江雲記―六角定頼に転生した舐めプ男の生涯―

藤瀬 慶久

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第二次六角包囲網(6)運命の桶狭間

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 ・天文七年(1538年) 九月 尾張国愛知郡 善照寺砦  北河盛隆


 一番組、三番組、六番組、総勢三千の兵が砦前に集合している。曇天の空は今にも降りだしそうな生暖かい風を運んでくる。

 鳴海城には織田孫十郎(織田信次)の四番組に一千の兵で籠らせた。いかに松平が力攻めに攻めようとも一日や二日で落ちるような備えではない。愛知郡の北には広く野盗の群れが押し寄せ、今も岩倉や清州の代官衆が農民兵を率いて討伐に当たっているはずだ。農繁期とは言え、彼らも自分達の収穫物を狙って来るとなれば黙っていることは出来なかったと見える。想定よりも多くの者が徴兵に応じ、こちらの軍勢も何とか一万を準備することが出来た。それに、品野城からは明智勢も援軍に参ってくれている。これならば何とか戦える。

 ……む。降って来たか。
 まだ頬に当たる雨粒は細かいが、あまりに降られると松平を取り逃がす恐れもある。雨中での戦は出来れば避けたかったが……。

「お奉行様!準備整いました!」
「よし、出陣する! これより我らが狙うはただ一つ、松平清康の首だ!」
「ハハッ!」

 各組の組頭が軍勢の場所に戻り、三千の兵が移動を開始する。敵はまだ我らが鳴海城への後詰と思っているだろうが、先行する一番組には沓掛城を目指して進軍する動きをさせる。慌てて引き返そうとした松平の後ろを本軍が討つ。
 若殿も後詰として五百の馬廻を率いて清州を出陣されたと聞いた。ここで恥ずかしい姿は見せられぬ。

「陣太鼓を鳴らせ! 出陣だ!」

 大声で命じると櫓の上に据えられた大太鼓が鳴らされ、方々で”出陣ー”という声が上がる。いつもながらこの出陣の高揚感は何物にも代えがたいものがあるな。血がたぎるという言葉がぴったりだ。軍勢を率いる身で軽率なことはできぬが、つい昔のように自ら槍を振るって前線に立ちたくなってしまう。
 まだまだ某も修業が足りぬな。この戦が落ち着いたら、また座禅でも組みに参るか。



 ・天文七年(1538年)  九月 尾張国愛知郡 桶狭間  柴田勝家


 雨がきつくなってきた。顔を打つ雨粒が痛いほどだ。鬱陶しい雨だな。だが、我ら柴田隊は奇襲突撃の一番手を任せて頂いたのだ。この武功、雨ごときでみすみす逃してなるものか。
 六番組で百人隊を任せて頂いてから一年。それなりに武功を積んできた自負はあるが、ここで清康の首を取れば一気に組頭になることも夢ではない。組頭としてさらに武功を積めば、いずれは軍奉行として一軍の指揮を任される未来も充分にあり得る。その為には何としても清康の首を!

「権六(柴田勝家)!逸るな!後続がついて来れなくなるぞ!」
「三左(森可成)!せめて隊長と呼べ」
「細かいことを言うな。それよりも、間もなく松平本陣のある桶狭間だ。後続が追いつけるように馬足を緩めろ」

 副長の三左衛門は隊長の儂に対しても遠慮がない。まあ、旗本衆に入ってからお互いに武功を競い合って来た仲だからな。今は儂が一歩先んじているが、奴が百人隊長を任されるのも時間の問題だろう。三左衛門にも負けるわけにはいかぬ。
 だが、奴の言うことももっともだ。松平の本陣に単騎で突撃すれば死ぬのは儂の方だ。

 忠告通り馬足を緩める。雨は鬱陶しいが、軍勢の足音を消してくれるのは有難い。


 後続もそろそろ追いついて……。

「権六、見えたぞ」

 三左の言葉にひさしを上げると、桶狭間の地に張り巡らされた『立ち葵』の陣幕が見える。あれよ、あれこそ松平清康の本陣だ。

「後続はどうだ?」
「いつでも行けるぞ」
「……よし! 続け!」
「隊長に続けーー!」

 三左衛門の声に続いて柴田隊の百人が一斉に疾走に入る。先頭は儂だ。これだけは譲れぬ。
 あと半町……。見張りの兵が驚いておるわ。だが遅い!

 陣幕を切り裂いて本陣内に突入した。後続の柴田隊百人が少し遅れて松平本陣に駆け込んでくる。
 清康はどこに……。

「待て権六!様子がおかしい」
「……雑兵ばかりだ。次郎三郎(松平清康)はおろか馬廻や脇を固める兜首も誰も居ない」

 しかも雑兵は我先に逃げ散っている。いかに雑兵とはいえ、大将が討ち取られれば負けだと言うことくらいはわかるはず……。
 謀られた……? とすれば……。

「三左! ご本陣に戻るぞ!」
「何? どうした!」
「読まれていた! ご本陣が、お奉行様が危ない!」



 ・天文七年(1538年) 九月  尾張国愛知郡太子ヶ根  松平清康


「……見えた。北河又五郎の本陣だ」
「雨が降っていて良うございました」
「うむ」

 吉左衛門(本多忠豊)の言葉に頷くと、配下の兵にも視線を送る。皆ずぶ濡れだな。だが、この雨のおかげで我らの動きは悟られずに済んだ。

 北河又五郎よ。奇襲という博打には逆襲というしっぺ返しが付き物よ。普段から博打を打たぬお主にはそのことがわからなかったようだな。
 相手が江州宰相であれば、あるいは儂の考えも読めたかもしれんがな。

 だが、貴様にはこの儂を読み切ることは出来ぬという確信があった。お主の戦は手堅いが怖さがない。次に何を仕掛けて来るか分からぬ怖さがな。それが貴様の限界よ。

「用意は良いか?」
「いつでも」

 ふむ。雨も小降りになってきたか。
 まさか本陣に奇襲を仕掛けられた儂が、わずか二百の手勢を率いて逆にお主の本陣を奇襲するとは夢にも思うまい。驚きの中で死ぬがいい。

「かかれー!」

 太刀を振って馬を駆けさせると、儂の前を塞ぐように吉左衛門が先頭に躍り出る。そのまま備えの盾を踏み破って敵の軍勢を切り裂いていく。
 あの旗の動き、どうやら又五郎も気付いたようだな。だが既に遅い。対応の遅れた軍では我ら三河衆の精鋭部隊を止めることなど出来ぬわ。

 吉左衛門が前を切り開きながら進むと、やがて少し開けた場所に騎馬武者が数騎で立っていた。どの顔も一様に驚いているな。中央のあれが又五郎か。

「き、貴様は!」
「北河又五郎! 余りに遅いので儂の方から出向いてやったぞ!」
「おのれ、小癪な!」

 ふん!

 槍捌きは中々の物。一撃も重い。さすがは六角軍の一角を任されるだけはある。
 だが!

「せい!」
「ぐぬ!」

 儂の太刀捌きの方が僅かに早い。間合いに入ればこちらのものだ。

「又五郎!貴様も我が村正の大太刀の錆にしてくれる!」
「おのれ!」

 堅い手ごたえと共に又五郎の槍先を斬り飛ばした。返す刀で又五郎の首に太刀を打ち込む。
 瞬間、ギインという硬い金属音と共に刃が止まる。

 又五郎め。咄嗟に兜の吹き返しで受けたか。だが!

「無駄無駄ぁ!」
「ぐぁぁぁ!」

 力づくで大太刀を滑らせると又五郎の首から血が噴き出す。今度こそ手ごたえ有りだ。

「敵将、北河又五郎! 討ち取ったり!」
「オオー!」

 味方から歓声があがり、敵は次々に離脱していく。儂の勝ちだ。
 又五郎よ……貴様は博打の怖さを知らなんだな。博打とは、負ければ身を滅ぼすものよ。


「お奉行ー!」

 む。何やら小勢がこちらに向かって来る。先頭の髭面は中々に強そうだ。

「吉左衛門、退くぞ! 目的は達した!」
「ハッ!殿しんがりはお任せを!」

「待て!次郎三郎!」

 ほう。斬りかかった吉左衛門の太刀を跳ね飛ばしたか。中々面白い小僧だ。

「今は貴様の相手をしている暇はない。名前だけ聞いておこう」
「六角家臣、柴田権六郎勝家!」
「柴田勝家。覚えておく。また今度遊んでやる」
「あ、待て!」
「待たぬ!さらばだ!」

 ふふふ。今頃は大高城も落ちているだろう。後は鳴海城にノコノコとやって来た六角の御曹司を討ち取るだけだ。



 ・天文七年(1538年) 九月  尾張国愛知郡 鳴海城  六角義賢


「放てー!」

 儂の号令と共に鳴海城の塀から放たれた矢が城門に攻めかかる松平勢を襲う。儂も櫓の上に立って自ら矢を放つ。一射で敵の兜首を一つ貫いた。これで指揮官級を三人。だがそれでも焼け石に水か。

 まさか北河又五郎が逆襲を受けて討ち死にするとは……。
 松平次郎三郎。噂以上の戦上手だ。

「若君、お下がり下され! 万一敵の矢が届けば……」
「無用だ! 敵にはここまで矢を射れる強弓は居らん。それよりも各所の兵を増員しろ。今頃は織田与次郎(織田信康)が北河軍の残兵を取りまとめて鳴海城の後詰に向かっているはずだ。援軍が到着するまで耐えよ!」
「……ハッ!」

 四番組の織田孫十郎が城門前に下がり、兵達に指示を飛ばし始める。

 一昨日に又五郎を討ち取った松平は、大高城を拠点にして昨日から鳴海城に襲い掛かって来ている。城を囲む軍勢はおよそ三千。恐らくそれが松平軍の実数だったのだろう。正面から当たれば、北河又五郎ならば勝てぬまでも押し返すことは出来たはずだ。返す返すも松平次郎三郎に翻弄されてしまったのが悔やまれる。

「放てー!」

 次の一射で今度は兵が一人倒れる。やはりこの距離では正確に指揮官だけを狙うことは難しいか。

 一万以上の流民を目くらましに使った軍略は見事。だが、それでも貴様のやり方を認めるわけにはいかん。貴様は我が六角の目指す世の正反対に居る男だ。戦の中でしか生きられぬ男だ。
 六角家の嫡子として、これ以上貴様にやらせはせん。

「放てー!」

 くそっ。バツンという音がして弓の弦が切れた。小姓に弓を渡すと、新しい弓が手に渡される。予備の弓は三張。今のうちに小姓が切れた弦を直していくだろう。
 しかし、このまま後二日も経てば矢が尽きる恐れがある。援軍はまだ来ぬか……。

「若殿!あれを!」

 小姓の言葉に後ろを振り向くと、六角の旗を掲げた軍勢が北から現れたのが見えた。ようやく援軍が来てくれたか。助かった。

 ……ん?
 あの旗は……。楽一文字の大幟おおのぼりに、佐々木大明神の旗。まさか……父上のご本陣か!
 城内の各所からざわめきが起き、次いで大きな歓声が次々に上がる。間違いない。父上自ら援軍に駆け付けて下さったのだ!

「皆、今一息だ! 御屋形様の本軍がすぐそこに在る! この一時を耐えれば松平は撤退する! 今一息耐えよ!」
「オオー!」

 よし、疲れが見え始めていた城兵に気力がみなぎる。又五郎を討たれたことで落ち切った士気が戻って来た。これならばまだ十分に戦える!

「放てー!」
「オオー!」

 矢の斉射に合わせて城門を開き、織田孫十郎が城門前に取りついた松平軍を追い散らしてゆく。今までは亀のように縮こまるしかなかった城兵が積極的に討って出るようになった。

「若殿!」

 む!
 松平が退いてゆく……どうやらあちらにも父上の旗が見えたか。
 助かった。正直、援軍があと一日遅ければ鳴海城は支えきれなかったかもしれん。本当に助かった。

 ……しかし、山城で尼子と対峙しているはずの父上が何故ここへ?


――――――――

ちょっと解説

現在の六角家の軍制ですが、基本的には各方面軍を率いるのは軍奉行です。
軍奉行の下に六つの組を配置し、それぞれに組頭を置きます。当初は各組の人数は五百人づつでしたが、現在は各組が一千人の単位となっています。そのため、組頭の下に十人の百人隊長を置き、各百人隊長が現場指揮官として部隊を直接指揮する体制になっています。

柴田勝家と森可成は、北河又五郎に見込まれてそれぞれ百人隊長・副長として早くも頭角を現し始めているという感じです。もちろん、当時の軍制とは大きく異なる軍制であり、主人公のオリジナルです。
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