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終章「英雄、ガンプ・プファイト」
第三十六話:ヴァルキュリアの夢
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ガンプが聖女プリシラをいじりまくっていると、女騎士ヴァルキュリアが絡んでくる。
「なあ、ほんとに臓物シチュー食わないか」
「ええ……」
普通、魔獣の内臓まで食うかよ。
その趣味だけは、マジで引くんだが……。
「今回のはマジで美味いから、騙されたと思って食ってみ」
「ううん。わかったよ……」
食ってみると、本当に美味い。
見栄えはあまり良くないが、モツがプルプルとしていて独特の触感がある。
コラーゲンたっぷりって感じで、スープのコクが深い。
牛肉より美味いかもしれん。
「どうだよ! 今回のはぜんぜん臭みがないだろ」
前回の失敗は、モツを綺麗に洗う水場がなかったことだという。
今回は洗う水もたっぷりあったし、綺麗に下処理もできたので美味しくできたというのだ。
「そんなに料理が好きなら、ヴァルキュリアは料理人にでもなればよかったのかもな」
ガンプがそう褒めると、ヴァルキュリアは気を良くして言う。
「騎士でなければ、そんな未来もあったかもしれねえな」
王国騎士団は大変な人手不足となっている。
ヴァルキュリアの父親で、エリザベート姫を補佐して全ての騎士を統括する立番についているアインも、新人騎士の指導に精一杯である。
そんな中で、ヴァルキュリアが騎士以外の仕事を目指すのは無理だった。
「やっぱり、ヴァルキュリアは騎士団長になるのか」
「騎士の仕事はしょうにあってるからな。父親のように、立派な騎士団長になるのも私の夢のひとつだ」
ヴァルキュリアは、新人騎士に魔獣の臓物を食わす騎士団長になるのかもしれんと思うと、ガンプはちょっと笑ってしまった。
「何がおかしい」
怒るヴァルキュリアに、女勇者セイラがまあまあと割って入った。
「ヴァルキュリアは、すでに新人騎士の育成に凄く役に立ってるんじゃない」
ヴァルキュリア目当てで騎士見習いになる若者が急増していると、セイラは言う。
「そ、そうかあ。私に憧れて来ているのだな」
「だって、あんなの見せられたら若い男はたまんないよね」
セイラの言葉に、ヴァルキュリアはずっこける。
なるほど。
ガンプのせいで、全国民がヴァルキュリアの裸を見てるわけだからな。
若い騎士見習いはほんとにたまらんだろう。
「セイラ!」
「なんだよ、ヴァルキュリアもまんざらでもないって言ってたじゃん」
「おい!」
聞き捨てならない話だ。
「あのねえ師匠、ヴァルキュリアもみんなにそういう目で見られて興奮するって」
「言ってない!」
「言ってたじゃん!」
ヴァルキュリアは、顔を真赤にして否定している。
ほお、俺のせいでそういう趣味になっちまったのかとガンプはにやにやと笑う。
「ガンプ、私は言ってないからな! 指導している若い騎士見習いたちに、全員裸を見られているんだなって思うとドキドキするとか言ってないから!」
語るに落ちるというやつだった。
あれほど様と呼べというのに、いつの間にか呼び捨てにもどっているが、それも気にならないくらいガンプは面白かった。
「ほー、じゃあ今から配信してやるから、騎士団の若い見習いたちにサービスしてやれよ」
「なな、何を言ってるんだ!」
ガンプは、ヴァルキュリアの抗議など聞かず魔導球を浮かべて配信の準備を始めた。
「王宮の回線をハックして、魔導球をつなげてと……」
「やらないからな! 私は公衆の面前でストリップなど絶対にやらんぞ!」
ヴァルキュリアは、自分で先走った妄想を言ってしまっている。
「何を配信するか決めてなかったが、それならストリップで決まりだ」
「あっ……」
口を手で抑えたが、もう遅い。
「ほら、さっさと脱げよ」
「誰が脱ぐものか」
そう言いながら、鎧とマントを外してしまっている。
「のりのりじゃねえか。ほら、客を待たせるな」
「いや待ってくれ! やっぱりだめだ」
「なんだよ。何でも言うことを聞くという約束を、騎士様がやぶるのか」
「そうじゃない、そうじゃないんだけど……じゃないから」
聞こえないほど小さな声でなんか言っている。
「なんだ?」
「今日は、可愛い下着じゃないから」
ガンプは吹き出してしまった。
可愛い下着だったらいいのかよ、完全に見せたがってるじゃねえか。
「いいから、見せてみろよ。可愛いかどうかは、こちらで判断することだ」
「クッ……あんな約束しなければよかった」
顔を羞恥に赤らめながら、スカートとシャツを脱いでいく。
意外にも、白地に青いラインの入った、おとなしめの清楚な下着であった。
「ふーん」
「何だその反応は!」
「意外におとなしめの下着を付けてるんだなと思って、ああけなしてるわけじゃないからな」
「うう……恥ずかしい」
逆にエッチなコスチュームや下着でなく、普段着だからいいというのがある。
きっと、若い騎士見習いたちもこっちのほうが盛り上がるだろう。
そして、この身体を自由にできるのが自分だけなのだと思えば、ガンプの優越感はこの上なく高まる。
「俺が脱がしてやるよ」
ガンプは、片手でヴァルキュリアのブラジャーの後ろのホックをぱちんと弾いて脱がす。
「きゃあ」
可愛らしい叫びを上げてDカップの胸を押さえるヴァルキュリア。
きっとモニター前では、大盛りあがりだろうな。
「ほら、名前と年齢、所属を言ってから、見てくださいってお願いしてパンツも脱いでしまえ」
「ななな、なんでそんなことを!」
「命令だぞ」
「クッ……後で覚えてろよ」
ヴァルキュリアは、恨めしそうな紅玉の瞳でガンプを睨みつけてくる。
そんな顔をしても、ガンプは喜ぶだけだ。
「ほら、じらさずにやれよ」
「うう……近衛騎士団司令官、エリザベート王女の聖騎士、ヴァルキリア・スペルビア……年齢は十七歳だ」
「ほら、見てくださいは?」
「粗末な裸で済まないが、私の裸を見てください……なんてことを言わすんだ、これで満足なんだろう!」
そこまで言えとは言っていないのに、ヴァルキュリアは下着をスルッと脱ぐと。
胸を隠していた手をさげて、プルプルと肩を震わせている。
焚き木の明かりに照らされて、野外で裸で突っ立っている姿は、なんとも卑猥であった。
「よーしじゃあ、今日はヴァルキュリアに抱きまくらになってもらおうかな」
「なんだと! 私はそんな真似、絶対にしないぞ」
ここで抵抗しようとするヴァルキュリアに、聖女プリシラが目配せして言った。
「ヴァルキュリア」
「なんだプリシラ……あっ、そうか。うむ、仕方がないんだな」
なにやら二人で通じ合っているな。
どういう理由かは、ガンプにとってはどうでもよい。
それより、プリシラも誘ってみるべきだろう。
「なんだよプリシラ、お前も今日は俺の抱きまくらになってくれるのか」
こちらは、すでにエッチな下着装備である。
「ええ、もちろんですわ」
じゃあ、さっさと下着を脱いでこっちにこいよ。
「あの、まさか魔導球で全部……」
プリシラが、さすがに冷や汗をかいている。
「いや、そんな趣味はねえよ。モニターを見てる紳士には悪いが、ここまでにしておく。あー、騎士団は新しい騎士や兵士を募集してるそうだから、ぜひ来てくれよな」
ガンプは、そんな宣伝文句を口にする。
別に騎士の募集など、ガンプにとってはどうでもいいんだが、ヴァルキュリアにも宣伝しろと言っておく。
真っ赤になったヴァルキュリアは、それでも肌を隠さず。
「我が騎士団はいつでも入団者を募集している。私がしごいてやるから、我と思わん者は王都の窓口にくるように」
ガンプが特に王国騎士団を応援しようと意識したことではないのだが、この呼びかけで騎士団は定員オーバーになるほど募集が殺到したそうであった。
「なあ、ほんとに臓物シチュー食わないか」
「ええ……」
普通、魔獣の内臓まで食うかよ。
その趣味だけは、マジで引くんだが……。
「今回のはマジで美味いから、騙されたと思って食ってみ」
「ううん。わかったよ……」
食ってみると、本当に美味い。
見栄えはあまり良くないが、モツがプルプルとしていて独特の触感がある。
コラーゲンたっぷりって感じで、スープのコクが深い。
牛肉より美味いかもしれん。
「どうだよ! 今回のはぜんぜん臭みがないだろ」
前回の失敗は、モツを綺麗に洗う水場がなかったことだという。
今回は洗う水もたっぷりあったし、綺麗に下処理もできたので美味しくできたというのだ。
「そんなに料理が好きなら、ヴァルキュリアは料理人にでもなればよかったのかもな」
ガンプがそう褒めると、ヴァルキュリアは気を良くして言う。
「騎士でなければ、そんな未来もあったかもしれねえな」
王国騎士団は大変な人手不足となっている。
ヴァルキュリアの父親で、エリザベート姫を補佐して全ての騎士を統括する立番についているアインも、新人騎士の指導に精一杯である。
そんな中で、ヴァルキュリアが騎士以外の仕事を目指すのは無理だった。
「やっぱり、ヴァルキュリアは騎士団長になるのか」
「騎士の仕事はしょうにあってるからな。父親のように、立派な騎士団長になるのも私の夢のひとつだ」
ヴァルキュリアは、新人騎士に魔獣の臓物を食わす騎士団長になるのかもしれんと思うと、ガンプはちょっと笑ってしまった。
「何がおかしい」
怒るヴァルキュリアに、女勇者セイラがまあまあと割って入った。
「ヴァルキュリアは、すでに新人騎士の育成に凄く役に立ってるんじゃない」
ヴァルキュリア目当てで騎士見習いになる若者が急増していると、セイラは言う。
「そ、そうかあ。私に憧れて来ているのだな」
「だって、あんなの見せられたら若い男はたまんないよね」
セイラの言葉に、ヴァルキュリアはずっこける。
なるほど。
ガンプのせいで、全国民がヴァルキュリアの裸を見てるわけだからな。
若い騎士見習いはほんとにたまらんだろう。
「セイラ!」
「なんだよ、ヴァルキュリアもまんざらでもないって言ってたじゃん」
「おい!」
聞き捨てならない話だ。
「あのねえ師匠、ヴァルキュリアもみんなにそういう目で見られて興奮するって」
「言ってない!」
「言ってたじゃん!」
ヴァルキュリアは、顔を真赤にして否定している。
ほお、俺のせいでそういう趣味になっちまったのかとガンプはにやにやと笑う。
「ガンプ、私は言ってないからな! 指導している若い騎士見習いたちに、全員裸を見られているんだなって思うとドキドキするとか言ってないから!」
語るに落ちるというやつだった。
あれほど様と呼べというのに、いつの間にか呼び捨てにもどっているが、それも気にならないくらいガンプは面白かった。
「ほー、じゃあ今から配信してやるから、騎士団の若い見習いたちにサービスしてやれよ」
「なな、何を言ってるんだ!」
ガンプは、ヴァルキュリアの抗議など聞かず魔導球を浮かべて配信の準備を始めた。
「王宮の回線をハックして、魔導球をつなげてと……」
「やらないからな! 私は公衆の面前でストリップなど絶対にやらんぞ!」
ヴァルキュリアは、自分で先走った妄想を言ってしまっている。
「何を配信するか決めてなかったが、それならストリップで決まりだ」
「あっ……」
口を手で抑えたが、もう遅い。
「ほら、さっさと脱げよ」
「誰が脱ぐものか」
そう言いながら、鎧とマントを外してしまっている。
「のりのりじゃねえか。ほら、客を待たせるな」
「いや待ってくれ! やっぱりだめだ」
「なんだよ。何でも言うことを聞くという約束を、騎士様がやぶるのか」
「そうじゃない、そうじゃないんだけど……じゃないから」
聞こえないほど小さな声でなんか言っている。
「なんだ?」
「今日は、可愛い下着じゃないから」
ガンプは吹き出してしまった。
可愛い下着だったらいいのかよ、完全に見せたがってるじゃねえか。
「いいから、見せてみろよ。可愛いかどうかは、こちらで判断することだ」
「クッ……あんな約束しなければよかった」
顔を羞恥に赤らめながら、スカートとシャツを脱いでいく。
意外にも、白地に青いラインの入った、おとなしめの清楚な下着であった。
「ふーん」
「何だその反応は!」
「意外におとなしめの下着を付けてるんだなと思って、ああけなしてるわけじゃないからな」
「うう……恥ずかしい」
逆にエッチなコスチュームや下着でなく、普段着だからいいというのがある。
きっと、若い騎士見習いたちもこっちのほうが盛り上がるだろう。
そして、この身体を自由にできるのが自分だけなのだと思えば、ガンプの優越感はこの上なく高まる。
「俺が脱がしてやるよ」
ガンプは、片手でヴァルキュリアのブラジャーの後ろのホックをぱちんと弾いて脱がす。
「きゃあ」
可愛らしい叫びを上げてDカップの胸を押さえるヴァルキュリア。
きっとモニター前では、大盛りあがりだろうな。
「ほら、名前と年齢、所属を言ってから、見てくださいってお願いしてパンツも脱いでしまえ」
「ななな、なんでそんなことを!」
「命令だぞ」
「クッ……後で覚えてろよ」
ヴァルキュリアは、恨めしそうな紅玉の瞳でガンプを睨みつけてくる。
そんな顔をしても、ガンプは喜ぶだけだ。
「ほら、じらさずにやれよ」
「うう……近衛騎士団司令官、エリザベート王女の聖騎士、ヴァルキリア・スペルビア……年齢は十七歳だ」
「ほら、見てくださいは?」
「粗末な裸で済まないが、私の裸を見てください……なんてことを言わすんだ、これで満足なんだろう!」
そこまで言えとは言っていないのに、ヴァルキュリアは下着をスルッと脱ぐと。
胸を隠していた手をさげて、プルプルと肩を震わせている。
焚き木の明かりに照らされて、野外で裸で突っ立っている姿は、なんとも卑猥であった。
「よーしじゃあ、今日はヴァルキュリアに抱きまくらになってもらおうかな」
「なんだと! 私はそんな真似、絶対にしないぞ」
ここで抵抗しようとするヴァルキュリアに、聖女プリシラが目配せして言った。
「ヴァルキュリア」
「なんだプリシラ……あっ、そうか。うむ、仕方がないんだな」
なにやら二人で通じ合っているな。
どういう理由かは、ガンプにとってはどうでもよい。
それより、プリシラも誘ってみるべきだろう。
「なんだよプリシラ、お前も今日は俺の抱きまくらになってくれるのか」
こちらは、すでにエッチな下着装備である。
「ええ、もちろんですわ」
じゃあ、さっさと下着を脱いでこっちにこいよ。
「あの、まさか魔導球で全部……」
プリシラが、さすがに冷や汗をかいている。
「いや、そんな趣味はねえよ。モニターを見てる紳士には悪いが、ここまでにしておく。あー、騎士団は新しい騎士や兵士を募集してるそうだから、ぜひ来てくれよな」
ガンプは、そんな宣伝文句を口にする。
別に騎士の募集など、ガンプにとってはどうでもいいんだが、ヴァルキュリアにも宣伝しろと言っておく。
真っ赤になったヴァルキュリアは、それでも肌を隠さず。
「我が騎士団はいつでも入団者を募集している。私がしごいてやるから、我と思わん者は王都の窓口にくるように」
ガンプが特に王国騎士団を応援しようと意識したことではないのだが、この呼びかけで騎士団は定員オーバーになるほど募集が殺到したそうであった。
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