江雲記―六角定頼に転生した舐めプ男の生涯―

藤瀬 慶久

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保内衆

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 ・永正十五年(1518年) 十一月  近江国蒲生郡 観音寺城  六角定頼


「御屋形様。保内衆頭分の伴庄衛門が折り入ってご相談したいことがあると申しておりますが……」

 高雄が俺の居室の外から声を掛けて来る。
 保内商人と言えば確か六角定頼の資金源だよな。つまり俺のお財布代わりというわけだ。何の用事だろうか。

「かまわん。ここへ通してくれ」
「ハッ!」

 しばらく待つと、ずんぐりとした体形の商人が居室の軒先にやって来て膝を着く。まあ、いきなり俺の部屋の中には入って来れないか。

「そんなところに座られても話が聞こえん。いいから部屋の中に入ってこい」
「は?いえ、しかし……」
「かまわん。それとも俺に外に出ろということか?」

 からかうような口調で言うと、迷った挙句に庄衛門が室内に入って来る。表情が硬いねぇ。少し軽口でも叩くか。

「相談とはなんだ?女がらみなら、俺は専門外だぞ。なんせ、つい先日まで坊主だったからな」
「…………は?」

 ……スベった

「おほん。……で、相談とは?」
「はい。実は我ら保内衆だけで年内にもう一度伊勢への隊商を出そうという話をしております。ですが、今年の年貢は既に締めてお納めさせていただきました。
 つきましては、次回の分は来年の年貢に付けさせていただければと……」
「なんだ、そんな事か。かまわんぞ」
「ありがとうございます」

 そんな心から安堵した顔をされてもな……まさか手討ちにするとか思われてたんだろうか。

「ところで、伊勢へは何を買付けに行くんだ?」
「はい。綿の実が十一月に入荷すると聞きまして、せっかくですので綿の実を買って着込みを作ってはどうかと……」
「ほう。そう言えば三河では綿花を栽培しているんだったな」
「はい。そこからの入荷が冬場になると……何せ綿は寒い時期でないとカビが生えます」

 綿花か……江戸時代には近江でも綿花栽培は盛んだったし、今の時代でもできなくはないよな。

「その綿花の種だが、直接三河に行って買って来ることはできるか?」
「はあ?種を買うのですか?まあ、三河まで行ってみないとなんとも……」
「せっかくだから、行ってみてくれ。旅費や護衛の費用は六角家が負担してやる」
「はあ。それでしたら、一度三河まで買い付けに行って参ります」

 そう言って庄衛門は下がって行った。


 保内商人か……

 いわゆる座商人の代表格だな。八日市の今堀日吉神社を宮座として周辺の郷方が伊勢や若狭との通商で財を築いた。
 後には織田信長の安土城下、次いで豊臣秀次の八幡山城下に集約され、八幡町を本拠地とした。八幡商人は、畳表や蚊帳の株仲間を組織して江戸時代を通じて日本の商業界を牽引し、明治に入ってからも著名な経営者を次々に輩出した名門商都だ。

 今の伴庄衛門の子孫は八幡商人の中で指導的な役割をするはずだ。あとは、山形屋の西川仁右衛門や大文字屋の西川利右衛門なんかが有名かな。


 商人と言えば高利貸しというイメージがあるが、商業の原点は遠隔地との物流だ。
 古代中国の商(殷)の人民は、殷周革命によって国を追われた。そこから各地を流浪して、山の物を海に、海の物を山に持って行けば価値が生まれることを発見した。
 拠って立つ土地が無いが故に、商品流通に活路を見出すしかなかったわけだ。

 保内商人も事情は同じだ。今堀日吉社の南側の土地は水はけが悪く、しかも愛知川の灌漑用水を引き込むのに大工事を必要とする。正直、米作りには向かない土地だ。
 この時代では米が作れないということは生きていくことが出来ないということになる。郷方には地場の産品を各地に持って行き、各地の産物を近江に持って帰ることで生計を立てる道しかなかった。
 筋金入りの商人達が生まれたのは、ひとえに土地が貧しかったからだ。

 最初は八日市を中心にちまちまと近郷の商品を取り扱っていたが、南北朝の頃に広域的な商品流通が生まれると状況が一変する。近郷から足子あしこと呼ばれる人足を雇って大規模な隊商を組み、国をまたいで仕入れと販売を行うようになった。
 近江の商人は、勘合貿易を元に発達した堺や博多の商人とは毛色が違う。近江商人の特徴は、いつまで経っても天秤棒を肩に担いで歩くことにこだわったことだ。おそらくそれこそが近江という山に囲まれた閉鎖空間で商売をする上でのアイデンティティだったんだろう。
 つまり、大口顧客を掴んで一発当てる事ではなく、小さな商売を積み重ねる事で少しづつ財を成していったのが近江商人というわけだ。


 この広域的な物流網という所がミソになる。
 史実の六角定頼と保内商人は、癒着と言っていいほど親密な関係にあった。保内商人が起こした裁判のほとんどを六角高頼や六角定頼が裁いていたが、ほぼすべての判決で保内商人に有利な判決が下っている。
 後の定頼の幕府がらみの裁判を見ても、定頼はかなり公平に判決を下している。にも関わらず、保内商人だけには最優遇といえるような待遇を与えていた。

 一方で、定頼配下の忍び衆と言えば甲賀衆だ。
 だが、甲賀衆はただの郷士の合議組織で、合戦の際の物見や威力偵察などは務めていただろうが、いわゆる諜報活動などを行っていたかは疑問が残る。
 甲賀衆の末裔は、徳川幕府の時代には甲賀郡各地の代官として武士階級に取り立てられている。例えば多羅尾光俊の子孫は代々信楽代官所の代官を務めていた。忍びが武士になったというよりは、元々が武士として甲賀の地に根を張っていた一族だからと考えた方が自然だ。
 つまり、甲賀衆は元々ただの国人衆であり、諜報活動を行う組織ではなかった。

 とすれば、いわゆる忍びとしての諜報活動は誰がやっていたのか?
 その答えが保内商人だ。

 商人という職能上、各地に行商に出かけるのは日常茶飯事だし、出かけた土地であらゆる階級の人達と親しく交わる必要がある。
 大名、国人、寺社、農民、およそ人間として生きていく上で、商人の運ぶ商品を必要としない者などいない。必然的に、商人はあらゆる噂話から確度の高い情報にまで接する機会が多かったはずだ。さらにはそれらの人々に「あっちの土地では今こうなっている」と嘘の情報を耳打ちすれば、辻説法などよりも余程に精度の高い流言飛語の完成だ。

 小説などではよく忍びの変装として行商人に化けたりするが、そもそも行商人こそがそれらの諜報機関の真実の姿だったんだろう。
 つまり、諜報の片手間に行商を行っていたのではなく、行商のついでに得た情報を『商品』として大名などに売りつけていた。
 忍者は陰に生きてなどいない。白昼の中に堂々と生きていながら、その真実の姿を見過ごされていただけだ。

 六角定頼はいち早く行商人の諜報機関としての価値に気付き、保内商人をことさらに優遇して情報を彼らから仕入れた。支払う対価は裁判の有利な決着だ。
 保内商人にしても、定頼の庇護の下であれば近江国内で大きな商業利権を得られる。国内の市には必ずそれを主催する座があり、多くの商人集団があった。

 横関商人、石塔商人、枝村商人、小幡商人、高島商人など。

 それらと商業利権を争う上で、六角氏の庇護下にあるというのは大きなアドバンテージだったはずだ。その特権を確保するために各地の情報を積極的に定頼に売り、定頼も彼らの儲けに繋がるように積極的に働いた。

 史実の定頼に倣うなら、俺は保内商人とズブズブの関係になった方がいい。それを抜きにしても、彼らの諜報機関としての能力は折り紙付きだ。
 彼らは各地に商人宿を設けて、そこから里売りを行う。商人宿とは地元の有力者の屋敷などを借り受けて、そこに商人が来たら近郷の人達が商品を買い求めにやって来る拠点のことだ。
 近々戦が起きそうな時は、有力者からしばらく騒がしくなるという情報を得る。商人にとっては安全に荷を運ぶ情報は命の次に重いから、人一倍戦の気配には敏感にもなるだろう。
 行商人のもたらすそれらの情報を総合すれば、どこで誰が誰を相手に戦を起こそうとしているのかが全て俺に筒抜けになるというわけだ。
 それだけじゃなく、領内の民が今どのような生活をし、どのようなことに困っているのかもすべて知ることができる。

 大名としては領内・領外の軍事情報や民生情報は喉から手が出るほど欲しいものだ。
 それを手に入れるには、行商人を取りまとめる座商人を積極的に保護するのがベターだろう。やはり保内商人とは友好な関係を築くべきだな。



 ・永正十六年(1519年) 三月  近江国蒲生郡 観音寺城  六角定頼

「御屋形様!大変にございます!」
 池田高雄が慌てて居室に入って来る。どうやら来るべき時が来たようだな。

「三郎。どうした?」
「はっ!九里宗忍の手の者が岡山城から討って出ております。嶋郷周辺にて略奪を行っているとの由」
「そうか。すぐに陣触れを出せ!九里の者を打ち払ってくれる」

 再び慌てて高雄が駆けだしていくと、城下に法螺貝と太鼓の音がうるさく響く。太鼓は城への参集を告げる調子だ。
 合わせて、十数騎の騎馬が一斉に城下から駆けていく。各地の国人衆に参集を告げに行くのだろう。
 俺も小姓に手伝ってもらいながら鎧を身に纏う。今までは内政官だったから鎧を着る事は無かったが、これからは慣れていかないとな。
 思ってたよりも随分重い。これを着けて動き回るんだから、この時代の人の足腰は丈夫にできてるよな。


 居室で待つ事一刻(二時間)
 陣触れを行った者達が評定の間に集合したと報せが入った。

 満を持して居室から広間へ向かうと、ガチャガチャとうるさい音がして一座の全員が頭を下げる。
 いやはや、緊張感が漂うねぇ。勝つと分かってる戦でも、やはり足が震える。今から命のやり取りをするってんだから当然か。
 上座に座って声を掛けると全員が顔を上げた。当然だが、視線は俺に集中する。胃の辺りが痛くなってきた。

「三郎。状況を説明せよ」
「ハッ!岡山城を打って出た九里の軍勢は、嶋郷周辺の村落を荒らしまわっているとのこと。こちらの春先の田起こしを妨害する腹積もりかと思われます」

 ふむ。今の時期に農作業が出来ないとなると、確かに今年の収穫は厳しくなる。
 まあ嫌がらせに近いものだが、放置しては住民の士気にも関わる。

「敵の戦力はどの程度か?」
「およそ五百の軍勢を三つに分けていると報告がありました。一戦すれば大人しく引き上げるかと思われます」

「御屋形様。ご進言したきことがございます」

 声のした方に目を向けると、三雲みくも資胤すけたねが真っすぐにこっちを見て来る。
 甲賀衆を束ねる三雲は、一礼すると朗々と話し始めた。

「此度の戦は嫌がらせのようなものですが、馬鹿正直にそれに付き合ってもつまりませぬ。我ら甲賀衆は軽装で駆けまわるために通常の軍よりも足が速うござる。
 撤退する敵勢の後ろを断つように回り込めば、敵を殲滅できるのではありませんか?」

 ふむ。悪くない策だ。のならばな。

「せっかくだが、その策は無用だ」
「何故でございます?」
「出て来た部隊を皆殺しにしても状況はあまり変わらん。それで岡山城が落ちるわけではない。
 それよりも、その策によって甲賀衆に被害が出ることの方が損だ」

 三雲が納得顔になる。まあ、甲賀衆には今後それに相応しい出番を用意するから待ってろ。

「皆も聞け!これは所詮嫌がらせに過ぎん。そんなもので、大事な配下を失うような事は避けろ。
 岡山城を攻める策は考えてあるが、今はまだその時ではない。今回は命を大事に戦うようにせよ」

「「ハッ!」」

 さて、軍議は終わりだ。いよいよ初の実戦か。
 また足が震えてきたな……
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