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第一章
第19話:新人
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転移9日目:山本光司(ミーツ)視点
「待て、早まるんじゃない、この高さから落ちると死んでしまうぞ!」
「だれ?!」
俺はあらゆる魔術を重ね掛けして瞬く間に城壁にたどり着いた。
バカ天使の案内で、無謀な逃亡を図っている寡婦達の所に来た。
急いだお陰で寡婦と子供達はまだ城壁の上にいる。
「強盗冒険者とその黒幕だった貴族を殺した魔術師だ。
新しい領主は、俺の命令で被害者の家族を探していただけだ。
お前達を捕まえて罰する為でも口封じする為でもない。
危険な逃亡をしなくても大丈夫だ」
ネイを抱っこ紐を使って胸にしている男に、いきなり厳しく声かけられたのだ。
領主の目を盗んで城壁を降りようとしている女が驚き慌てるのは当然だ。
「貴男の言う事を鵜呑みにして信じろと言うの?!」
「お前が子供を護ろうと慎重になるのは分かる。
だがもう既に俺に見つかってしまっている。
俺を信じずに壁を降りても逃げきれない事は分かるだろう?
どうせ逃げきれないのだから、危険な事はしない方が良い」
上から目線で偉そうに言っているが、ネイを前抱きしているから締まらない。
だがその分親近感と微妙な信用は得られるかもしれない。
どうか諦めてくれ、可哀想な女子供が死ぬ姿など見たくない。
「人間には命以上に大切なモノがあるわ!
それを守るためなら命を危険にさらす事もいとわないわ!」
そう厳しい決意を口にしながらも、寡婦の目は俺が抱いているネイに向かい、何とも言えない表情になっている。
「その誇りは賞賛に値するが、逆転と仇討ちの機会を失う事でもあるぞ。
大切に家族の仇を討つために、泥水をすする覚悟もいるのではないか?」
よし、感情が動いているようだ、この調子なら説得できそうだ。
発作的に飛び降りないように慎重な言動を心がけよう。
「……」
「これを渡しておく」
俺は亜空間から柄を女子供に向けて剣鉈を取り出した。
人を斬るため武器ではなく、包丁と化しているモノだが、寡婦はそんな事を知らないから、俺が大切な武器を渡したと思うだろう。
「俺が嘘をついたと判断したら、攻撃に使っても自殺に使ってもいい。
子供達の為にも、ひとまず俺について来てから判断したらどうだ?
お前と同じ境遇の寡婦と孤児が既に集まっているぞ」
「……変な事をしようとしたら、この子達を殺して私も死ぬわよ!」
俺に勝てない事も逃げきれない事も判断できているようだ。
逆上していないのなら、館に来てくれさえすれば信じてくれるだろう。
「分かったが、安心して欲しい。
不幸な目に会った寡婦と孤児を助けたいだけで他意はない。
少しだけあるとすれば、恩を感じて忠誠を尽くしてくれる使用人が欲しいだけだ」
「使用人? 何を言っているの?」
「言葉だけでは心から信じてもらえないだろう?
来てくれて、他の寡婦と孤児がどんな状況か見てくれれば分かる」
危険な城壁下りをしようとしていた寡婦と子供は何とか助ける事ができた。
バカ天使が良い仕事をしてくれたので、褒めておいた。
褒めて褒めて褒め倒して、また寡婦と孤児を探しに行かせた。
バカ天使は喜び勇んで寡婦と孤児が残っていないか探しに行った。
昔からバカと鋏は使いようと言うが、本当だった。
問題は領主のマイルズが間に合わなかったように、バカ天使が見落とした場合だ。
「殺虫魔術、インセクティサイド、殺虫魔術、インセクティサイド……
殺虫魔術、インセクティサイド!」
助けた寡婦と子供に、新たに考え出した殺虫魔術を使った。
蚤、虱、壁蝨を殺すイメージを明確にして何度も魔術を放った。
昔、地方競馬を観戦しに行って移された悪夢の再現だけは嫌だった。
「腹が減っていないか? 毒も眠り薬も入っていない。
信用できないのなら、自分だけは食べず、子供達だけに食べさせてやれ」
俺は今日焼いて食べきれなかった焼き鳥を亜空間から出してやった。
寡婦も3人の子供もやせ衰えている。
出会った時のネイほどではないが、気力だけで歩いている感じなのだ。
「分かったわ、子供達だけに食べさせるわ。
さあ、しっかり食べさない、よく噛んで、慌てて食べないの……ありがとう」
城壁に向かった行きと違って、帰りは結構な時間がかかってしまった。
単に距離が離れているだけでなく、歩みが遅すぎたのだ。
久しぶりにお腹一杯食べたので、3人の子供の内2人が眠ってしまったから。
寡婦が俺に子供を預けてくれるはずもなく、2人を同時に抱く事も無理だ。
何とか俺が勧める抱っこ紐を使ってくれたが、2人も抱いたら歩みが遅くなるのも当然で、1時間以上かかってしまった。
寡婦と起きている年長の子供は大きくて立派な館に驚いていた。
俺は自信満々な姿を見せるように気を使って入った。
まあ、ネイを抱っこ紐を使って前抱きしている状態では、威厳など欠片もない。
「いるか? 入るぞ?
この人達を風呂に入れて服と部屋を与えてやってくれ。
館に戻った俺は、寡婦達が鳥の解体を行っている部屋に新人を連れて行った。
「まあ、早速新しい人を助けてくださったのですね? 流石御主人様です。
さあ、さあ、さあ、もう何も心配したくて大丈夫ですよ。
安心してお風呂に入り休んでください、おや、鳥肉を持っておられるのですね?
ああ、そうですね、いきなりは信じられないですよね。
部屋に入って鍵を閉めてから食べればいいですよ」
リーダー格の寡婦が素早く新人を出迎え安心させてくれている。
彼女に任せれば大丈夫だろう。
俺は自分の性に合わない事を必死でやったので、もう一杯一杯だ。
「後は任せるが、ああ、これを使ってくれ。
石鹸もタオルもケチケチしないで一杯使いなさい。
食べ物を扱う人間は常にきれいにしておかなければならない」
俺は奉天市場で新たに買った石鹸とタオルを渡した。
買い忘れて数が減ったとしても、寡婦達が遠慮して言わない可能性もある。
場所を決めて、常に一杯用意しておかなければいけない。
寡婦と孤児には常に清潔にしてもらわなければいけない。
共同浴場に行くのなら、ビニールで個包装した石鹸は持たせられない。
ビニール以前に、この世界で使われている石鹸とは比較にならない高級品だ。
だが、我が家は共同浴場を使わずに自宅の浴室を使っている。
社交や情報を得るために共同浴場を使う気もない。
1日でも早く引き籠りたいのに、何が哀しくて共同浴場など使うものか!
だからビニールで個包装した100gの石鹸120個を6072円で買った。
フェイスタオルも追加で100枚7799円で買った。
寡婦と孤児の数が多いし、秘密を守ってくれると信じる事にしたのだ。
「待て、早まるんじゃない、この高さから落ちると死んでしまうぞ!」
「だれ?!」
俺はあらゆる魔術を重ね掛けして瞬く間に城壁にたどり着いた。
バカ天使の案内で、無謀な逃亡を図っている寡婦達の所に来た。
急いだお陰で寡婦と子供達はまだ城壁の上にいる。
「強盗冒険者とその黒幕だった貴族を殺した魔術師だ。
新しい領主は、俺の命令で被害者の家族を探していただけだ。
お前達を捕まえて罰する為でも口封じする為でもない。
危険な逃亡をしなくても大丈夫だ」
ネイを抱っこ紐を使って胸にしている男に、いきなり厳しく声かけられたのだ。
領主の目を盗んで城壁を降りようとしている女が驚き慌てるのは当然だ。
「貴男の言う事を鵜呑みにして信じろと言うの?!」
「お前が子供を護ろうと慎重になるのは分かる。
だがもう既に俺に見つかってしまっている。
俺を信じずに壁を降りても逃げきれない事は分かるだろう?
どうせ逃げきれないのだから、危険な事はしない方が良い」
上から目線で偉そうに言っているが、ネイを前抱きしているから締まらない。
だがその分親近感と微妙な信用は得られるかもしれない。
どうか諦めてくれ、可哀想な女子供が死ぬ姿など見たくない。
「人間には命以上に大切なモノがあるわ!
それを守るためなら命を危険にさらす事もいとわないわ!」
そう厳しい決意を口にしながらも、寡婦の目は俺が抱いているネイに向かい、何とも言えない表情になっている。
「その誇りは賞賛に値するが、逆転と仇討ちの機会を失う事でもあるぞ。
大切に家族の仇を討つために、泥水をすする覚悟もいるのではないか?」
よし、感情が動いているようだ、この調子なら説得できそうだ。
発作的に飛び降りないように慎重な言動を心がけよう。
「……」
「これを渡しておく」
俺は亜空間から柄を女子供に向けて剣鉈を取り出した。
人を斬るため武器ではなく、包丁と化しているモノだが、寡婦はそんな事を知らないから、俺が大切な武器を渡したと思うだろう。
「俺が嘘をついたと判断したら、攻撃に使っても自殺に使ってもいい。
子供達の為にも、ひとまず俺について来てから判断したらどうだ?
お前と同じ境遇の寡婦と孤児が既に集まっているぞ」
「……変な事をしようとしたら、この子達を殺して私も死ぬわよ!」
俺に勝てない事も逃げきれない事も判断できているようだ。
逆上していないのなら、館に来てくれさえすれば信じてくれるだろう。
「分かったが、安心して欲しい。
不幸な目に会った寡婦と孤児を助けたいだけで他意はない。
少しだけあるとすれば、恩を感じて忠誠を尽くしてくれる使用人が欲しいだけだ」
「使用人? 何を言っているの?」
「言葉だけでは心から信じてもらえないだろう?
来てくれて、他の寡婦と孤児がどんな状況か見てくれれば分かる」
危険な城壁下りをしようとしていた寡婦と子供は何とか助ける事ができた。
バカ天使が良い仕事をしてくれたので、褒めておいた。
褒めて褒めて褒め倒して、また寡婦と孤児を探しに行かせた。
バカ天使は喜び勇んで寡婦と孤児が残っていないか探しに行った。
昔からバカと鋏は使いようと言うが、本当だった。
問題は領主のマイルズが間に合わなかったように、バカ天使が見落とした場合だ。
「殺虫魔術、インセクティサイド、殺虫魔術、インセクティサイド……
殺虫魔術、インセクティサイド!」
助けた寡婦と子供に、新たに考え出した殺虫魔術を使った。
蚤、虱、壁蝨を殺すイメージを明確にして何度も魔術を放った。
昔、地方競馬を観戦しに行って移された悪夢の再現だけは嫌だった。
「腹が減っていないか? 毒も眠り薬も入っていない。
信用できないのなら、自分だけは食べず、子供達だけに食べさせてやれ」
俺は今日焼いて食べきれなかった焼き鳥を亜空間から出してやった。
寡婦も3人の子供もやせ衰えている。
出会った時のネイほどではないが、気力だけで歩いている感じなのだ。
「分かったわ、子供達だけに食べさせるわ。
さあ、しっかり食べさない、よく噛んで、慌てて食べないの……ありがとう」
城壁に向かった行きと違って、帰りは結構な時間がかかってしまった。
単に距離が離れているだけでなく、歩みが遅すぎたのだ。
久しぶりにお腹一杯食べたので、3人の子供の内2人が眠ってしまったから。
寡婦が俺に子供を預けてくれるはずもなく、2人を同時に抱く事も無理だ。
何とか俺が勧める抱っこ紐を使ってくれたが、2人も抱いたら歩みが遅くなるのも当然で、1時間以上かかってしまった。
寡婦と起きている年長の子供は大きくて立派な館に驚いていた。
俺は自信満々な姿を見せるように気を使って入った。
まあ、ネイを抱っこ紐を使って前抱きしている状態では、威厳など欠片もない。
「いるか? 入るぞ?
この人達を風呂に入れて服と部屋を与えてやってくれ。
館に戻った俺は、寡婦達が鳥の解体を行っている部屋に新人を連れて行った。
「まあ、早速新しい人を助けてくださったのですね? 流石御主人様です。
さあ、さあ、さあ、もう何も心配したくて大丈夫ですよ。
安心してお風呂に入り休んでください、おや、鳥肉を持っておられるのですね?
ああ、そうですね、いきなりは信じられないですよね。
部屋に入って鍵を閉めてから食べればいいですよ」
リーダー格の寡婦が素早く新人を出迎え安心させてくれている。
彼女に任せれば大丈夫だろう。
俺は自分の性に合わない事を必死でやったので、もう一杯一杯だ。
「後は任せるが、ああ、これを使ってくれ。
石鹸もタオルもケチケチしないで一杯使いなさい。
食べ物を扱う人間は常にきれいにしておかなければならない」
俺は奉天市場で新たに買った石鹸とタオルを渡した。
買い忘れて数が減ったとしても、寡婦達が遠慮して言わない可能性もある。
場所を決めて、常に一杯用意しておかなければいけない。
寡婦と孤児には常に清潔にしてもらわなければいけない。
共同浴場に行くのなら、ビニールで個包装した石鹸は持たせられない。
ビニール以前に、この世界で使われている石鹸とは比較にならない高級品だ。
だが、我が家は共同浴場を使わずに自宅の浴室を使っている。
社交や情報を得るために共同浴場を使う気もない。
1日でも早く引き籠りたいのに、何が哀しくて共同浴場など使うものか!
だからビニールで個包装した100gの石鹸120個を6072円で買った。
フェイスタオルも追加で100枚7799円で買った。
寡婦と孤児の数が多いし、秘密を守ってくれると信じる事にしたのだ。
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