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第二章「ガンプの復讐」
第十九話:ガンプの挑戦
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エリザベート姫は、唇を震わせて言う。
「ガンプ……」
「ああ、愛しきエリザベート姫、ごきげんよう」
ガンプは、ふざけた口調で答える。
それに女勇者セイラは言った。
「師匠、やっぱり生きてたんだね……」
「ああ、こうして話すのは久しぶりだな。裏切りのもの弟子。お前の予想通り、俺はピンピンしてるぜ」
ガンプは、勇者パーティーの先回りをして、魔界のダンジョンを渡り歩いてことごとく罠にハメたのだ。
姫様は何も言えないでいる。
おそらく、これもモニターで全国民に流されることを警戒しているのだろう。
ガンプを謀殺しようとしたことがバレたら、姫様の立場は危うくなる。
「師匠は、そんなに強いなら、なんで僕たちに力を示さなかったのさ」
今更ながらセイラの口から出てきたのは恨み言だ。
ガンプが勇者パーティーの英雄にふさわしい力を示していれば、最初から裏切りなんてしなくてよかったのに。
「お前らの言う通り、昔の俺は弱かった。常にビクビクと怯えて、お前らに守ってもらわなきゃ戦えない存在だった」
「だったら、どうしてそんなに強くなったのさ」
「甘えを捨てたんだよ。お前らは、俺のことを卑怯と言ったよな」
女騎士ヴァルキリアが叫ぶ。
「お前は今でも卑怯者だガンプ! 今に見てろ、絶対見つけ出して殺してやるぞ!」
ガンプは、高笑いを上げる。
「ハハハッ、面白い。どうやって殺すんだよ」
「それは……正々堂々、私と勝負しろ!」
あいかわらずの考えなしだ。
笑っていたガンプも、これには呆れる。
「ヴァルキリア、まったくお前は変わらない。とんでもないアホだ」
「なんだと!」
セイラは、ヴァルキリアを制して言う。
「師匠、ちゃんとわかるように説明して」
「じゃあ、わかるように言ってやろうか、お前らみたいなお荷物の面倒を見なくて良くなったからだ」
「僕らが、お荷物だって……」
セイラは、絶句してしまう。
聖女プリシラが叫ぶ。
「ガンプ! あなたは、あれだけ卑怯、卑劣な真似をやっておいて、まだ手段を選んでいたっていうんですか?」
「そうさ。手段を選んでないつもりで、俺にはまだ魔導球で国民に戦いを見られてるって体面があった。俺は、まだ勇者パーティーらしい戦い方をしようとしてたんだ」
もしかしたら、英雄としてエリザベート姫と結婚して未来の国王になれるかも。
弟子のセイラの言う通り、そんな愚にもつかない夢を抱いてしまってたのかもしれない。
勇者パーティーを育てなきゃいけないとか、恥ずかしくない戦いをしなきゃならないとか。
そんなくだらないお荷物が、いつの間にかガンプの肩を重くして身動き取れなくなっていたのだ。
今は全てから解放されて、魔界だろうがどこだろうが翼が生えたみたいに自由に飛び回る事ができるとガンプは言った。
プリシラは、我慢しきれないといった様子で叫ぶ。
「今のあなたは、最低です!」
「魔物を人間が戦いの道具に使うなど、敬虔な聖女プリシラからしたら絶対に許せない行為だよなあ」
ガンプはそう言って、からかうように笑う。
「当たり前ですよ! そんないたましい行為が人間に許されると思っているのですか!」
「そんな事、俺の知った事か。禁忌を乗り越えたからこそ、俺は誰よりも強くなれた。ある意味じゃ、お前らのおかげだよ。今はもう迷いが晴れて本当にスッキリとした気分だ」
もう聞くのが嫌になったと、セイラは叫ぶ。
「それで、これ以上師匠はどうしたいのさ!」
「それはお前らに聞きたいことだな。俺は何もしてないじゃないか、お前らが俺を裏切って、俺を殺しに来たんじゃないか。また続けるつもりか?」
エリザベート姫に視線が集まる。
今回の事件の全ての責任は、姫様にあるからだ。
「私は、ガンプの討伐を宣言しました。その方針に、変わりはありません……」
ガンプは、それを聞いて言う。
「だったら、決戦かな。もうわかってると思うが、俺は次の精侵魔辱のダンジョンで待っている。俺とまだ戦うつもりなら、覚悟してかかってくるがいい」
「師匠、僕は……」
「なんだ、セイラ。いい機会だから、言いたいことを全部言ってみろよ」
「今度こそ、あなたを殺すよ。覚悟するのはそっちだ」
ガンプはそれに何も答えず、通信を切った。
しばらく押し黙っていたが、エリザベート姫がセイラに聞く。
「ガンプを倒せますか」
セイラは答える。
「精侵魔辱のダンジョンは、僕たちにとっては最も不利な戦場となります」
「なんですって……」
エリザベート姫は絶句するが、セイラは自信を持って続ける。
「だからこそ、油断するかもしれない。甘えを捨てたなんて言ってるが、師匠は僕たちを殺せたのに殺さなかった。甘いんですよあの男は」
「なら……」
「師匠の手の内は読めました。こちらは、覚悟を決めて今度こそ死力を尽くして倒します」
セイラの声に、ヴァルキリアもプリシラも声を合わせて「ガンプを打倒しましょう!」と叫ぶのだった。
※※※
電話を終えて、実はビビッていたガンプは震え上がる。
「マジで、セイラ怖……ちょっと、ビビッちまったわ」
世界最強の勇者パーティーに殺気を向けられる恐怖は、ガンプのような凡人にはこたえる。
「だがまあ、これで種は撒けた」
セイラたちがどうくるか、そのルートは確定してやれた。
あとは、相手よりも先手を打って、準備して待ち構えるだけだ。
「大人の本気を見せてやるよ。しょんべんくさいメスガキども!」
ガンプは気合を入れると、勇者パーティーの歓迎の準備を始めるのだった。
「ガンプ……」
「ああ、愛しきエリザベート姫、ごきげんよう」
ガンプは、ふざけた口調で答える。
それに女勇者セイラは言った。
「師匠、やっぱり生きてたんだね……」
「ああ、こうして話すのは久しぶりだな。裏切りのもの弟子。お前の予想通り、俺はピンピンしてるぜ」
ガンプは、勇者パーティーの先回りをして、魔界のダンジョンを渡り歩いてことごとく罠にハメたのだ。
姫様は何も言えないでいる。
おそらく、これもモニターで全国民に流されることを警戒しているのだろう。
ガンプを謀殺しようとしたことがバレたら、姫様の立場は危うくなる。
「師匠は、そんなに強いなら、なんで僕たちに力を示さなかったのさ」
今更ながらセイラの口から出てきたのは恨み言だ。
ガンプが勇者パーティーの英雄にふさわしい力を示していれば、最初から裏切りなんてしなくてよかったのに。
「お前らの言う通り、昔の俺は弱かった。常にビクビクと怯えて、お前らに守ってもらわなきゃ戦えない存在だった」
「だったら、どうしてそんなに強くなったのさ」
「甘えを捨てたんだよ。お前らは、俺のことを卑怯と言ったよな」
女騎士ヴァルキリアが叫ぶ。
「お前は今でも卑怯者だガンプ! 今に見てろ、絶対見つけ出して殺してやるぞ!」
ガンプは、高笑いを上げる。
「ハハハッ、面白い。どうやって殺すんだよ」
「それは……正々堂々、私と勝負しろ!」
あいかわらずの考えなしだ。
笑っていたガンプも、これには呆れる。
「ヴァルキリア、まったくお前は変わらない。とんでもないアホだ」
「なんだと!」
セイラは、ヴァルキリアを制して言う。
「師匠、ちゃんとわかるように説明して」
「じゃあ、わかるように言ってやろうか、お前らみたいなお荷物の面倒を見なくて良くなったからだ」
「僕らが、お荷物だって……」
セイラは、絶句してしまう。
聖女プリシラが叫ぶ。
「ガンプ! あなたは、あれだけ卑怯、卑劣な真似をやっておいて、まだ手段を選んでいたっていうんですか?」
「そうさ。手段を選んでないつもりで、俺にはまだ魔導球で国民に戦いを見られてるって体面があった。俺は、まだ勇者パーティーらしい戦い方をしようとしてたんだ」
もしかしたら、英雄としてエリザベート姫と結婚して未来の国王になれるかも。
弟子のセイラの言う通り、そんな愚にもつかない夢を抱いてしまってたのかもしれない。
勇者パーティーを育てなきゃいけないとか、恥ずかしくない戦いをしなきゃならないとか。
そんなくだらないお荷物が、いつの間にかガンプの肩を重くして身動き取れなくなっていたのだ。
今は全てから解放されて、魔界だろうがどこだろうが翼が生えたみたいに自由に飛び回る事ができるとガンプは言った。
プリシラは、我慢しきれないといった様子で叫ぶ。
「今のあなたは、最低です!」
「魔物を人間が戦いの道具に使うなど、敬虔な聖女プリシラからしたら絶対に許せない行為だよなあ」
ガンプはそう言って、からかうように笑う。
「当たり前ですよ! そんないたましい行為が人間に許されると思っているのですか!」
「そんな事、俺の知った事か。禁忌を乗り越えたからこそ、俺は誰よりも強くなれた。ある意味じゃ、お前らのおかげだよ。今はもう迷いが晴れて本当にスッキリとした気分だ」
もう聞くのが嫌になったと、セイラは叫ぶ。
「それで、これ以上師匠はどうしたいのさ!」
「それはお前らに聞きたいことだな。俺は何もしてないじゃないか、お前らが俺を裏切って、俺を殺しに来たんじゃないか。また続けるつもりか?」
エリザベート姫に視線が集まる。
今回の事件の全ての責任は、姫様にあるからだ。
「私は、ガンプの討伐を宣言しました。その方針に、変わりはありません……」
ガンプは、それを聞いて言う。
「だったら、決戦かな。もうわかってると思うが、俺は次の精侵魔辱のダンジョンで待っている。俺とまだ戦うつもりなら、覚悟してかかってくるがいい」
「師匠、僕は……」
「なんだ、セイラ。いい機会だから、言いたいことを全部言ってみろよ」
「今度こそ、あなたを殺すよ。覚悟するのはそっちだ」
ガンプはそれに何も答えず、通信を切った。
しばらく押し黙っていたが、エリザベート姫がセイラに聞く。
「ガンプを倒せますか」
セイラは答える。
「精侵魔辱のダンジョンは、僕たちにとっては最も不利な戦場となります」
「なんですって……」
エリザベート姫は絶句するが、セイラは自信を持って続ける。
「だからこそ、油断するかもしれない。甘えを捨てたなんて言ってるが、師匠は僕たちを殺せたのに殺さなかった。甘いんですよあの男は」
「なら……」
「師匠の手の内は読めました。こちらは、覚悟を決めて今度こそ死力を尽くして倒します」
セイラの声に、ヴァルキリアもプリシラも声を合わせて「ガンプを打倒しましょう!」と叫ぶのだった。
※※※
電話を終えて、実はビビッていたガンプは震え上がる。
「マジで、セイラ怖……ちょっと、ビビッちまったわ」
世界最強の勇者パーティーに殺気を向けられる恐怖は、ガンプのような凡人にはこたえる。
「だがまあ、これで種は撒けた」
セイラたちがどうくるか、そのルートは確定してやれた。
あとは、相手よりも先手を打って、準備して待ち構えるだけだ。
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