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勇者の姿の魔王編
新たなる力、そして黒き炎
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やはり魔物がたくさんいるな、しかし襲ってきたというより何かから逃げてきたような…
フィリア「皆さん!無事ですかー!」
勇者(魔王)「村の皆!無事か!」
長老「おぉ、お二方宴の最中に奴らが攻めてきよっての数人怪我はしてしまったが、死人はおらん。」
勇者(魔王)「分かった!長老よ気づいてるかもしれんが奴が攻めてきた。皆を安全な場所へ」
長老「うむ、安全なところは……」
「さっきみんなが閉じ込められたところはどうでしょう!あそこならなかなか広いから村のみんなも入れるはずだ!」
長老「分かった。村の皆は任せたぞ」
「了解しました長老!みんなー!こっちだ!」
勇者(魔王)「長老よ助かる。しばらくは村の近くの魔物を蹴散らしてくる」
長老「うむ、気おつけてな」
もともと我輩の仲間であった魔物たちを切るというのはあまりいい気ではないが、仕方がない…新たに手にした勇者のチカラも使ってみるか
フィリア「勇者様!敵が周りにたくさん来ています!気おつけてください!」
勇者(魔王)「分かった!はぁーー!」
剣を持ち力を込めた。すると剣が白く光る。この光は魔王の姿ではまともに浴びる事は出来ないな…眩しすぎる。
これが聖なる光とやらか
フィリア「勇者様!!言い伝えによると、その剣は光と共に鋭い閃光となって敵を貫くそうです!」
勇者(魔王)「分かった!やってみよう!」
剣で大勢の魔物を薙ぎはらう!すると、剣から出ていた光の色とは正反対の黒い炎のようなものが剣から出てくる。そしてそのまま魔物を切ると、その傷口からその炎が出てきた。
そしてその炎は魔物から魔物へと伝わっていき、あたりの魔物は全て黒い炎に燃え尽くされた。
フィリア「勇者、様…?」
長老「なんと!勇者の力が魔王の力に飲み込まれたとな!」
勇者(魔王)「何ということだ…これでは勇者ではない…ただの魔王だ…いや、私は魔王か…」
フィリア「勇者様?どうされたのですか!?勇者様は勇者様です!魔王なはずありません!」
長老「勇者よそろそろ教えるべきではないか?そなたが元魔王であり、今何をしようとしているかを」
フィリア「長老様?何を言っているのですか?」
長老「なぁ元魔王の勇者どの」
勇者(魔王)「あぁそうだな…フィリアよ私、いや我輩は…… 魔王だ」
フィリア「皆さん!無事ですかー!」
勇者(魔王)「村の皆!無事か!」
長老「おぉ、お二方宴の最中に奴らが攻めてきよっての数人怪我はしてしまったが、死人はおらん。」
勇者(魔王)「分かった!長老よ気づいてるかもしれんが奴が攻めてきた。皆を安全な場所へ」
長老「うむ、安全なところは……」
「さっきみんなが閉じ込められたところはどうでしょう!あそこならなかなか広いから村のみんなも入れるはずだ!」
長老「分かった。村の皆は任せたぞ」
「了解しました長老!みんなー!こっちだ!」
勇者(魔王)「長老よ助かる。しばらくは村の近くの魔物を蹴散らしてくる」
長老「うむ、気おつけてな」
もともと我輩の仲間であった魔物たちを切るというのはあまりいい気ではないが、仕方がない…新たに手にした勇者のチカラも使ってみるか
フィリア「勇者様!敵が周りにたくさん来ています!気おつけてください!」
勇者(魔王)「分かった!はぁーー!」
剣を持ち力を込めた。すると剣が白く光る。この光は魔王の姿ではまともに浴びる事は出来ないな…眩しすぎる。
これが聖なる光とやらか
フィリア「勇者様!!言い伝えによると、その剣は光と共に鋭い閃光となって敵を貫くそうです!」
勇者(魔王)「分かった!やってみよう!」
剣で大勢の魔物を薙ぎはらう!すると、剣から出ていた光の色とは正反対の黒い炎のようなものが剣から出てくる。そしてそのまま魔物を切ると、その傷口からその炎が出てきた。
そしてその炎は魔物から魔物へと伝わっていき、あたりの魔物は全て黒い炎に燃え尽くされた。
フィリア「勇者、様…?」
長老「なんと!勇者の力が魔王の力に飲み込まれたとな!」
勇者(魔王)「何ということだ…これでは勇者ではない…ただの魔王だ…いや、私は魔王か…」
フィリア「勇者様?どうされたのですか!?勇者様は勇者様です!魔王なはずありません!」
長老「勇者よそろそろ教えるべきではないか?そなたが元魔王であり、今何をしようとしているかを」
フィリア「長老様?何を言っているのですか?」
長老「なぁ元魔王の勇者どの」
勇者(魔王)「あぁそうだな…フィリアよ私、いや我輩は…… 魔王だ」
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