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第1章
中山競馬場を愉しむ 高山ラーメン コロコロ牛タンの赤ワイン煮 たこ焼き
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中山競馬場:スタンド3階レストラン棟
今朝もホテルのバイキングをお腹一杯食べた後で中山競馬場に来た。タクシーを使ったので、2350円かかったが、それくらいはどうでもいい費用だ。
タクシー代:2350円
前回で回数券を使い切ったので、8枚つづりの回数券を買い、開門と同時に競馬場に入った。昨日と同じように、キッチンカーで売っている大分中津からあげと大分中津からあげなんばんを、5200円で買って食べた。それぞれ4人前買ったから、結構食べ応えがあったけど、美味しいからペロリと食べることが出来た。
JRA回数券:1000円
今日は覚悟を決めて、換金と入金は諦めた!
全競走買って、出来るだけ資金を増やす事に違いはないが、大金が当たった馬券を持つ恐怖とリスクには耐えることにした。そもそも今日中に5億もの大金を換金して、ATMで入金するのは不可能だ。
明日の帯広競馬は諦めて、月曜日の換金を利用し、近くの郵便局で送金することにした。
入場して直ぐにグランプリロードの方にむかった。グランプリロードからウイナーズサークルで行われる、馬のお出迎えを太郎君と花子ちゃんに見せてあげたかったからだ。
唐揚を頬張りながら、馬のお出迎えを見た俺達は、急いでパドックに向かって、馬の状態を太郎君と花子ちゃんに見てもらった。
午前の第5競走まではパドックと馬券売り場を4人で往復した。ATMの入金さえ考えなければ、十分時間に余裕があった。
朝食を食べ過ぎるくらい食べた俺達には、昼食には少し早いのだが、第5競走の馬券を購入した後で、スタンド3階レストラン棟に食事に行った。都内を中心に約40店舗をチェーン展開する、とんかつ専門店と同系列のラーメン専門店の合同店舗だ。
外光を取り入れた白と木目を基調の店内は、明るくカジュアルな雰囲気を醸し出している。これはどこも同じなのだが、競馬を愉しみながら食事が出来るように、レース実況中継のモニターも設置されている。
「ラーメンの味はどうですか?」
「この高山ラーメンは、屋台発祥らしい昔ながらの醤油味の中華そばです。透明感のあるスープは鶏ガラと魚介の和風出汁がベースで、麺はぷりぷりとした中細縮れ麺が使われています。スープと麺の組み合わせがよく、実にあっさりとした優しい味わいになっています。具材の、チャーシュー、ナルト、メンマ、刻み白ネギ、海苔もラーメンを上手く調和させています」
「ラーメンメニュー表」
高山ラーメン :700円×1=700円
味噌ラーメン :700円
(以下は醤油または味噌)
ねぎラーメン :830円
チャーシューメン :910円
野菜たっぷりラーメン :860円
辛味噌ラーメン :810円
コーンラーメン :880円
味噌バターコーンラーメン:910円
ねぎとろろ丼セット :950円
チャーシュー丼セット :950円
おにぎりラーメンセット :810円
カルビ丼セット :950円
焼き餃子(5個) :360円
おにぎり(2個) :310円
「とんかつメニュー表」
一口ひれかつ定食:1350円(単品1150円)
ロースかつ定食 :1450円(単品1250円)
ひれかつ定食 :1500円(単品1300円)
海老ふらい定食 :1450円(単品1250円)×3=4350円
海老ひれ定食 :1500円(単品1300円)
ミックス定食 :1500円(単品1300円)
(海老・チーズチキン・ひれ)
梅しそ巻きひれかつ:1600円(単品1400円)
チーズチキン定食:1080円(単品880円)
メンチかつ定食 :1050円(単品850円)
かつカレー :1150円
かつ重 :1150円
「おつまみ表」
枝豆 :320円
冷奴 :210円
韓国キムチ:210円
たこやき :320円
もつ煮 :520円
唐揚げ :520円
串かつ :720円
「モーニング表」
モーニングA(ラーメン&おにぎり) :500円
モーニングA(かつサンド&コーヒー):500円
小計:5050円
12時5分に第6競走に出走する馬がパドックに出て来て、それを4人で見てから俺と太郎君は馬券売り場に向かった。一方花子ちゃんと綾香さんは、馬車に乗るために緑の広場ポニーリンクに向かった。
第7競走に出走する馬は、12時35分にパドックに出てくるが、花子ちゃんと綾香さんは馬車に乗るために戻ってこれなかった。だがそれは最初から予想出来た事で、携帯で連絡を取りながら焦ることも慌てることもなく、それぞれ愉しむ事にしていた。
第8競走に出走する馬は、13時5分にパドックに出てくるが、この時には花子ちゃんと綾香さんはパドックに戻って来ていた。ところが第8競走では、3番目に元気な馬の意見が太郎君と花子ちゃんで違った!
同着と言う事を考えれば、3番目に予想を2通り買えばいいのだが、昨日大勝ちできたから、そこまでして無理に買わなければいけない状態じゃない。だから第8競走は、ネット現金ともに馬券購入はしなかった。万が一馬券を外しでもしたら、今までの調子が狂ってしまうかもしれない。それが何より1番怖いのだ。
13時35分にパドックに出てきた、第9競走の馬の状態を太郎君と花子ちゃんに見てもらった。その後で、僕と花子ちゃんは馬券売り場に向かい、太郎君と綾香さんは、ジョッキースタイル撮影会の為に緑の広場ポニーリンクに向かった。
14時5分にパドックに出てきた第10競走の馬の状態は花子ちゃんに見てもらい、そのまま一緒に馬券売り場に向かった。太郎君と綾香さんが向かったジョッキースタイル撮影会は、13時50分の開始だからとてもではないが戻ってこれる訳がない。
14時35分にパドックに出てきた第11競走の馬の状態は、太郎君と花子ちゃんの2人に見てもらった。その後で俺と太郎君は馬券売り場に向かい、花子ちゃんと綾香さんは体験乗馬に参加するため、緑の広場ポニーリンクに向かった。
15時丁度から始まる体験乗馬に参加している花子ちゃんと綾香さんが、体験乗馬が終わってからもその場にとどまってくれて、先着70人の枠が残っているか携帯で知らせてくれることになっていた。
だが日曜日だったこともあり、15時30分にパドックに出てきた第12競走の馬の状態を、太郎君に見てもらった後では間に合わなかった。
今日もクリスマスイルミネーションを愉しむ心算だったから、今の内に食べ物を買っておこうと、4人で合流して中山競馬場内をグルグル回った。
最初に、太郎君と花子ちゃんに綾香さんまでど嵌まりした餅を買った。俺はそのついでに甘味以外の食べ物買ったが、ちょうどいい機会なので、スターライトトレインが始まるまで色々な店を見て回ることにした。
見て回ってる途中で第12競走の結果も出て、今日はネット投票と現金投票それぞれ1億2420万9000円づつ勝つことが出来た。
ネット投票:1億2420万9000円
現金投票 :1億2420万9000円
太郎君と花子ちゃんと綾香さんは、甘味に対するリミットが振り切れてしまっているようで、後でも美味しく食べれる餅を最初に買いこみ、まずは4種類のソフトクリームを4人で分けて食べる事を提案してきた。
もちろん俺に異存などあるはずもなく、チョコバナナ・ストロベリー・ラムレーズン・抹茶の4つの味を楽しんだ。
だがそのすぐ後で、熱々のおしるこを食べる3人の姿には少々驚いてしまった。あれで歯が痛くならないのだろうか?
俺はカツサンドや唐揚げ串・味噌串カツを食べたが、3人は他の甘味を探したいようだったので、地下1階の他の店を見て回ることにした。
カツサンド:430円×1=430円
磯部巻 :140円×3=420円
あんこ餅 :290円×3=870円
からみ餅 :290円×3=870円
黄な粉餅 :290円×3=870円
田舎しるこ:370円×3=1110円
唐揚げ串 :210円×1=210円
味噌串カツ:220円×1=220円
コーヒー :270円×1=270円
オレンジジュース:150円×3=450円
ソフトアイス :300円×4=1200円
(チョコバナナ・ストロベリー・ラムレーズン・抹茶)
小計:6920円
同じ地下1階には、国内資本のハンバーガーチェーンや牛丼屋さんも出店しているし、ピザ屋さん・フライドチキン屋さん・うどん屋さん・ラーメン屋さんも出店している。だが甘味スイッチが入った3人は、にこにこと嬉しそうに見て回るものの、買いたい食べたいとは言いださなかった。
「ナッキーモールに行きませんか?」
スマホをチョチョット調べていた綾香さんが提案してきた。
ナッキーモールとは、武蔵野線船橋法典駅から競馬場まで続く専用地下道の事なのだが、そこにお目当ての甘味屋さんがあるようだ。競走中は俺中心に動いてもらっているから、終わったら当然太郎君と花子ちゃんと綾香さんを優先しなければならない。
だが、そうなんだが、ナッキーモールに行くまでに、馬場内の緑の広場にある売店を見て回る事になり、そこにある丼屋さんでコロコロ牛タンの赤ワイン煮と言う商品を発見してしまったのだ!
牛タン好きの俺には、これを見逃す事は出来ない。急いで1杯買って食べてみた。名前通り、赤ワインとデミグラスソースで煮込まれたひと口サイズの牛タンが、コロコロと入っている!
中央には味変に使えるマッシュポテトが入っており、とろりとマイルドで程良い酸味とコクのあるソースに、しっとりなめらかなマッシュポテトを崩しこんで、絡めながら食べるととてつもなく美味しい!
太郎君と花子ちゃんと綾香さんの視線を気にしながらも、急いで美味しく食べさせてもらった。
急いで食べた後はナッキーモールに向かい、プレミアムG1焼きを2種6個購入した。
プレミアムG1焼き:170円×6個=1020円
(あんこ・クリーム)
だがそれだけでは済まず、もう1つ買う事になった!
ナッキーモールのはもう1店舗出店していたが、それが何とたこ焼き屋さんだったのだ。
関西人の俺は焼き立てのたこ焼きを見て我慢がならず、思わず買ってしまったのだ。焼き上げ後にコーンサラダ油をかけて揚げ焼きにされた生地は、謳い文句通りの皮はパリッと、中はトロッの絶妙な食感だッ!
まあ俺の好みはもっと中身がトロトロなのだが、それでも焼きたてアツアツのたこ焼きに、甘めでフルーティーなオリジナルソースとマイルドなマヨネーズがかかってとても美味しい。大阪発では無いとは言え、香り高い青海苔と鰹節がたっぷりとトッピングされた王道の一品と言えるだろう。
太郎君と花子ちゃんと綾香さんのも分けてあげると、とても気に入ってくれたようで、ねぎたこもてりたまマヨネーズも2皿づつ買う事になり、1人3個づつ9個のたこ焼きを食べる事になった。
「たこやきメニュー」
たこ焼き(6個入り) :520円×2=1040円
ねぎだこ(6個入り) :600円×2=1200円
てりたまマヨネーズ(6個入り):600円×2=1200円
小計:3440円
買い食いを終えてクリスマスイルミネーションを愉しんだが、餅などの甘味がある3人と違って、俺は何か買い食いがしたかった。
まあ何かと言っても既に食べたい物は決まっていて、コロコロ牛タンの赤ワイン煮をもう1皿と、牛すじ豆腐・もつ煮込み・白モツ串・赤モツ串を狩って食べた。これだけ食べれば明日の朝食バイキングまでもつだろう。
「メニュー表」
牛すじ豆腐 :500円×1=500円
牛すじ丼 :650円
もつ煮込み :470円×1=500円
もつ煮込み丼 :650円
らぐぅソースカツ丼:650円
から揚げ丼 :600円
から揚げ :350円
白モツ串 :190円×1=190円
赤モツ串 :190円×1=190円
フライドポテト :300円
コロコロ牛タンの赤ワイン煮:500円×2=1000円
小計:2380円
クリスマスイルミネーションが終わったらタクシーを使って、製パン会社の企業年金基金会館に戻り、4人でゆったりとした時間を愉しんだ。
タクシー代:2710円
今朝もホテルのバイキングをお腹一杯食べた後で中山競馬場に来た。タクシーを使ったので、2350円かかったが、それくらいはどうでもいい費用だ。
タクシー代:2350円
前回で回数券を使い切ったので、8枚つづりの回数券を買い、開門と同時に競馬場に入った。昨日と同じように、キッチンカーで売っている大分中津からあげと大分中津からあげなんばんを、5200円で買って食べた。それぞれ4人前買ったから、結構食べ応えがあったけど、美味しいからペロリと食べることが出来た。
JRA回数券:1000円
今日は覚悟を決めて、換金と入金は諦めた!
全競走買って、出来るだけ資金を増やす事に違いはないが、大金が当たった馬券を持つ恐怖とリスクには耐えることにした。そもそも今日中に5億もの大金を換金して、ATMで入金するのは不可能だ。
明日の帯広競馬は諦めて、月曜日の換金を利用し、近くの郵便局で送金することにした。
入場して直ぐにグランプリロードの方にむかった。グランプリロードからウイナーズサークルで行われる、馬のお出迎えを太郎君と花子ちゃんに見せてあげたかったからだ。
唐揚を頬張りながら、馬のお出迎えを見た俺達は、急いでパドックに向かって、馬の状態を太郎君と花子ちゃんに見てもらった。
午前の第5競走まではパドックと馬券売り場を4人で往復した。ATMの入金さえ考えなければ、十分時間に余裕があった。
朝食を食べ過ぎるくらい食べた俺達には、昼食には少し早いのだが、第5競走の馬券を購入した後で、スタンド3階レストラン棟に食事に行った。都内を中心に約40店舗をチェーン展開する、とんかつ専門店と同系列のラーメン専門店の合同店舗だ。
外光を取り入れた白と木目を基調の店内は、明るくカジュアルな雰囲気を醸し出している。これはどこも同じなのだが、競馬を愉しみながら食事が出来るように、レース実況中継のモニターも設置されている。
「ラーメンの味はどうですか?」
「この高山ラーメンは、屋台発祥らしい昔ながらの醤油味の中華そばです。透明感のあるスープは鶏ガラと魚介の和風出汁がベースで、麺はぷりぷりとした中細縮れ麺が使われています。スープと麺の組み合わせがよく、実にあっさりとした優しい味わいになっています。具材の、チャーシュー、ナルト、メンマ、刻み白ネギ、海苔もラーメンを上手く調和させています」
「ラーメンメニュー表」
高山ラーメン :700円×1=700円
味噌ラーメン :700円
(以下は醤油または味噌)
ねぎラーメン :830円
チャーシューメン :910円
野菜たっぷりラーメン :860円
辛味噌ラーメン :810円
コーンラーメン :880円
味噌バターコーンラーメン:910円
ねぎとろろ丼セット :950円
チャーシュー丼セット :950円
おにぎりラーメンセット :810円
カルビ丼セット :950円
焼き餃子(5個) :360円
おにぎり(2個) :310円
「とんかつメニュー表」
一口ひれかつ定食:1350円(単品1150円)
ロースかつ定食 :1450円(単品1250円)
ひれかつ定食 :1500円(単品1300円)
海老ふらい定食 :1450円(単品1250円)×3=4350円
海老ひれ定食 :1500円(単品1300円)
ミックス定食 :1500円(単品1300円)
(海老・チーズチキン・ひれ)
梅しそ巻きひれかつ:1600円(単品1400円)
チーズチキン定食:1080円(単品880円)
メンチかつ定食 :1050円(単品850円)
かつカレー :1150円
かつ重 :1150円
「おつまみ表」
枝豆 :320円
冷奴 :210円
韓国キムチ:210円
たこやき :320円
もつ煮 :520円
唐揚げ :520円
串かつ :720円
「モーニング表」
モーニングA(ラーメン&おにぎり) :500円
モーニングA(かつサンド&コーヒー):500円
小計:5050円
12時5分に第6競走に出走する馬がパドックに出て来て、それを4人で見てから俺と太郎君は馬券売り場に向かった。一方花子ちゃんと綾香さんは、馬車に乗るために緑の広場ポニーリンクに向かった。
第7競走に出走する馬は、12時35分にパドックに出てくるが、花子ちゃんと綾香さんは馬車に乗るために戻ってこれなかった。だがそれは最初から予想出来た事で、携帯で連絡を取りながら焦ることも慌てることもなく、それぞれ愉しむ事にしていた。
第8競走に出走する馬は、13時5分にパドックに出てくるが、この時には花子ちゃんと綾香さんはパドックに戻って来ていた。ところが第8競走では、3番目に元気な馬の意見が太郎君と花子ちゃんで違った!
同着と言う事を考えれば、3番目に予想を2通り買えばいいのだが、昨日大勝ちできたから、そこまでして無理に買わなければいけない状態じゃない。だから第8競走は、ネット現金ともに馬券購入はしなかった。万が一馬券を外しでもしたら、今までの調子が狂ってしまうかもしれない。それが何より1番怖いのだ。
13時35分にパドックに出てきた、第9競走の馬の状態を太郎君と花子ちゃんに見てもらった。その後で、僕と花子ちゃんは馬券売り場に向かい、太郎君と綾香さんは、ジョッキースタイル撮影会の為に緑の広場ポニーリンクに向かった。
14時5分にパドックに出てきた第10競走の馬の状態は花子ちゃんに見てもらい、そのまま一緒に馬券売り場に向かった。太郎君と綾香さんが向かったジョッキースタイル撮影会は、13時50分の開始だからとてもではないが戻ってこれる訳がない。
14時35分にパドックに出てきた第11競走の馬の状態は、太郎君と花子ちゃんの2人に見てもらった。その後で俺と太郎君は馬券売り場に向かい、花子ちゃんと綾香さんは体験乗馬に参加するため、緑の広場ポニーリンクに向かった。
15時丁度から始まる体験乗馬に参加している花子ちゃんと綾香さんが、体験乗馬が終わってからもその場にとどまってくれて、先着70人の枠が残っているか携帯で知らせてくれることになっていた。
だが日曜日だったこともあり、15時30分にパドックに出てきた第12競走の馬の状態を、太郎君に見てもらった後では間に合わなかった。
今日もクリスマスイルミネーションを愉しむ心算だったから、今の内に食べ物を買っておこうと、4人で合流して中山競馬場内をグルグル回った。
最初に、太郎君と花子ちゃんに綾香さんまでど嵌まりした餅を買った。俺はそのついでに甘味以外の食べ物買ったが、ちょうどいい機会なので、スターライトトレインが始まるまで色々な店を見て回ることにした。
見て回ってる途中で第12競走の結果も出て、今日はネット投票と現金投票それぞれ1億2420万9000円づつ勝つことが出来た。
ネット投票:1億2420万9000円
現金投票 :1億2420万9000円
太郎君と花子ちゃんと綾香さんは、甘味に対するリミットが振り切れてしまっているようで、後でも美味しく食べれる餅を最初に買いこみ、まずは4種類のソフトクリームを4人で分けて食べる事を提案してきた。
もちろん俺に異存などあるはずもなく、チョコバナナ・ストロベリー・ラムレーズン・抹茶の4つの味を楽しんだ。
だがそのすぐ後で、熱々のおしるこを食べる3人の姿には少々驚いてしまった。あれで歯が痛くならないのだろうか?
俺はカツサンドや唐揚げ串・味噌串カツを食べたが、3人は他の甘味を探したいようだったので、地下1階の他の店を見て回ることにした。
カツサンド:430円×1=430円
磯部巻 :140円×3=420円
あんこ餅 :290円×3=870円
からみ餅 :290円×3=870円
黄な粉餅 :290円×3=870円
田舎しるこ:370円×3=1110円
唐揚げ串 :210円×1=210円
味噌串カツ:220円×1=220円
コーヒー :270円×1=270円
オレンジジュース:150円×3=450円
ソフトアイス :300円×4=1200円
(チョコバナナ・ストロベリー・ラムレーズン・抹茶)
小計:6920円
同じ地下1階には、国内資本のハンバーガーチェーンや牛丼屋さんも出店しているし、ピザ屋さん・フライドチキン屋さん・うどん屋さん・ラーメン屋さんも出店している。だが甘味スイッチが入った3人は、にこにこと嬉しそうに見て回るものの、買いたい食べたいとは言いださなかった。
「ナッキーモールに行きませんか?」
スマホをチョチョット調べていた綾香さんが提案してきた。
ナッキーモールとは、武蔵野線船橋法典駅から競馬場まで続く専用地下道の事なのだが、そこにお目当ての甘味屋さんがあるようだ。競走中は俺中心に動いてもらっているから、終わったら当然太郎君と花子ちゃんと綾香さんを優先しなければならない。
だが、そうなんだが、ナッキーモールに行くまでに、馬場内の緑の広場にある売店を見て回る事になり、そこにある丼屋さんでコロコロ牛タンの赤ワイン煮と言う商品を発見してしまったのだ!
牛タン好きの俺には、これを見逃す事は出来ない。急いで1杯買って食べてみた。名前通り、赤ワインとデミグラスソースで煮込まれたひと口サイズの牛タンが、コロコロと入っている!
中央には味変に使えるマッシュポテトが入っており、とろりとマイルドで程良い酸味とコクのあるソースに、しっとりなめらかなマッシュポテトを崩しこんで、絡めながら食べるととてつもなく美味しい!
太郎君と花子ちゃんと綾香さんの視線を気にしながらも、急いで美味しく食べさせてもらった。
急いで食べた後はナッキーモールに向かい、プレミアムG1焼きを2種6個購入した。
プレミアムG1焼き:170円×6個=1020円
(あんこ・クリーム)
だがそれだけでは済まず、もう1つ買う事になった!
ナッキーモールのはもう1店舗出店していたが、それが何とたこ焼き屋さんだったのだ。
関西人の俺は焼き立てのたこ焼きを見て我慢がならず、思わず買ってしまったのだ。焼き上げ後にコーンサラダ油をかけて揚げ焼きにされた生地は、謳い文句通りの皮はパリッと、中はトロッの絶妙な食感だッ!
まあ俺の好みはもっと中身がトロトロなのだが、それでも焼きたてアツアツのたこ焼きに、甘めでフルーティーなオリジナルソースとマイルドなマヨネーズがかかってとても美味しい。大阪発では無いとは言え、香り高い青海苔と鰹節がたっぷりとトッピングされた王道の一品と言えるだろう。
太郎君と花子ちゃんと綾香さんのも分けてあげると、とても気に入ってくれたようで、ねぎたこもてりたまマヨネーズも2皿づつ買う事になり、1人3個づつ9個のたこ焼きを食べる事になった。
「たこやきメニュー」
たこ焼き(6個入り) :520円×2=1040円
ねぎだこ(6個入り) :600円×2=1200円
てりたまマヨネーズ(6個入り):600円×2=1200円
小計:3440円
買い食いを終えてクリスマスイルミネーションを愉しんだが、餅などの甘味がある3人と違って、俺は何か買い食いがしたかった。
まあ何かと言っても既に食べたい物は決まっていて、コロコロ牛タンの赤ワイン煮をもう1皿と、牛すじ豆腐・もつ煮込み・白モツ串・赤モツ串を狩って食べた。これだけ食べれば明日の朝食バイキングまでもつだろう。
「メニュー表」
牛すじ豆腐 :500円×1=500円
牛すじ丼 :650円
もつ煮込み :470円×1=500円
もつ煮込み丼 :650円
らぐぅソースカツ丼:650円
から揚げ丼 :600円
から揚げ :350円
白モツ串 :190円×1=190円
赤モツ串 :190円×1=190円
フライドポテト :300円
コロコロ牛タンの赤ワイン煮:500円×2=1000円
小計:2380円
クリスマスイルミネーションが終わったらタクシーを使って、製パン会社の企業年金基金会館に戻り、4人でゆったりとした時間を愉しんだ。
タクシー代:2710円
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※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
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