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多摩編
条件・冒険者の上納金・奴隷魔法使い指導
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『条件』
「王国からの返信が来ました、大和殿の提言はほぼ全面的に認められました。」
「ほぼと言うのは?」
「まず、1の石高は、開拓地の取れ高にかかわらず9999石の士族となります。領地は魔境に接している全ての王有地に点在となります。いったいどれだけの飛び地に成るやら、見当もつきませんな。」
「それは助かります、魔獣や魔竜を狩り過ぎて資源減少させてしまったら、輸出特産品計画が台無しです。」
「ま、それに伴い2の開拓期間の30年は無意味となりますし、5の開拓終了まで士族見習いも無し、国王陛下に謁見の儀が終われば士族です。ただ、見習い期間が無いので軍役の150兵は、火急速やかに整えなくてはいけませんが、これは文武大会との兼ね合いが有りますから、陛下及び財務大臣との相談となります。採用文武大会は王国主催で観戦料・賭けの手数料は国庫に入るようです、その為数年に分けて採用するよう指示されると思われます。3の王国申請料500万銅貨、4の正使検視料25万銅貨、5の副使検視料12万5000銅貨×2人はそのままです。最後に年貢ですが、王国が開拓を許可し、その後に開拓地の石高によって士族貴族位を授けるのが大原則です、それ故、許可地を貴族士族卒族に又開拓させるのは禁止と決定しました。王家が全国の農民に希望者を募るので、その者に自費開拓させることで4領主6農民が基本です。ただ、大和殿が、労働者を雇って開拓した土地に、小作農を募集した場合だけ、4領主4地主2小作農となります。つまり地主の部分が領主か農民かは、開拓費を負担した者に成るわけです。」
「判りました、謹んでお受けします。」
「まあまあ、それは上使に言われてください。」
「左様ですな。」
「では、明日早朝に正使殿に諾の使者を送りましょう。」
「お願いいたします。」
つまり以下の条件となった
1・開拓地は魔境に接する多数の飛び地で9999石の士族とする。
2・謁見後即士族
3・申請料として王国に500万銅貨
4・正使に検視料として25万銅貨
5・副使に検視料として各12万5000銅貨
6・家臣採用試験は王国主催の文武大会で興行収入は国庫に入る。
7・家臣は150兵以上を数年に分けて採用。
8・年貢は4領主4地主2農民
『冒険者の上納金』
「大和様、冒険者達の初日収穫の計測が終わりました。」
「うむ、それで皆は生活できそうかな?」
「はい、十分な量だったようです。」
「旦那様、好かったです。」
「そうだね彩、確か奴隷冒険者が800人、一般冒険者が400人だったか?」
「はい、殿様と奥様が囮に成って下さいました、更に汎用魔法袋を貸していただき、魔竜魔獣の新鮮保存が出来たのが大きかったです。」
「買取価格が高くなったか?」
「はい、御指導通り100kg未満の小型を堅実に狩ったのも、傷の少ない高品質を保てて好かったようです。」
「1人平均収穫はどれくらいなのですか?」
「はい奥様、パーティー毎に差が有るのですが、魔竜100kg魔獣200kgで、18万銅貨となりました、奥様と殿様には6割の上納金・組合には2割の上納金・手取りは2割でございます。」
「旦那様、皆が豊かになれるのなら、命懸の囮も遣り甲斐が有りますね。」
「そうだね彩。」
「それで、奴隷冒険者と一般冒険者の具体的な手取りは幾らかな?」
「はい殿様、奴隷冒険者は組合上納金免除ですので、手取り7万2000銅貨、お殿様に10万8000銅貨に成ります、一般冒険者は手取り3万6000銅貨に成ります。」
(1銅貨日本円で50円位だから、奴隷冒険者は日当360万、一般冒険者は180万か)
「一般冒険者は手取り2割で不満は無いかな?」
「滅相も有りません、命懸の囮をしていただいて、ドジさえ踏まなければ怪我すらしない楽な狩りで日当3万6000銅貨です、文句を言う様な奴は狩場に入れません! 出入り禁止です!!」
「一度目は注意で済ませてあげてね、ねえ旦那様。」
「いや、組合に口出しするのは野暮だよ、受付殿宜しく頼む。」
「はい殿様! お任せ下さい! 御期待にお応えできるように務めさせて頂きます。」
(俺達の手取りは1億2960万銅貨、日本円で64億8000万円位か、俺達が王都に行ってる間もそれくらい稼げるように指導しないとな。)
俺達自身の収穫・生産・収入は以下の通りだった。
3度の狩りで俺自身がボスを惹きつけた後、彩を別の狩場に派遣して効率的に狩らせた上で、俺は囮を続け彩は汎用魔法袋の収穫を組合にピストン輸送させた、第10餌場で3回、第9餌場で3回、第8餌場で3回、第7餌場で3回、第6餌場で3回ボスにサンドブレスを吐かせた。第9餌場ではブレス9回分の材料を収集することに成功した。 冒険者達の安全の為、俺はボスを惹きつけることを最優先とした、その御蔭と言うか副産物として多くのブレスを吐かせることに成功した。
1日12度の食事で魔力を回復させ、魔晶石と魔金剛石に充魔した、 俺は魔金剛石に680トン、彩は魔晶石に55トン充魔した。
そして新しい8000カラット魔黄玉1個、4000カラット魔鋼玉1個、5000カラット魔金剛石2個を創った。
「買取お願いします。」
「はい、尊様・彩様、保管所までおいでください。」
今日の狩りの成果は以下の通りだった。
プエルタサウルス 80トン 30頭
カマラサウルス 30トン 19頭
マメンチサウルス 20トン 24頭
サルタサウルス 10トン 15頭
エドモンサウルス 3トン 150頭
ガリミムス 400kg 100頭
ケツァルコアト 100kg 650頭
合計4155トンで58億1700万銅貨
『奴隷魔法使い指導』
「さて、君たち魔法使いに集まってもらったのは、是非ともやって欲しいことが有るからだ。」
「殿様、我々を雇ってくださるのですか?」
「君は?」
「初級中の奴隷魔法使い、アキラです。」
「君が望むなら雇ってあげるが、平民に成って冒険者に成る方が稼げるだろう?」
「でも、僕は土魔法に特化しているので狩りは苦手なんです。」
「魔法袋に充魔出来るんだろ?」
「はい、それは出来ます。」
「なら大丈夫さ、専用魔法袋の容量が200kg以上あって、ボスの射程外から長距離武器で狩って、鈎爪で魔境外に引き出した獲物を新鮮保存できるだろ? 獲物の劣化が防げるだけで十分採算合うよ、判らないような馬鹿と組むこともないよ、本当に組む相手がいないなら家臣採用するよ。」
「ありがとうございます、お願いします!」
「じゃ、朝野奴隷千人頭代理に相談して、一般冒険者と組み合わせてくれるから、さっさと奴隷解放手続きするように。」
「はい、殿様。」
「じゃ続けるよ、僕が王都に行っている間の囮役の事なんだ、飛行魔術が使える子、防御魔法が使える子は手をあげて。」
『はい!』
「両方同時稼働できる子は?」
「はい!」
「君達の名前は?」
「中級下の奴隷魔法使い、トモコです。」
「同じく中級下の魔法使い、ヒロミです。」
「君達には手本を見せるから、ボスを惹きつけて皆が安全に狩れるよう囮役をして貰う、報酬は1回50万銅貨ね。」
「え! 50万銅貨ですか!」
「それは! 1回で王家に借金が返せます!!」
「命懸だからね当然だよ、昼の囮は付いて来て覚えてくれ。」
『はい!』
「飛行だけの子は、ブレス射程ギリギリで囮に成って、惹きつけたら射程外に逃げる訓練をするように、そうすればどこに行っても稼げるよ。」
『はい!』
「防御魔法だけの子は、射程外にいて飛行魔法の囮役の子に防御魔法を賭ける連携訓練ね、パーティーと言うより組規模だけどね、魔境で安全に竜狩りで稼ぐならこれくらいの連携と規模は必要だよ。」
『はい!』
「じゃ、信頼できるパーティー、組を結成する心算で今日から訓練だよ。」
『はい!』
「王国からの返信が来ました、大和殿の提言はほぼ全面的に認められました。」
「ほぼと言うのは?」
「まず、1の石高は、開拓地の取れ高にかかわらず9999石の士族となります。領地は魔境に接している全ての王有地に点在となります。いったいどれだけの飛び地に成るやら、見当もつきませんな。」
「それは助かります、魔獣や魔竜を狩り過ぎて資源減少させてしまったら、輸出特産品計画が台無しです。」
「ま、それに伴い2の開拓期間の30年は無意味となりますし、5の開拓終了まで士族見習いも無し、国王陛下に謁見の儀が終われば士族です。ただ、見習い期間が無いので軍役の150兵は、火急速やかに整えなくてはいけませんが、これは文武大会との兼ね合いが有りますから、陛下及び財務大臣との相談となります。採用文武大会は王国主催で観戦料・賭けの手数料は国庫に入るようです、その為数年に分けて採用するよう指示されると思われます。3の王国申請料500万銅貨、4の正使検視料25万銅貨、5の副使検視料12万5000銅貨×2人はそのままです。最後に年貢ですが、王国が開拓を許可し、その後に開拓地の石高によって士族貴族位を授けるのが大原則です、それ故、許可地を貴族士族卒族に又開拓させるのは禁止と決定しました。王家が全国の農民に希望者を募るので、その者に自費開拓させることで4領主6農民が基本です。ただ、大和殿が、労働者を雇って開拓した土地に、小作農を募集した場合だけ、4領主4地主2小作農となります。つまり地主の部分が領主か農民かは、開拓費を負担した者に成るわけです。」
「判りました、謹んでお受けします。」
「まあまあ、それは上使に言われてください。」
「左様ですな。」
「では、明日早朝に正使殿に諾の使者を送りましょう。」
「お願いいたします。」
つまり以下の条件となった
1・開拓地は魔境に接する多数の飛び地で9999石の士族とする。
2・謁見後即士族
3・申請料として王国に500万銅貨
4・正使に検視料として25万銅貨
5・副使に検視料として各12万5000銅貨
6・家臣採用試験は王国主催の文武大会で興行収入は国庫に入る。
7・家臣は150兵以上を数年に分けて採用。
8・年貢は4領主4地主2農民
『冒険者の上納金』
「大和様、冒険者達の初日収穫の計測が終わりました。」
「うむ、それで皆は生活できそうかな?」
「はい、十分な量だったようです。」
「旦那様、好かったです。」
「そうだね彩、確か奴隷冒険者が800人、一般冒険者が400人だったか?」
「はい、殿様と奥様が囮に成って下さいました、更に汎用魔法袋を貸していただき、魔竜魔獣の新鮮保存が出来たのが大きかったです。」
「買取価格が高くなったか?」
「はい、御指導通り100kg未満の小型を堅実に狩ったのも、傷の少ない高品質を保てて好かったようです。」
「1人平均収穫はどれくらいなのですか?」
「はい奥様、パーティー毎に差が有るのですが、魔竜100kg魔獣200kgで、18万銅貨となりました、奥様と殿様には6割の上納金・組合には2割の上納金・手取りは2割でございます。」
「旦那様、皆が豊かになれるのなら、命懸の囮も遣り甲斐が有りますね。」
「そうだね彩。」
「それで、奴隷冒険者と一般冒険者の具体的な手取りは幾らかな?」
「はい殿様、奴隷冒険者は組合上納金免除ですので、手取り7万2000銅貨、お殿様に10万8000銅貨に成ります、一般冒険者は手取り3万6000銅貨に成ります。」
(1銅貨日本円で50円位だから、奴隷冒険者は日当360万、一般冒険者は180万か)
「一般冒険者は手取り2割で不満は無いかな?」
「滅相も有りません、命懸の囮をしていただいて、ドジさえ踏まなければ怪我すらしない楽な狩りで日当3万6000銅貨です、文句を言う様な奴は狩場に入れません! 出入り禁止です!!」
「一度目は注意で済ませてあげてね、ねえ旦那様。」
「いや、組合に口出しするのは野暮だよ、受付殿宜しく頼む。」
「はい殿様! お任せ下さい! 御期待にお応えできるように務めさせて頂きます。」
(俺達の手取りは1億2960万銅貨、日本円で64億8000万円位か、俺達が王都に行ってる間もそれくらい稼げるように指導しないとな。)
俺達自身の収穫・生産・収入は以下の通りだった。
3度の狩りで俺自身がボスを惹きつけた後、彩を別の狩場に派遣して効率的に狩らせた上で、俺は囮を続け彩は汎用魔法袋の収穫を組合にピストン輸送させた、第10餌場で3回、第9餌場で3回、第8餌場で3回、第7餌場で3回、第6餌場で3回ボスにサンドブレスを吐かせた。第9餌場ではブレス9回分の材料を収集することに成功した。 冒険者達の安全の為、俺はボスを惹きつけることを最優先とした、その御蔭と言うか副産物として多くのブレスを吐かせることに成功した。
1日12度の食事で魔力を回復させ、魔晶石と魔金剛石に充魔した、 俺は魔金剛石に680トン、彩は魔晶石に55トン充魔した。
そして新しい8000カラット魔黄玉1個、4000カラット魔鋼玉1個、5000カラット魔金剛石2個を創った。
「買取お願いします。」
「はい、尊様・彩様、保管所までおいでください。」
今日の狩りの成果は以下の通りだった。
プエルタサウルス 80トン 30頭
カマラサウルス 30トン 19頭
マメンチサウルス 20トン 24頭
サルタサウルス 10トン 15頭
エドモンサウルス 3トン 150頭
ガリミムス 400kg 100頭
ケツァルコアト 100kg 650頭
合計4155トンで58億1700万銅貨
『奴隷魔法使い指導』
「さて、君たち魔法使いに集まってもらったのは、是非ともやって欲しいことが有るからだ。」
「殿様、我々を雇ってくださるのですか?」
「君は?」
「初級中の奴隷魔法使い、アキラです。」
「君が望むなら雇ってあげるが、平民に成って冒険者に成る方が稼げるだろう?」
「でも、僕は土魔法に特化しているので狩りは苦手なんです。」
「魔法袋に充魔出来るんだろ?」
「はい、それは出来ます。」
「なら大丈夫さ、専用魔法袋の容量が200kg以上あって、ボスの射程外から長距離武器で狩って、鈎爪で魔境外に引き出した獲物を新鮮保存できるだろ? 獲物の劣化が防げるだけで十分採算合うよ、判らないような馬鹿と組むこともないよ、本当に組む相手がいないなら家臣採用するよ。」
「ありがとうございます、お願いします!」
「じゃ、朝野奴隷千人頭代理に相談して、一般冒険者と組み合わせてくれるから、さっさと奴隷解放手続きするように。」
「はい、殿様。」
「じゃ続けるよ、僕が王都に行っている間の囮役の事なんだ、飛行魔術が使える子、防御魔法が使える子は手をあげて。」
『はい!』
「両方同時稼働できる子は?」
「はい!」
「君達の名前は?」
「中級下の奴隷魔法使い、トモコです。」
「同じく中級下の魔法使い、ヒロミです。」
「君達には手本を見せるから、ボスを惹きつけて皆が安全に狩れるよう囮役をして貰う、報酬は1回50万銅貨ね。」
「え! 50万銅貨ですか!」
「それは! 1回で王家に借金が返せます!!」
「命懸だからね当然だよ、昼の囮は付いて来て覚えてくれ。」
『はい!』
「飛行だけの子は、ブレス射程ギリギリで囮に成って、惹きつけたら射程外に逃げる訓練をするように、そうすればどこに行っても稼げるよ。」
『はい!』
「防御魔法だけの子は、射程外にいて飛行魔法の囮役の子に防御魔法を賭ける連携訓練ね、パーティーと言うより組規模だけどね、魔境で安全に竜狩りで稼ぐならこれくらいの連携と規模は必要だよ。」
『はい!』
「じゃ、信頼できるパーティー、組を結成する心算で今日から訓練だよ。」
『はい!』
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