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あなたとの時間 奇妙な三角関係
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こうして、友だちの座に落ち着いた渡辺と、真理子とゆず子の、奇妙な三角関係が始まった。
どこが奇妙かというと、渡辺からの手紙は、すべて真理子と私、ゆず子のふたりで見せ合うという、暗黙のルールが出来上がってしまったからだ。
渡辺が知ったら友だちをやめていただろう。
あるとき、同人誌のネタで
『16歳で処女は遅い』
という、ことりちゃんの二次創作が流行った。
そのとき、渡辺は26歳で、私ら高校生に向かって
「16歳で処女は遅い。って言うけど、本当はどうなんだろうね?あ、別にこんなこと聞いて、ゆず子ちゃんの処女狙ってるわけじゃないからね?オレ?オレはいつだったかなあ。忘れた。あははは。」
と、手紙でのたまってきた。
私は彼氏がいると言ってあるし(嘘だけど)わざわざ、処女狙ってるわけじゃないとか言い訳するあたりが怪しかったので、友だちをやめたいとすら思っていた。
真理子はというと、どこふく風。
変だとも何とも思わないようで
「しょせん、流行りの同人誌ネタだから無視してればいいじゃん」
と、気にも止めてなかった。
そして、続けて言った。
「オレは男も女も好きになったことがないから、付き合うなんて考えられないし、もし、付き合うとしたら、告られて、嫌いじゃなかったら考えるかもな。」
淡々と続けるその言葉には、嘘がないように思えた。
都合よく、とってしまっても仕方がないと思う。
私は真理子には、恋愛対象として好かれてはいないかもしれないけど、告白したら、嫌われてなかったら、付き合ってもらえるのかもしれない。
浅はかな考えを抱いた私は、それでも直接は言えなくて、渡辺から、ゆず子は真理子が好きなんだと、人づてに言ってもらおうなどと考えだした。
それが、間違いのもとであるとも知らずにーーーー。
どこが奇妙かというと、渡辺からの手紙は、すべて真理子と私、ゆず子のふたりで見せ合うという、暗黙のルールが出来上がってしまったからだ。
渡辺が知ったら友だちをやめていただろう。
あるとき、同人誌のネタで
『16歳で処女は遅い』
という、ことりちゃんの二次創作が流行った。
そのとき、渡辺は26歳で、私ら高校生に向かって
「16歳で処女は遅い。って言うけど、本当はどうなんだろうね?あ、別にこんなこと聞いて、ゆず子ちゃんの処女狙ってるわけじゃないからね?オレ?オレはいつだったかなあ。忘れた。あははは。」
と、手紙でのたまってきた。
私は彼氏がいると言ってあるし(嘘だけど)わざわざ、処女狙ってるわけじゃないとか言い訳するあたりが怪しかったので、友だちをやめたいとすら思っていた。
真理子はというと、どこふく風。
変だとも何とも思わないようで
「しょせん、流行りの同人誌ネタだから無視してればいいじゃん」
と、気にも止めてなかった。
そして、続けて言った。
「オレは男も女も好きになったことがないから、付き合うなんて考えられないし、もし、付き合うとしたら、告られて、嫌いじゃなかったら考えるかもな。」
淡々と続けるその言葉には、嘘がないように思えた。
都合よく、とってしまっても仕方がないと思う。
私は真理子には、恋愛対象として好かれてはいないかもしれないけど、告白したら、嫌われてなかったら、付き合ってもらえるのかもしれない。
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それが、間違いのもとであるとも知らずにーーーー。
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