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第一章
第7話救済
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私はオアシス都市を出て買い出しを行く者達に、狼神使を見張りに付けました。
心に叛意や野望、悪心を隠している者も、狼神使の目を恐れて、私の目が届かないところであっても、悪事を働く事はないと思います。
私への守護神様や神々の加護はとても厚く、多くの神使を送ってくださいました。
狼や馬だけでなく、牛やラクダ、山羊や羊の神使が、オアシス農場を守護管理してくれていますので、誰も食糧を盗もうとはしません。
ですが食糧だけではオアシス都市を維持できません。
オアシス都市を維持するために絶対に必要なのは、ほかならぬ塩なのです。
塩を確保するためには、人口を維持する分を商人から購入するか、海と接する沿岸部を領有するか、岩塩窟を見つけないといけません。
幸い私は神々の守護がありますから、岩塩窟の場所は教えていただいています。
大荒野を隠居領に望んだのも、岩塩窟があると分かっていたからです。
岩塩窟を探し出した後は、神使に警備してもらっています。
私は聖なる舞姫として、舞を奉納して神々の力をお借りしています。
この国の人達は一柱の守護神様しか信じていませんが、神にだって家族もいれば友人知人もいます。
自分しか神はいないと人間に告げる者は、よほど神々の世界で嫌われ孤立しているモノで、神というよりは悪魔や鬼と表現すべきでしょう。
神々の御力のお陰で、オアシスの湧水量は日々増えて、農場も拡大しています。
救済部隊が地方を回る事で、オアシス都市の人口は飛躍的に増大しています。
最初は千人少しだった人口が、今では一万人を超えるようになっています。
それだけの人を養えるだけの食糧が農場で実るのです。
しかも住民がやるべき事は、実ったものを収穫するだけなのです。
まあ、山羊や羊や牛の乳を搾ったり、毛を刈ったりするのは人手がいります。
その為の人手を除いて者たちが、王国を回って困窮する人を集めます。
私は神使が大荒野で集めてくれた宝石を売って、武器を購入しました。
優先的に刀鍛冶や甲冑師を雇い、オアシス都市に呼び寄せました。
大荒野を走破してオアシス都市を襲うには、かなりの準備と装備が必要ですが、私が去って凶作の続く王国から見れば、ここは楽園なのです。
防備に隙がないと思わせる事が、民を守るためには必要でした。
二年目の終わりには、オアシス都市の人口は三万人を超えました。
食糧生産に余裕があるので、そのうちの一万人を遠征可能な正規軍としました。
女子供や老人で少しでも戦える者は一万人おり、自警団員としました。
彼らは全員私の敬虔な信徒という事になっていますので、絶対服従です。
恐ろしい事ですが、現状ではそういう方法でしかオアシス都市を守れないのです。
三年目の終わりには人口が七万人となり、オアシス都市は繁栄していました。
ですが王国はどうしようもない状態となり、オアシス都市に侵攻してきたのです。
心に叛意や野望、悪心を隠している者も、狼神使の目を恐れて、私の目が届かないところであっても、悪事を働く事はないと思います。
私への守護神様や神々の加護はとても厚く、多くの神使を送ってくださいました。
狼や馬だけでなく、牛やラクダ、山羊や羊の神使が、オアシス農場を守護管理してくれていますので、誰も食糧を盗もうとはしません。
ですが食糧だけではオアシス都市を維持できません。
オアシス都市を維持するために絶対に必要なのは、ほかならぬ塩なのです。
塩を確保するためには、人口を維持する分を商人から購入するか、海と接する沿岸部を領有するか、岩塩窟を見つけないといけません。
幸い私は神々の守護がありますから、岩塩窟の場所は教えていただいています。
大荒野を隠居領に望んだのも、岩塩窟があると分かっていたからです。
岩塩窟を探し出した後は、神使に警備してもらっています。
私は聖なる舞姫として、舞を奉納して神々の力をお借りしています。
この国の人達は一柱の守護神様しか信じていませんが、神にだって家族もいれば友人知人もいます。
自分しか神はいないと人間に告げる者は、よほど神々の世界で嫌われ孤立しているモノで、神というよりは悪魔や鬼と表現すべきでしょう。
神々の御力のお陰で、オアシスの湧水量は日々増えて、農場も拡大しています。
救済部隊が地方を回る事で、オアシス都市の人口は飛躍的に増大しています。
最初は千人少しだった人口が、今では一万人を超えるようになっています。
それだけの人を養えるだけの食糧が農場で実るのです。
しかも住民がやるべき事は、実ったものを収穫するだけなのです。
まあ、山羊や羊や牛の乳を搾ったり、毛を刈ったりするのは人手がいります。
その為の人手を除いて者たちが、王国を回って困窮する人を集めます。
私は神使が大荒野で集めてくれた宝石を売って、武器を購入しました。
優先的に刀鍛冶や甲冑師を雇い、オアシス都市に呼び寄せました。
大荒野を走破してオアシス都市を襲うには、かなりの準備と装備が必要ですが、私が去って凶作の続く王国から見れば、ここは楽園なのです。
防備に隙がないと思わせる事が、民を守るためには必要でした。
二年目の終わりには、オアシス都市の人口は三万人を超えました。
食糧生産に余裕があるので、そのうちの一万人を遠征可能な正規軍としました。
女子供や老人で少しでも戦える者は一万人おり、自警団員としました。
彼らは全員私の敬虔な信徒という事になっていますので、絶対服従です。
恐ろしい事ですが、現状ではそういう方法でしかオアシス都市を守れないのです。
三年目の終わりには人口が七万人となり、オアシス都市は繁栄していました。
ですが王国はどうしようもない状態となり、オアシス都市に侵攻してきたのです。
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