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緑茶
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豪華な茶器と共に、見慣れた緑の葉のお茶が届いた。
美しい絵付けの茶筒を開けると素晴らしい香りが立った。
「わぁ……ほんとにあったんだ……」
僕は驚きと感動でしばし固まる。
もしもあったら送ってほしいと波成様に頼んだ緑茶が、届いたのだ。
「薫様……とても良い香りですね……それが阿羅国のお茶なのですね」
「うん、緑茶といってね。入れるときれいな緑になるよ」
「まあ……さっそくお入れしましょうね」
「ちょっとまって、これは紅茶みたいに熱いお湯は使わないんだよ」
「そうなのですか?」
僕は同封されていた緑茶の入れ方の冊子を渡す。
「僕の母やおばあさまがおいしく入れてくれていたんだ。それを思い出すよ……最初に茶器に入れて冷まして、そのお湯で入れるんだよ」
「なるほど……冷ましてから……」
仙と里亜が難しい顔で冊子を読み、阿羅国の波成様が送ってくださった茶器を準備し始めた。
王族にふさわしいとなると、これぐらい金彩を使うんだろうな……と思わずにはいられない茶器セットだ。
日本の自宅でも有田焼や九谷焼の豪華なものを使っていたけど、それに似ている。
仙と里亜は初めてとは思えない美しい所作で日本茶を入れてくれ、城下町の和菓子店「郷」から取り寄せた羊羹を出してくれた。
郷というお店は代々弟子に引き継がれて来たため、創業者とは縁が無くなっているらしいのだけど、日本から来たお嫁様の桜さんの弟子が開いたお店だろうと目星がついている。
桜さんが東京の老舗和菓子店「さと」の菓子職人だったことから、「郷さと」と名付けたのでは?と推測された。
だからこの羊羹は、懐かしの日本の味そのものなんだよね。
創業以来作り方を変えていないと店主も言っていたらしい。
それ以来、僕が嬉しそうに郷のお菓子を楽しむので、定期的に侍女たちが用意してくれるようになった。
もちろん季節ごとに美しい形の練りきりもある。
花の形や季節のお祝い事にちなんだものが、美しく可愛らしい形になっていて、翠もとても喜ぶんだよね、その姿がとってもかわいい。
「とってもおいしく淹れてくれてありがとう。君たちも飲んでみてくれる?味を覚えてほしいから」
僕がそう言うと、遠慮がちに仙も里亜も日本茶を静かに飲んだ。
「これは……すっきりとした味わいの奥になんだか出汁のようなおいしさも感じますね……ふしぎなお茶です」
「それに美しいですね」
「ええ、これが阿羅国の……」
不思議そうに二人で首を傾げている。
今までどことも国交が無かった阿羅国は自国のお茶も外には出していなかったらしい。
僕の思った通り、新人君はちゃんとおじいさん譲りのお茶作りを定着させていた。
茶の木を見つければ、後は作り方次第なんだから、そのノウハウを知っている新人君ならできるもんね。
僕は新人君の痕跡を見つけると嬉しくなるのだ。
この世ではとんでもない大罪人だけど……僕にとっては数年前まで共に過ごした大事な親友なんだ。
心の中でしか言えないことだけどね……
「これは個人的に波成様が送ってくださったものだけど……もし許されるなら正式に輸入してほしいって思っちゃうな」
「さようでございますね、紗国の民はみなお茶が好きです。これもきっと広まるでしょう」
「ええ、私もそう思います」
「しかし、この茶の木は阿羅国の毒の影響は受けていないのでしょうか?万が一にも薫様の御身になにか障りが出たら困ります」
「ん……それなんだけど、波成様の文には、茶の木が栽培されている山手の方にはほとんど毒素が無いそうで、近くに地下から湧き出る清水があって、それを使って栽培されているのも良かったようなんだけどね」
「なるほど……では、大丈夫なのですね」
二人はホッとして顔を見合わせる。
僕は彼女らの阿羅国に対する警戒心の深さに、少し心が傷んだ。
阿羅国のものだと言うだけで、こうやって疑わなければいけないという現状はなかなか根深く難しい……
「まあ……そういうことだから、時々はこれを出してね。ああ、その残りの3つの茶筒をそれぞれ冊子を付けて送ってほしいの、一つは涼鱗さん、もう一つは喜紗さん、さいごは跳光家に」
「かしこまりました」
緑茶に合う茶器の販売も同時にしてほしいし、阿羅国の良いものをまた見つけちゃった!と思って少しうれしい。
「薫様、衣装担当の者が来ております」
「ああ、行くね」
僕は仙にバイオリンケースを持ってきてもらい、そのまま応接室へ入った。
障子を開けるとそこにいつもの二人がきれいな礼をして待っていた。
「今日も来てくれてありがとう、アオアイである演奏会の衣装なんだけどね」
「ええ、伺っております……世界中に薫様の演奏をお届けになれる日が来るなんて……我々も感無量でございます」
「んと、大げさだよ……」
僕は苦笑いをしながら仙からバイオリンを受け取り、二人に見せた。
「見たことないかなと思って……これがバイオリンという楽器なの」
「……まあ……なんという美しい深みのある色合い……」
「しかも、形がまた優美でございますね」
二人は目を凝らしてじっとバイオリンを見つめた。
「バイオリンはこうやって肩に乗せて弾くんだよ」
そのまま今練習中の曲のさわりだけを弾いた。
「……な……な」
二人共瞠目して僕を凝視している。
「素晴らしい……素晴らしいです」
「バイオリンはもとより、薫様のそのお姿が……神々しすぎて……我々にはもったいない」
わなわなと震える二人を落ち着かせながらソファーに座らせ、仙が紅茶を入れてくれて二人に勧めた。
「えと、ちょっと落ち着いてほしいんだけどね」
「はい!」
二人共真っ赤な顔で目をパチパチさせながら紅茶を飲む。
「……で……アオアイでは阿羅国からもこのバイオリンの名手がいらして、その方も弾くんだって。僕はそこまでのレベルじゃないから恥ずかしいんだけどね、まあ紗国の王妃として参考に弾くまでと割り切ってるの。でね、このバイオリンは肩に置いて弾くでしょ?首や肩のところに金物の飾りを置くことは無理だから、そこは覚えておいて」
二人はうんうんと頷きながら帳面にメモしたり、デザイン画を広げたりしている。
「あと、王妃として正装する時の冠……あれもちょっと演奏中は僕無理かもって思うんだ、大きくて重いし気になっちゃうんだよね……」
「そうですか……では、冠は略式の小さなものでどうですか?」
「そうだね……無いといけないもの?」
「ええ、国内の式典ならばまあなんとかなりますでしょうが……国際的な場でございますし」
「そうだよねえ……じゃあ、その一番小さなもので」
僕は冠の入った木箱を持ってきてもらって、その大きさを確認した。
頭に少し乗せて具合をみる。
うん……まあこれならいいかな。
「じゃあ、あとは、生地なんだけどね、あまり分厚くない薄手の生地でお願いしたいかな」
「なるほど……まあ春になりますし、こちらの羽二重の白生地の着物を一番下に、そこから正装ですので色物を3つ重ねましょう。重ねて分厚くならないように、中2つは夏用の薄布を使いましょう、一番上のものは透けない布で、ああこれなどどうでしょう?軽くて薄いですが透けませんので季節に合います……それから全ての着物を単衣で仕立てると従来よりかなり薄くなりますよ」
「うん、今よりもかなり薄くなるね、それなら大丈夫。今結構弾きにくいんだよね、冬仕様でモコモコだし」
「なるほど……そういうところも影響するのですね」
「ん-人によると思うんだけどね」
僕は思わず苦笑した、しかし二人は几帳面にメモしていく。
「色はやはり、青いものをご希望ですか?」
「ん……僕は青が好きだけど、こちらの世界では赤がお祝い事に主流なんだよね?」
「左様でございます、しかし、アオアイでの演奏会は祝賀パーティーというわけではないのでは?」
「ああ……そうか……じゃあ一番下が白だから、順番に水色系から青になるように、紺ではステージ上で地味かな……明るい青が一番上になるようにしようかな」
「そうですね、この色はどうですか?」
一人がゴソゴソとカバンに手を入れ、美しい見本帳を開いて見せてくれた。
いわゆるロイヤルブルーという色だ、輝くような映える色でステージにふさわしく思えた。
「うんいいね、じゃあこれでお願い」
「柄ですが、季節に合わせて花をモチーフにされるのも良いかもしれませんね、帯には金糸を使ってそれを織出し、着物の方は染めの絵付けをいたしましょう」
「絵柄は……帯はそれでいいけど、着物の方はできたら紗国の風景をお願いできる?裾のあたりにぐるっと」
「まあ……それは素敵ですね」
二人は嬉しそうに微笑んだ。
「うん、僕この国が大好きなの」
僕も二人に微笑みかけた。
「えっとそれからね、蘭紗様にも同じ色合いで王様の装束をお願いしてもいい?合わせるのは色合いだけでいいよ、生地とかは季節に合わせて普通でいいからね、それと、翠にも同じ色合いで用意して。翠のは可愛らしい花柄でお願い……ああ、スレイスルウの花なんか良いかもね」
「まあ……ご家族でお揃いだなんて……素晴らしいです」
「うん、楽しみだよ、じゃあよろしくね」
「はい!」
二人は満足げに退出して行った。
僕はバイオリンをケースに仕舞いつつ、窓の外を見る。
……本当に美しい国だ。
アオアイへの出発は来月。
不安で仕方ないけど……頑張ろう!
僕の心はやる気に満ちていた。
美しい絵付けの茶筒を開けると素晴らしい香りが立った。
「わぁ……ほんとにあったんだ……」
僕は驚きと感動でしばし固まる。
もしもあったら送ってほしいと波成様に頼んだ緑茶が、届いたのだ。
「薫様……とても良い香りですね……それが阿羅国のお茶なのですね」
「うん、緑茶といってね。入れるときれいな緑になるよ」
「まあ……さっそくお入れしましょうね」
「ちょっとまって、これは紅茶みたいに熱いお湯は使わないんだよ」
「そうなのですか?」
僕は同封されていた緑茶の入れ方の冊子を渡す。
「僕の母やおばあさまがおいしく入れてくれていたんだ。それを思い出すよ……最初に茶器に入れて冷まして、そのお湯で入れるんだよ」
「なるほど……冷ましてから……」
仙と里亜が難しい顔で冊子を読み、阿羅国の波成様が送ってくださった茶器を準備し始めた。
王族にふさわしいとなると、これぐらい金彩を使うんだろうな……と思わずにはいられない茶器セットだ。
日本の自宅でも有田焼や九谷焼の豪華なものを使っていたけど、それに似ている。
仙と里亜は初めてとは思えない美しい所作で日本茶を入れてくれ、城下町の和菓子店「郷」から取り寄せた羊羹を出してくれた。
郷というお店は代々弟子に引き継がれて来たため、創業者とは縁が無くなっているらしいのだけど、日本から来たお嫁様の桜さんの弟子が開いたお店だろうと目星がついている。
桜さんが東京の老舗和菓子店「さと」の菓子職人だったことから、「郷さと」と名付けたのでは?と推測された。
だからこの羊羹は、懐かしの日本の味そのものなんだよね。
創業以来作り方を変えていないと店主も言っていたらしい。
それ以来、僕が嬉しそうに郷のお菓子を楽しむので、定期的に侍女たちが用意してくれるようになった。
もちろん季節ごとに美しい形の練りきりもある。
花の形や季節のお祝い事にちなんだものが、美しく可愛らしい形になっていて、翠もとても喜ぶんだよね、その姿がとってもかわいい。
「とってもおいしく淹れてくれてありがとう。君たちも飲んでみてくれる?味を覚えてほしいから」
僕がそう言うと、遠慮がちに仙も里亜も日本茶を静かに飲んだ。
「これは……すっきりとした味わいの奥になんだか出汁のようなおいしさも感じますね……ふしぎなお茶です」
「それに美しいですね」
「ええ、これが阿羅国の……」
不思議そうに二人で首を傾げている。
今までどことも国交が無かった阿羅国は自国のお茶も外には出していなかったらしい。
僕の思った通り、新人君はちゃんとおじいさん譲りのお茶作りを定着させていた。
茶の木を見つければ、後は作り方次第なんだから、そのノウハウを知っている新人君ならできるもんね。
僕は新人君の痕跡を見つけると嬉しくなるのだ。
この世ではとんでもない大罪人だけど……僕にとっては数年前まで共に過ごした大事な親友なんだ。
心の中でしか言えないことだけどね……
「これは個人的に波成様が送ってくださったものだけど……もし許されるなら正式に輸入してほしいって思っちゃうな」
「さようでございますね、紗国の民はみなお茶が好きです。これもきっと広まるでしょう」
「ええ、私もそう思います」
「しかし、この茶の木は阿羅国の毒の影響は受けていないのでしょうか?万が一にも薫様の御身になにか障りが出たら困ります」
「ん……それなんだけど、波成様の文には、茶の木が栽培されている山手の方にはほとんど毒素が無いそうで、近くに地下から湧き出る清水があって、それを使って栽培されているのも良かったようなんだけどね」
「なるほど……では、大丈夫なのですね」
二人はホッとして顔を見合わせる。
僕は彼女らの阿羅国に対する警戒心の深さに、少し心が傷んだ。
阿羅国のものだと言うだけで、こうやって疑わなければいけないという現状はなかなか根深く難しい……
「まあ……そういうことだから、時々はこれを出してね。ああ、その残りの3つの茶筒をそれぞれ冊子を付けて送ってほしいの、一つは涼鱗さん、もう一つは喜紗さん、さいごは跳光家に」
「かしこまりました」
緑茶に合う茶器の販売も同時にしてほしいし、阿羅国の良いものをまた見つけちゃった!と思って少しうれしい。
「薫様、衣装担当の者が来ております」
「ああ、行くね」
僕は仙にバイオリンケースを持ってきてもらい、そのまま応接室へ入った。
障子を開けるとそこにいつもの二人がきれいな礼をして待っていた。
「今日も来てくれてありがとう、アオアイである演奏会の衣装なんだけどね」
「ええ、伺っております……世界中に薫様の演奏をお届けになれる日が来るなんて……我々も感無量でございます」
「んと、大げさだよ……」
僕は苦笑いをしながら仙からバイオリンを受け取り、二人に見せた。
「見たことないかなと思って……これがバイオリンという楽器なの」
「……まあ……なんという美しい深みのある色合い……」
「しかも、形がまた優美でございますね」
二人は目を凝らしてじっとバイオリンを見つめた。
「バイオリンはこうやって肩に乗せて弾くんだよ」
そのまま今練習中の曲のさわりだけを弾いた。
「……な……な」
二人共瞠目して僕を凝視している。
「素晴らしい……素晴らしいです」
「バイオリンはもとより、薫様のそのお姿が……神々しすぎて……我々にはもったいない」
わなわなと震える二人を落ち着かせながらソファーに座らせ、仙が紅茶を入れてくれて二人に勧めた。
「えと、ちょっと落ち着いてほしいんだけどね」
「はい!」
二人共真っ赤な顔で目をパチパチさせながら紅茶を飲む。
「……で……アオアイでは阿羅国からもこのバイオリンの名手がいらして、その方も弾くんだって。僕はそこまでのレベルじゃないから恥ずかしいんだけどね、まあ紗国の王妃として参考に弾くまでと割り切ってるの。でね、このバイオリンは肩に置いて弾くでしょ?首や肩のところに金物の飾りを置くことは無理だから、そこは覚えておいて」
二人はうんうんと頷きながら帳面にメモしたり、デザイン画を広げたりしている。
「あと、王妃として正装する時の冠……あれもちょっと演奏中は僕無理かもって思うんだ、大きくて重いし気になっちゃうんだよね……」
「そうですか……では、冠は略式の小さなものでどうですか?」
「そうだね……無いといけないもの?」
「ええ、国内の式典ならばまあなんとかなりますでしょうが……国際的な場でございますし」
「そうだよねえ……じゃあ、その一番小さなもので」
僕は冠の入った木箱を持ってきてもらって、その大きさを確認した。
頭に少し乗せて具合をみる。
うん……まあこれならいいかな。
「じゃあ、あとは、生地なんだけどね、あまり分厚くない薄手の生地でお願いしたいかな」
「なるほど……まあ春になりますし、こちらの羽二重の白生地の着物を一番下に、そこから正装ですので色物を3つ重ねましょう。重ねて分厚くならないように、中2つは夏用の薄布を使いましょう、一番上のものは透けない布で、ああこれなどどうでしょう?軽くて薄いですが透けませんので季節に合います……それから全ての着物を単衣で仕立てると従来よりかなり薄くなりますよ」
「うん、今よりもかなり薄くなるね、それなら大丈夫。今結構弾きにくいんだよね、冬仕様でモコモコだし」
「なるほど……そういうところも影響するのですね」
「ん-人によると思うんだけどね」
僕は思わず苦笑した、しかし二人は几帳面にメモしていく。
「色はやはり、青いものをご希望ですか?」
「ん……僕は青が好きだけど、こちらの世界では赤がお祝い事に主流なんだよね?」
「左様でございます、しかし、アオアイでの演奏会は祝賀パーティーというわけではないのでは?」
「ああ……そうか……じゃあ一番下が白だから、順番に水色系から青になるように、紺ではステージ上で地味かな……明るい青が一番上になるようにしようかな」
「そうですね、この色はどうですか?」
一人がゴソゴソとカバンに手を入れ、美しい見本帳を開いて見せてくれた。
いわゆるロイヤルブルーという色だ、輝くような映える色でステージにふさわしく思えた。
「うんいいね、じゃあこれでお願い」
「柄ですが、季節に合わせて花をモチーフにされるのも良いかもしれませんね、帯には金糸を使ってそれを織出し、着物の方は染めの絵付けをいたしましょう」
「絵柄は……帯はそれでいいけど、着物の方はできたら紗国の風景をお願いできる?裾のあたりにぐるっと」
「まあ……それは素敵ですね」
二人は嬉しそうに微笑んだ。
「うん、僕この国が大好きなの」
僕も二人に微笑みかけた。
「えっとそれからね、蘭紗様にも同じ色合いで王様の装束をお願いしてもいい?合わせるのは色合いだけでいいよ、生地とかは季節に合わせて普通でいいからね、それと、翠にも同じ色合いで用意して。翠のは可愛らしい花柄でお願い……ああ、スレイスルウの花なんか良いかもね」
「まあ……ご家族でお揃いだなんて……素晴らしいです」
「うん、楽しみだよ、じゃあよろしくね」
「はい!」
二人は満足げに退出して行った。
僕はバイオリンをケースに仕舞いつつ、窓の外を見る。
……本当に美しい国だ。
アオアイへの出発は来月。
不安で仕方ないけど……頑張ろう!
僕の心はやる気に満ちていた。
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