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僕の音
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アオアイに向けて動き出した豪華な大型船は、晴れ渡る青空の中スムーズに進んだ。
船の中でははしゃぐ二人の子供の声が甲板に響き渡り、それを見る大人たちを笑顔にしている。
「留紗は、来年からアオアイなんですね」
「ああ、もうそんな年か」
アオアイでは、6才から入学する幼年部と、10才で入学する少年部、それから先は専攻する勉強によって進む道は異なるが、概ね15才から専門の勉強をする高年部となる。
いずれかのタイミングで試験を受け入学をするのだ、王族といえどもその試験に受からなければ受け入れてはもらえない。
エスカレーター式というわけでもないので、内部生だと言って進学に便宜を計ってもらえるわけでもなく、子どもたちは『勉学』という自分との勝負に勝たねばならない。
留紗は来年6才になるので、先月紗国城で行われた試験を受けた。
そして見事合格したので、このたび面接を受けるために一緒にアオアイに向かっている。
その面接に受かれば、一年後に入学なのだが、それまでの一年間は入学準備としての基礎勉強が厳しく課せられ、ものすごく忙しくなるのだという。
面接で王族が落ちることなどまずないだろうから、来年から留紗と翠は離れ離れだ。
生まれながらの兄弟のように打ち解けているのに、翠は大丈夫だろうか?と心配になる。
「そんな顔をするな……翠紗も再来年には試験を受けてみるがいいさ、あの子は優秀だ」
「え……」
今度は翠がもしかしてアオアイに行ってしまう?と思ったら、それが寂しくてたまらない。
「……薫は……翠紗のことになると、いろいろとあれだな……」
「……だって……」
蘭紗様に抱き寄せられて、そのたくましい胸にコテンと頭を乗せる。
まだまだ赤ちゃんみたいに抱っこが大好きで、そして小さな小さな僕の息子……
「我が子の成長って、なんでこんなに楽しみなのにちょっとさみしいんでしょうか」
「さみしいか?」
「はい……手元を離れる日が来るなんて、なんだか考えられなくて……でも、あの子の可能性を伸ばしてあげたいし、それに、大きくなってほしい……その気持ちはとってもあるんだけどな……」
「フフ……そのどれもが、親心というものだろう」
温めて温水にしたプールに裸んぼうで走っては飛び込む二人を見ながら、僕たちはパラソルの下で見守った。
「蘭紗様、夕食の前にバイオリンの練習をしたいのですが」
「ああ、部屋でも良いし、甲板でも良い、どこでも好きなところで弾くと良いぞ」
「ありがとうございます」
僕はバイオリンを恭しく持つ仙とともに部屋に戻り、誰もいないバルコニーに立った。
譜面台をセットしてくれて、バイオリンを取り出してくれた仙に「一人で集中したいの」と告げると、よくできた侍女長は笑顔で頷いて退室していった。
「ふぅ……どう考えても練習不足……だな……」
僕は、大舞台の前とは思えない練習量に不安を覚えている。
一応毎日1時間程度は音を出しているけど、時を忘れてバイオリンだけを弾いていられるほど暇ではないのだ。
城にいればいろいろな人が尋ねてくるし、文も来る。
また、やりかけている仕事だってある。
だけど、ワガママは言えない。
僕はバイオリンを生業とする者ではないのだから、少々至らない演奏で当たり前。
でもな……3日後行われる演奏会では、誰もそうは思ってくれないよね。
この世界では弾ける人の方が少ないバイオリンを披露するのだ。
僕の出す音が初めて聞く音となる人だっている。
その責任の重大さに押しつぶされそうだ……
阿羅国では盛んだというし、その演奏者として活躍する人もくる、つまりあちらはプロだ。
どう考えても見劣りするのは当たり前だ……
何度それを思ってクヨクヨしたことか……
しかもこの気持ちを誰に話してもわかってはくれない。
皆口を揃えて「薫様の演奏は素晴らしい」と、そう言うのだ。
だけどその言葉を額面通りに受け取る気持ちにはなれない。
せめてミスを少なく、先生のご指導を思いだして忠実に。
僕はもう一度譜面を見て息を吸い込む。
潮風に吹かれながら奏でだす美しい音色……このバイオリンの底力を信じよう。
僕の実力うんぬんではないんだ。
このバイオリンは僕のために用意された、その運命を音に乗せよう。
僕の練習は気が済むまで……というか、夕闇に譜面が照らされ赤くなったところでハッとして終えた。
こんなに集中したのはいつ以来だろうか。
広いバルコニーに置かれた瀟洒なテーブルセットには、仙が置いてくれていた水差しがあった。
横に置いてある美しいカットのあるグラスに飲み物を入れ、ゴクリと飲む。
柑橘系の果汁の味が広がって胸がスッとする。
「終わったのか?」
部屋の中から優しい声が聞こえてきて驚いて覗き見ると、広いキャビンの大きな応接セットにゆったりと座る蘭紗様が見えた。
「邪魔をしてはいけないと思って見ていたのだが……思わぬ薫の姿を見たようで、眼福だった」
「ええ?……いらしてたなんて気が付かなかったです……僕変な顔をしてませんでした?」
「いや?しかしとても真剣な顔で、そして戦いを挑むような真剣な顔をしていて、そのような薫の姿は見慣れぬので……新鮮だったよ」
蘭紗様は背にしたクッションに寄りかかったまま、気だるげに薄く微笑んだ。
ん……色気がすごい……
僕は部屋に入るとケースの中にバイオリンを収め、そして蘭紗様の横に座って、広げる腕の中に巻き込まれた。
「戦ってるみたいって……僕そんな顔でしたっけ」
「ハハッ……文字通り、そなたにはこれは戦いみたいなものなのだろう?ずっと気にしているではないか、出演が決まったことを」
「はい……まあ、思い切ってやるしかないんですよね。僕は本職じゃないってことは皆様御存知なのですし、少々下手でもまあ……笑って許してもらえるとありがたいっていうか……」
僕の言葉が段々尻すぼみになっていくのを、蘭紗様は面白そうに眺めた。
「そなたは本気で自分の演奏が未熟だと思っておるのか?」
「違いないでしょう?」
「んー難しいな……どうすればそなたは自信を持つのだ」
「自信なんて、持てるわけないですよ……だって本当に手習い程度のものなんですから」
「そなたは、自分の価値がわかってないのだな。この世界ではまだ、バイオリン自体は広まってはいないが、皆それぞれ演奏できる楽器はあるのだ。何を奏でようが一流の者が演奏すればそれだと理解できる程度には、造詣が深いはずだ。その皆が揃って口にしているのだ、薫の演奏は素晴らしいと。それは世辞などではない、私もそう思うからな」
「……」
「音楽は心で演奏するのだ、もちろんある一定の技術を取得せねばならんがな。その心をそなたはきちんと持っている。我が保証する。だから、そんな戦いに挑むような顔をしないでくれ。緊張して研ぎ澄まされた音も素晴らしいが、我はそなたの心の温かさがにじみ出るような音が好きだ」
蘭紗様……
僕は言葉にできず、視界がにじむのを止められなかった。
頬を落ちた涙は蘭紗様は優しく拭ってくれた。
「はい……はい……」
蘭紗様に抱きついてきつく腕を回すと、耳元で優しく囁いてくれた。
「愛してるよ」
緊張していた身体から力が抜けていくのを感じた。
船の中でははしゃぐ二人の子供の声が甲板に響き渡り、それを見る大人たちを笑顔にしている。
「留紗は、来年からアオアイなんですね」
「ああ、もうそんな年か」
アオアイでは、6才から入学する幼年部と、10才で入学する少年部、それから先は専攻する勉強によって進む道は異なるが、概ね15才から専門の勉強をする高年部となる。
いずれかのタイミングで試験を受け入学をするのだ、王族といえどもその試験に受からなければ受け入れてはもらえない。
エスカレーター式というわけでもないので、内部生だと言って進学に便宜を計ってもらえるわけでもなく、子どもたちは『勉学』という自分との勝負に勝たねばならない。
留紗は来年6才になるので、先月紗国城で行われた試験を受けた。
そして見事合格したので、このたび面接を受けるために一緒にアオアイに向かっている。
その面接に受かれば、一年後に入学なのだが、それまでの一年間は入学準備としての基礎勉強が厳しく課せられ、ものすごく忙しくなるのだという。
面接で王族が落ちることなどまずないだろうから、来年から留紗と翠は離れ離れだ。
生まれながらの兄弟のように打ち解けているのに、翠は大丈夫だろうか?と心配になる。
「そんな顔をするな……翠紗も再来年には試験を受けてみるがいいさ、あの子は優秀だ」
「え……」
今度は翠がもしかしてアオアイに行ってしまう?と思ったら、それが寂しくてたまらない。
「……薫は……翠紗のことになると、いろいろとあれだな……」
「……だって……」
蘭紗様に抱き寄せられて、そのたくましい胸にコテンと頭を乗せる。
まだまだ赤ちゃんみたいに抱っこが大好きで、そして小さな小さな僕の息子……
「我が子の成長って、なんでこんなに楽しみなのにちょっとさみしいんでしょうか」
「さみしいか?」
「はい……手元を離れる日が来るなんて、なんだか考えられなくて……でも、あの子の可能性を伸ばしてあげたいし、それに、大きくなってほしい……その気持ちはとってもあるんだけどな……」
「フフ……そのどれもが、親心というものだろう」
温めて温水にしたプールに裸んぼうで走っては飛び込む二人を見ながら、僕たちはパラソルの下で見守った。
「蘭紗様、夕食の前にバイオリンの練習をしたいのですが」
「ああ、部屋でも良いし、甲板でも良い、どこでも好きなところで弾くと良いぞ」
「ありがとうございます」
僕はバイオリンを恭しく持つ仙とともに部屋に戻り、誰もいないバルコニーに立った。
譜面台をセットしてくれて、バイオリンを取り出してくれた仙に「一人で集中したいの」と告げると、よくできた侍女長は笑顔で頷いて退室していった。
「ふぅ……どう考えても練習不足……だな……」
僕は、大舞台の前とは思えない練習量に不安を覚えている。
一応毎日1時間程度は音を出しているけど、時を忘れてバイオリンだけを弾いていられるほど暇ではないのだ。
城にいればいろいろな人が尋ねてくるし、文も来る。
また、やりかけている仕事だってある。
だけど、ワガママは言えない。
僕はバイオリンを生業とする者ではないのだから、少々至らない演奏で当たり前。
でもな……3日後行われる演奏会では、誰もそうは思ってくれないよね。
この世界では弾ける人の方が少ないバイオリンを披露するのだ。
僕の出す音が初めて聞く音となる人だっている。
その責任の重大さに押しつぶされそうだ……
阿羅国では盛んだというし、その演奏者として活躍する人もくる、つまりあちらはプロだ。
どう考えても見劣りするのは当たり前だ……
何度それを思ってクヨクヨしたことか……
しかもこの気持ちを誰に話してもわかってはくれない。
皆口を揃えて「薫様の演奏は素晴らしい」と、そう言うのだ。
だけどその言葉を額面通りに受け取る気持ちにはなれない。
せめてミスを少なく、先生のご指導を思いだして忠実に。
僕はもう一度譜面を見て息を吸い込む。
潮風に吹かれながら奏でだす美しい音色……このバイオリンの底力を信じよう。
僕の実力うんぬんではないんだ。
このバイオリンは僕のために用意された、その運命を音に乗せよう。
僕の練習は気が済むまで……というか、夕闇に譜面が照らされ赤くなったところでハッとして終えた。
こんなに集中したのはいつ以来だろうか。
広いバルコニーに置かれた瀟洒なテーブルセットには、仙が置いてくれていた水差しがあった。
横に置いてある美しいカットのあるグラスに飲み物を入れ、ゴクリと飲む。
柑橘系の果汁の味が広がって胸がスッとする。
「終わったのか?」
部屋の中から優しい声が聞こえてきて驚いて覗き見ると、広いキャビンの大きな応接セットにゆったりと座る蘭紗様が見えた。
「邪魔をしてはいけないと思って見ていたのだが……思わぬ薫の姿を見たようで、眼福だった」
「ええ?……いらしてたなんて気が付かなかったです……僕変な顔をしてませんでした?」
「いや?しかしとても真剣な顔で、そして戦いを挑むような真剣な顔をしていて、そのような薫の姿は見慣れぬので……新鮮だったよ」
蘭紗様は背にしたクッションに寄りかかったまま、気だるげに薄く微笑んだ。
ん……色気がすごい……
僕は部屋に入るとケースの中にバイオリンを収め、そして蘭紗様の横に座って、広げる腕の中に巻き込まれた。
「戦ってるみたいって……僕そんな顔でしたっけ」
「ハハッ……文字通り、そなたにはこれは戦いみたいなものなのだろう?ずっと気にしているではないか、出演が決まったことを」
「はい……まあ、思い切ってやるしかないんですよね。僕は本職じゃないってことは皆様御存知なのですし、少々下手でもまあ……笑って許してもらえるとありがたいっていうか……」
僕の言葉が段々尻すぼみになっていくのを、蘭紗様は面白そうに眺めた。
「そなたは本気で自分の演奏が未熟だと思っておるのか?」
「違いないでしょう?」
「んー難しいな……どうすればそなたは自信を持つのだ」
「自信なんて、持てるわけないですよ……だって本当に手習い程度のものなんですから」
「そなたは、自分の価値がわかってないのだな。この世界ではまだ、バイオリン自体は広まってはいないが、皆それぞれ演奏できる楽器はあるのだ。何を奏でようが一流の者が演奏すればそれだと理解できる程度には、造詣が深いはずだ。その皆が揃って口にしているのだ、薫の演奏は素晴らしいと。それは世辞などではない、私もそう思うからな」
「……」
「音楽は心で演奏するのだ、もちろんある一定の技術を取得せねばならんがな。その心をそなたはきちんと持っている。我が保証する。だから、そんな戦いに挑むような顔をしないでくれ。緊張して研ぎ澄まされた音も素晴らしいが、我はそなたの心の温かさがにじみ出るような音が好きだ」
蘭紗様……
僕は言葉にできず、視界がにじむのを止められなかった。
頬を落ちた涙は蘭紗様は優しく拭ってくれた。
「はい……はい……」
蘭紗様に抱きついてきつく腕を回すと、耳元で優しく囁いてくれた。
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