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第十三話 人生初のTバック
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短気は損気という言葉をどうして今頃思い出したんだろう。
女が廃る。
女なめんな。
おまえら男なんか鼻先でせせら笑ってやるぜ、見てろよ、ちくしょー。
なんてことを思ったのがいけなかったのだと思ってみても手遅れだ。
目の前にぶら下がるハンガーを見て背筋が凍っている。
だけどどうあがこうがこの状況は変えられない。
『契約書』
その怖さをあらためて知る。
違反した場合、なんだったっけ?
そう、あのドSでこんちくしょうな上司殿が言っていた。
『二千万の借金を負うことになるから心しろよ』
逃げ出すはずないじゃない、バカじゃないの?
言われたときはそう思った。
だけど目の前にぶら下がっているものを見て思う。
逃げ出せるなら全速力でこの場から逃げたい。
しかし二千万。
それを払える自信はまったくない。
であるならば覚悟を決めるしかないじゃないか!
大きく深呼吸をして新鮮な空気を肺一杯に溜めこむ。
ゆっくりと空気を吐き出した後、両手でパチンと左右の頬をはたく。
痛みはやる気を呼び覚ますために一番いい手法なんだと小学校の頃に教わった。
じんじんと熱と痛みが脳へと伝わって、そこからやる気伝達ホルモンが体中へ加速的に発信されていく。
やるしかない。
やるしかないのよ、愛希!
ここで逃げるたら本当にただの間抜けになっちゃうのよ!
あのバカホストにいいように乗せられているってわかっていながら乗った船じゃない!
それならなおさらここでやりきって、あの男の顔に一発入れてやるのよ!
グッと両こぶしを腰位置で作り、小さく後ろに引く。
――終わったら正拳突きじゃ!
気合を入れてハンガーにぶら下がるそれに手を伸ばす。
手触りサラサラ、絹仕立てのヌード色カラーTバック。
かれこれ30分近くも誰もいない更衣室で穿くか穿かないかで格闘している。
それでも誰も私に声を掛けてこないのは、おそらくあのバカホストがとめているせいだろう。
『きっとね。心の準備は必要だと思うんだ、愛希。オレがたっぷり時間作るから、着替えておいで。大丈夫。オレのこと信じてよ。オレは愛希の味方だからさ』
なんて調子のいいことぶっこいていたけれど、ちゃんと実践しているということか。
別にあの男を見直しているわけじゃない。
だけど思っているよりも誠実……に思えてしまうのが悔しい。
あの契約から2日が経っている。
ここは撮影スタジオだ。
会社に到着後すぐに、高嶺とスタジオ入りしたときにはすでにバカホストはスタジオに来ていた。
『愛希のメイクは申し訳ないけど、オレの用意したスタッフでお願いする。別にここのスタッフを信用していないわけじゃない。ただ、オレの思う理想の愛希を表現するにはそれなりに心を通わせた人にお願いしたほうがいいなと思ったんだよね。とりあえず、ちゃんと撮影できればいいわけでしょ? そこらへんは問題ないと思うから。まあ、あんたも言いたいことは山のようにあるとは思うけど、ここはオレが仕切らせてもらう。あんたは撮影のカメラマンさんとか、監督とか、そっちのほうを仕切ってよ。頼むね』
このバカホストのすごいところは、うちの上司に平気でため口をきいているところだろう。
どう考えても依頼主である側に一タレント、いや一ホストがそんな態度で接していいわけがない。
だけど高嶺も高嶺で、嫌な顔はするもののストレートには言い返さない。
バカは相手にするだけ疲れるから無駄――とも言うような視線を送りながら『わかった』と答えた。
――本当にどんな関係なのよ?
龍空と高嶺。
二人の間になにかしらの因縁がある。
だけどいまだに龍空からも高嶺からも聞けていない。
知ったところで私にメリットはないだろう。
いや、きっとデメリットだらけに違いない。
――そっとしておくに限るわね。
ゆっくりと自分の穿いていた下着を脱いで、Tバックに足を通す。
ふくらはぎから股へスルスル滑るように伝ったTバックを、デルタゾーンがしっかり保護できるまで穿き終えて感じること。
――ものすごい食い込むね、これ。
それも秘部に。
男性の場合、秘部に裂け目はないから食い込むと言ってもお尻だけなんだろうけれど、女性の場合はお尻とは別の裂け目がある。
この裂け目に5ミリほどの幅の下着がしっかりと食い込むんだからいただけない。
なんとも言えない食い込み具合に体が慣れてくれない。
足を大きく開いたら隠れているところまで多少なり見えてしまわないかと不安になる。
とりあえず、デルタゾーンの除草作業は昨日してきたのだが、草がないだけ雨露が入口の奥深くから滲み出てきたら、こんな細い幅の布ではキャッチはできまいと――なんだか妙な不安だけが大きく膨らんでいく。
――急がないとな。
かなり時間をとってしまった。
まだメイクが残っている。
きっとメイクさんを待たせてしまっていることだろう。
ピッタリと肌に吸い付くヌーブラを着用すると、壁にかかっていた白のガウンを羽織って更衣室の外へ出る。
龍空が待ち構えていたように近づいてきて、にっこりと笑った。
「人生初Tバックの感想どう?」
「『最高よ』、ありがとう」
と龍空の首根っこを摑まえて嫌味たっぷりに返してやる。
片方だけしっかり口角を持ち上げて、だ。
「そっかあ。見たいなあ、愛希のTバック姿。後ろ姿スゴイキレイなんだろうなあ」
などと妄想し続ける男の呟きはスルーする。
――言ってろ、ばーか。
「あ、そうそう。愛希のメイクさんね、ちゃんと来てるから。愛希がさあ、30分も更衣室にこもっていてくれていたから本当に助かっちゃったよ。なかなか口説き落とせなくて、さすがの俺もかなり苦戦したから。さあ、別の自分になりに行こうか、愛希?」
スッと目の前に差し出されるのは龍空の大きな手。
肉厚ではない、スマートな手がエスコートしますと言わんばかりに胸の位置に差し出されている。
「大丈夫。案内するだけ。それに……」
フフ……と小さく龍空は笑うと左の耳に顔を寄せて耳打ちした。
「緊張で転んで生尻、みんなに見せるなんてことになったら困るでしょう?」
サンダルって意外と滑るから……と付け加えながら龍空はパチンとウィンクして見せた。
これもそれもなにもかも、この男は狙いでやっているじゃないのか?
用意された備品さえ、この男のなにかしら息がかかったものなのかと疑いたくなるほど、この男はさらりといろんなことを言ったり、やってのけたりする。
ホストとして身についている自然な行為である女性のエスコートやもてなし。
これがホストという職業に就いていない男性にやってもらえたら、きっとこれほど嫌な気持ちにはならないんだろう。
――残念すぎる。
この男の術中にまんまとハマる私も含めて本当に残念以上の言葉が見つからない。
「転んだらたしかに困るわよね、いろいろと」
「うん。特にオレが困る」
「なんであんたが困るのよ?」
ニッコリと笑みを絶やさずにゆっくりと並び歩く龍空を睨みつけて問う。
「え? だって愛希の最初で最後の特別な男だから」
「意味わかんない……」
「今はわかんなくていいよ」
そうニッコリ笑顔で言い切ると、それきりメイク室にたどり着くまで龍空はなにも言わなかった。
沈黙が落ちるその中で、私が見上げた龍空の顔はあまりにも爽やかで――
真っ直ぐで濁りのない瞳に吸いこまれた私は、付き添われるまま、ただ歩くしかなかった。
Tバックが食い込むせいできっとまともに考えられないんだ。
そうに違いない。
――もう二度と穿かないわよ、Tバックなんて!
そう心で叫んで、私は龍空から目を逸らした。
女が廃る。
女なめんな。
おまえら男なんか鼻先でせせら笑ってやるぜ、見てろよ、ちくしょー。
なんてことを思ったのがいけなかったのだと思ってみても手遅れだ。
目の前にぶら下がるハンガーを見て背筋が凍っている。
だけどどうあがこうがこの状況は変えられない。
『契約書』
その怖さをあらためて知る。
違反した場合、なんだったっけ?
そう、あのドSでこんちくしょうな上司殿が言っていた。
『二千万の借金を負うことになるから心しろよ』
逃げ出すはずないじゃない、バカじゃないの?
言われたときはそう思った。
だけど目の前にぶら下がっているものを見て思う。
逃げ出せるなら全速力でこの場から逃げたい。
しかし二千万。
それを払える自信はまったくない。
であるならば覚悟を決めるしかないじゃないか!
大きく深呼吸をして新鮮な空気を肺一杯に溜めこむ。
ゆっくりと空気を吐き出した後、両手でパチンと左右の頬をはたく。
痛みはやる気を呼び覚ますために一番いい手法なんだと小学校の頃に教わった。
じんじんと熱と痛みが脳へと伝わって、そこからやる気伝達ホルモンが体中へ加速的に発信されていく。
やるしかない。
やるしかないのよ、愛希!
ここで逃げるたら本当にただの間抜けになっちゃうのよ!
あのバカホストにいいように乗せられているってわかっていながら乗った船じゃない!
それならなおさらここでやりきって、あの男の顔に一発入れてやるのよ!
グッと両こぶしを腰位置で作り、小さく後ろに引く。
――終わったら正拳突きじゃ!
気合を入れてハンガーにぶら下がるそれに手を伸ばす。
手触りサラサラ、絹仕立てのヌード色カラーTバック。
かれこれ30分近くも誰もいない更衣室で穿くか穿かないかで格闘している。
それでも誰も私に声を掛けてこないのは、おそらくあのバカホストがとめているせいだろう。
『きっとね。心の準備は必要だと思うんだ、愛希。オレがたっぷり時間作るから、着替えておいで。大丈夫。オレのこと信じてよ。オレは愛希の味方だからさ』
なんて調子のいいことぶっこいていたけれど、ちゃんと実践しているということか。
別にあの男を見直しているわけじゃない。
だけど思っているよりも誠実……に思えてしまうのが悔しい。
あの契約から2日が経っている。
ここは撮影スタジオだ。
会社に到着後すぐに、高嶺とスタジオ入りしたときにはすでにバカホストはスタジオに来ていた。
『愛希のメイクは申し訳ないけど、オレの用意したスタッフでお願いする。別にここのスタッフを信用していないわけじゃない。ただ、オレの思う理想の愛希を表現するにはそれなりに心を通わせた人にお願いしたほうがいいなと思ったんだよね。とりあえず、ちゃんと撮影できればいいわけでしょ? そこらへんは問題ないと思うから。まあ、あんたも言いたいことは山のようにあるとは思うけど、ここはオレが仕切らせてもらう。あんたは撮影のカメラマンさんとか、監督とか、そっちのほうを仕切ってよ。頼むね』
このバカホストのすごいところは、うちの上司に平気でため口をきいているところだろう。
どう考えても依頼主である側に一タレント、いや一ホストがそんな態度で接していいわけがない。
だけど高嶺も高嶺で、嫌な顔はするもののストレートには言い返さない。
バカは相手にするだけ疲れるから無駄――とも言うような視線を送りながら『わかった』と答えた。
――本当にどんな関係なのよ?
龍空と高嶺。
二人の間になにかしらの因縁がある。
だけどいまだに龍空からも高嶺からも聞けていない。
知ったところで私にメリットはないだろう。
いや、きっとデメリットだらけに違いない。
――そっとしておくに限るわね。
ゆっくりと自分の穿いていた下着を脱いで、Tバックに足を通す。
ふくらはぎから股へスルスル滑るように伝ったTバックを、デルタゾーンがしっかり保護できるまで穿き終えて感じること。
――ものすごい食い込むね、これ。
それも秘部に。
男性の場合、秘部に裂け目はないから食い込むと言ってもお尻だけなんだろうけれど、女性の場合はお尻とは別の裂け目がある。
この裂け目に5ミリほどの幅の下着がしっかりと食い込むんだからいただけない。
なんとも言えない食い込み具合に体が慣れてくれない。
足を大きく開いたら隠れているところまで多少なり見えてしまわないかと不安になる。
とりあえず、デルタゾーンの除草作業は昨日してきたのだが、草がないだけ雨露が入口の奥深くから滲み出てきたら、こんな細い幅の布ではキャッチはできまいと――なんだか妙な不安だけが大きく膨らんでいく。
――急がないとな。
かなり時間をとってしまった。
まだメイクが残っている。
きっとメイクさんを待たせてしまっていることだろう。
ピッタリと肌に吸い付くヌーブラを着用すると、壁にかかっていた白のガウンを羽織って更衣室の外へ出る。
龍空が待ち構えていたように近づいてきて、にっこりと笑った。
「人生初Tバックの感想どう?」
「『最高よ』、ありがとう」
と龍空の首根っこを摑まえて嫌味たっぷりに返してやる。
片方だけしっかり口角を持ち上げて、だ。
「そっかあ。見たいなあ、愛希のTバック姿。後ろ姿スゴイキレイなんだろうなあ」
などと妄想し続ける男の呟きはスルーする。
――言ってろ、ばーか。
「あ、そうそう。愛希のメイクさんね、ちゃんと来てるから。愛希がさあ、30分も更衣室にこもっていてくれていたから本当に助かっちゃったよ。なかなか口説き落とせなくて、さすがの俺もかなり苦戦したから。さあ、別の自分になりに行こうか、愛希?」
スッと目の前に差し出されるのは龍空の大きな手。
肉厚ではない、スマートな手がエスコートしますと言わんばかりに胸の位置に差し出されている。
「大丈夫。案内するだけ。それに……」
フフ……と小さく龍空は笑うと左の耳に顔を寄せて耳打ちした。
「緊張で転んで生尻、みんなに見せるなんてことになったら困るでしょう?」
サンダルって意外と滑るから……と付け加えながら龍空はパチンとウィンクして見せた。
これもそれもなにもかも、この男は狙いでやっているじゃないのか?
用意された備品さえ、この男のなにかしら息がかかったものなのかと疑いたくなるほど、この男はさらりといろんなことを言ったり、やってのけたりする。
ホストとして身についている自然な行為である女性のエスコートやもてなし。
これがホストという職業に就いていない男性にやってもらえたら、きっとこれほど嫌な気持ちにはならないんだろう。
――残念すぎる。
この男の術中にまんまとハマる私も含めて本当に残念以上の言葉が見つからない。
「転んだらたしかに困るわよね、いろいろと」
「うん。特にオレが困る」
「なんであんたが困るのよ?」
ニッコリと笑みを絶やさずにゆっくりと並び歩く龍空を睨みつけて問う。
「え? だって愛希の最初で最後の特別な男だから」
「意味わかんない……」
「今はわかんなくていいよ」
そうニッコリ笑顔で言い切ると、それきりメイク室にたどり着くまで龍空はなにも言わなかった。
沈黙が落ちるその中で、私が見上げた龍空の顔はあまりにも爽やかで――
真っ直ぐで濁りのない瞳に吸いこまれた私は、付き添われるまま、ただ歩くしかなかった。
Tバックが食い込むせいできっとまともに考えられないんだ。
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