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第3章

第69話:レベル上げと食糧確保

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 俺はサクラと一緒に大魔境の大ダンジョンに行った。
 王都には輸送任務を任せていたレベル3ロードスライムを駐屯させた。

 大ダンジョンで狩りをしていた、レベル5ロードスライムとレベル4ロードスライムは、それぞれレベル6ロードスライムとレベル5ロードスライムに成長していた。

 彼らとサクラを合体統合させて、サクラをレベル2キングスライムに成長させて、安全を確保したうえで大ダンジョンの地下4階層以下に身体を伸ばさせた。

 臆病なくらい慎重な俺は、当然サクラの本体と共に地上に残った。
 もちろんカチュアも一緒で、王都にいた時と同じ快適な生活を続けた。

 大ダンジョンの1階層から地下3階層で手に入る、莫大な数の魔蝙蝠、魔鼠、魔飯綱、魔鼬、魔狸はベビースライムがスライムの成長するための食糧にした。
 
 問題は地下3階層より下だったが、少しずつ出現する魔獣が強力になった。
 地下3階層からは、普通では考えられないくらい大型の魔鼠が現れた。
 前世で水路に繁殖していた特定外来生物のヌートリアくらいの大きさだった。

「地下4階に出現する魔獣」
 大魔鼠:頭胴長40から50cm、体重5から9kg
 魔狸 :頭胴長40から50cm、体重3から5kg
 魔鼬 :頭胴長16から33cm、体重150から320g
 魔飯綱:頭胴長14から26cm、尾長2から4cm、体重30から300g
 魔鼠 :体長18から28cm、体重150から500g
 魔蝙蝠:前腕長 20から25cm、頭胴長 13から15cm、体重330から440g

 だが大魔鼠が増えたくらいでは何の問題もない。
 むしろより大きな餌が大量に手に入って喜ばしいくらいだった。
 次の地下5階では現れる魔獣に魔狐が増えた

 魔狐 :頭胴長45から87cm、体重3から7kgだった。
 他の魔獣は大きくならなかったが、大魔鼠は少し大きくなっていた。
 大魔鼠:頭胴長50から60cm、体重9から12kg

 次の地下6階では現れる魔狐が少し大きくなっていた。

 魔狐 :頭胴長60から95cm、体重5から14kgだった。
 大魔鼠が更に大型化していた。
 大魔鼠:頭胴長60から70cm、体重12から17kg

 次の地下7階ではついに40頭くらいの群れで狩りをする魔狗が現れた

 魔狗 :頭胴長75から115cm、体重10から20kgだった。
 大魔鼠が更に大型化していた。
 大魔鼠:頭胴長70から80cm、体重17から22kg

 次の地下8階の魔狗も40頭くらいの群れを作って狩りをしていた。

 頭胴長は地下7階の魔狗と同じくらいだったが、骨格がしっかりして体重が増えていたので、戦闘になれば遥かに強いと思われた。
 まあサクラが相手では戦闘にもならないが。

 魔狗 :頭胴長75から115cm、体重17から36kgだった。
 大魔鼠が更に大型化していた。
 大魔鼠:頭胴長80から90cm、体重22から28kg

「リドワーン様、食事になさいませんか」
 
 サクラからの情報に集中していたので、つい時間を忘れてしまっていた。
 いつの間にか朝から昼時になっていた。

「ああ、ありがとうカチュア、一緒に食べようか」

「はい、リドワーン様」
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