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12.窮鼠猫を噛みたい
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痛い…
頭の後ろ、項の辺りがガンガン痛む。
「う……」
自分が出した声とは言えない呻き声でも響いて頭が更に重くなる。
目をゆっくり開けると天蓋の白い薄布が視界に入った。
私の下には柔らかな感触。
見たことのないベットに寝ていたようだ。
「ん……ん!?」
体を起こそうとしたら手が出ない。
代わりにカシャンカシャンという金属音が背中から聞こえる。
後ろ手に金属の手枷が、足は揃えるように足枷が嵌められていた。
これでは歩く事はもとより、立つことさえ出来ない。
しかも口は布が噛まされ後頭部で縛られているようだ。
うん、捕まった。
視線を巡らせると意外と高価そうな絵画が飾ってあり、床も絨毯が敷かれている。
どうにか逃げ出そうと脱出経路を探ってみるが扉が一つに外から板を打ち付けられている窓が一つ。
そもそもこんな頑丈な枷を外さない限りは動くことさえままならないだろう。
初めて何も伝える事無く外出した結果がこれとは何とも情けない。
どのくらいの時間が経っているか分からないけど、アンルーシーは心配しているに違いない。
自分の為にも彼女の為にもさっさとここから脱出しなければならない。
そんな事を考えていると微かな足音が部屋の前で止まり、ガチャガチャという鍵を開ける音が響いた。
鍵までかかっていたらしい。
私は咄嗟に目を瞑り寝た振りを試みた。
「まだ目が覚めていないのか。だから薬を使えと言っただろう。もし死んだり使い物にならなくなったら始末が面倒だろうが」
「すみません。薬の手持ちが切れてしまっていて、軽く殴った筈なんですが」
「それでも傷が付いたら値段が下がるだろう。これからは薬の管理もしっかりしろ」
「御意」
聞き覚えのある声と知らないような知っているような不思議な感覚になる声。
二人の男は話が終わると足早に部屋を出ていった。
ちゃんと鍵をかけて。
目を開けてクネクネズリズリ体を引き摺ってベッドを端まで移動する。
彼らの話からまたすぐに戻って来るだろうと予測した。
私が目覚めるのを待っているらしいが、いつもと違う手段だったが為に覚醒時間が分からないみたいだった。
常習犯。
そんな言葉が頭に浮かんだ。
私を拐った理由は分からないけど、誘拐自体をいつもしている口ぶりだった。
「んっ…」
体を動かすとまだ頭が痛む。
それでも大人しくしている事は出来ない。
ベッドの端まで来ると絨毯に降りて横になる。
そのままベッドの下に転がった。
思っていた通りベッドの下まで綺麗に掃除がされていて埃一つ見当たらない。
「ふぅ」
そこで肩に頬を押し付けて擦り、口を塞いでいた布を取りにかかった。
首が吊りそうになりながらも擦り続けると緩くなって外れた。
これで声は出せるが、ここが何処かも分からないのに迂闊に大声は出せない。
しかも一番の問題は縄ではなく金具の手枷足枷が付けられている事。
「どうしようかしら」
彼らが鍵を開けて入ってきて、慌てて外に私を探しに行くまでにはこの拘束をどうにかしたかった。
今度は手が吊りそうになりながら手枷を探っていると鍵穴らしい所に指が触れた。
髪に刺してあったピンを思い出して頭を絨毯に擦り付ける。
自分で髪を結って良かったとこの時だけは思ったけど、髪に刺しているピンがそう簡単に取れるわけもない。
ベッドの下で芋虫の様にただただウネウネ動いて終わってしまった。
「はぁはぁ…これはさすがに疲れるわね」
髪が絨毯に擦れてぐちゃぐちゃになっているだろう。
でもそんなこと考えていられない。
早く帰らなければ。
そんな事を考えていると、扉の向こうから足音が聞こえた。
「取引を始めたいのにまだ目を覚まさないのか?」
「ご主人様もそろそろ帰らなくてはいけない時間です」
「お前のせいだろうが」
「申し訳ありません」
先程と同じ声が鍵を開けて部屋の中へ入ってくる。
もぞもぞ動いていた体を硬直させて靴だけ見える2人組を注意深く観察した。
「ん?おい!居ないぞ!」
「何処に……」
もぬけの殻になっているベッドは直ぐに気付かれた。
慌てる2組の足元は落ち着きなく彷徨っている。
「………おい、薬と香炉を用意しろ」
「え?」
「お前のご主人様が愛用している薬を持っているのだろう?それを香炉に入れて焚け」
1人の足は落ち着きを取り戻したがもう1つはまだ動揺を隠せないようにたたらを踏んでいる。
「お転婆なじゃじゃ馬には躾が必要だからな」
意味深な言葉に冷や汗が伝う。
息を殺して動向を見守ると1人は外へ走って出ていった。
何で2人で出て行かなかったのか。
まだまだ動いちゃいけない空気に息苦しさを感じる。
そして外から駆ける足音がしたかと思ったら先程出て行った男が帰ってきた。
舌打ちしたいくらいだ。
「これで宜しいでしょうか?」
「焚いて部屋を出るぞ。しばらく反省してもらわないとな」
「……御意」
少しだけ逡巡するような素振りを見せたのか、一瞬間が空いてからガタゴトと命令に従ったようだ。
「さあ、楽しい時間の始まりだな」
一言楽しそうに呟くと2組の足が外へ出て行った。
鍵を掛ける音が聞こえない。
今が絶好の機会なのにまだ枷が外れていない。
それに周りが白く煙ってきた。
甘くて少しだけ葉っぱのする匂いが鼻を掠める。
「何…これ…」
甘い匂いが体に染み込むように体から力が抜けていく。
今まで鳴り止まなかった頭痛が嘘のように引いた。
目の前が霞んで焦点が定まらなくなると、さすがに焦ってくる。
「やだ……カイン…」
逃げ出す事ばかり考えてきたけど、ここに来て初めて恐怖が芽生えてくる。
体が震えて涙が溢れてくる。
「シルヴィア様」
ここに居るはずの無いカインの声が耳に入る。
ああ、迎えに来てくれた。
心底安心した。
安心したはずなのに、視界に入るカインの横には小柄でとても可愛らしい令嬢が居て目を疑った。
ここへは私を助けに来たのではないの?
そんな質問すら口から出る事はなく、ただただ胸の痛みを感じながら仲睦まじい2人を見つめるしかなかった。
頭の後ろ、項の辺りがガンガン痛む。
「う……」
自分が出した声とは言えない呻き声でも響いて頭が更に重くなる。
目をゆっくり開けると天蓋の白い薄布が視界に入った。
私の下には柔らかな感触。
見たことのないベットに寝ていたようだ。
「ん……ん!?」
体を起こそうとしたら手が出ない。
代わりにカシャンカシャンという金属音が背中から聞こえる。
後ろ手に金属の手枷が、足は揃えるように足枷が嵌められていた。
これでは歩く事はもとより、立つことさえ出来ない。
しかも口は布が噛まされ後頭部で縛られているようだ。
うん、捕まった。
視線を巡らせると意外と高価そうな絵画が飾ってあり、床も絨毯が敷かれている。
どうにか逃げ出そうと脱出経路を探ってみるが扉が一つに外から板を打ち付けられている窓が一つ。
そもそもこんな頑丈な枷を外さない限りは動くことさえままならないだろう。
初めて何も伝える事無く外出した結果がこれとは何とも情けない。
どのくらいの時間が経っているか分からないけど、アンルーシーは心配しているに違いない。
自分の為にも彼女の為にもさっさとここから脱出しなければならない。
そんな事を考えていると微かな足音が部屋の前で止まり、ガチャガチャという鍵を開ける音が響いた。
鍵までかかっていたらしい。
私は咄嗟に目を瞑り寝た振りを試みた。
「まだ目が覚めていないのか。だから薬を使えと言っただろう。もし死んだり使い物にならなくなったら始末が面倒だろうが」
「すみません。薬の手持ちが切れてしまっていて、軽く殴った筈なんですが」
「それでも傷が付いたら値段が下がるだろう。これからは薬の管理もしっかりしろ」
「御意」
聞き覚えのある声と知らないような知っているような不思議な感覚になる声。
二人の男は話が終わると足早に部屋を出ていった。
ちゃんと鍵をかけて。
目を開けてクネクネズリズリ体を引き摺ってベッドを端まで移動する。
彼らの話からまたすぐに戻って来るだろうと予測した。
私が目覚めるのを待っているらしいが、いつもと違う手段だったが為に覚醒時間が分からないみたいだった。
常習犯。
そんな言葉が頭に浮かんだ。
私を拐った理由は分からないけど、誘拐自体をいつもしている口ぶりだった。
「んっ…」
体を動かすとまだ頭が痛む。
それでも大人しくしている事は出来ない。
ベッドの端まで来ると絨毯に降りて横になる。
そのままベッドの下に転がった。
思っていた通りベッドの下まで綺麗に掃除がされていて埃一つ見当たらない。
「ふぅ」
そこで肩に頬を押し付けて擦り、口を塞いでいた布を取りにかかった。
首が吊りそうになりながらも擦り続けると緩くなって外れた。
これで声は出せるが、ここが何処かも分からないのに迂闊に大声は出せない。
しかも一番の問題は縄ではなく金具の手枷足枷が付けられている事。
「どうしようかしら」
彼らが鍵を開けて入ってきて、慌てて外に私を探しに行くまでにはこの拘束をどうにかしたかった。
今度は手が吊りそうになりながら手枷を探っていると鍵穴らしい所に指が触れた。
髪に刺してあったピンを思い出して頭を絨毯に擦り付ける。
自分で髪を結って良かったとこの時だけは思ったけど、髪に刺しているピンがそう簡単に取れるわけもない。
ベッドの下で芋虫の様にただただウネウネ動いて終わってしまった。
「はぁはぁ…これはさすがに疲れるわね」
髪が絨毯に擦れてぐちゃぐちゃになっているだろう。
でもそんなこと考えていられない。
早く帰らなければ。
そんな事を考えていると、扉の向こうから足音が聞こえた。
「取引を始めたいのにまだ目を覚まさないのか?」
「ご主人様もそろそろ帰らなくてはいけない時間です」
「お前のせいだろうが」
「申し訳ありません」
先程と同じ声が鍵を開けて部屋の中へ入ってくる。
もぞもぞ動いていた体を硬直させて靴だけ見える2人組を注意深く観察した。
「ん?おい!居ないぞ!」
「何処に……」
もぬけの殻になっているベッドは直ぐに気付かれた。
慌てる2組の足元は落ち着きなく彷徨っている。
「………おい、薬と香炉を用意しろ」
「え?」
「お前のご主人様が愛用している薬を持っているのだろう?それを香炉に入れて焚け」
1人の足は落ち着きを取り戻したがもう1つはまだ動揺を隠せないようにたたらを踏んでいる。
「お転婆なじゃじゃ馬には躾が必要だからな」
意味深な言葉に冷や汗が伝う。
息を殺して動向を見守ると1人は外へ走って出ていった。
何で2人で出て行かなかったのか。
まだまだ動いちゃいけない空気に息苦しさを感じる。
そして外から駆ける足音がしたかと思ったら先程出て行った男が帰ってきた。
舌打ちしたいくらいだ。
「これで宜しいでしょうか?」
「焚いて部屋を出るぞ。しばらく反省してもらわないとな」
「……御意」
少しだけ逡巡するような素振りを見せたのか、一瞬間が空いてからガタゴトと命令に従ったようだ。
「さあ、楽しい時間の始まりだな」
一言楽しそうに呟くと2組の足が外へ出て行った。
鍵を掛ける音が聞こえない。
今が絶好の機会なのにまだ枷が外れていない。
それに周りが白く煙ってきた。
甘くて少しだけ葉っぱのする匂いが鼻を掠める。
「何…これ…」
甘い匂いが体に染み込むように体から力が抜けていく。
今まで鳴り止まなかった頭痛が嘘のように引いた。
目の前が霞んで焦点が定まらなくなると、さすがに焦ってくる。
「やだ……カイン…」
逃げ出す事ばかり考えてきたけど、ここに来て初めて恐怖が芽生えてくる。
体が震えて涙が溢れてくる。
「シルヴィア様」
ここに居るはずの無いカインの声が耳に入る。
ああ、迎えに来てくれた。
心底安心した。
安心したはずなのに、視界に入るカインの横には小柄でとても可愛らしい令嬢が居て目を疑った。
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