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第三章 女子大生 真澄 (19歳) NTR 後編

懺悔

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深呼吸をしてベッドに歩み寄る、後ろを向いたまま、無言でシーツを捲る真澄、深呼吸をし、隣に体を滑り込ませる。

途端に鼻腔に広がる、夢にまで観た真澄の体臭。
(ぁぁ~、、真澄の、に、お、いだっ・・)

甘酸っぱい真澄の匂いに、陶然と固まる。
そんな俺の心を知らずか?この一年を、語り始めた真澄。

「真澄・・去年、伊崎クンに誘われて、、ホントに嬉しかったのっ・・・・

・・・・でも、アノ日・・り、良、ぁっ、違うっ、彼奴に連れ去られて・・・・

・・コートで虐められた時、真澄、伊崎クンだけには・・」

俺が経験し、或いは怜から聴いた、真澄の告白が続く、そして・・

「わ、私、、ぃ、いつも、我慢しようと、思ってたの・・・・
で、でも、嫌らしい玩具を、次から次へと使われて・・最後は耐え切れず、よがり狂っても、延々と虐められるのっ」

「有村ぁっ、もぅ、分かったから、な、何も言うなっ・・」
後ろを向いたままの、真澄を抱き締める。

「お願い、伊崎クン、最後まで聴いて・・
真澄、昔から、、いつも、誰かに構って貰いたくて・・
男の人に、真澄の事を、引っ張って欲しくて・・でも、皆、チヤホヤするだけで、腫れ物扱いで・・

そんな私に、アノ人だけは、違ったの・・お仕置きで痛いコトされても、嫌われるのが嫌で、、必死に耐えてたのっ・・
我慢した後は、慰めてくれて・・

でも・・
玩具を使うだけで、、結局、直接、自分の手や指や舌で可愛がってくれ無くて・・

私、汗かきで、腋とか、へ、変な匂いがスるのを、自分でも知ってて・・

さっきも、伊崎クン・・私の匂い、嫌ってたんでしょっ?
もう、無理して、私なんか、相手にしないでっ・・

去年の告白、私も忘れるから、、伊崎クンはモテるから、他の娘とっ、れ、怜サンとか・・ぅ、ぅぅ、ぅっ・・」

全てを吐き出し、再び肩を震わせる真澄。
(真澄っ、可哀想に、、そんな思いをシてたんだっ・・)

無言で振り向かせた身体を、抱き締める。
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