85 / 123
piece8 悠里の『ダメ』は『もっと』
もう、逃せない
しおりを挟む
大きなバスタオルを被せられ、柔らかく身体を拭かれる。
『理性が飛びそう』と言いながらも、剛士はいつも優しい。
悠里は、熱に浮かされたように彼を見上げる。
「……そんな可愛い顔してると、ほんとにメチャメチャ抱いちゃうけど」
ふっと甘い微笑みを浮かべ、剛士は囁いた。
何も考えることはできず、悠里はただ心のまま、頷く。
剛士の切れ長の瞳に、熱が宿った。
手を引かれて脱衣所を出た瞬間、抱き上げられる。
そうしてベッドまで運ばれ、押し倒された。
「悠里」
剛士の優しい笑みは影を潜め、挑むような微笑が浮かんだ。
「もう、逃がせないぞ?」
悠里は、覆い被さってくる愛しい人の背中に腕を回す。
「……はい」
真っ直ぐに切れ長の瞳を見つめ、悠里は頷いた。
シャワーを浴びたいと言ったら、お風呂を入れてくれていて。
お風呂の電気を消したいと言ったら、バスキャンドルを用意してくれていて。
恥ずかしい気持ちに気づいて、目を閉じてくれる。
いつも悠里のことを考えて、先回りして、たくさんの優しさと愛をくれる剛士。
自分からも、ありったけの愛を捧げたい。全てを。
悠里は、彼の首に腕を絡ませ、耳元で囁いた。
「全部、ゴウさんのしたいこと、して……?」
「悠里」
剛士が、熱く唇を重ねてきた。
「じゃあ、お前の全部……俺にくれ」
バスタオルを剥ぎとられ、力強く抱き竦められた。
剛士の唇が、悠里の肌を滑らかに這う。
「あっ……」
優しく胸の形をなぞられた後、舌先で乳首を舐め回される。
「あっ……んんっ」
悠里は快楽に身を捩らせ、剛士に回した腕に力を込めた。
彼女の甘い欲求に応えるように、剛士は両胸を手に収め、揉みしだく。
「あぅっ!…んっ…ああっ……」
「可愛い、悠里……」
悠里の細い首筋に舌を這わせ、鎖骨、肩にキスを落とす。
そうしながら、剛士は彼女の小さな乳首を、くりくりと指で撫で回す。
「あんっ!はぁっ…!」
ピクンッ、ピクンッと悠里が身を弾ませるのを見つめ、剛士は囁いた。
「悠里……今日、敏感だな」
ちゅうっと、胸元に吸い付き、剛士は微笑む。
「んっ!」
悠里は恥ずかしそうに口元に手を当て、剛士を見上げた。
「だ、だって……っ」
「……ん? だって?」
可愛らしく尖った乳首を、きゅっとつまみ、剛士は囁く。
「ああっ!」
「だって……何?」
赤くなった悠里の耳にキスをし、ゆっくりと舌でなぞる。
「ふっ……んんっ」
「悠里」
快楽に潤んだ大きな瞳が、剛士を見上げた。
「だって……久しぶり、なんだもん……」
「……会えるの、2週間ぶりだもんな」
柔らかな悠里の胸を手に納めたまま、剛士は微笑む。
「寂しかった? 悠里」
「んっ……さみし、かった…っ」
「……俺も」
彼女の頬にキスをし、耳元で囁いた。
「早く、悠里に会いたかった。いっぱい、抱きたかったよ」
「ゴウさん……」
剛士が優しく微笑んで、悠里の頬を撫でる。
「だから、今日泊まるって言ってくれて、すげぇ嬉しかった」
彼につられるように、悠里の顔もほころんだ。
「私も……すごく嬉しいの。ありがとう、ゴウさん」
「俺の方こそ」
悠里の髪を撫で、剛士は甘い声で囁いた。
「今日はいっぱい……悠里のこと、可愛がるから」
「ふふ……」
『理性が飛びそう』と言いながらも、剛士はいつも優しい。
悠里は、熱に浮かされたように彼を見上げる。
「……そんな可愛い顔してると、ほんとにメチャメチャ抱いちゃうけど」
ふっと甘い微笑みを浮かべ、剛士は囁いた。
何も考えることはできず、悠里はただ心のまま、頷く。
剛士の切れ長の瞳に、熱が宿った。
手を引かれて脱衣所を出た瞬間、抱き上げられる。
そうしてベッドまで運ばれ、押し倒された。
「悠里」
剛士の優しい笑みは影を潜め、挑むような微笑が浮かんだ。
「もう、逃がせないぞ?」
悠里は、覆い被さってくる愛しい人の背中に腕を回す。
「……はい」
真っ直ぐに切れ長の瞳を見つめ、悠里は頷いた。
シャワーを浴びたいと言ったら、お風呂を入れてくれていて。
お風呂の電気を消したいと言ったら、バスキャンドルを用意してくれていて。
恥ずかしい気持ちに気づいて、目を閉じてくれる。
いつも悠里のことを考えて、先回りして、たくさんの優しさと愛をくれる剛士。
自分からも、ありったけの愛を捧げたい。全てを。
悠里は、彼の首に腕を絡ませ、耳元で囁いた。
「全部、ゴウさんのしたいこと、して……?」
「悠里」
剛士が、熱く唇を重ねてきた。
「じゃあ、お前の全部……俺にくれ」
バスタオルを剥ぎとられ、力強く抱き竦められた。
剛士の唇が、悠里の肌を滑らかに這う。
「あっ……」
優しく胸の形をなぞられた後、舌先で乳首を舐め回される。
「あっ……んんっ」
悠里は快楽に身を捩らせ、剛士に回した腕に力を込めた。
彼女の甘い欲求に応えるように、剛士は両胸を手に収め、揉みしだく。
「あぅっ!…んっ…ああっ……」
「可愛い、悠里……」
悠里の細い首筋に舌を這わせ、鎖骨、肩にキスを落とす。
そうしながら、剛士は彼女の小さな乳首を、くりくりと指で撫で回す。
「あんっ!はぁっ…!」
ピクンッ、ピクンッと悠里が身を弾ませるのを見つめ、剛士は囁いた。
「悠里……今日、敏感だな」
ちゅうっと、胸元に吸い付き、剛士は微笑む。
「んっ!」
悠里は恥ずかしそうに口元に手を当て、剛士を見上げた。
「だ、だって……っ」
「……ん? だって?」
可愛らしく尖った乳首を、きゅっとつまみ、剛士は囁く。
「ああっ!」
「だって……何?」
赤くなった悠里の耳にキスをし、ゆっくりと舌でなぞる。
「ふっ……んんっ」
「悠里」
快楽に潤んだ大きな瞳が、剛士を見上げた。
「だって……久しぶり、なんだもん……」
「……会えるの、2週間ぶりだもんな」
柔らかな悠里の胸を手に納めたまま、剛士は微笑む。
「寂しかった? 悠里」
「んっ……さみし、かった…っ」
「……俺も」
彼女の頬にキスをし、耳元で囁いた。
「早く、悠里に会いたかった。いっぱい、抱きたかったよ」
「ゴウさん……」
剛士が優しく微笑んで、悠里の頬を撫でる。
「だから、今日泊まるって言ってくれて、すげぇ嬉しかった」
彼につられるように、悠里の顔もほころんだ。
「私も……すごく嬉しいの。ありがとう、ゴウさん」
「俺の方こそ」
悠里の髪を撫で、剛士は甘い声で囁いた。
「今日はいっぱい……悠里のこと、可愛がるから」
「ふふ……」
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる