211 / 317
贈り物
しおりを挟む
僕たちが二人きりの旅行から戻ってちょうど20日後の今日、蘭紗様のお誕生日だ。
国をあげての祝日となっている。
ずいぶん遠くからもこの日のために訪れるというのを聞いて納得だ、紗国祭と同じぐらいの人出のようだ。
城に集まった国民達は、手を振る蘭紗様を嬉しそうに見つめている。
こういう様子を見ると、本当に民に愛されているんだなと感じて嬉しくなると同時に、誇らしい気持ちになるよね。
「やっぱりすごいですね、王の生誕祭ともなると」
「薫の誕生日はまだ知らない民も多いからな。しかしこれほど近い日程ならば一緒にお祝いでもいいかもしれないが……」
「そうするとお休みが一日無くなって子どもたちが残念がりませんか?」
「なるほどそういう視点もあるか……」
翠を抱っこした蘭紗様は美しい正装姿で優雅に手を振り、国民を沸かせながらも、僕に笑顔を向けてくれた。
「翠紗からの贈り物があるそうだが……」
「ええ、僕も聞きましたよ、宴が開かれる会場に置かれていると」
「そうだったな……翠紗、どんなものを準備してくれたのだ?」
「……内緒です!」
「そうなの?じゃあ楽しみにしてるから!」
「うむ、楽しみだ」
「はい!」
あの日、小さな体で頑張って絵を描いているのを見たことは、誰にも伝えていない。
もちろん蘭紗様にも。
あれが翠の用意した僕たちへの誕生日のお祝いだとわかっていたけど、蘭紗様を驚かせたくて内緒にしたのだ。
僕たち3人は、皆の暖かい視線が注がれる中、緩やかに進む絶え間ない行列に手を振り続けた。
「陛下……そろそろ会場の方へ」
僕たちは侍従長らの案内で昼餐会の開かれる会場へ案内された。
今回は滞在中のヴァヴェル王国のアイデン王と前王弟殿下が国賓としていらっしゃる他にも、親戚関係となった瀬国やラハーム王国からも使者が訪れている。
「蘭紗……私は、翠のことを本当に誇りに思うよ」
涼鱗さんは真面目な顔でいきなり蘭紗様に話しかけた。
会場の入口前で僕たちは驚いて頭から大きな「?」を出して涼鱗さんを見つめた。
紗国の正装に身を包んだ涼鱗さんはどこからどう見ても完璧な王子様で、ぽーっと見つめる女子がそこかしこにいたが、本人は全くそんなことには目もくれない。
「なんだ……一体どうした?」
「翠の……いや、何も言うまい、さあ入ってすぐわかる、自分で見るんだ」
「なん……まあ、良いか」
蘭紗様はなにか言いかけたが、腕に抱く翠が涼鱗さんににっこり微笑みかけ、それに涼鱗さんが喜んで頭をがしがし撫でられるのを見て口ごもった。
「さあ蘭紗様」
喜紗さんも入り口に来て、蘭紗様を促す。
「本日はおめでとうございます、翠紗様からの贈り物の絵が壁に飾られております」
「絵?」
僕もきちんと見るのは初めてだ。
だからとても楽しみ……
そして、3人でゆっくりと入場すると、皆に拍手に迎えられ雅楽が静かに演奏された。
だけど、僕と蘭紗様には皆の祝辞も音楽も何も耳に入ってこなかった。
見つめるのは入ってすぐ正面の壁に飾られた、美しい色彩のひとつの絵画だ。
抜けるような青空に美しい山々、そして笑顔で語らう蘭紗様と僕が座る草原には、色とりどりの花が咲き乱れ、その花の匂いが漂ってくるように思えた。
よく見ると空には大きな羽を広げて飛ぶ小さな麒麟の姿があった。
翠がこれほどの絵を?
勢いもある、そして細かいところまできちんと描写されている、なんと言っても色がいい。
自由に美しく表現出来ている素敵な絵だった。
どんな宮廷画家もこの絵は描けない。
そう思った。
「なんと……これを……翠紗が?」
蘭紗様は腕の中の翠に話しかけると、心配そうに僕たちの顔をじっと見ていた翠がコクリと頷いた。
「これほどの大作を……この幼さで……」
蘭紗様は小さい声でそう呟いた。
「蘭紗様、翠は一生懸命描いてくれたんですね、僕胸がいっぱいです」
「うむ、これはきっと一生の宝ものになるだろうな」
「はい、本当に……」
「ありがとう翠紗、とても素晴らしいよ、本当に美しい絵だ」
「ありがとうね、翠……こんなに美しい絵が描けるなんて」
「はい……」
真っ赤になった翠が右の人差し指を少し咥えて蘭紗様の胸にスリスリする。
それを見つめる蘭紗様は、大事そうに優しく微笑んで、頭を撫でた。
「これはこのままここに飾ることにするよ、本当にありがとう」
僕はふと後ろを振り向くと、涼鱗さんとカジャルさんが感極まった顔でウンウンと頷いていて、その横にいる高官達も同じ様に拍手しながら頷いている。
こうやって心を一つにお祝いできるなんて、幸せなことだ……
心からそう思った。
翠が皆の心を解きほぐし、僕たちの心の支えになっていてくれる。
宴は楽しく滞りなく時が流れた。
おいしい食事に賑やかな笑い声、そして美しい音楽とダンスで会場は終始和やかだった。
最後に僕のバイオリン演奏がリクエストされ、それに応えた。
割れんばかりの拍手を受け、礼をして再び顔をあげた僕の目には、まっすぐに見つめてくるかわいい翠と、美しい蘭紗様の顔がうつる。
僕のことを愛してくれる僕の愛する家族だ。
ありがとう翠、本当に嬉しかったよ。
僕はもう一度翠の描いた絵を見つめた。
国をあげての祝日となっている。
ずいぶん遠くからもこの日のために訪れるというのを聞いて納得だ、紗国祭と同じぐらいの人出のようだ。
城に集まった国民達は、手を振る蘭紗様を嬉しそうに見つめている。
こういう様子を見ると、本当に民に愛されているんだなと感じて嬉しくなると同時に、誇らしい気持ちになるよね。
「やっぱりすごいですね、王の生誕祭ともなると」
「薫の誕生日はまだ知らない民も多いからな。しかしこれほど近い日程ならば一緒にお祝いでもいいかもしれないが……」
「そうするとお休みが一日無くなって子どもたちが残念がりませんか?」
「なるほどそういう視点もあるか……」
翠を抱っこした蘭紗様は美しい正装姿で優雅に手を振り、国民を沸かせながらも、僕に笑顔を向けてくれた。
「翠紗からの贈り物があるそうだが……」
「ええ、僕も聞きましたよ、宴が開かれる会場に置かれていると」
「そうだったな……翠紗、どんなものを準備してくれたのだ?」
「……内緒です!」
「そうなの?じゃあ楽しみにしてるから!」
「うむ、楽しみだ」
「はい!」
あの日、小さな体で頑張って絵を描いているのを見たことは、誰にも伝えていない。
もちろん蘭紗様にも。
あれが翠の用意した僕たちへの誕生日のお祝いだとわかっていたけど、蘭紗様を驚かせたくて内緒にしたのだ。
僕たち3人は、皆の暖かい視線が注がれる中、緩やかに進む絶え間ない行列に手を振り続けた。
「陛下……そろそろ会場の方へ」
僕たちは侍従長らの案内で昼餐会の開かれる会場へ案内された。
今回は滞在中のヴァヴェル王国のアイデン王と前王弟殿下が国賓としていらっしゃる他にも、親戚関係となった瀬国やラハーム王国からも使者が訪れている。
「蘭紗……私は、翠のことを本当に誇りに思うよ」
涼鱗さんは真面目な顔でいきなり蘭紗様に話しかけた。
会場の入口前で僕たちは驚いて頭から大きな「?」を出して涼鱗さんを見つめた。
紗国の正装に身を包んだ涼鱗さんはどこからどう見ても完璧な王子様で、ぽーっと見つめる女子がそこかしこにいたが、本人は全くそんなことには目もくれない。
「なんだ……一体どうした?」
「翠の……いや、何も言うまい、さあ入ってすぐわかる、自分で見るんだ」
「なん……まあ、良いか」
蘭紗様はなにか言いかけたが、腕に抱く翠が涼鱗さんににっこり微笑みかけ、それに涼鱗さんが喜んで頭をがしがし撫でられるのを見て口ごもった。
「さあ蘭紗様」
喜紗さんも入り口に来て、蘭紗様を促す。
「本日はおめでとうございます、翠紗様からの贈り物の絵が壁に飾られております」
「絵?」
僕もきちんと見るのは初めてだ。
だからとても楽しみ……
そして、3人でゆっくりと入場すると、皆に拍手に迎えられ雅楽が静かに演奏された。
だけど、僕と蘭紗様には皆の祝辞も音楽も何も耳に入ってこなかった。
見つめるのは入ってすぐ正面の壁に飾られた、美しい色彩のひとつの絵画だ。
抜けるような青空に美しい山々、そして笑顔で語らう蘭紗様と僕が座る草原には、色とりどりの花が咲き乱れ、その花の匂いが漂ってくるように思えた。
よく見ると空には大きな羽を広げて飛ぶ小さな麒麟の姿があった。
翠がこれほどの絵を?
勢いもある、そして細かいところまできちんと描写されている、なんと言っても色がいい。
自由に美しく表現出来ている素敵な絵だった。
どんな宮廷画家もこの絵は描けない。
そう思った。
「なんと……これを……翠紗が?」
蘭紗様は腕の中の翠に話しかけると、心配そうに僕たちの顔をじっと見ていた翠がコクリと頷いた。
「これほどの大作を……この幼さで……」
蘭紗様は小さい声でそう呟いた。
「蘭紗様、翠は一生懸命描いてくれたんですね、僕胸がいっぱいです」
「うむ、これはきっと一生の宝ものになるだろうな」
「はい、本当に……」
「ありがとう翠紗、とても素晴らしいよ、本当に美しい絵だ」
「ありがとうね、翠……こんなに美しい絵が描けるなんて」
「はい……」
真っ赤になった翠が右の人差し指を少し咥えて蘭紗様の胸にスリスリする。
それを見つめる蘭紗様は、大事そうに優しく微笑んで、頭を撫でた。
「これはこのままここに飾ることにするよ、本当にありがとう」
僕はふと後ろを振り向くと、涼鱗さんとカジャルさんが感極まった顔でウンウンと頷いていて、その横にいる高官達も同じ様に拍手しながら頷いている。
こうやって心を一つにお祝いできるなんて、幸せなことだ……
心からそう思った。
翠が皆の心を解きほぐし、僕たちの心の支えになっていてくれる。
宴は楽しく滞りなく時が流れた。
おいしい食事に賑やかな笑い声、そして美しい音楽とダンスで会場は終始和やかだった。
最後に僕のバイオリン演奏がリクエストされ、それに応えた。
割れんばかりの拍手を受け、礼をして再び顔をあげた僕の目には、まっすぐに見つめてくるかわいい翠と、美しい蘭紗様の顔がうつる。
僕のことを愛してくれる僕の愛する家族だ。
ありがとう翠、本当に嬉しかったよ。
僕はもう一度翠の描いた絵を見つめた。
16
あなたにおすすめの小説
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
助けたドS皇子がヤンデレになって俺を追いかけてきます!
夜刀神さつき
BL
医者である内藤 賢吾は、過労死した。しかし、死んだことに気がつかないまま異世界転生する。転生先で、急性虫垂炎のセドリック皇子を見つけた彼は、手術をしたくてたまらなくなる。「彼を解剖させてください」と告げ、周囲をドン引きさせる。その後、賢吾はセドリックを手術して助ける。命を助けられたセドリックは、賢吾に惹かれていく。賢吾は、セドリックの告白を断るが、セドリックは、諦めの悪いヤンデレ腹黒男だった。セドリックは、賢吾に助ける代わりに何でも言うことを聞くという約束をする。しかし、賢吾は約束を破り逃げ出し……。ほとんどコメディです。 ヤンデレ腹黒ドS皇子×頭のおかしい主人公
あなたの隣で初めての恋を知る
彩矢
BL
5歳のときバス事故で両親を失った四季。足に大怪我を負い車椅子での生活を余儀なくされる。しらさぎが丘養護施設で育ち、高校卒業後、施設を出て一人暮らしをはじめる。
その日暮らしの苦しい生活でも決して明るさを失わない四季。
そんなある日、突然の雷雨に身の危険を感じ、雨宿りするためにあるマンションの駐車場に避難する四季。そこで、運命の出会いをすることに。
一回りも年上の彼に一目惚れされ溺愛される四季。
初めての恋に戸惑いつつも四季は、やがて彼を愛するようになる。
表紙絵は絵師のkaworineさんに描いていただきました。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる