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「陣形を崩すんじゃないよ。
リアム王子を殺したら元も子もないんだよ。
それぞれが持ち場を護り、聖の魔法陣を維持して、王子を元に戻すんだ。
分かったね?!」
「「「「「おう!」」」」」
私は全冒険者に指示を出し、万全の体制を築いた。
ジェームズは人を煽るのが本当に上手い。
だかそれだけではなく、弱みを突いて脅迫するのも上手かった!
腹立たしいことだが「弱い民を見捨てるのか」と言われれば、抵抗できない。
自分には関係ないと、立ち去り難かった。
魔人の姿に変えられた王子と、宰相に虐げられる民を見捨てたら、教会に破門にされるのではないかと言われれば、手助けするしかなかった。
無茶苦茶腹が立ったが、聖堂騎士団の正規装備でいるから、煽りと脅迫に従う以外の道などなかった!
手伝うと決めた以上は、手を抜いたりはしない。
やるからには完璧に仕事をする。
過信して、個人の力だけで解決しようなどとは思っていない。
味方の力は全て使う。
地形はもちろん、季節や時間であろうと利用する。
敵の力であろうと、使えるモノなら使う。
「余を殺しに来たのか?
だが余も簡単には殺されん。
余が殺されたら、宰相やノアが好き勝手に民を虐げる。
どのような恥をさらそうと、生き抜いてみせる。
死にたい者からかかってこい!」
見事な覚悟ですね。
顔が魔人のように醜く変化していますが、心は人間のままなのですね。
腕も、なかなかのモノです。
一流と言っていい剣気闘気を身にまとっています。
身体も魔人に変化しているのなら、普通の冒険者では対応できないくらいの剛力になっているでしょう。
正面から戦って取り押さえようと思うと、味方に甚大な被害がでてしまいます。
「お探ししておりました、リアム王子殿下!
冒険者のジェームズでございます。
殿下をお助けに参りました。
殿下の呪いを解くために、聖堂騎士エマの助力を得ました。
地に聖の魔法陣を刻み、冒険者たちに核となる駒になってもらっています。
安心してください!」
「……すまないがジェームズ。
余は猜疑心が強くなってしまっているのだ。
ジェームズの言葉であろうと、頭から信じることができないのだ」
やはりそうなっていますよね。
実の弟に裏切られて魔人にされてしまったんです。
誰も信じられなくなって当然です。
ですがここは信じてもらわないといけません。
「そう言われると思って、宰相を捕らえて証拠としようと思ったのですが、卑怯な宰相は自分で冒険者を集めず、影武者に殿下を弑逆する冒険者を集めさせました。
その時に宰相に味方した騎士と徒士を、このように人質として連れてきました。
殿下は安全を確保するために、影武者とこの者たちを連れて、聖なる魔法陣に入られてください」
さて、これで信じてくれたらいいのですが、どうなるでしょうか?
リアム王子を殺したら元も子もないんだよ。
それぞれが持ち場を護り、聖の魔法陣を維持して、王子を元に戻すんだ。
分かったね?!」
「「「「「おう!」」」」」
私は全冒険者に指示を出し、万全の体制を築いた。
ジェームズは人を煽るのが本当に上手い。
だかそれだけではなく、弱みを突いて脅迫するのも上手かった!
腹立たしいことだが「弱い民を見捨てるのか」と言われれば、抵抗できない。
自分には関係ないと、立ち去り難かった。
魔人の姿に変えられた王子と、宰相に虐げられる民を見捨てたら、教会に破門にされるのではないかと言われれば、手助けするしかなかった。
無茶苦茶腹が立ったが、聖堂騎士団の正規装備でいるから、煽りと脅迫に従う以外の道などなかった!
手伝うと決めた以上は、手を抜いたりはしない。
やるからには完璧に仕事をする。
過信して、個人の力だけで解決しようなどとは思っていない。
味方の力は全て使う。
地形はもちろん、季節や時間であろうと利用する。
敵の力であろうと、使えるモノなら使う。
「余を殺しに来たのか?
だが余も簡単には殺されん。
余が殺されたら、宰相やノアが好き勝手に民を虐げる。
どのような恥をさらそうと、生き抜いてみせる。
死にたい者からかかってこい!」
見事な覚悟ですね。
顔が魔人のように醜く変化していますが、心は人間のままなのですね。
腕も、なかなかのモノです。
一流と言っていい剣気闘気を身にまとっています。
身体も魔人に変化しているのなら、普通の冒険者では対応できないくらいの剛力になっているでしょう。
正面から戦って取り押さえようと思うと、味方に甚大な被害がでてしまいます。
「お探ししておりました、リアム王子殿下!
冒険者のジェームズでございます。
殿下をお助けに参りました。
殿下の呪いを解くために、聖堂騎士エマの助力を得ました。
地に聖の魔法陣を刻み、冒険者たちに核となる駒になってもらっています。
安心してください!」
「……すまないがジェームズ。
余は猜疑心が強くなってしまっているのだ。
ジェームズの言葉であろうと、頭から信じることができないのだ」
やはりそうなっていますよね。
実の弟に裏切られて魔人にされてしまったんです。
誰も信じられなくなって当然です。
ですがここは信じてもらわないといけません。
「そう言われると思って、宰相を捕らえて証拠としようと思ったのですが、卑怯な宰相は自分で冒険者を集めず、影武者に殿下を弑逆する冒険者を集めさせました。
その時に宰相に味方した騎士と徒士を、このように人質として連れてきました。
殿下は安全を確保するために、影武者とこの者たちを連れて、聖なる魔法陣に入られてください」
さて、これで信じてくれたらいいのですが、どうなるでしょうか?
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