは、ラハーム王国にしか生息していない妖精ミツバチの巣から取れる糸で織られています。絵付けもラハーム独特のものですよ」
店主も嬉しそうに僕を見ながら頷いている。
「そうですか……素晴らしいですね」
「よく似合う」
軽くてでも暖かくて……
そして心もポカポカになる、そんな贈り物を頂いてしまった。
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