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第二章
第53話:密偵と隠れ家
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転移76日目:山本光司(ミーツ)視点
「俺に願いとは何だ、言ってみろ」
俺は城壁の内側から聞いてやった。
「我々はアンダーソン侯爵家に仕えていた密偵でございます」
「そうか、それで?」
「アンダーソン侯爵家は、我々を使い捨ての駒のように扱い、死地にばかり向かわされてきました」
「そうか」
「女子供を人質に取られていたので、逃げる事も逆らう事もできませんでした」
「それで」
「ですが、王太子殿下を始めとした侯爵派の王侯貴族の大半が天罰を受け、侯爵自身も王城の北塔に幽閉された事で、ようやく逃げる隙ができたのです。
女子供を救い出し、ここまで逃げて参りました。
どうか我々を匿ってください、お願いします」
「お前達を匿って、俺に何の得があるのだ?」
「忠誠を尽くしてお仕えさせていただきます」
「アンダーソン侯爵家を裏切った、お前達の忠誠を信じろと言うのか?」
「忠義と褒美、いえ、忠義と守護は一対だと思っております。
守ってくれるどころか、女子供に無理無体を加える者には仕えられません。
大魔術師様が我々を守ってくださるなら、命懸けの忠義を尽くします。
先に忠義を証明してみせますので、匿っていただけませんか?」
「先に命懸けの忠義を尽くしても、俺がお前たちを守るとは限らないぞ」
「私達は侯爵の手先として、ずっと大魔術師様を探っていました。
不幸な境遇にいた寡婦や孤児達への守護と愛情も、辺境伯に取り入って大魔術師様から利を貪ろうとした者達への態度も、全部見てきました。
大魔術師様なら、忠義を尽くせば必ず護ってくださると信じております」
城壁内側から顔も見ずに話していたが、最後は直接話してみたくなった。
軽々と城壁を飛び越えて、侯爵の元密偵と言う奴の前に立ってやった。
移動中は俺の胸に抱かれている事が多いネイは、何も言わずに黙って聞いている。
「よかろう、何かあれば、俺もお前達も、目が曇っていた痛手を受けるだけだ。
お前達の一族は何人何家族いる?」
「我らのような影働きの者に対面してくださり、感謝の言葉もございません。
卑しき生まれ育ちの影衆が、伏して申し上げさせていただきます。
申し訳ありません、家族では把握しておりません。
68に分かれた一族で、赤子から老人まで合わせて1209人おります」
「そうか、68の一族なら、最低でも68の館が必要だな。
将来分家する事も考えて、200の館を建てられるだけの場所が必要だな」
「それだけ用意していただけるなら忠誠の尽くし甲斐があります」
「匿う場所は先払いしてやる、魔境都市リアルトに隠れ家を造ってやる。
男だけでも、女子供が一緒でもいい、何時来られる?」
「男達の一部だけなら、急げば明日の日暮れ前には行けます。
女子供全員だと、確実にお約束できるのは8日後になります」
「そうか、だったら1人でも2人でもいい。
明後日の夜明けにリアルトの城門前に来てくれ、隠れ家を用意しておく。
念のために言っておくが、女子供を守る人数は減らすな。
女子供を確実に護れる護衛を残したうえで、1人でも2人でもいい」
「ありがとうございます、できる限り人数を集めさせていただきます」
「そうか、だが無理はしなくて良い、隠れ家を引き渡すだけだ。
それと、これは手付金だ、逃げるのに金が必要だろう、取っておけ」
俺はこの世界の金で10億円分に相当する銀を渡してやった。
この世界では地球と違って、金と銀の交換比率が1対4だった。
異世界間スーパーでこの世界の物を売った利益で地球の銀を買い、銀でこの世界の金を買って異世界間スーパーで売れば、とんでもない利益が手に入る事が分かった。
ただ、この世界の貴金属を無闇に地球や異世界に売るつもりはない。
幾らでも再生生産が可能な、木材や肉を異世界間スーパーで売って得た金で、地球の銀を買ってこの世界で必要な物を買う心算だった。
「まだ何の働きもしていない我らに、これほどの厚遇、感謝の言葉もございません」
「前払いした分の働きは期待している、俺は戻るから、お前も去れ」
俺はそう言い捨てて、城壁を越えて館の外庭に戻った。
「テレポート」
戻って直ぐにリアルトに瞬間移動して、密偵達に与える屋敷地を選ぶ。
都市中央にある、三重のロ型西洋城郭は、家臣達の拠点になっている。
中央は中庭になっていて、外側に城壁兼用の本丸、ロ型西洋城郭がある。
その城壁外側は内水濠になっていて、敵を寄せ付けない。
内水濠の外側は二之丸の内庭になっているが、そこに魔獣を放し飼いにしている。
二之丸内庭の外側にもロ型西洋城郭があり、外側に2つ目の中水濠がある。
中水濠の外側は三之丸の内庭になっているが、そこも魔獣の放牧場になっている。
三之丸内庭の外側にもロ型西洋城郭があり、外側に3つ目の水濠、外水濠がある。
外水濠の周りは牧草地帯になっていて、多数の魔獣が放し飼いになっている。
牧草地帯の外側が、オースティン伯爵家時代の平民都市部だ。
魔獣を恐れて狭い敷地に人が密集して住んでいた。
オースティン伯爵家時代に騎士や兵士が住んでいた館や家は、二之丸や三之丸、牧草地帯にするために壊した。
魔境都市リアルトの敷地と城壁自体は以前と変わらない。
平民が住んでいた場所も、富裕街も貧民街も以前のままだ。
その一部を密偵衆の為に造り替える。
四方にある城門の1つを任せるか、四隅に有る塔を1つ任せるか一瞬迷った。
大前提として、魔境都市リアルトを守る要である、魔獣の放牧は止められない。
魔獣が闊歩する場所だから、四隅を任せたら密偵衆が出入りできなくなる。
将来はともかく、今は四城門の1つを任せないといけない。
任せはするが、王国軍や侯爵軍が攻め込んで来る方角は任せられない。
だから反対方向にある、ダニエルズ辺境伯領に向かう城門を任せた。
任せるからには、密偵衆が守りやすい城門にしなければいけない。
城門の外側に砦と言ってもいい角馬出を造った。
城門の内側には枡形虎口を造り、城門を突破した敵を迎え討てるようにした。
魔境都市リアルトの城壁内側と枡形虎口の内側は住宅にした。
防御力が優先なので、城壁下部の外側には窓を作れず、薄暗く空気が澱みやすいが、緊急時には即座に城壁の上にある歩廊に駆け付けられる。
江戸時代の大名家や大身旗本家に有った、長屋門を城壁に造ったのだ。
町家で言えば棟割長屋で、入口の方でしか採光と換気ができない。
城壁と枡形虎口を、密偵達が住む坊の城壁にした、密偵達が住む坊とした。
坊とは、条坊制都市の区画の事だ。
都市内の南北に走る大路を坊と呼び、東西に走る大路を条と呼ぶのだが、坊と条に囲まれた区画も坊と呼び、坊の中には小路が走り住宅区画に分けられていた。
魔境都市リアルトも、前世京都のように碁盤目状の町割する。
京都ほどは大きくない、魔獣から人々を守るための城壁都市内だが、それでも内城と合わせて16の坊に分けられた。
密偵衆には2つの坊を与える事にした。
結局、城門と四隅の塔を1つずつ貸し与える事になった。
坊の中は手つかずで、好きに家を建てる事ができる。
家は、俺の造った城壁や坊壁を利用して築いた長屋で良いのなら、広大な敷地を畑にも放牧地にもできるし、自分達で家を建ててもいい。
魔境都市リアルトに手を加えている間、ネイは魔獣とスキンシップを重ねていた。
俺の側から離れず、必ずどこかをつかんでいる。
早く1人立ちできるようにしたいが、焦ると逆効果なので腰を据えてやる。
「テレポート」
リアルトの街づくりを終えて王都に瞬間移動した。
孤児院の状態を確かめて、使った鳥と小動物を補充する。
鳥の羽毛や小動物の毛皮を回収して、異世界間スーパーで売りにだす。
「王都の警備隊や南冒険者ギルドから何か言ってきましたか?」
ネイを胸に抱きながら孤児院世話役の1人に聞く。
「南冒険者ギルドからは、姉御が選んだ警備員が来てくれました」
「そうか、姉御が指揮してくれるのなら安心だ
私は商売の事務仕事をしてくるので、後の事は頼む。
もし姉御達でも歯が立たないようなら直ぐに起こしてください」
「俺に願いとは何だ、言ってみろ」
俺は城壁の内側から聞いてやった。
「我々はアンダーソン侯爵家に仕えていた密偵でございます」
「そうか、それで?」
「アンダーソン侯爵家は、我々を使い捨ての駒のように扱い、死地にばかり向かわされてきました」
「そうか」
「女子供を人質に取られていたので、逃げる事も逆らう事もできませんでした」
「それで」
「ですが、王太子殿下を始めとした侯爵派の王侯貴族の大半が天罰を受け、侯爵自身も王城の北塔に幽閉された事で、ようやく逃げる隙ができたのです。
女子供を救い出し、ここまで逃げて参りました。
どうか我々を匿ってください、お願いします」
「お前達を匿って、俺に何の得があるのだ?」
「忠誠を尽くしてお仕えさせていただきます」
「アンダーソン侯爵家を裏切った、お前達の忠誠を信じろと言うのか?」
「忠義と褒美、いえ、忠義と守護は一対だと思っております。
守ってくれるどころか、女子供に無理無体を加える者には仕えられません。
大魔術師様が我々を守ってくださるなら、命懸けの忠義を尽くします。
先に忠義を証明してみせますので、匿っていただけませんか?」
「先に命懸けの忠義を尽くしても、俺がお前たちを守るとは限らないぞ」
「私達は侯爵の手先として、ずっと大魔術師様を探っていました。
不幸な境遇にいた寡婦や孤児達への守護と愛情も、辺境伯に取り入って大魔術師様から利を貪ろうとした者達への態度も、全部見てきました。
大魔術師様なら、忠義を尽くせば必ず護ってくださると信じております」
城壁内側から顔も見ずに話していたが、最後は直接話してみたくなった。
軽々と城壁を飛び越えて、侯爵の元密偵と言う奴の前に立ってやった。
移動中は俺の胸に抱かれている事が多いネイは、何も言わずに黙って聞いている。
「よかろう、何かあれば、俺もお前達も、目が曇っていた痛手を受けるだけだ。
お前達の一族は何人何家族いる?」
「我らのような影働きの者に対面してくださり、感謝の言葉もございません。
卑しき生まれ育ちの影衆が、伏して申し上げさせていただきます。
申し訳ありません、家族では把握しておりません。
68に分かれた一族で、赤子から老人まで合わせて1209人おります」
「そうか、68の一族なら、最低でも68の館が必要だな。
将来分家する事も考えて、200の館を建てられるだけの場所が必要だな」
「それだけ用意していただけるなら忠誠の尽くし甲斐があります」
「匿う場所は先払いしてやる、魔境都市リアルトに隠れ家を造ってやる。
男だけでも、女子供が一緒でもいい、何時来られる?」
「男達の一部だけなら、急げば明日の日暮れ前には行けます。
女子供全員だと、確実にお約束できるのは8日後になります」
「そうか、だったら1人でも2人でもいい。
明後日の夜明けにリアルトの城門前に来てくれ、隠れ家を用意しておく。
念のために言っておくが、女子供を守る人数は減らすな。
女子供を確実に護れる護衛を残したうえで、1人でも2人でもいい」
「ありがとうございます、できる限り人数を集めさせていただきます」
「そうか、だが無理はしなくて良い、隠れ家を引き渡すだけだ。
それと、これは手付金だ、逃げるのに金が必要だろう、取っておけ」
俺はこの世界の金で10億円分に相当する銀を渡してやった。
この世界では地球と違って、金と銀の交換比率が1対4だった。
異世界間スーパーでこの世界の物を売った利益で地球の銀を買い、銀でこの世界の金を買って異世界間スーパーで売れば、とんでもない利益が手に入る事が分かった。
ただ、この世界の貴金属を無闇に地球や異世界に売るつもりはない。
幾らでも再生生産が可能な、木材や肉を異世界間スーパーで売って得た金で、地球の銀を買ってこの世界で必要な物を買う心算だった。
「まだ何の働きもしていない我らに、これほどの厚遇、感謝の言葉もございません」
「前払いした分の働きは期待している、俺は戻るから、お前も去れ」
俺はそう言い捨てて、城壁を越えて館の外庭に戻った。
「テレポート」
戻って直ぐにリアルトに瞬間移動して、密偵達に与える屋敷地を選ぶ。
都市中央にある、三重のロ型西洋城郭は、家臣達の拠点になっている。
中央は中庭になっていて、外側に城壁兼用の本丸、ロ型西洋城郭がある。
その城壁外側は内水濠になっていて、敵を寄せ付けない。
内水濠の外側は二之丸の内庭になっているが、そこに魔獣を放し飼いにしている。
二之丸内庭の外側にもロ型西洋城郭があり、外側に2つ目の中水濠がある。
中水濠の外側は三之丸の内庭になっているが、そこも魔獣の放牧場になっている。
三之丸内庭の外側にもロ型西洋城郭があり、外側に3つ目の水濠、外水濠がある。
外水濠の周りは牧草地帯になっていて、多数の魔獣が放し飼いになっている。
牧草地帯の外側が、オースティン伯爵家時代の平民都市部だ。
魔獣を恐れて狭い敷地に人が密集して住んでいた。
オースティン伯爵家時代に騎士や兵士が住んでいた館や家は、二之丸や三之丸、牧草地帯にするために壊した。
魔境都市リアルトの敷地と城壁自体は以前と変わらない。
平民が住んでいた場所も、富裕街も貧民街も以前のままだ。
その一部を密偵衆の為に造り替える。
四方にある城門の1つを任せるか、四隅に有る塔を1つ任せるか一瞬迷った。
大前提として、魔境都市リアルトを守る要である、魔獣の放牧は止められない。
魔獣が闊歩する場所だから、四隅を任せたら密偵衆が出入りできなくなる。
将来はともかく、今は四城門の1つを任せないといけない。
任せはするが、王国軍や侯爵軍が攻め込んで来る方角は任せられない。
だから反対方向にある、ダニエルズ辺境伯領に向かう城門を任せた。
任せるからには、密偵衆が守りやすい城門にしなければいけない。
城門の外側に砦と言ってもいい角馬出を造った。
城門の内側には枡形虎口を造り、城門を突破した敵を迎え討てるようにした。
魔境都市リアルトの城壁内側と枡形虎口の内側は住宅にした。
防御力が優先なので、城壁下部の外側には窓を作れず、薄暗く空気が澱みやすいが、緊急時には即座に城壁の上にある歩廊に駆け付けられる。
江戸時代の大名家や大身旗本家に有った、長屋門を城壁に造ったのだ。
町家で言えば棟割長屋で、入口の方でしか採光と換気ができない。
城壁と枡形虎口を、密偵達が住む坊の城壁にした、密偵達が住む坊とした。
坊とは、条坊制都市の区画の事だ。
都市内の南北に走る大路を坊と呼び、東西に走る大路を条と呼ぶのだが、坊と条に囲まれた区画も坊と呼び、坊の中には小路が走り住宅区画に分けられていた。
魔境都市リアルトも、前世京都のように碁盤目状の町割する。
京都ほどは大きくない、魔獣から人々を守るための城壁都市内だが、それでも内城と合わせて16の坊に分けられた。
密偵衆には2つの坊を与える事にした。
結局、城門と四隅の塔を1つずつ貸し与える事になった。
坊の中は手つかずで、好きに家を建てる事ができる。
家は、俺の造った城壁や坊壁を利用して築いた長屋で良いのなら、広大な敷地を畑にも放牧地にもできるし、自分達で家を建ててもいい。
魔境都市リアルトに手を加えている間、ネイは魔獣とスキンシップを重ねていた。
俺の側から離れず、必ずどこかをつかんでいる。
早く1人立ちできるようにしたいが、焦ると逆効果なので腰を据えてやる。
「テレポート」
リアルトの街づくりを終えて王都に瞬間移動した。
孤児院の状態を確かめて、使った鳥と小動物を補充する。
鳥の羽毛や小動物の毛皮を回収して、異世界間スーパーで売りにだす。
「王都の警備隊や南冒険者ギルドから何か言ってきましたか?」
ネイを胸に抱きながら孤児院世話役の1人に聞く。
「南冒険者ギルドからは、姉御が選んだ警備員が来てくれました」
「そうか、姉御が指揮してくれるのなら安心だ
私は商売の事務仕事をしてくるので、後の事は頼む。
もし姉御達でも歯が立たないようなら直ぐに起こしてください」
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◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
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