江雲記―六角定頼に転生した舐めプ男の生涯―

藤瀬 慶久

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第一次六角包囲網(3)稙綱と定頼(3)

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 ・天文五年(1536年) 閏十月  近江国志賀郡坂本  六角定頼


 比叡山の強訴は松ヶ崎城で食い止めた。蒲生定秀の素早い動きが無ければ、下手をすれば洛中に被害が出ていたかもしれない。さすがに頼りになるな。
 もちろん、俺も遊んでいたわけじゃない。ご自慢の僧兵隊が鎧袖一触で撃退されて意気消沈している比叡山に追撃を加えるべく、馬廻衆と北軍の半分を連れて坂本まで出陣した。京都側に位置する八瀬には蒲生の南軍が蓋をしているから、比叡山を東西から包囲した格好だ。

 今回の出陣に当たって京からちょっとした賓客を招いた。そろそろ到着するはずだが……。
 と思っていると、堅田衆の船が坂本の沖合に姿を現す。おいでなすったかな?

 しばらく待つと、砂浜に乗り上げた小舟から、近衛稙家に伴われて一人の僧が降り立つ。俺自ら手を貸さねばならんほどの大物だ。

「法親王殿下、お待ち申しておりました」
「宰相、こんな所まで来させて見せたいものとは一体何だ?」
「門前まで御供致します。ご一緒に坂本の町を見て下されませんか」
「町を?」

 船に乗っていた僧がいぶかし気な顔をする。このお方は曼殊院門跡の覚恕法親王殿下だ。今上天皇である後奈良天皇の皇子で、いわゆる皇族というやつだ。さすがに粗相があってはシャレにならないから、いろいろと気を使う。だが、法親王殿下にはぜひとも坂本の現状を見てもらいたかったんだ。


 法親王殿下には輿を用意し、俺と近衛は馬で側に侍る。坂本の町は既に六角軍が占拠しているが、ここに至るまでに小さくない戦闘があったから周囲は焼け跡や打ち壊し跡が生々しい。

「宰相、見せたい物とはこれか?」
「あれらをご覧ください」

 馬上から鞭で左前方を指すと、何軒かの商家と思しき建物が残っている。

「……あれは?」
「元々遊女屋でございました」
「遊女……」
「あちらは祠堂銭を貸し出す土倉にございます。どこを見回しても遊女や銭貸し、それに酒と鳥魚の肉を売る店ばかりにて」
「ふむ……」

 敢えて見たいとは思わないだろうが、殿下には現実をしっかりと見ておいてもらいたい。

「伝統ある比叡山も今や酒と女に溺れ、財貨欲得に耽る者たちで溢れております。無論、御仏の教えを極めんとする学僧が居ないとは申しませぬ。ですが、それ以上に比叡山の腐敗は目を覆うばかり。これが果たして王城鎮護の聖域と申せましょうや」
「……麿にそれを見せてどうする?」
「変えて頂きたい。某はあくまでも武士にございます。比叡山に対して変わるように言うことは出来ても、現実に某の手で変えることは出来ませぬ。
 門跡たる法親王殿下であれば、比叡山の中を変えていくことが出来るのではありませんか?」

「……」

 一言も発さずに法親王殿下が寺院の中に点在する『堕落の象徴』をじっと見ている。これで何か感じてくれればいいんだがな。
 比叡山の僧兵は主に八瀬から強訴に出たが、一方で一部の僧兵は堅田郷に火を放った。幸い小勢だったから大ごとになる前に火を消し止められたが、堅田を焼くというのは俺の湖上交通を潰そうという腹積もりだったんだろう。
 許しておける事態じゃない。

「これ以上某も山門の横暴を見て見ぬふりは出来ません。衆徒の根拠地である坂本、そして日吉大社と根本中堂を焼き払います」
「宰相……そこまでせねばならぬか?」
「今まで幾度となく比叡山は強訴によって我がままを通して参りました。今回も某に陳情すらせずに室町御所に強訴に出たのは、某と話し合う気は無いという意志表示にございましょう。それらはひとえに比叡山の傲りと申すもの。今こそ某はその傲りを打ち砕きます」

 法親王殿下も複雑そうな顔をしている。だが、一向宗しかり、法華宗しかり、この時代の宗教と言うやつは話し合いでは決して変わらないということを二度の一揆で学んだ。であるならば、実力行使をためらうわけにはいかない。
 無論、人死は出来るだけ避けるつもりだが、敗色濃厚となってから降ろうとする者を目こぼしするつもりもない。そういうヤツは六角の武威が揺らげば再び反旗を翻す者達だ。
 比叡山はあくまでも御仏の教えを極めんとする者達の学びの場であるべきだ。それを受け入れることのできない者には残念ながら死んでもらうしかない。

「麿にどうせよと申す」
「しばらくは比叡山に僧が住まうことを禁じまする。法親王殿下は機を見計らって再興を某に諮って頂きたい。法親王殿下のお計らいにより、比叡山は再興されまする」

 この殿下ならば俺のやりたいことを分かってくれているかもしれん。
 実のところ、山法師に強訴の動き有と俺に報せてくれたのは法親王殿下だ。強訴の動きが早すぎて近江から松ヶ崎城に援軍を送るのが間に合わなかったが、それでも比叡山包囲を素早く行えたのは殿下のおかげだ。
 俺が比叡山に対して行った『座の分離』を理解してくれているのだと思う。

 しばらくの沈黙の後、殿下がゆっくりと頷く。視線は遊女屋の方に向けたまま、厳しい顔つきを崩さぬまま……。



 ・天文五年(1536年) 閏十月 山城国愛宕郡 大原  朽木稙綱


 弥五郎(朽木晴綱)が赤く染めた旗指物をはためかせながら駆けてくる。新たに組織した旗本衆は弥五郎に率いさせることにした。旗本衆の旗指物は赤で統一したが、なかなかどうして我が息子ながら良く似合うではないか。
 宰相の倅にも引けを取らぬ男振りよ。

「父上、若狭街道の封鎖は完了しました」
「うむ。若狭から上ってくる者はまだ居るか?」
「いえ。朽木谷にて高島南市から船で大津へ参るように申しつけておりますので、途中峠の関所まで来る者はほとんど居りません」

「大原の坊舎の様子はどうだ?野尻六郎が制圧に出ていたはずだが」
「坊舎には僧兵は居りません。皆武器を持たずに我らの指示に従っております」
「良し」

 それにしても、あ奴も随分と思い切ったことをする。比叡山を焼くなどとは許されざる暴挙と謗られように、そのような悪評を厭うてもおらぬ。
 あるいは己を半将軍に見立てておるのかもしれんな……。

 もしそうであれば思い上がりも甚だしいぞ、定頼。半将軍細川政元公は、管領であればこそ将軍に代わって天下を治めることが出来たのだ。六角は名族とは言え、あくまでも近江守護に過ぎん。出すぎた杭は打たれるのが世の定めだ。それを分からぬ男でもあるまいに。

 ふっ……あ奴に付き合っている俺も同じか。あ奴が謗られるならば片棒を担いだ俺も世間の謗りを受けるだろう。まるで朽木は六角のおまけだな。

 負けられぬ。あ奴にだけは負けられぬ。
 そのためにはもっともっと強くならねばならん。

 六角は近江一国に京・敦賀・北伊勢・尾張を抑えた。今や京の東で六角に対抗できる勢力は居らん。比叡山が片付き、朝倉を追い払った後はいよいよ京の西に勢力を伸ばしてゆくだろう。
 俺が強くなる道は若狭しかない。

「弥五郎。若狭の粟屋が丹後に出兵している彦二郎殿(武田信豊)の背後を突いて小浜で蜂起するとの噂があったな」
「はい。小浜の能世助次がしきりに心配しておりました。義兄上は丹後に逃れた従兄弟の彦四郎(武田信孝)を討つために何度も加佐郡へ出兵しておりますが、はかばかしくないようです」

 能世助次か。あ奴はごうつくな銭貸しだが、それだけに戦の気配に敏感だ。能世が気にしているということは、粟屋とやらの反乱は近いのであろう。

「小浜が乱れたらすぐさま出兵する。用意を怠らぬようにしておけ」
「しかし、若狭は武田の領地です。義兄上からの要請も無しに我らが鎮圧に出向くのはお門違いであるのでは?」
「何、朽木家と武田家とは縁戚の間柄だ。岳父である俺が危急に兵を出すことはおかしくあるまい」
「……何を狙っておられます?」
「小浜を抑え、若狭に進出する」

 弥五郎がじっと考え込む。普通に考えれば朽木の兵が小浜を抑えたとしても結局は武田に返さねばならぬからな。兵を出しても損失だけが残ると考えているのだろう。

「武田と戦をするおつもりですか?」
「うむ。粟屋の乱に乗じて後瀬山城に援軍として入り、そのまま奪取して若狭を奪い取る」
「父上は天下の大悪人と謗られましょうな」
「何、本願寺を焼き、京を焼き、比叡山まで焼いた天下の極悪人の片棒を担いだのだ。今更国盗りの汚名など物の数でもあるまい」
「……姉上はどうされますか?」
「覚悟はしておけ。後瀬山城に居れば保護してやることはできるが、彦二郎と共に大飯郡へ向かっていればそのまま死なせることになろう」

 思えば六角が敦賀を抑えた時点でこうなることは決まっていたのかもしれん。敦賀を六角が抑えた以上、俺の進む道は若狭そして丹後へと向かうしかない。そうなれば武田との婚儀は邪魔にしかならん。
 そもそも俺が高島一郡の太守で満足していれば無用の波風を立てることも無かったのだろうな。だが、それではいつまで経ってもあ奴の風下から抜け出せぬ。

 ……俺は、あ奴に負けたく無い。
 奉公衆として公方様のお側へお仕えすることも考えたが、それではいつまでもあ奴の風下に居る現実は変わらん。今回の事ではっきりと分かった。あ奴は権威に従うことを良しとしてはおらぬ。古い権威を打ち壊し、新しい世の理を作ろうとしている。
 今は公方様も六角宰相の申す事に同意しておられるが、今後公方様が六角のやり様を良しとしなかった場合には、武田は近江へとその矛を向けるだろう。その時になれば朽木も選択を迫られる。

 六角につくか、公方様につくか……

 冗談ではないぞ。
 六角につくか、公方様につくか、ではない。六角と和すか、公方様を奉じて六角と戦うか、それが俺の選択肢だ。その為には今から力を蓄えねばならん。世の悪評などを気にしている場合ではない。


「父上、始まったようです」

 弥五郎の言葉に山の方へ目を向けると、遠くで微かに煙が上がるのが見える。恐らく講堂に火を付けたのだろう。間もなくこの辺りにも逃げ惑う僧が押し寄せてくるはずだ。

「配置に付け。僧兵は一人残らず捕縛して坂本へ送る。抵抗する者は斬って捨てよ。ただし、学僧は見逃してやれ」
「よろしいのですか?」
「ああ。あ奴は比叡山が兵を持つことを許さぬのだろうよ。学僧や下男など武器を持たぬ者を殺すのは忍びぬ」
「承知いたしました」

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