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シャドウナイト
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俺は今、とてもハマっているゲームがあった。
それはMMORPGの「シャドウナイト」というスマホゲームだ。
エンジェルダークネスという世界で悪の魔王を倒すという内容のゲームだ。
普通のMMORPGみたいに戦うだけではなく、釣りをしたり料理をしたり職業にあった事が出来る。
その中でもお気に入りなのが闇を司るグリモワールという闇魔術師だ。
剣士とかがやはり人気だが、このジョブは隠れた人気がある。
服装は基本真っ黒なローブで暗いが、魔法は攻撃型で強い。
ビジュも可愛い系からカッコいい系までいろいろある。
そしてこのMMORPGのウリといえばなんといっても、NPCと結婚が出来るという。
俺は断然王都グレンの酒場のレイチェルちゃんを口説きまくっている。
レイチェルちゃんは豊満な胸を大胆な服で見せて大人の色気で酒場の野郎達を癒している。
でもレイチェルちゃんは難攻不落だと言われていて誰も結婚した事がないらしいとチャットで聞いた。
一時は結婚出来ないキャラクターかと思ったが、プレゼントで好感度が上がるシステムでレイチェルちゃんにあげられるから好感度が上がってるみたいだから結婚出来る筈。
しかし99%分のプレゼントを渡し、残り1%は告白で100%になり結婚となるが高価な品をあげても俺のレイチェルちゃんへの好感度は15%しかない。
50%で恋人っぽい台詞が聞けるのに、一生無理な気がする。
しかしそこはゲーマー魂に火が付き、レイチェルちゃんが見向きもしないから他のNPCに行く奴らとは違いストーカーのようにしつこくプレゼント攻撃をしている。
くそっ、闇魔術師ならゲスな魔法とかないのか…相手を惚れさせる惚れ魔法とか!
そして寒い季節の冬、一年に一度しか見ない親戚からお年玉を貰い課金した。
こんな時ぐらいしか10連ガチャとか出来ない。
…バイトしようかな、あ…俺の学校バイトに親殺されたみたいに厳しいから無理かな。
いいもの来いっ!と祈るとスマホが震えた。
これはURが来た事を知らせる胸熱演出だった。
期待でドキドキしながら見てみると、特別会話が聞けるという冬限定のあったかマフラーのプレゼントだった。
特別会話!…あの難攻不落のレイチェルちゃんの会話が聞けると嬉しさのあまりガッツポーズした。
早速酒場に行きレイチェルちゃんに貢ぎまくった。
やはり特別会話だからかいつも素っ気なく「ありがとう(いくらで売れるかしら)」という切ない会話しかしないが、キラキラのモーションが背景にあった。
しかも、いつもの愛想笑いではなくほんのり頬が赤い。
これは自分が所属している「難攻不落のNPCと結婚したいギルド」の奴らに自慢できる!
このギルドの連中はあまり戦闘はせず恋愛ゲームとして楽しみ、キャラクターの話題で盛り上がっていた。
何人か冬限定レア率アップのガチャを回したみたいで変なのしか出なくて騒いでいた。
ふっふっふ、俺はまだマフラーの事を話していないからこれをスクショして自慢しよう!
マフラーだから「一緒に入ろ?」とか何とか言われたらどうしようと鼻の下を伸ばしていた。
「ありがとう、でもゼロが欲しがっていたわ」
その言葉を聞いて、思わずスマホを落としそうになった。
口を開けて呆然と会話終了したいつもの居酒屋を見つめる。
確かにいつもと会話の内容が違う…悪い意味でな!
ゼロといえばレイチェルちゃん以上の難攻不落の騎士だ。
しかしこのシャドウナイトというタイトルは影を操る特殊能力があるゼロから付けたと公式発表されてるほど人気のキャラクターだ…女子に…
一応ゼロも結婚出来るが、やはり頑張っても結婚まで行くのは無理らしい。
我がギルドにもゼロに心酔していて何としてでも結婚したいという女の子がいるが、まずゼロはUR以下のプレゼントは全て受け取らないしURのプレゼントでも5個あげて1%になるかならないかという、もはや公式がプレイヤーを虐めてるような感じになっている。
一時苦情が殺到したが、公式も原因が分からないみたいで首を傾げていた。
いやそんなバカな、好感度設定は公式がしてる筈なのに…
もしかしてレイチェルちゃんはゼロとデキてるのか!?
だからこんなにアピールしてるのに落ちないのか!?
そんなプレイヤー殺しの設定があるか!?!?
マフラーは返されてしまい落ち込む、俺…浮気プレイはしないし…レイチェルちゃん一筋なのに…
なんかそう思うとゼロが腹立たしくなっていった。
確かゼロは王立騎士団に所属しているから城の中にいる筈だ。
俺は男プレイヤーだから男のNPCとは当然結婚出来ないしプレゼントも送れない。
しかしゼロは騎士だから話しかければ稽古をつけてくれる。
新人プレイヤーでもやりこみプレイヤーでも容赦なくえげつない攻撃を仕掛けてきて誰も勝てない。
だからか「ゼロを倒し隊ギルド」というのを何度か見かけた事がある、しかしとうとうゼロが破れたという噂を聞かないから結局無理なのだろう。
稽古にチートNPCを作るなよと愚痴を言いながら城に入る。
城には人気のNPCキャラが揃ってるからプレイヤーも多い。
NPCとの会話画面は本人しか見えないから分からないが、きっともう結婚を済ませたプレイヤーが多いだろう。
俺だってレイチェルちゃんが普通のキャラだったらとグスンと涙目になりながらゼロを探す。
ゼロに勝てなくてもいいが、稽古でストレス発散したいだけだ。
相手を拘束する黒魔術を持ってるから少しの間殴り放題だ!HPはほとんど減らないだろうが…
そしてゼロの部屋の前には女のプレイヤーが大勢いた。
中には俺と同じマフラーが当たった子がいたが、ゼロはレイチェルちゃん同様プレゼントを「いらない」と突き返されたと愚痴を零していた。
レイチェルちゃんなら許せるが、ゼロだとなんか腹立つな。
女の子の中に入るのは恥ずかしいが、ゼロを気分だけボコボコにしたいからさっさと部屋に入る。
ゼロの会話はゼロの部屋に入った瞬間マップ画面から会話画面に切り替わり発生する。
ゼロとはチュートリアルを機械的に説明してきた後から会いに行ってない、行く予定もなかったし…
漆黒の黒髪に冬限定私服なのかラフな格好をしている。
女ウケしそうな男前のイケメンが上から目線で見下ろされている気分だ…実際はそうではないんだろうが、雰囲気で何となく感じる。
「…なんだ?」
興味がなさそうに素っ気ない様子でゼロは答える。
冷酷なのも女子ウケしそう…自分にだけ優しい、とか?誰も結婚してないが…
ゼロの会話の後に俺のする行動が選択肢が出る。
稽古、会話は普通だ…普通ならこの二つだけの筈だ。
そこにはいつも同性のNPCにはない選択肢がある…あれ?プレゼントの選択肢?
そういえば昨日アップデートしたなぁ…冬限定のガチャと街並みとか服装だけだと思ってたが新機能が出来たのか?
同性でもプレゼントして友情が芽生えますよとか?
他のキャラならまだしもURしか受け取らない友達はいらないな。
男で友達になるならドワーフ族のメルがいいな。
見た目小学生みたいだがちゃんと女のプレイヤーと結婚出来るみたいだ。
犯罪臭がしそうだがメルと友達になるだけなら普通だろ、うんうん。
そういえばいらないプレゼントがあったなぁ、レイチェルちゃんにもあげるわけにはいかないし…
俺は迷わずゼロのプレゼントに焦げた炭を選択した。
これは料理をしていて失敗してしまったアイテムだ。
料理はランダム確率で成功か失敗か表示される、失敗すると全て焦げた炭になる。
ちょっといい材料使ったから焦げた炭でもMPがちょっと回復する、HPが瀕死になるが…
捨てるの勿体ないし、ゼロの嫌がる反応が見たくてプレゼントした。
突き返されるだろうが嫌がらせが出来るからいいやと軽い気持ちだった。
まさかゼロのキラキラモーションを見れるとは誰が想像しただろうか。
いや、全てのキャラクターの好感度が下がる焦げた炭だよ!?
「ありがとう、君の贈り物なら喜んで受け取るよ」
もう一度言うが焦げた炭だよ!?
「これは、手作りの料理…あぁ、君は俺のところに嫁に来る運命なんだね」
俺は驚きすぎて白目を剥いて何も耳に入って来なかった。
…おい公式、台詞間違いがあるぞ…女プレイヤーへの台詞と混ぜちゃいかんぞ…
どうなっているんだと戸惑っていたら、さらに目を見開いた。
会話と稽古とプレゼント以外にもう一つ選択肢が増えていた。
それは俺が一度もお目にかかった事がない選択肢だった。
ー告白ー
まさかと思い、NPCキャラの好感度一覧をメニューから探し開く。
レイチェルちゃんの好感度15%に泣きそうになるが、ゼロの好感度に再び白目を剥く。
ー99%ー
いやいやいや、俺はゼロの好感度なんて上げた事がない…焦げた炭で99%も上がるとかバグか!?
いい材料使っても焦げた炭になった時点でNランクのプレゼントだぞ?
もしかして、裏技?しばらく考えても答えは出ず…とりあえず今日は稽古を止めようとゼロの部屋を出た。
よし!もう一度レイチェルちゃんのところに行こう!
ーーー
レイチェルちゃんに焦げた炭を渡したらビンタを食わらされた。
難攻不落NPCは全員共通かと思ったが…やっぱりゼロだけの裏技か。
チャットでゼロ大好き女子達に焦げた炭の裏技を教えた。
女の子達の反応は内容は一言で言うと「はぁ?」だった。
なんとゼロがURしか受け取らないのはそもそもUR以外のプレゼントは選択出来ないらしい。
え?でも俺の画面では持ち物全部選択出来たけど…
それに同性にプレゼント出来るわけないと半ギレで言われ怖かった。
ゼロといつまでも結婚出来ないから俺がからかったと思われたらしい。
あれはいったいなんだったのか、夢だったのかと好感度欄を見るとやはりゼロ99%になっている。
試しにドワーフのメルと会話をしたらプレゼントの欄がない。
え?ゼロだけに起きたバクかなにか?怖っ!!
何だかよく分からないまま、もう遅いから寝落ちした。
俺が夢の中で旅立った後もスマホの通知は鳴り止まなかった。
それはMMORPGの「シャドウナイト」というスマホゲームだ。
エンジェルダークネスという世界で悪の魔王を倒すという内容のゲームだ。
普通のMMORPGみたいに戦うだけではなく、釣りをしたり料理をしたり職業にあった事が出来る。
その中でもお気に入りなのが闇を司るグリモワールという闇魔術師だ。
剣士とかがやはり人気だが、このジョブは隠れた人気がある。
服装は基本真っ黒なローブで暗いが、魔法は攻撃型で強い。
ビジュも可愛い系からカッコいい系までいろいろある。
そしてこのMMORPGのウリといえばなんといっても、NPCと結婚が出来るという。
俺は断然王都グレンの酒場のレイチェルちゃんを口説きまくっている。
レイチェルちゃんは豊満な胸を大胆な服で見せて大人の色気で酒場の野郎達を癒している。
でもレイチェルちゃんは難攻不落だと言われていて誰も結婚した事がないらしいとチャットで聞いた。
一時は結婚出来ないキャラクターかと思ったが、プレゼントで好感度が上がるシステムでレイチェルちゃんにあげられるから好感度が上がってるみたいだから結婚出来る筈。
しかし99%分のプレゼントを渡し、残り1%は告白で100%になり結婚となるが高価な品をあげても俺のレイチェルちゃんへの好感度は15%しかない。
50%で恋人っぽい台詞が聞けるのに、一生無理な気がする。
しかしそこはゲーマー魂に火が付き、レイチェルちゃんが見向きもしないから他のNPCに行く奴らとは違いストーカーのようにしつこくプレゼント攻撃をしている。
くそっ、闇魔術師ならゲスな魔法とかないのか…相手を惚れさせる惚れ魔法とか!
そして寒い季節の冬、一年に一度しか見ない親戚からお年玉を貰い課金した。
こんな時ぐらいしか10連ガチャとか出来ない。
…バイトしようかな、あ…俺の学校バイトに親殺されたみたいに厳しいから無理かな。
いいもの来いっ!と祈るとスマホが震えた。
これはURが来た事を知らせる胸熱演出だった。
期待でドキドキしながら見てみると、特別会話が聞けるという冬限定のあったかマフラーのプレゼントだった。
特別会話!…あの難攻不落のレイチェルちゃんの会話が聞けると嬉しさのあまりガッツポーズした。
早速酒場に行きレイチェルちゃんに貢ぎまくった。
やはり特別会話だからかいつも素っ気なく「ありがとう(いくらで売れるかしら)」という切ない会話しかしないが、キラキラのモーションが背景にあった。
しかも、いつもの愛想笑いではなくほんのり頬が赤い。
これは自分が所属している「難攻不落のNPCと結婚したいギルド」の奴らに自慢できる!
このギルドの連中はあまり戦闘はせず恋愛ゲームとして楽しみ、キャラクターの話題で盛り上がっていた。
何人か冬限定レア率アップのガチャを回したみたいで変なのしか出なくて騒いでいた。
ふっふっふ、俺はまだマフラーの事を話していないからこれをスクショして自慢しよう!
マフラーだから「一緒に入ろ?」とか何とか言われたらどうしようと鼻の下を伸ばしていた。
「ありがとう、でもゼロが欲しがっていたわ」
その言葉を聞いて、思わずスマホを落としそうになった。
口を開けて呆然と会話終了したいつもの居酒屋を見つめる。
確かにいつもと会話の内容が違う…悪い意味でな!
ゼロといえばレイチェルちゃん以上の難攻不落の騎士だ。
しかしこのシャドウナイトというタイトルは影を操る特殊能力があるゼロから付けたと公式発表されてるほど人気のキャラクターだ…女子に…
一応ゼロも結婚出来るが、やはり頑張っても結婚まで行くのは無理らしい。
我がギルドにもゼロに心酔していて何としてでも結婚したいという女の子がいるが、まずゼロはUR以下のプレゼントは全て受け取らないしURのプレゼントでも5個あげて1%になるかならないかという、もはや公式がプレイヤーを虐めてるような感じになっている。
一時苦情が殺到したが、公式も原因が分からないみたいで首を傾げていた。
いやそんなバカな、好感度設定は公式がしてる筈なのに…
もしかしてレイチェルちゃんはゼロとデキてるのか!?
だからこんなにアピールしてるのに落ちないのか!?
そんなプレイヤー殺しの設定があるか!?!?
マフラーは返されてしまい落ち込む、俺…浮気プレイはしないし…レイチェルちゃん一筋なのに…
なんかそう思うとゼロが腹立たしくなっていった。
確かゼロは王立騎士団に所属しているから城の中にいる筈だ。
俺は男プレイヤーだから男のNPCとは当然結婚出来ないしプレゼントも送れない。
しかしゼロは騎士だから話しかければ稽古をつけてくれる。
新人プレイヤーでもやりこみプレイヤーでも容赦なくえげつない攻撃を仕掛けてきて誰も勝てない。
だからか「ゼロを倒し隊ギルド」というのを何度か見かけた事がある、しかしとうとうゼロが破れたという噂を聞かないから結局無理なのだろう。
稽古にチートNPCを作るなよと愚痴を言いながら城に入る。
城には人気のNPCキャラが揃ってるからプレイヤーも多い。
NPCとの会話画面は本人しか見えないから分からないが、きっともう結婚を済ませたプレイヤーが多いだろう。
俺だってレイチェルちゃんが普通のキャラだったらとグスンと涙目になりながらゼロを探す。
ゼロに勝てなくてもいいが、稽古でストレス発散したいだけだ。
相手を拘束する黒魔術を持ってるから少しの間殴り放題だ!HPはほとんど減らないだろうが…
そしてゼロの部屋の前には女のプレイヤーが大勢いた。
中には俺と同じマフラーが当たった子がいたが、ゼロはレイチェルちゃん同様プレゼントを「いらない」と突き返されたと愚痴を零していた。
レイチェルちゃんなら許せるが、ゼロだとなんか腹立つな。
女の子の中に入るのは恥ずかしいが、ゼロを気分だけボコボコにしたいからさっさと部屋に入る。
ゼロの会話はゼロの部屋に入った瞬間マップ画面から会話画面に切り替わり発生する。
ゼロとはチュートリアルを機械的に説明してきた後から会いに行ってない、行く予定もなかったし…
漆黒の黒髪に冬限定私服なのかラフな格好をしている。
女ウケしそうな男前のイケメンが上から目線で見下ろされている気分だ…実際はそうではないんだろうが、雰囲気で何となく感じる。
「…なんだ?」
興味がなさそうに素っ気ない様子でゼロは答える。
冷酷なのも女子ウケしそう…自分にだけ優しい、とか?誰も結婚してないが…
ゼロの会話の後に俺のする行動が選択肢が出る。
稽古、会話は普通だ…普通ならこの二つだけの筈だ。
そこにはいつも同性のNPCにはない選択肢がある…あれ?プレゼントの選択肢?
そういえば昨日アップデートしたなぁ…冬限定のガチャと街並みとか服装だけだと思ってたが新機能が出来たのか?
同性でもプレゼントして友情が芽生えますよとか?
他のキャラならまだしもURしか受け取らない友達はいらないな。
男で友達になるならドワーフ族のメルがいいな。
見た目小学生みたいだがちゃんと女のプレイヤーと結婚出来るみたいだ。
犯罪臭がしそうだがメルと友達になるだけなら普通だろ、うんうん。
そういえばいらないプレゼントがあったなぁ、レイチェルちゃんにもあげるわけにはいかないし…
俺は迷わずゼロのプレゼントに焦げた炭を選択した。
これは料理をしていて失敗してしまったアイテムだ。
料理はランダム確率で成功か失敗か表示される、失敗すると全て焦げた炭になる。
ちょっといい材料使ったから焦げた炭でもMPがちょっと回復する、HPが瀕死になるが…
捨てるの勿体ないし、ゼロの嫌がる反応が見たくてプレゼントした。
突き返されるだろうが嫌がらせが出来るからいいやと軽い気持ちだった。
まさかゼロのキラキラモーションを見れるとは誰が想像しただろうか。
いや、全てのキャラクターの好感度が下がる焦げた炭だよ!?
「ありがとう、君の贈り物なら喜んで受け取るよ」
もう一度言うが焦げた炭だよ!?
「これは、手作りの料理…あぁ、君は俺のところに嫁に来る運命なんだね」
俺は驚きすぎて白目を剥いて何も耳に入って来なかった。
…おい公式、台詞間違いがあるぞ…女プレイヤーへの台詞と混ぜちゃいかんぞ…
どうなっているんだと戸惑っていたら、さらに目を見開いた。
会話と稽古とプレゼント以外にもう一つ選択肢が増えていた。
それは俺が一度もお目にかかった事がない選択肢だった。
ー告白ー
まさかと思い、NPCキャラの好感度一覧をメニューから探し開く。
レイチェルちゃんの好感度15%に泣きそうになるが、ゼロの好感度に再び白目を剥く。
ー99%ー
いやいやいや、俺はゼロの好感度なんて上げた事がない…焦げた炭で99%も上がるとかバグか!?
いい材料使っても焦げた炭になった時点でNランクのプレゼントだぞ?
もしかして、裏技?しばらく考えても答えは出ず…とりあえず今日は稽古を止めようとゼロの部屋を出た。
よし!もう一度レイチェルちゃんのところに行こう!
ーーー
レイチェルちゃんに焦げた炭を渡したらビンタを食わらされた。
難攻不落NPCは全員共通かと思ったが…やっぱりゼロだけの裏技か。
チャットでゼロ大好き女子達に焦げた炭の裏技を教えた。
女の子達の反応は内容は一言で言うと「はぁ?」だった。
なんとゼロがURしか受け取らないのはそもそもUR以外のプレゼントは選択出来ないらしい。
え?でも俺の画面では持ち物全部選択出来たけど…
それに同性にプレゼント出来るわけないと半ギレで言われ怖かった。
ゼロといつまでも結婚出来ないから俺がからかったと思われたらしい。
あれはいったいなんだったのか、夢だったのかと好感度欄を見るとやはりゼロ99%になっている。
試しにドワーフのメルと会話をしたらプレゼントの欄がない。
え?ゼロだけに起きたバクかなにか?怖っ!!
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