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本編
青井将監・大草公広・粟屋元行・沼田光兼
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1543年1月14日『若狭国・大飯郡青井城』種子島権中納言時堯・15歳
「権中納言さま、私に公方様を見捨てろと申されるのですか?」
「無理にとは申さぬよ、公方に忠誠を尽して城を枕に討ち死にするのは自由だよ。だが公方は平気で将監殿を見捨てるぞ!」
青井将監(15??~15??)
主君:足利義輝
居城:大飯郡青井城主
役職:幕府奉公人衆
「それは・・・・・」
「将監殿も、公方や管領が忠誠を尽してきた阿波三好家や国衆を裏切り続けた事を知っているだろう」
「はい・・・・」
「三河守殿はどう思っているのだ?」
大草公広(15??~15??)
居城:大飯郡難波江城
官途:三河守
役職:幕府奉公衆
1532年:足利義晴に仕えて戦功を重ねた。
1538年:武田元光は足利義晴から大草公広に所領を返却するよう命じられた。
「確かに将軍家も管領家も、どれほど忠義を尽しても平然と家臣を裏切られます。しかもここ数代は家督争いを重ねて、世を乱すことばかりなされておられます」
「三河守殿! 公方様をそのように悪し様に言われるのはいかがなものか?」
「将監殿、私は公方様の為に何度も何度も戦場で戦って来た、だがその都度公方様の為に戦った者が裏切られるところを見て来た。さらに公方様の為に戦う者を平然と見捨てて逃げられるのも見て来た!」
「三河守殿・・・・」
「三河守殿と将監殿に公方を討てと言っているのではない、ただ若狭国では種子島家を防ぎ切れないから、越前国の朝倉孝景を頼られよと勧めればいのだ。そして援軍を派遣して下さいと言えば済むのだよ」
「しかし我々の所領は没収されるのでですね?」
「皆殺しの方がいいのか?」
「「いいえ!」」
1543年1月14日『若狭国・遠敷郡幕府御領所代官所』種子島権中納言時堯・15歳
「権中納言さまのお言葉通りにさせて頂きます」
「では幕府御領所を明け渡してくれるのだな?」
「はい、ただ今まで通り代官として働かせて頂きとうございます」
「それは駄目だ、今後幕府御領所は種子島家の直轄領とする、左京亮には約束通り皇室御領所の代官を務めてもらう」
粟屋元行(15??~154?)
父親:粟屋元勝
官途:左京亮
粟屋元隆らの家が惣領家で、粟屋元行は庶家。
代々在京奉行を務め、粟屋元行は遠敷郡幕府御領所の代官を務め、公用銭の収納などを担当した。
「光栄な事ではございますが、若狭国を離れるのは少々寂しいです」
「幕府御領所と代官の繋がりは全て断ち切る、そうして御上中心の新しい世を作り天下に静謐をもたらすのだ!」
「微力ながらお手伝いさせていただきます」
1543年1月14日『若狭国・三方郡熊川城』種子島権中納言時堯・15歳
「権中納言さまのお言葉通りにさせて頂きます、一族一門家臣一同のこと宜しくお願い申し上げます」」
「分かった、決して悪いようにはせん、上野介殿もご子息方も信念に従い行動なされるがいい。例え今は公方に付き従ってどこに行こうとも、後々種子島家に仕えたいと思ったら、必ず召し抱えるから安心するがいい」
「有り難き幸せでございます」
沼田光兼(1496~1560)
居城:三方郡熊川城
父親:沼田光延
官途:上野介
通称:新左衛門
足利義昭に仕えた。
その娘は細川藤孝に嫁ぎ細川忠興をもうけた。
沼田光長(15??~1565)
父親:沼田光兼の長男
通称:三郎左衛門
官途:上野介
足利義晴に仕えた。
1565年に足利義輝とともに討死した。
沼田祐光
父親:沼田光兼の次男
改名・面松斎・上野之助
沼田光友
父親:沼田光兼の三男
沼田清延(15??~1593)
父親:沼田光兼の四男
通称:勘解由左衛門
別名:沼田元清
足利義昭に仕え詰衆を務めた。
足利義昭が追放処分に処せられると、細川藤孝に仕え丹後国中山城主に任じられた。
「権中納言さま、私に公方様を見捨てろと申されるのですか?」
「無理にとは申さぬよ、公方に忠誠を尽して城を枕に討ち死にするのは自由だよ。だが公方は平気で将監殿を見捨てるぞ!」
青井将監(15??~15??)
主君:足利義輝
居城:大飯郡青井城主
役職:幕府奉公人衆
「それは・・・・・」
「将監殿も、公方や管領が忠誠を尽してきた阿波三好家や国衆を裏切り続けた事を知っているだろう」
「はい・・・・」
「三河守殿はどう思っているのだ?」
大草公広(15??~15??)
居城:大飯郡難波江城
官途:三河守
役職:幕府奉公衆
1532年:足利義晴に仕えて戦功を重ねた。
1538年:武田元光は足利義晴から大草公広に所領を返却するよう命じられた。
「確かに将軍家も管領家も、どれほど忠義を尽しても平然と家臣を裏切られます。しかもここ数代は家督争いを重ねて、世を乱すことばかりなされておられます」
「三河守殿! 公方様をそのように悪し様に言われるのはいかがなものか?」
「将監殿、私は公方様の為に何度も何度も戦場で戦って来た、だがその都度公方様の為に戦った者が裏切られるところを見て来た。さらに公方様の為に戦う者を平然と見捨てて逃げられるのも見て来た!」
「三河守殿・・・・」
「三河守殿と将監殿に公方を討てと言っているのではない、ただ若狭国では種子島家を防ぎ切れないから、越前国の朝倉孝景を頼られよと勧めればいのだ。そして援軍を派遣して下さいと言えば済むのだよ」
「しかし我々の所領は没収されるのでですね?」
「皆殺しの方がいいのか?」
「「いいえ!」」
1543年1月14日『若狭国・遠敷郡幕府御領所代官所』種子島権中納言時堯・15歳
「権中納言さまのお言葉通りにさせて頂きます」
「では幕府御領所を明け渡してくれるのだな?」
「はい、ただ今まで通り代官として働かせて頂きとうございます」
「それは駄目だ、今後幕府御領所は種子島家の直轄領とする、左京亮には約束通り皇室御領所の代官を務めてもらう」
粟屋元行(15??~154?)
父親:粟屋元勝
官途:左京亮
粟屋元隆らの家が惣領家で、粟屋元行は庶家。
代々在京奉行を務め、粟屋元行は遠敷郡幕府御領所の代官を務め、公用銭の収納などを担当した。
「光栄な事ではございますが、若狭国を離れるのは少々寂しいです」
「幕府御領所と代官の繋がりは全て断ち切る、そうして御上中心の新しい世を作り天下に静謐をもたらすのだ!」
「微力ながらお手伝いさせていただきます」
1543年1月14日『若狭国・三方郡熊川城』種子島権中納言時堯・15歳
「権中納言さまのお言葉通りにさせて頂きます、一族一門家臣一同のこと宜しくお願い申し上げます」」
「分かった、決して悪いようにはせん、上野介殿もご子息方も信念に従い行動なされるがいい。例え今は公方に付き従ってどこに行こうとも、後々種子島家に仕えたいと思ったら、必ず召し抱えるから安心するがいい」
「有り難き幸せでございます」
沼田光兼(1496~1560)
居城:三方郡熊川城
父親:沼田光延
官途:上野介
通称:新左衛門
足利義昭に仕えた。
その娘は細川藤孝に嫁ぎ細川忠興をもうけた。
沼田光長(15??~1565)
父親:沼田光兼の長男
通称:三郎左衛門
官途:上野介
足利義晴に仕えた。
1565年に足利義輝とともに討死した。
沼田祐光
父親:沼田光兼の次男
改名・面松斎・上野之助
沼田光友
父親:沼田光兼の三男
沼田清延(15??~1593)
父親:沼田光兼の四男
通称:勘解由左衛門
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