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piece5 剛士の部屋で、剛士のベッドで
脱がせて
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そっと、剛士のジャケットに触れる。
襟元から手を入れ、ゆっくりとずり落としていく。
剛士の腕からジャケットを抜くと、悠里は少しでも皺にならないようにと丁寧に畳もうとした。
剛士が優しく笑う。
「いいよ、そこにぶん投げてくれたら」
椅子を指し、剛士が言った。
見ると、脱がされた悠里の制服も、椅子に綺麗に置かれていた。
「後で、まとめてアイロンかけよう」
悪戯っぽく笑った剛士につられて、悠里も笑ってしまう。
「……はい、次はネクタイ」
手を取り、首元まで導かれて、再び悠里の頬は色づく。
「ネクタイの外し方、わかる?」
悠里が首を横に振ると、剛士が優しく悠里の両手を握る。
「片手でノット……結び目を押さえてから、後ろ側の細い方……そう、そっちを引いて」
教えられる通りに悠里は、そっとネクタイの小剣を引く。
滑らかな衣擦れの音を立て、ネクタイが悠里の手に降りてきた。
「……できた」
「ん、上手」
嬉しそうにした悠里を褒めるように、剛士は彼女の頭を撫でた。
そうして、甘い声で次を要求する。
「はい、ワイシャツ」
腰に腕を回され、身体を引き寄せられる。
間近に彼の顔と逞しい胸が来て、悠里は思わず目を逸らしてしまう。
また手を取られ、ワイシャツに触れさせられた。
「悠里……早く」
「は、はい……」
優しい声で急かされ、悠里は頷く。
恥ずかしさに俯きながらも、悠里はワイシャツのボタンをひとつひとつ外していった。
するりと、ワイシャツを彼の腕から引き抜くと、悠里はもう限界というように剛士を見上げて目で訴える。
彼の上半身に残るのは、黒のTシャツのみだ。
襟元から手を入れ、ゆっくりとずり落としていく。
剛士の腕からジャケットを抜くと、悠里は少しでも皺にならないようにと丁寧に畳もうとした。
剛士が優しく笑う。
「いいよ、そこにぶん投げてくれたら」
椅子を指し、剛士が言った。
見ると、脱がされた悠里の制服も、椅子に綺麗に置かれていた。
「後で、まとめてアイロンかけよう」
悪戯っぽく笑った剛士につられて、悠里も笑ってしまう。
「……はい、次はネクタイ」
手を取り、首元まで導かれて、再び悠里の頬は色づく。
「ネクタイの外し方、わかる?」
悠里が首を横に振ると、剛士が優しく悠里の両手を握る。
「片手でノット……結び目を押さえてから、後ろ側の細い方……そう、そっちを引いて」
教えられる通りに悠里は、そっとネクタイの小剣を引く。
滑らかな衣擦れの音を立て、ネクタイが悠里の手に降りてきた。
「……できた」
「ん、上手」
嬉しそうにした悠里を褒めるように、剛士は彼女の頭を撫でた。
そうして、甘い声で次を要求する。
「はい、ワイシャツ」
腰に腕を回され、身体を引き寄せられる。
間近に彼の顔と逞しい胸が来て、悠里は思わず目を逸らしてしまう。
また手を取られ、ワイシャツに触れさせられた。
「悠里……早く」
「は、はい……」
優しい声で急かされ、悠里は頷く。
恥ずかしさに俯きながらも、悠里はワイシャツのボタンをひとつひとつ外していった。
するりと、ワイシャツを彼の腕から引き抜くと、悠里はもう限界というように剛士を見上げて目で訴える。
彼の上半身に残るのは、黒のTシャツのみだ。
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