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第一章
第54話:服従
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王歴327年6月17日:南大魔境・キャット族新村・クリスティアン視点
「クリスティアン村長、起きてください」
「ああ、起こしてくれてありがとう」
眼を覚まして確認すると、起こしてくれたのは嫁候補の護衛役だった。
薄情なようだが、嫁候補も護衛役も数が多過ぎて名前を覚えきれない。
正式に嫁になったら覚えるから許して欲しい。
キャット族は1度に5人も6人も出産するから、俺には5つ子や6つ子の姉妹を見分けられないのだ。
「俺はどれくらい寝ていた?」
「スライムからホモサピエンスに戻られて直ぐに起きてくださいました」
「ドッグ族に死者がいないか確認してくれ」
俺は四肢を失って地面にはっている連中を見ながら言った。
同時にステータス画面を確認してみた。
ドッグ族の四肢を喰らった事で大きな変化が出ているのか確かめたかったのだ。
『クリスティアン』
種族:ホモサピエンス
称号:悪食
レベル:41/∞
「基本能力」
HP: 416
魔力:523412
命力:441198
筋力: 422
体力: 531
知性: 10087
精神: 3334
速力: 427
器用: 410
運 : 468
魅力: 410
変化時は変化した種族とレベルにあわせて基本能力は上昇
「神与スキル」
悪食 :レベル41
:ストマックサブスペイス
:スモールインテスティンサブスペイス
:コロンサブスペイス
:ラバリィ、
:ウルトラセルフヒーリング
:ウッド
:ウッドボール
:ウッドアロー
:ウッドソード
:ウッドランス
:ウィンド
:ウィンドボール
:ウィンドアロー
:ウィンドソード
:ウィンドランス
:パーフェクトヒーリング
:アッシドバレット
:ポイズンバレット
「付帯スキル」
回復魔術:レベル341(スライム変化時)
:ヒーリング、エリアヒーリング・ハイヒーリング
:エリアハイヒーリング・スーパーヒーリング
:ウルトラヒーリング・パーフェクトヒーリング
毒術 :レベル41(スライム・サイドワインダーなどに変化時)
酸弾 :レベル41(スライム変化時)
:アッシドバレット
薬生産 :レベル41(スライム変化時)
:ピルファーマスーティカル?
:リキッドメディスンファーマスーティカル?
毒生産 :レベル41(スライム変化時)
:ポイズニング
攻撃魔術:レベル36(ロードゴブリン変化時)
:ウッド
:ウッドボール
:ウッドアロー
:ウッドソード
:ウッドランス
:ウィンド
:ウィンドボール
:ウィンドアロー
:ウィンドソード
:ウィンドランス
棒術 :レベル11(ビッグオーク変化時)
:スティックアート
剛力 :レベル11(ビッグオーク変化時)
:スーパーヒューマンストレングス
自己回復:レベル11(ビッグオーク変化時)
:ウルトラセルフヒーリング
牙突進 :レベル10(レッドボア変化時)
:ファングラッシュ
飛行 :レベル10
:フライング、グライディング、アヴィエイション
遠見 :バードアイ、ディスタンスビュー、テレフォウトウ
「装備と武器」
投擲用の石
鉄の長剣
綿の下着
綿の靴下
鰐の革鎧
残念ながらドッグ族に関するスキルは得られていなかった。
毎日地下道を掘り、薬を作り、狩りをして食糧を確保している。
その経験値によるレベルアップしかしていなかった。
「ドッグ族の者たち、俺の実力が分かったか?!
俺に服従を誓うのなら、四肢を元通りにしてやる。
女子供も今お前たちが見た俺の力で護ってやる。
どうだ、そのまま四肢を失った姿で獣や魔獣に喰われるのを選ぶか、叶わぬまでもゴブリン族と戦う事を選ぶか、どっちだ?」
ドッグ族をこちらの思い通りに動かすために、命令同然の選択をさせる。
同時に今まで分かった事を再確認して次の策を考える。
四肢を喰っただけではドッグ族のスキルを得られないのに、エルフ族の四肢を食べた時には急激に攻撃魔術のレベルが上がった。
「戦わせて欲しい、少しでもゴブリン族を殺して女子供の待遇をよくしたい」
「そうか、その勇気に免じて少しだけ援軍をしてやる。
ただし、スライムに変化した時の俺は敵味方の見境がなくなる事がある。
やっと生きている味方は喰わないようになったが、死んだ者は喰ってしまう。
死んだドッグ族を喰ってしまうかもしれないが、それでよければ援軍にでる」
俺が殺したのではなくても、ドッグ族の死体を喰らったら、ドッグ族に変化できるようになるかもしれない。
ドッグ族に変化できるようになったら、色々とやれることが増える。
「オオオオオ、そうして頂ければ我らの村を守れるかもしれない」
「では、まずはお前たちの手足を元通りにしてやる。
だがそのためには、血肉となる物を食べて腹に入れておかなければいけない。
骨付き肉をこいつらに喰わせてやってくれ」
俺がそう言うと、キャット族が骨付き肉を持って城門を出てきた。
俺の命令通り、四肢を失ったドッグ族が食べる手伝いをしてくれている。
その姿をよだれを垂らしながら見ている女子供の姿が痛々しい。
戦士以外の者には十分な食糧が分け与えられていなかったのだろう。
「女子供にも食糧を配ってやれ。
彼女たちも今日から俺の村の民だからな」
「「「「「はい」」」」」
俺の護衛役のキャット族が少し不服そうな表情を浮かべている。
俺が狩った食糧をこれ以上ドッグ族に与えるのは不服なのだろう。
それでも俺の言う通り食糧を配ってくれた。
「そろそろいいだろう、パーフェクトヒーリング、パーフェクトヒーリング、パーフェクトヒーリング、パーフェクトヒーリング、パーフェクトヒーリング……」
自分が四肢を喰らったドッグ族に食糧を配り、四肢を元通りにする。
無駄な事をしているように見えるかもしれないが、とても大切な検証だ。
殺さずに四肢だけ食べてもレベルアップしたりスキルが覚えられたりするのなら、欲しいスキルを持った魔獣や敵を養殖する事で、無限に成長する事ができるのだ。
「ウォオオオオ、戻った、四肢が元通りになったぞ!」
「即死するような攻撃を受けない限り、俺が必ず治してやる。
ただし、腹一杯食べて元通りにするための血肉を腹に入れていればだ。
ここで腹一杯食べた後でゴブリンと戦ってもらうぞ」
「お任せください、クリスティアン村長。
我らの卑怯下劣な言動を許して女子供を受け入れてくださっただけでなく、自ら援軍に来てくださるクリスティアン村長に、永遠の忠誠を誓わせていただきます!」
「「「「「永遠の忠誠を誓わせていただきます」」」」」
本心からかは分からないが、ドッグ族が一斉に忠誠を誓ってくれた。
前世で飼っていた犬の主人に対する忠誠心を考えれば、この世界のドッグ族も主人に対する忠誠心が強いかもしれない。
まあ、油断する事なく、期待し過ぎず、ドッグ族の言動を確認する事にしよう。
「クリスティアン村長、起きてください」
「ああ、起こしてくれてありがとう」
眼を覚まして確認すると、起こしてくれたのは嫁候補の護衛役だった。
薄情なようだが、嫁候補も護衛役も数が多過ぎて名前を覚えきれない。
正式に嫁になったら覚えるから許して欲しい。
キャット族は1度に5人も6人も出産するから、俺には5つ子や6つ子の姉妹を見分けられないのだ。
「俺はどれくらい寝ていた?」
「スライムからホモサピエンスに戻られて直ぐに起きてくださいました」
「ドッグ族に死者がいないか確認してくれ」
俺は四肢を失って地面にはっている連中を見ながら言った。
同時にステータス画面を確認してみた。
ドッグ族の四肢を喰らった事で大きな変化が出ているのか確かめたかったのだ。
『クリスティアン』
種族:ホモサピエンス
称号:悪食
レベル:41/∞
「基本能力」
HP: 416
魔力:523412
命力:441198
筋力: 422
体力: 531
知性: 10087
精神: 3334
速力: 427
器用: 410
運 : 468
魅力: 410
変化時は変化した種族とレベルにあわせて基本能力は上昇
「神与スキル」
悪食 :レベル41
:ストマックサブスペイス
:スモールインテスティンサブスペイス
:コロンサブスペイス
:ラバリィ、
:ウルトラセルフヒーリング
:ウッド
:ウッドボール
:ウッドアロー
:ウッドソード
:ウッドランス
:ウィンド
:ウィンドボール
:ウィンドアロー
:ウィンドソード
:ウィンドランス
:パーフェクトヒーリング
:アッシドバレット
:ポイズンバレット
「付帯スキル」
回復魔術:レベル341(スライム変化時)
:ヒーリング、エリアヒーリング・ハイヒーリング
:エリアハイヒーリング・スーパーヒーリング
:ウルトラヒーリング・パーフェクトヒーリング
毒術 :レベル41(スライム・サイドワインダーなどに変化時)
酸弾 :レベル41(スライム変化時)
:アッシドバレット
薬生産 :レベル41(スライム変化時)
:ピルファーマスーティカル?
:リキッドメディスンファーマスーティカル?
毒生産 :レベル41(スライム変化時)
:ポイズニング
攻撃魔術:レベル36(ロードゴブリン変化時)
:ウッド
:ウッドボール
:ウッドアロー
:ウッドソード
:ウッドランス
:ウィンド
:ウィンドボール
:ウィンドアロー
:ウィンドソード
:ウィンドランス
棒術 :レベル11(ビッグオーク変化時)
:スティックアート
剛力 :レベル11(ビッグオーク変化時)
:スーパーヒューマンストレングス
自己回復:レベル11(ビッグオーク変化時)
:ウルトラセルフヒーリング
牙突進 :レベル10(レッドボア変化時)
:ファングラッシュ
飛行 :レベル10
:フライング、グライディング、アヴィエイション
遠見 :バードアイ、ディスタンスビュー、テレフォウトウ
「装備と武器」
投擲用の石
鉄の長剣
綿の下着
綿の靴下
鰐の革鎧
残念ながらドッグ族に関するスキルは得られていなかった。
毎日地下道を掘り、薬を作り、狩りをして食糧を確保している。
その経験値によるレベルアップしかしていなかった。
「ドッグ族の者たち、俺の実力が分かったか?!
俺に服従を誓うのなら、四肢を元通りにしてやる。
女子供も今お前たちが見た俺の力で護ってやる。
どうだ、そのまま四肢を失った姿で獣や魔獣に喰われるのを選ぶか、叶わぬまでもゴブリン族と戦う事を選ぶか、どっちだ?」
ドッグ族をこちらの思い通りに動かすために、命令同然の選択をさせる。
同時に今まで分かった事を再確認して次の策を考える。
四肢を喰っただけではドッグ族のスキルを得られないのに、エルフ族の四肢を食べた時には急激に攻撃魔術のレベルが上がった。
「戦わせて欲しい、少しでもゴブリン族を殺して女子供の待遇をよくしたい」
「そうか、その勇気に免じて少しだけ援軍をしてやる。
ただし、スライムに変化した時の俺は敵味方の見境がなくなる事がある。
やっと生きている味方は喰わないようになったが、死んだ者は喰ってしまう。
死んだドッグ族を喰ってしまうかもしれないが、それでよければ援軍にでる」
俺が殺したのではなくても、ドッグ族の死体を喰らったら、ドッグ族に変化できるようになるかもしれない。
ドッグ族に変化できるようになったら、色々とやれることが増える。
「オオオオオ、そうして頂ければ我らの村を守れるかもしれない」
「では、まずはお前たちの手足を元通りにしてやる。
だがそのためには、血肉となる物を食べて腹に入れておかなければいけない。
骨付き肉をこいつらに喰わせてやってくれ」
俺がそう言うと、キャット族が骨付き肉を持って城門を出てきた。
俺の命令通り、四肢を失ったドッグ族が食べる手伝いをしてくれている。
その姿をよだれを垂らしながら見ている女子供の姿が痛々しい。
戦士以外の者には十分な食糧が分け与えられていなかったのだろう。
「女子供にも食糧を配ってやれ。
彼女たちも今日から俺の村の民だからな」
「「「「「はい」」」」」
俺の護衛役のキャット族が少し不服そうな表情を浮かべている。
俺が狩った食糧をこれ以上ドッグ族に与えるのは不服なのだろう。
それでも俺の言う通り食糧を配ってくれた。
「そろそろいいだろう、パーフェクトヒーリング、パーフェクトヒーリング、パーフェクトヒーリング、パーフェクトヒーリング、パーフェクトヒーリング……」
自分が四肢を喰らったドッグ族に食糧を配り、四肢を元通りにする。
無駄な事をしているように見えるかもしれないが、とても大切な検証だ。
殺さずに四肢だけ食べてもレベルアップしたりスキルが覚えられたりするのなら、欲しいスキルを持った魔獣や敵を養殖する事で、無限に成長する事ができるのだ。
「ウォオオオオ、戻った、四肢が元通りになったぞ!」
「即死するような攻撃を受けない限り、俺が必ず治してやる。
ただし、腹一杯食べて元通りにするための血肉を腹に入れていればだ。
ここで腹一杯食べた後でゴブリンと戦ってもらうぞ」
「お任せください、クリスティアン村長。
我らの卑怯下劣な言動を許して女子供を受け入れてくださっただけでなく、自ら援軍に来てくださるクリスティアン村長に、永遠の忠誠を誓わせていただきます!」
「「「「「永遠の忠誠を誓わせていただきます」」」」」
本心からかは分からないが、ドッグ族が一斉に忠誠を誓ってくれた。
前世で飼っていた犬の主人に対する忠誠心を考えれば、この世界のドッグ族も主人に対する忠誠心が強いかもしれない。
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