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【四】絶望の始まりⅠ
しおりを挟むその後俺は、気絶させられたようだった。次に気づくと俺は、馬車の中にいた。最初、どこにいるのか分からなかった俺は、直後愕然として目を見開いた。
「あ、あ、嘘だ――!」
俺は、馬車の中で、ベリアス将軍の上に乗っていた。深々と陰茎が、俺の中に突き立てられている。馬車が揺れる度、陰茎が俺の中をかき混ぜる。
「ああああああ」
その上、体が灼熱に襲われていた。ボロボロと泣きながら俺は、手の甲に突き刺さっている魔導点滴の器具を見た。震えながらチューブの繋がる先を見れば、魔術粉の光る水のパックが見える。
「いやだ、熱い、あ、熱い――うああああ!」
「俺無しではいられない体にしなければならないからな。たっぷりと媚薬を注がせてもらうぞ。この点滴には、俺の魔力が込められている。今、お前の魔力にそれを混ぜ合わせている。黒薔薇の刻印とこの魔法薬を摂取してしまえば、もうお前の体に自由は無い」
「あ、ハ……あ、あ、あ……いや、いやぁ……動いて」
「早速素直になったな」
「あ、ああああ、気持ち良い、あああああ!」
無我夢中で俺は叫んだ。全身を強い快楽が支配している。もう、体内のベリアス将軍の陰茎の存在しか認識できない。気づけば俺は、必死に腰を動かしていた。
「いいぞ、蠢いているな。その調子だ。存分に俺を楽しませるようにな」
「あ、ああ……あ、ア……いやぁ、いやぁ」
「いや?」
「イき、た……あああああ、出したい、いやああああ!」
俺は気づいた。陰茎の根元と首に、黒い鉄製の輪がはめられている。これでは射精できない。そんな俺の乳首を、後ろから両手でギュとベリアス将軍が摘まむ。頭が真っ白に染まった。
「中だけで果てれば良いだろう?」
「あ、あ、そんな、そんなぁ! いやぁ、助けて、ああああ!」
何かがせり上がってくる。その時、グリと最奥をベリアス将軍が突き上げた。
するとブツンと俺の理性が焼き切れた。
「あ」
一瞬、水のような静けさに襲われた後、全身を漣のように快楽が駆け抜けた。足の指先までをも快楽の奔流が襲い、俺の体が小刻みに震えた。
「ああああああああああああああああ」
嫌でも悟らされた。俺は、中だけで達していた。絶叫してそのまま俺は気絶した。
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