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―― 本編 ――
【序】雪の降らない街②
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簡素な椅子から身を乗り出して、ガイは正面のモニターを凝視していた。その表情は険しく、眉間には皺が刻まれている。寝ないでモニタリングをしていたせいで、無精ひげが生えている。それさえなければ、そして普段のような笑顔を浮かべていたならば、三十六歳という実年齢よりも若く見えるのだが、現在の眼差しやその風貌は、彼を年相応に見せている。
――状況は、お世辞にも芳しくない。
今、モニターの向こうでは、この地域、もっというならば会津深雪市の正義の味方であるハルキが戦っている。この国中に、今、異邦神を倒すために、正義の味方とそれを支援する者がいる。これは一般の国民には知らされていない現実だ。多くの場合、異常気象として片付けられる気候の変化が、それらの場所には見られやすいが、国を挙げてそれらは隠蔽されている。
異邦神というのは、天空にある闇青国ドゥルンケルハイトが地上に降りてきた者達のアジトから、放たれている。その者達は、いわゆる悪の組織だ。それらは、日本中に存在する、霊脈の随所に施された封印を破壊し、そこに闇青国の力を流して、日本を制圧することを目的としている。霊脈に闇青国で生成した粒輝力の青闇粒子を大量に流し込むことで、日本列島の属性をドゥルンケルハイトと同一に変化させることが目的だ。それを達成すれば、日本列島は目には見えない部分で、ドゥルンケルハイトの一部という扱いになる。各大陸には、それぞれの色があり、その色を変える事で、自国の属国などにすることが可能だ。
霊脈というのは、日本列島の大地に走っている、目には見えない水路のようなものだ。現在は、そこには、日本特有の色彩の力が流れている。その特に脆い場所には、色が変化してしまわないようにと、古から現在に至るまで、国の要人が、封印を施している。
その封印を破壊されれば、その綻びから、別の色の水が流れ込んでくるようなイメージだ。
さて、その色を変化させる粒輝力であるが、これは天空の国では誰もが持つ力である。地上の者から見ればある種の超能力のようなものだ。ただ、実際には、地上の人間の脳では多くの者が眠らせている能力を、天空の人々は解放している状態だといえる。地上の人間の脳には、使われていない部分が多々ある。その中のいくつかを、天空の人々は用いており、その結果、ある種の超能力じみた力を持っていて、それを粒輝力と呼んでいるのである。
さてそれが天空の国である青闇国ドゥルンケルハイトや、今モニターを凝視しているガイが来た、希聖国ポラールシュテルン、また既に滅んだいくつかの天空の国においては、普通の存在であり、また各国の位置する大陸を天空に飛行させる動力源でもある。天空独自の科学技術も、多くの場合粒輝力を用いている。
そして異邦神を倒すために、この国の住民の中から、脳機能的に粒輝力を使用可能な者、先天的に天空の者と同じように、粒輝力を操れる地上の者を、正義の味方と位置づけて、悪の帝国であるドゥルンケルハイトに対抗するべく、希聖国は教育と指導・補助をする者を派遣している。その一人で、この会津深雪市を担当しているのが、ガイだ。
なぜドゥルンケルハイトが『悪』かといえば、それは勿論異邦神で結界を破壊しようとし、日本を制圧しようとしているからである。
ガイは紫色の瞳を次第に険しくしていく。形の良いアーモンド型の瞳の下には、薄らと赤い隈がある。真剣すぎる、気迫在る面持ちだ。その時、画面の向こうで、深雪センタービルが倒壊した。蟲型の異邦神が、蝗のような口を開けて、ビルの側面を喰い破った結果である。
――あと、十五分。
モニターの下部に表示されている数字を見て、ガイは唇を噛む。
実際に今、建造物が倒壊しているわけではない。
というのは、粒輝域が展開されているからだ。
粒輝域は粒輝造成によって構築される、特殊なフィールドだ。指定した範囲の周囲を粒輝力が覆うことで、ある種の結界がそこに生じる。粒輝域の内部での死や負傷、街の破壊は、粒輝域から外に出たり、粒輝域が消失すると、無かったことになる。怪我は癒え、建物は何事も無かったかのようにそこにある。たとえば粒輝域の内部で、死んだり倒したりした場合は、青い小さな菱形の粒子になって消滅する。だが、死んだ場合は、粒輝域が解除された瞬間に、その死んだ場所に立っている形になる。ただ見た目は治るが、負傷した箇所には、暫くの間残存ダメージが残る上、死亡した場合は、数日は眠りから目覚めない。
即ち、粒輝域の内部で、人間は死はない。ただ、異邦神は、倒すと復活しない。代わりに、倒せなければ、街に喚具化されてしまう。これは人工生成物だからだ。粒輝力で生み出されている異邦神は、粒輝域内部でその力が消失してしまうと、元には戻らない。だが、人間が構築する粒輝域が消失した場合、堂々と本来の世界で活動可能となる。勿論、建物を壊すことが彼らの目的ではなく、霊脈の封印の破壊が主なのだが、時には建造物を攻撃することもあれば、住民に目撃されてしまう場合もある。
異邦神は、その時々で見た目を変える。蟲であったり、魚であったり。
ただし知性はもたない。
なお、異邦神が基本的には、街を攻撃しないのは、悪の帝国ドゥルンケルハイトが、制圧後に、街が破壊されている状態を望んでいないからだ。
さて――正義の味方や、天空からきた者だけが粒輝造成可能な、粒輝域であるが、これは実は、最長で一時間しかもたない。一時間を越えると、自動的に消失する。そのため、異邦神や、敵の悪の組織の者達との交戦は、一時間以内に終える必要がある。
その数字が、刻一刻と減っていくので、ガイの表情は非常に厳しい。
まだハルキは、倒し終えていない。
喚具化した自分の武器である、大きな剣を必死で揮っているが、蝗のような異邦神の脇腹に刺さって体液が呼び散ってはいるものの、まだ致命傷は与えていない。
喚具化というのは、粒輝力を用いて、自分専用の武器を、粒輝域の中で生成する能力だ。粒輝域の中でしか、効果を発しないが、粒輝域の中では、非常に強い武器を用いることが可能になる。どんな武器かは、個々人により違う。ハルキの場合は、それが大きな剣だ。なお慣れると、自分の好きな武器を喚具化できる。
その時、無事にハルキが、異邦神の頭を切り落とした。
体液が緑色の滝のように飛び散っている。
ホッとしたように吐息したハルキが、大きな剣を地面に置いた。
それからすぐに、自分の意思で、ハルキは粒輝域を解除した。一時間経たずとも、己の意思でも解除可能なのである。
それを見て取り、ガイは深々と背中を背もたれに預けた。
椅子にもたれかかり、両腕を組む。
ヒヤヒヤさせられたが、正義の味方を育成している以上、あまり己が手を出すのは望ましくないと、ガイは考えている。長い脚を伸ばして、大きく息をし、気を抜いた。
粒輝域が解除されたので、今は深雪センタービルも元の通りに戻っている。
街行く人々は、皆平和そうだ。
それから、二十分ほどして、正義の味方達の本部である、深雪市役所の最上階に、ハルキが戻ってきた。
「やったよ、ガイ先生!」
満面の笑みのハルキの声に、立ち上がって、先程までの表情が嘘のように、快活に笑いながら、ガイが頷く。白衣を揺らしながら、彼はハルキに歩みよる。ハルキは174cmという別に低くはない身長なのだが、186cmのガイにはとても叶わない。博士でもあり、指導者でもあり――時に手本というか、ハルキでは本当にどうしようもない相手を簡単に倒してくれるガイは良き先生だ。同時に粒輝力の研究者で、粒輝力の、天空人やそれぞれの国、日本、世界各国における、脳機能の違い――ようするに粒輝力の違いなども調べている。
「本当によくやったな」
両頬を持ち上げて、口角を片側だけ動かしにやっと笑ったガイを、大学生のハルキは俗に言うイケオジだと思っている。
それからは、今回の異邦神についての報告を、ハルキからガイは受けた。
会津深雪市役所の最上階にある、正義の味方の本部――通称・スフィダンテには、明るいムードが漂った。
――状況は、お世辞にも芳しくない。
今、モニターの向こうでは、この地域、もっというならば会津深雪市の正義の味方であるハルキが戦っている。この国中に、今、異邦神を倒すために、正義の味方とそれを支援する者がいる。これは一般の国民には知らされていない現実だ。多くの場合、異常気象として片付けられる気候の変化が、それらの場所には見られやすいが、国を挙げてそれらは隠蔽されている。
異邦神というのは、天空にある闇青国ドゥルンケルハイトが地上に降りてきた者達のアジトから、放たれている。その者達は、いわゆる悪の組織だ。それらは、日本中に存在する、霊脈の随所に施された封印を破壊し、そこに闇青国の力を流して、日本を制圧することを目的としている。霊脈に闇青国で生成した粒輝力の青闇粒子を大量に流し込むことで、日本列島の属性をドゥルンケルハイトと同一に変化させることが目的だ。それを達成すれば、日本列島は目には見えない部分で、ドゥルンケルハイトの一部という扱いになる。各大陸には、それぞれの色があり、その色を変える事で、自国の属国などにすることが可能だ。
霊脈というのは、日本列島の大地に走っている、目には見えない水路のようなものだ。現在は、そこには、日本特有の色彩の力が流れている。その特に脆い場所には、色が変化してしまわないようにと、古から現在に至るまで、国の要人が、封印を施している。
その封印を破壊されれば、その綻びから、別の色の水が流れ込んでくるようなイメージだ。
さて、その色を変化させる粒輝力であるが、これは天空の国では誰もが持つ力である。地上の者から見ればある種の超能力のようなものだ。ただ、実際には、地上の人間の脳では多くの者が眠らせている能力を、天空の人々は解放している状態だといえる。地上の人間の脳には、使われていない部分が多々ある。その中のいくつかを、天空の人々は用いており、その結果、ある種の超能力じみた力を持っていて、それを粒輝力と呼んでいるのである。
さてそれが天空の国である青闇国ドゥルンケルハイトや、今モニターを凝視しているガイが来た、希聖国ポラールシュテルン、また既に滅んだいくつかの天空の国においては、普通の存在であり、また各国の位置する大陸を天空に飛行させる動力源でもある。天空独自の科学技術も、多くの場合粒輝力を用いている。
そして異邦神を倒すために、この国の住民の中から、脳機能的に粒輝力を使用可能な者、先天的に天空の者と同じように、粒輝力を操れる地上の者を、正義の味方と位置づけて、悪の帝国であるドゥルンケルハイトに対抗するべく、希聖国は教育と指導・補助をする者を派遣している。その一人で、この会津深雪市を担当しているのが、ガイだ。
なぜドゥルンケルハイトが『悪』かといえば、それは勿論異邦神で結界を破壊しようとし、日本を制圧しようとしているからである。
ガイは紫色の瞳を次第に険しくしていく。形の良いアーモンド型の瞳の下には、薄らと赤い隈がある。真剣すぎる、気迫在る面持ちだ。その時、画面の向こうで、深雪センタービルが倒壊した。蟲型の異邦神が、蝗のような口を開けて、ビルの側面を喰い破った結果である。
――あと、十五分。
モニターの下部に表示されている数字を見て、ガイは唇を噛む。
実際に今、建造物が倒壊しているわけではない。
というのは、粒輝域が展開されているからだ。
粒輝域は粒輝造成によって構築される、特殊なフィールドだ。指定した範囲の周囲を粒輝力が覆うことで、ある種の結界がそこに生じる。粒輝域の内部での死や負傷、街の破壊は、粒輝域から外に出たり、粒輝域が消失すると、無かったことになる。怪我は癒え、建物は何事も無かったかのようにそこにある。たとえば粒輝域の内部で、死んだり倒したりした場合は、青い小さな菱形の粒子になって消滅する。だが、死んだ場合は、粒輝域が解除された瞬間に、その死んだ場所に立っている形になる。ただ見た目は治るが、負傷した箇所には、暫くの間残存ダメージが残る上、死亡した場合は、数日は眠りから目覚めない。
即ち、粒輝域の内部で、人間は死はない。ただ、異邦神は、倒すと復活しない。代わりに、倒せなければ、街に喚具化されてしまう。これは人工生成物だからだ。粒輝力で生み出されている異邦神は、粒輝域内部でその力が消失してしまうと、元には戻らない。だが、人間が構築する粒輝域が消失した場合、堂々と本来の世界で活動可能となる。勿論、建物を壊すことが彼らの目的ではなく、霊脈の封印の破壊が主なのだが、時には建造物を攻撃することもあれば、住民に目撃されてしまう場合もある。
異邦神は、その時々で見た目を変える。蟲であったり、魚であったり。
ただし知性はもたない。
なお、異邦神が基本的には、街を攻撃しないのは、悪の帝国ドゥルンケルハイトが、制圧後に、街が破壊されている状態を望んでいないからだ。
さて――正義の味方や、天空からきた者だけが粒輝造成可能な、粒輝域であるが、これは実は、最長で一時間しかもたない。一時間を越えると、自動的に消失する。そのため、異邦神や、敵の悪の組織の者達との交戦は、一時間以内に終える必要がある。
その数字が、刻一刻と減っていくので、ガイの表情は非常に厳しい。
まだハルキは、倒し終えていない。
喚具化した自分の武器である、大きな剣を必死で揮っているが、蝗のような異邦神の脇腹に刺さって体液が呼び散ってはいるものの、まだ致命傷は与えていない。
喚具化というのは、粒輝力を用いて、自分専用の武器を、粒輝域の中で生成する能力だ。粒輝域の中でしか、効果を発しないが、粒輝域の中では、非常に強い武器を用いることが可能になる。どんな武器かは、個々人により違う。ハルキの場合は、それが大きな剣だ。なお慣れると、自分の好きな武器を喚具化できる。
その時、無事にハルキが、異邦神の頭を切り落とした。
体液が緑色の滝のように飛び散っている。
ホッとしたように吐息したハルキが、大きな剣を地面に置いた。
それからすぐに、自分の意思で、ハルキは粒輝域を解除した。一時間経たずとも、己の意思でも解除可能なのである。
それを見て取り、ガイは深々と背中を背もたれに預けた。
椅子にもたれかかり、両腕を組む。
ヒヤヒヤさせられたが、正義の味方を育成している以上、あまり己が手を出すのは望ましくないと、ガイは考えている。長い脚を伸ばして、大きく息をし、気を抜いた。
粒輝域が解除されたので、今は深雪センタービルも元の通りに戻っている。
街行く人々は、皆平和そうだ。
それから、二十分ほどして、正義の味方達の本部である、深雪市役所の最上階に、ハルキが戻ってきた。
「やったよ、ガイ先生!」
満面の笑みのハルキの声に、立ち上がって、先程までの表情が嘘のように、快活に笑いながら、ガイが頷く。白衣を揺らしながら、彼はハルキに歩みよる。ハルキは174cmという別に低くはない身長なのだが、186cmのガイにはとても叶わない。博士でもあり、指導者でもあり――時に手本というか、ハルキでは本当にどうしようもない相手を簡単に倒してくれるガイは良き先生だ。同時に粒輝力の研究者で、粒輝力の、天空人やそれぞれの国、日本、世界各国における、脳機能の違い――ようするに粒輝力の違いなども調べている。
「本当によくやったな」
両頬を持ち上げて、口角を片側だけ動かしにやっと笑ったガイを、大学生のハルキは俗に言うイケオジだと思っている。
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