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第1章
第58話:上洛
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天文21年10月25日:山城山科:織田左京太夫19歳視点
「我こそは関東管領前田右京太夫利益なり!
武門の誇りを持っているなら一騎討ちで勝負をつけん!」
黒鬼が黒雲雀を少し軍列から前に進めて、山科に集結した三好勢に言う。
「愚かなり、端武者の戯言など聞く必要はない!
総大将に必要なのは軍略である、匹夫の勇など何の役にも立たん!
あの愚か者の首を取って来い、恩賞は望みのままぞ!」
「「「「「おう!」」」」」
総大将の三好長慶ではなく、長弟の三好之虎が少し軍列から前に進んで答える。
三好長慶より好戦的で猛々しいという噂は本当のようだ
俺が集めた兵は、三河、尾張、美濃、近江の3万5000兵。
伊勢長島の一向一揆や甲賀伊賀の備えを考えると、これが限界だった。
だが、黒鬼が甲賀伊賀から大量の地侍子弟を雇っていなければ、もっと多くの兵を領地に残さなければいけなかった。
黒鬼が召し抱えた甲賀伊賀の者達の半数を越前と加賀に送り、朝倉と加賀一向一揆の間で戦いを始めさせていなかったら、賤ケ岳に備えの兵が必要だった。
黒鬼の水軍が伊勢長島沖に集結して、一向衆が長島を空けたら占領するという脅しをかけていなければ、10万の長島一向衆が全員尾張美濃に攻め込んでいた。
本拠地を奪われたくない一向一揆の侵攻は限定的になった。
その黒鬼が率いてきた兵は、傭兵とも言える武田勢が5000兵。
三河、遠江、駿河、伊豆の1万6000兵
黒鬼が銭で雇った直率軍、足軽組と虎豹騎を中心とした1万兵だ。
余の兵が左翼を、黒鬼の兵が右翼を担っている鶴翼の陣だ。
その中心、要の位置に黒鬼がいて、三好勢を挑発した。
挑発された三好勢は、まんまと罠に嵌って自ら死地に入った!
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
左右合わせて1000丁もの鉄砲が一斉に鉛玉を放つ!
十字放射を受けた三好勢の人馬が一斉に倒れる。
死屍累々とまではいかないが、普通の合戦では考えられない数の死傷者だ。
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
勇気のある者が、多くの死傷者がでたにもかかわらず、次発装填に時間がかかる鉄砲の弱点を突こうと、必死の形相で斬り込んで来た。
だが、次発装填に時間がかかる弱点は補っている。
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
「三段撃ちは終わったぞ、今だ、今の内に鉄砲兵を殺せ!」
三好之虎が鬼気迫る形相で叫んでいる。
黒鬼がくれた遠眼鏡は素晴らしい、遠くの敵の様子が手に取るようにわかる!
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
「なんだと、三段撃ちではなかったのか?!
おのれ本願寺、嘘を教えたな!」
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
「逃げるな、必ず鉄砲が撃てなくなる、攻めよ、攻め続けろ!
神太郎、孫六郎、左右から斬り崩してくれ!」
「「おう!」」
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
三好之虎の言葉を受けて、安宅冬康と十河一存が左右から突撃してきた。
智勇仁を兼ね備えた名将と評判の安宅冬康、鬼十河と畏れられるほどの猛将十河一存が率いる軍勢だ、鉄砲を恐れることなく突っ込んで来た。
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
人数は極端に減ったが、中央に突撃してくる三好兵が残っている。
左右から駆けて来る安宅勢と十河勢は、鉄砲隊以外で戦うしかない。
黒鬼の軍勢は、武田勢が鬼神の如き働きをいている!
それに比べて余の軍勢は……意外と善戦しているではないか?!
尾張の連中は相変わらずだが、美濃と近江の者達がよく戦ってくれている!
「我こそは黒鬼前田右京太夫が家臣、赤鬼斉藤新九郎なり!
三好孫次郎、その首もらいうける!」
余と黒鬼の連合軍と三好勢が正面から全力で叩き合い、正面にいる敵しか目に入らなくなっている所に、斉藤新九郎が横槍を入れた!
敵の首を取ろうとはせず、ただひたすら三好長慶の首だけを求めて、遮る敵を突き殺して進む深紅の騎馬、虎豹騎1000騎。
黄色では配下全員の鎧まで染める事ができないので、赤に変えたと聞く。
徒士兵が全くいないので、その機動力と打撃力は信じられないほど優れている。
何より恐ろしいのは、全身が血を浴びたように真っ赤な事だ!
鎧と兜、陣羽織と母衣で赤の色が違うが、死の恐怖の前では分からないだろう。
「鬼だ、赤鬼だ、逃げろ、殺されるぞ!」
「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」」」」」
何とか勇気を振り絞って不利な戦いを耐えていた三好勢だったが、赤鬼の奇襲で気力が尽きてしまったようだ。
足軽が一斉に逃げ出してしまい、大将がどれだけ声を張り上げても、逃げる足軽を切り捨てても、友崩れを止められなくなった。
「ブゥオオオオオ」
法螺貝が吹き鳴らされ、友崩れが起きても戦い続けていた安宅勢と十河勢が、一斉に背を向けて逃げ出した。
「好機だ、殺せ、殺せるだけ殺せ!」
余の命を聞いて、これまで戦う事なく待機していた二段目以降が前に出た。
陣を入れ変える事なく、一段目だけで戦いが終わった。
天文21年11月12日:山城京内裏:織田左京太夫19歳視点
山科の戦いに勝利して、徹底的な追撃を行った。
鉄砲による死傷者が多かったのか、三好勢は芥川城を捨てて越水城にまで引いた。
阿波や淡路の水軍と連携するためだろう。
公方様には北小路の室町殿に入って頂いた。
当初は余達を蔑むような言動をしていたが、幕臣の態度に激怒した黒鬼が一騎討ちを申し込んだら、情けなくも小便を漏らす大失態をしでかし、何も言わなくなった。
このまま大人しくしてくれればいいのだが、無理だろうな。
己を顧みて態度を改められるようなら、京を追い出されていない。
表立っては何もできないから、陰で色々とやって来るだろう。
黒鬼はできるだけ早く関東に戻そう。
今度何かあったら間違いなく幕臣を皆殺しにする。
幕臣だけならいいが、勢い余って公方様まで殺しかねない。
代わりの公方様がいるならともかく、代わりがいない状態で殺す訳にはいかない。
簡単に殺せるのなら、もう既に細川や三好が殺している。
公方様が愚かな事を繰り返しても、我慢できるだけ我慢しなければならない。
どうしても我慢できなくなったら、三好がやったように、京から追い払おう。
公方様など、守護と同じように祭り上げて傀儡にすればいい。
蔵人が遺言してくれた通り、黒鬼と天下を二分すればいい。
余と黒鬼が力を合わせれば、天下に敵などいない!
将軍を担ぎ、京を押さえた余たちに敵う者などいない!
それにしても、本能寺には絶対に泊まるなという黒鬼の言葉の意味は何だ?
親子で近くに泊まるなというのは、親子同時に殺される危険を避けろという意味だろうが、余にはまだ子供がいないぞ?
「織田左京太夫殿、関白殿下が内々で話したいとの事でございます」
「はっ、直ぐに屋敷に行かせていただきます」
公方様以外にも祭り上げなければいけない奴がいる。
腹が立っても殺さないようにしないとな。
まずは武家伝奏を頭の良い奴に代えさせる、馬鹿の相手はやってられん!
「我こそは関東管領前田右京太夫利益なり!
武門の誇りを持っているなら一騎討ちで勝負をつけん!」
黒鬼が黒雲雀を少し軍列から前に進めて、山科に集結した三好勢に言う。
「愚かなり、端武者の戯言など聞く必要はない!
総大将に必要なのは軍略である、匹夫の勇など何の役にも立たん!
あの愚か者の首を取って来い、恩賞は望みのままぞ!」
「「「「「おう!」」」」」
総大将の三好長慶ではなく、長弟の三好之虎が少し軍列から前に進んで答える。
三好長慶より好戦的で猛々しいという噂は本当のようだ
俺が集めた兵は、三河、尾張、美濃、近江の3万5000兵。
伊勢長島の一向一揆や甲賀伊賀の備えを考えると、これが限界だった。
だが、黒鬼が甲賀伊賀から大量の地侍子弟を雇っていなければ、もっと多くの兵を領地に残さなければいけなかった。
黒鬼が召し抱えた甲賀伊賀の者達の半数を越前と加賀に送り、朝倉と加賀一向一揆の間で戦いを始めさせていなかったら、賤ケ岳に備えの兵が必要だった。
黒鬼の水軍が伊勢長島沖に集結して、一向衆が長島を空けたら占領するという脅しをかけていなければ、10万の長島一向衆が全員尾張美濃に攻め込んでいた。
本拠地を奪われたくない一向一揆の侵攻は限定的になった。
その黒鬼が率いてきた兵は、傭兵とも言える武田勢が5000兵。
三河、遠江、駿河、伊豆の1万6000兵
黒鬼が銭で雇った直率軍、足軽組と虎豹騎を中心とした1万兵だ。
余の兵が左翼を、黒鬼の兵が右翼を担っている鶴翼の陣だ。
その中心、要の位置に黒鬼がいて、三好勢を挑発した。
挑発された三好勢は、まんまと罠に嵌って自ら死地に入った!
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
左右合わせて1000丁もの鉄砲が一斉に鉛玉を放つ!
十字放射を受けた三好勢の人馬が一斉に倒れる。
死屍累々とまではいかないが、普通の合戦では考えられない数の死傷者だ。
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
勇気のある者が、多くの死傷者がでたにもかかわらず、次発装填に時間がかかる鉄砲の弱点を突こうと、必死の形相で斬り込んで来た。
だが、次発装填に時間がかかる弱点は補っている。
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
「三段撃ちは終わったぞ、今だ、今の内に鉄砲兵を殺せ!」
三好之虎が鬼気迫る形相で叫んでいる。
黒鬼がくれた遠眼鏡は素晴らしい、遠くの敵の様子が手に取るようにわかる!
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
「なんだと、三段撃ちではなかったのか?!
おのれ本願寺、嘘を教えたな!」
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
「逃げるな、必ず鉄砲が撃てなくなる、攻めよ、攻め続けろ!
神太郎、孫六郎、左右から斬り崩してくれ!」
「「おう!」」
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
三好之虎の言葉を受けて、安宅冬康と十河一存が左右から突撃してきた。
智勇仁を兼ね備えた名将と評判の安宅冬康、鬼十河と畏れられるほどの猛将十河一存が率いる軍勢だ、鉄砲を恐れることなく突っ込んで来た。
「「「「「ダァーン」」」」」
「ギャアアアアア、ヒィヒィイイイイイ!」
人数は極端に減ったが、中央に突撃してくる三好兵が残っている。
左右から駆けて来る安宅勢と十河勢は、鉄砲隊以外で戦うしかない。
黒鬼の軍勢は、武田勢が鬼神の如き働きをいている!
それに比べて余の軍勢は……意外と善戦しているではないか?!
尾張の連中は相変わらずだが、美濃と近江の者達がよく戦ってくれている!
「我こそは黒鬼前田右京太夫が家臣、赤鬼斉藤新九郎なり!
三好孫次郎、その首もらいうける!」
余と黒鬼の連合軍と三好勢が正面から全力で叩き合い、正面にいる敵しか目に入らなくなっている所に、斉藤新九郎が横槍を入れた!
敵の首を取ろうとはせず、ただひたすら三好長慶の首だけを求めて、遮る敵を突き殺して進む深紅の騎馬、虎豹騎1000騎。
黄色では配下全員の鎧まで染める事ができないので、赤に変えたと聞く。
徒士兵が全くいないので、その機動力と打撃力は信じられないほど優れている。
何より恐ろしいのは、全身が血を浴びたように真っ赤な事だ!
鎧と兜、陣羽織と母衣で赤の色が違うが、死の恐怖の前では分からないだろう。
「鬼だ、赤鬼だ、逃げろ、殺されるぞ!」
「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」」」」」
何とか勇気を振り絞って不利な戦いを耐えていた三好勢だったが、赤鬼の奇襲で気力が尽きてしまったようだ。
足軽が一斉に逃げ出してしまい、大将がどれだけ声を張り上げても、逃げる足軽を切り捨てても、友崩れを止められなくなった。
「ブゥオオオオオ」
法螺貝が吹き鳴らされ、友崩れが起きても戦い続けていた安宅勢と十河勢が、一斉に背を向けて逃げ出した。
「好機だ、殺せ、殺せるだけ殺せ!」
余の命を聞いて、これまで戦う事なく待機していた二段目以降が前に出た。
陣を入れ変える事なく、一段目だけで戦いが終わった。
天文21年11月12日:山城京内裏:織田左京太夫19歳視点
山科の戦いに勝利して、徹底的な追撃を行った。
鉄砲による死傷者が多かったのか、三好勢は芥川城を捨てて越水城にまで引いた。
阿波や淡路の水軍と連携するためだろう。
公方様には北小路の室町殿に入って頂いた。
当初は余達を蔑むような言動をしていたが、幕臣の態度に激怒した黒鬼が一騎討ちを申し込んだら、情けなくも小便を漏らす大失態をしでかし、何も言わなくなった。
このまま大人しくしてくれればいいのだが、無理だろうな。
己を顧みて態度を改められるようなら、京を追い出されていない。
表立っては何もできないから、陰で色々とやって来るだろう。
黒鬼はできるだけ早く関東に戻そう。
今度何かあったら間違いなく幕臣を皆殺しにする。
幕臣だけならいいが、勢い余って公方様まで殺しかねない。
代わりの公方様がいるならともかく、代わりがいない状態で殺す訳にはいかない。
簡単に殺せるのなら、もう既に細川や三好が殺している。
公方様が愚かな事を繰り返しても、我慢できるだけ我慢しなければならない。
どうしても我慢できなくなったら、三好がやったように、京から追い払おう。
公方様など、守護と同じように祭り上げて傀儡にすればいい。
蔵人が遺言してくれた通り、黒鬼と天下を二分すればいい。
余と黒鬼が力を合わせれば、天下に敵などいない!
将軍を担ぎ、京を押さえた余たちに敵う者などいない!
それにしても、本能寺には絶対に泊まるなという黒鬼の言葉の意味は何だ?
親子で近くに泊まるなというのは、親子同時に殺される危険を避けろという意味だろうが、余にはまだ子供がいないぞ?
「織田左京太夫殿、関白殿下が内々で話したいとの事でございます」
「はっ、直ぐに屋敷に行かせていただきます」
公方様以外にも祭り上げなければいけない奴がいる。
腹が立っても殺さないようにしないとな。
まずは武家伝奏を頭の良い奴に代えさせる、馬鹿の相手はやってられん!
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