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第二章貴族偏
オーバーキル
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また魔笛を吹いて、属性竜を斃した事を知らせます。
その上で、亜竜牙骨真銀槍を用意して、三頭目の属性竜に向かいます。
身体強化した能力を使いこなせないので、細やかな狙いが必要な口や耳ではなく、心臓のある胴体を狙うのです。
オーバーキルになるのは分かっていますが、正確に心臓を狙う事が不可能なのです、胴体に当たればいいという感覚で、亜竜牙骨真銀槍を放ちました。
最初の二投は亜竜牙骨真銀槍を放ち、次の三投目四投目五投目は魔虎牙骨真銀槍を放ち、六投目に亜竜牙骨真銀槍を手に取る頃には、効果が分かりました。
亜竜牙骨真銀槍は、属性竜の鱗と皮を貫くことができますが、魔虎牙骨真銀槍では属性竜の鱗と皮を貫く事はできませんでした。
ですが、衝撃力は十分なようで、属性竜にダメージを与えてくれています。
六投目七投目八投目は亜竜牙骨真銀槍を放ちました。
その効果は絶大でしたが、斃すとこまではできません。
暴れまわる属性竜を確実に斃すには、近づいて急所を刺し貫くしかありませんが、それは危険すぎます。
私は割り切って魔虎牙骨真銀槍、魔猪牙骨真銀槍、魔豹牙骨真銀槍を次々と放って、属性竜をボコボコにしてやりました。
鱗を破壊し皮をズタズタにし肉を潰してしまう事になり、素材としては価値が激減してしまいますが、安全に遠距離攻撃を続けます。
結局、五本の亜竜牙骨真銀槍と三十九本の魔獣牙骨真銀槍を使って、ようやく三頭目の属性竜を斃すことができました。
「おい、おい、おい、おい。
この短時間の三頭もの属性竜を狩っちまったのかい?
この三頭目の惨状はどういう事だい?
何があったんだい?」
「すみません、ドウラさん。
急激な身体強化で、身体が上手く使えないのです。
的確のコントロールができなくて、近づく危険も冒せなくて、遠距離から安全に狩る事にしました」
「死ぬ危険を冒して接近戦をしろとも言えないし、私達が来るまで待てとも言えないから、これは仕方がないね。
だがヨジップ殿下に対する説明は考えておきな。
ヨジップ殿下なら分かってくださるだろうが、側近連中は嫌味の一つは言うだろうからね」
確かにその通りです。
ヨジップ殿下に属性竜を斃させたいと思っている側近達から見れば、三頭目の属性竜は無理に斃さずに奥に誘導して、朝から探せばいいと言い張るでしょう。
まあ、でも、大丈夫でしょう。
家族や仲間を殺された属性竜が、私達を追いかけて大魔境をできて、厄竜災害を引き起こした場合、その全責任をヨジップ殿下と側近達がとってくれるのなら、今度からは属性竜を斃さずに放置すると言ってやりましょう。
その上で、亜竜牙骨真銀槍を用意して、三頭目の属性竜に向かいます。
身体強化した能力を使いこなせないので、細やかな狙いが必要な口や耳ではなく、心臓のある胴体を狙うのです。
オーバーキルになるのは分かっていますが、正確に心臓を狙う事が不可能なのです、胴体に当たればいいという感覚で、亜竜牙骨真銀槍を放ちました。
最初の二投は亜竜牙骨真銀槍を放ち、次の三投目四投目五投目は魔虎牙骨真銀槍を放ち、六投目に亜竜牙骨真銀槍を手に取る頃には、効果が分かりました。
亜竜牙骨真銀槍は、属性竜の鱗と皮を貫くことができますが、魔虎牙骨真銀槍では属性竜の鱗と皮を貫く事はできませんでした。
ですが、衝撃力は十分なようで、属性竜にダメージを与えてくれています。
六投目七投目八投目は亜竜牙骨真銀槍を放ちました。
その効果は絶大でしたが、斃すとこまではできません。
暴れまわる属性竜を確実に斃すには、近づいて急所を刺し貫くしかありませんが、それは危険すぎます。
私は割り切って魔虎牙骨真銀槍、魔猪牙骨真銀槍、魔豹牙骨真銀槍を次々と放って、属性竜をボコボコにしてやりました。
鱗を破壊し皮をズタズタにし肉を潰してしまう事になり、素材としては価値が激減してしまいますが、安全に遠距離攻撃を続けます。
結局、五本の亜竜牙骨真銀槍と三十九本の魔獣牙骨真銀槍を使って、ようやく三頭目の属性竜を斃すことができました。
「おい、おい、おい、おい。
この短時間の三頭もの属性竜を狩っちまったのかい?
この三頭目の惨状はどういう事だい?
何があったんだい?」
「すみません、ドウラさん。
急激な身体強化で、身体が上手く使えないのです。
的確のコントロールができなくて、近づく危険も冒せなくて、遠距離から安全に狩る事にしました」
「死ぬ危険を冒して接近戦をしろとも言えないし、私達が来るまで待てとも言えないから、これは仕方がないね。
だがヨジップ殿下に対する説明は考えておきな。
ヨジップ殿下なら分かってくださるだろうが、側近連中は嫌味の一つは言うだろうからね」
確かにその通りです。
ヨジップ殿下に属性竜を斃させたいと思っている側近達から見れば、三頭目の属性竜は無理に斃さずに奥に誘導して、朝から探せばいいと言い張るでしょう。
まあ、でも、大丈夫でしょう。
家族や仲間を殺された属性竜が、私達を追いかけて大魔境をできて、厄竜災害を引き起こした場合、その全責任をヨジップ殿下と側近達がとってくれるのなら、今度からは属性竜を斃さずに放置すると言ってやりましょう。
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