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第二章貴族偏
お守り
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ですが、私達は形だけの貴族だと思い知りました。
皇都まで呼び出され、叙爵式を行ったのは普通の貴族と同じです。
皇帝陛下や全貴族もしくは代理人の列席の上で、皇室主催の大々的な叙爵披露宴が開かれました。
でもそれだけです。
私達が主催者となった、私的な叙爵披露宴を行う事は許されませんでした。
とっとと魔都に戻って属性竜を狩れという事です。
「世話になるな。
宜しく頼んだよ。
ああ、その話しかい。
それは属性竜と亜竜を狩れと言うのもあるが、君達が有力貴族に取り込まれないように、隔離しておきたいというのが一番なのだよ。
属性竜素材を有力貴族が独占してしまうと、厄竜災害に加えて内乱の恐れまで出てきてしまうからね」
私達の愚痴を聞いて、レオン第四皇子が穏やかに裏話してくれました。
全てを信じる事はできませんが、皇室なら心配しておかないといけない事です。
有力貴族が力を持ち過ぎたり、皇室に敵対する婚姻関係を結ぶのは危険です。
今属性竜を確実に狩れるのは私達だけです。
狩れるかもしれない元冒険者は皇室が召し抱えていますが、確実ではありません。
私達と有力貴族が交友を持つことは禁止したいでしょうね。
ですが、私達を狩りの道具のように扱うのは止めて欲しいものです。
皇族を強化するために利用されるのも、いい気がしません。
公務中に狩りをして、狩った素材を皇室に献上する約束はしましたが、皇族の身体強化を手助けする事までは約束していません。
ですが、魔都城代レオン第四皇子から、大魔境視察の護衛任務を命じられたら、拒否できないのも事実です。
まるでお守や子守なのですが、自分がドウラに育ててもらったのと同じように、レオン第四皇子も育てないといけないのだと、頭では分かっています。
ですが、ゲイツクランで貧しい子供達を育てていた時のような、高揚感と言うのか、使命感と言うのか、何ともいえない喜びが全く伴いません。
ひたすら義務感だけでやっています。
エマもニカもイヴァンもダニエルも同じようです。
ただジョージ様とマルティン様は、元々皇室に仕えていただけに、常に恭しく接しておられます。
だから、レオン第四皇子と会話するのもお世話するのも、お二人に任せました。
私達前衛三人は、ひたすら亜竜種をおびき寄せ、エマもニカに止めを刺させるだけで、僅かでもレオン第四皇子に亜竜を傷をつけさせ、その後に狩るのはお二人の役目にしました。
正直な話、役目中の狩りで、私達前衛職三人は大幅に身体強化されました。
最優先の役目はレオン第四皇子を護る事であり、余裕があればレオン第四皇子を身体強化させる事です。
狩る亜竜の素材が傷んでいようと、素材としての価値が低下しようと、献納する私達には無関係です。
だから、自分達が身体強化され事を最優先に、身体中に攻撃してみて、一頭で効率的に身体強化される斃し方を探しました。
それに、市場で不足している、眼と脳を供給しなければいけないという理由もあります。
他の素材を優先し、なにより命の危険を減らし楽に狩るために、眼と脳を破壊する攻撃をしてきました。
そのために、眼と脳の素材がないために作れない薬があるのです。
皇都まで呼び出され、叙爵式を行ったのは普通の貴族と同じです。
皇帝陛下や全貴族もしくは代理人の列席の上で、皇室主催の大々的な叙爵披露宴が開かれました。
でもそれだけです。
私達が主催者となった、私的な叙爵披露宴を行う事は許されませんでした。
とっとと魔都に戻って属性竜を狩れという事です。
「世話になるな。
宜しく頼んだよ。
ああ、その話しかい。
それは属性竜と亜竜を狩れと言うのもあるが、君達が有力貴族に取り込まれないように、隔離しておきたいというのが一番なのだよ。
属性竜素材を有力貴族が独占してしまうと、厄竜災害に加えて内乱の恐れまで出てきてしまうからね」
私達の愚痴を聞いて、レオン第四皇子が穏やかに裏話してくれました。
全てを信じる事はできませんが、皇室なら心配しておかないといけない事です。
有力貴族が力を持ち過ぎたり、皇室に敵対する婚姻関係を結ぶのは危険です。
今属性竜を確実に狩れるのは私達だけです。
狩れるかもしれない元冒険者は皇室が召し抱えていますが、確実ではありません。
私達と有力貴族が交友を持つことは禁止したいでしょうね。
ですが、私達を狩りの道具のように扱うのは止めて欲しいものです。
皇族を強化するために利用されるのも、いい気がしません。
公務中に狩りをして、狩った素材を皇室に献上する約束はしましたが、皇族の身体強化を手助けする事までは約束していません。
ですが、魔都城代レオン第四皇子から、大魔境視察の護衛任務を命じられたら、拒否できないのも事実です。
まるでお守や子守なのですが、自分がドウラに育ててもらったのと同じように、レオン第四皇子も育てないといけないのだと、頭では分かっています。
ですが、ゲイツクランで貧しい子供達を育てていた時のような、高揚感と言うのか、使命感と言うのか、何ともいえない喜びが全く伴いません。
ひたすら義務感だけでやっています。
エマもニカもイヴァンもダニエルも同じようです。
ただジョージ様とマルティン様は、元々皇室に仕えていただけに、常に恭しく接しておられます。
だから、レオン第四皇子と会話するのもお世話するのも、お二人に任せました。
私達前衛三人は、ひたすら亜竜種をおびき寄せ、エマもニカに止めを刺させるだけで、僅かでもレオン第四皇子に亜竜を傷をつけさせ、その後に狩るのはお二人の役目にしました。
正直な話、役目中の狩りで、私達前衛職三人は大幅に身体強化されました。
最優先の役目はレオン第四皇子を護る事であり、余裕があればレオン第四皇子を身体強化させる事です。
狩る亜竜の素材が傷んでいようと、素材としての価値が低下しようと、献納する私達には無関係です。
だから、自分達が身体強化され事を最優先に、身体中に攻撃してみて、一頭で効率的に身体強化される斃し方を探しました。
それに、市場で不足している、眼と脳を供給しなければいけないという理由もあります。
他の素材を優先し、なにより命の危険を減らし楽に狩るために、眼と脳を破壊する攻撃をしてきました。
そのために、眼と脳の素材がないために作れない薬があるのです。
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