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第二章
47話
また夢を見ていました。
長い陰惨な夢です。
ルークと敵対したことのある人達が、次々と爆ぜて血と肉片となって、私の方に飛び散って来る悪夢なのです。
その中には父上も兄上もいます。
当然ですが、一番の元凶である母上もいるのです。
私と同じ顔をした母上。
そうなのです。
私は母上とうり二つなのです。
毎日毎日繰り返してみてうなされるので、直ぐに夢だと分かります。
ですが、分かっていても、恐ろしいのです。
逃げても逃げても追いかけてくるのです。
目覚めたくても目覚められないのです。
それもそうでしょう。
悪夢を見るのがいやで、限界まで起きていて、気絶してから見る夢です。
起きたいと思っても、そう簡単に起きられません。
誰一人部屋にいないので、どれほどうなされていても、起こしてくれる人などいません。
あれ以来、私は部屋に引き籠っています。
最初はルークが何度も何度もやってきました。
ですが私がルークに恐怖して、恥も外聞もなく恐怖で泣き叫ぶので、ルークも部屋に入って来なくなりました。
あれ以来何も口に入れていません。
料理だけでなく、水すら受け付けません。
飲み食いする事ができないのです。
一度ルークがむりやり食べさせようとしましたが、当然ルークが近付くだけで半狂乱になって逃げだすので、食べる事などできません。
いつの間にか部屋の中に料理と飲み物が置かれていますが、それを見ただけで嘔吐してしまいます。
私は死にたいのかもしれません。
ルークをあのよう育ててしまった事に責任を感じているのかもしれません。
虐殺を止められなかった事に責任を感じているのかもしれません。
いえ、単にルークが怖いのでしょう。
ルークの怨念が、母上うり二つの私に向くのが怖いのでしょう。
でもそれなら、何も飲み食いできないのが不思議です。
死ぬのが怖いのなら、食欲があって当然なのに、何も飲み食いできません。
支離滅裂です。
父上や母上の優しい腕に抱かれて、ルークから護られたい想いと、ルークをあのようにしてしまった父上と母上を、ルークと一緒に殺してしまいたい想い、両方の悪夢までみてしまいます。
部屋の中は清潔になっている気がします。
思い出しては嘔吐し、夢を見ては嘔吐する。
恐怖で何度も失禁脱糞しています。
部屋も身体も汚物に塗れているはずなのに、そんな汚れは何一つありません。
全てはゆめうつつなのでしょうか?
そうであればいいのですか、そうではないと心が激しく訴えます。
今起きているのか寝て夢を見ているのかも定かではありません。
ただ吐き気と恐怖が繰り返され、後悔と反省が私を攻め苛みます。
早く死ねたら楽なのに。
長い陰惨な夢です。
ルークと敵対したことのある人達が、次々と爆ぜて血と肉片となって、私の方に飛び散って来る悪夢なのです。
その中には父上も兄上もいます。
当然ですが、一番の元凶である母上もいるのです。
私と同じ顔をした母上。
そうなのです。
私は母上とうり二つなのです。
毎日毎日繰り返してみてうなされるので、直ぐに夢だと分かります。
ですが、分かっていても、恐ろしいのです。
逃げても逃げても追いかけてくるのです。
目覚めたくても目覚められないのです。
それもそうでしょう。
悪夢を見るのがいやで、限界まで起きていて、気絶してから見る夢です。
起きたいと思っても、そう簡単に起きられません。
誰一人部屋にいないので、どれほどうなされていても、起こしてくれる人などいません。
あれ以来、私は部屋に引き籠っています。
最初はルークが何度も何度もやってきました。
ですが私がルークに恐怖して、恥も外聞もなく恐怖で泣き叫ぶので、ルークも部屋に入って来なくなりました。
あれ以来何も口に入れていません。
料理だけでなく、水すら受け付けません。
飲み食いする事ができないのです。
一度ルークがむりやり食べさせようとしましたが、当然ルークが近付くだけで半狂乱になって逃げだすので、食べる事などできません。
いつの間にか部屋の中に料理と飲み物が置かれていますが、それを見ただけで嘔吐してしまいます。
私は死にたいのかもしれません。
ルークをあのよう育ててしまった事に責任を感じているのかもしれません。
虐殺を止められなかった事に責任を感じているのかもしれません。
いえ、単にルークが怖いのでしょう。
ルークの怨念が、母上うり二つの私に向くのが怖いのでしょう。
でもそれなら、何も飲み食いできないのが不思議です。
死ぬのが怖いのなら、食欲があって当然なのに、何も飲み食いできません。
支離滅裂です。
父上や母上の優しい腕に抱かれて、ルークから護られたい想いと、ルークをあのようにしてしまった父上と母上を、ルークと一緒に殺してしまいたい想い、両方の悪夢までみてしまいます。
部屋の中は清潔になっている気がします。
思い出しては嘔吐し、夢を見ては嘔吐する。
恐怖で何度も失禁脱糞しています。
部屋も身体も汚物に塗れているはずなのに、そんな汚れは何一つありません。
全てはゆめうつつなのでしょうか?
そうであればいいのですか、そうではないと心が激しく訴えます。
今起きているのか寝て夢を見ているのかも定かではありません。
ただ吐き気と恐怖が繰り返され、後悔と反省が私を攻め苛みます。
早く死ねたら楽なのに。
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